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Yamareco

記録ID: 3417026
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ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳 (北沢峠より往復)

2021年08月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
9.1km
登り
1,151m
下り
1,161m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:59
休憩
0:07
合計
5:06
7:09
60
8:09
8:09
39
8:48
8:50
30
9:20
9:21
38
9:59
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9
10:08
10:09
5
10:14
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9
10:23
10:24
26
10:50
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32
11:22
11:24
50
12:14
12:14
1
12:15
ゴール地点
天候 快晴、稜線は南東の風5〜10m/s程度。さらりとした涼しい風で、実に快適。100点満点といってもよい稜線漫歩日和でした。
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●中央高速諏訪ICから国道152号を経て約1時間で仙流荘の登山者用駐車場(無料)へ。午後10時頃到着し、そのまま車中泊しました。翌朝午前6時05分発の北沢峠方面行きバスは行列60人ほどでした。
●仙流荘前で乗ったバスは林道の工事現場手前まで。5分ばかり歩いて現場脇を通過し、別のバスに乗り換えて北沢峠に着きました。運賃は登山荷物付きで大人一人往復2,140円でした。
●バスは待ち人数がまとまると随時出してくれることがあるようです。実際、帰路のバスの定刻は12:30でしたが、10分ほど前に臨時便として出発しました。
コース状況/
危険箇所等
●よく整備された一般登山道です。歩いてみると、道の勾配を緩く抑えようと工夫がこらされているのが分かりました。
●仙丈小屋の水場が渇水状態で、また馬の背ヒュッテの水場は使えないそうです。必要な水は下で汲んでおいたほうがよさそうです。
その他周辺情報 仙流荘の日帰り入浴。大人一人500円でした。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
数年ぶりにやってきました、北沢峠。午前7時過ぎ登山開始です。
2021年08月06日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 7:06
数年ぶりにやってきました、北沢峠。午前7時過ぎ登山開始です。
登山道は山梨・長野県境の尾根を登っていきます。風は涼しく快適。しかも直登ではなくトラバースとヘアピンカーブを繰り返し、勾配が緩くなるように工夫されています。深田久弥はこの尾根を急で長いと書いていますが、その時代は直登の道だったんでしょうか。尾根通しの踏み跡らしきものも見かけたので、そうだったのかもしれません。
2021年08月06日 07:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 7:31
登山道は山梨・長野県境の尾根を登っていきます。風は涼しく快適。しかも直登ではなくトラバースとヘアピンカーブを繰り返し、勾配が緩くなるように工夫されています。深田久弥はこの尾根を急で長いと書いていますが、その時代は直登の道だったんでしょうか。尾根通しの踏み跡らしきものも見かけたので、そうだったのかもしれません。
マルバダケブキだけが生えて花をつけています。鹿が多そうですね。
2021年08月06日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:05
マルバダケブキだけが生えて花をつけています。鹿が多そうですね。
五合目の分岐。右は藪沢、左は小仙丈。せっかく天気がよいのだし、閉鎖中の山小屋に用はないよなあと思い、往復ともに尾根ルートをとることにしました。
2021年08月06日 08:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:10
五合目の分岐。右は藪沢、左は小仙丈。せっかく天気がよいのだし、閉鎖中の山小屋に用はないよなあと思い、往復ともに尾根ルートをとることにしました。
せっせと標高を稼いでいると、次第に先の青空が見えてきました。もうすぐかな。
2021年08月06日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:19
せっせと標高を稼いでいると、次第に先の青空が見えてきました。もうすぐかな。
ハイマツ帯に出ました。六合目です。
2021年08月06日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:25
ハイマツ帯に出ました。六合目です。
振り向けば甲斐駒の岩峰がどーんと。黒戸尾根の上の方みたいな雰囲気の道です。日差しはありますが風が乾いていて涼しいので快適に歩けました。
2021年08月06日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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8/6 8:43
振り向けば甲斐駒の岩峰がどーんと。黒戸尾根の上の方みたいな雰囲気の道です。日差しはありますが風が乾いていて涼しいので快適に歩けました。
小仙丈ヶ岳頂上到着。
2021年08月06日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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8/6 8:49
小仙丈ヶ岳頂上到着。
標高1、2、3位が順番に並んでいます。
2021年08月06日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:49
標高1、2、3位が順番に並んでいます。
ちょっと遠いですが標高3位タイと5位も見えました。
2021年08月06日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:50
ちょっと遠いですが標高3位タイと5位も見えました。
塩見岳の向こうに見えるのが標高6、7位かな。日本の屋根を一望できます。
2021年08月06日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:50
塩見岳の向こうに見えるのが標高6、7位かな。日本の屋根を一望できます。
小仙丈沢カールと仙丈ヶ岳。素晴らしい眺めです。
2021年08月06日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:52
小仙丈沢カールと仙丈ヶ岳。素晴らしい眺めです。
手前の尾根上に延びるのは丹渓新道。そのまた手前の谷間に馬の背ヒュッテが見えます。
2021年08月06日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 8:58
手前の尾根上に延びるのは丹渓新道。そのまた手前の谷間に馬の背ヒュッテが見えます。
進むにつれて山が少しずつ姿を変えていきます。これもまた晴れた日の山登りの楽しみ。
2021年08月06日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:00
進むにつれて山が少しずつ姿を変えていきます。これもまた晴れた日の山登りの楽しみ。
八合目あたりの岩場。大したことはありませんが、慣れていない方はちょっと苦労されます。
2021年08月06日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:10
八合目あたりの岩場。大したことはありませんが、慣れていない方はちょっと苦労されます。
右へ行くと藪沢カールを降りて仙丈小屋。後でここに戻ってくることにして、とりあえず直進しました。
2021年08月06日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:21
右へ行くと藪沢カールを降りて仙丈小屋。後でここに戻ってくることにして、とりあえず直進しました。
山頂部がいよいよ近づいてきました。
2021年08月06日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:27
山頂部がいよいよ近づいてきました。
頂上ひとつ手前の小ピーク。てっぺんに小さな石碑らしきものが光っているのが見えます。直登コースにはペンキで×印が書いてありますが、気になって、背後から回り込むことにしました。
2021年08月06日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:32
頂上ひとつ手前の小ピーク。てっぺんに小さな石碑らしきものが光っているのが見えます。直登コースにはペンキで×印が書いてありますが、気になって、背後から回り込むことにしました。
これがその石碑でした。仙丈ヶ岳の現在の三角点は画面奥の山頂に設置されていますので、少なくとも現役の三角点ではなさそうです。表面は風化し、刻まれた文字は判読できませんでした。正体不明。何でしょう??
2021年08月06日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:36
これがその石碑でした。仙丈ヶ岳の現在の三角点は画面奥の山頂に設置されていますので、少なくとも現役の三角点ではなさそうです。表面は風化し、刻まれた文字は判読できませんでした。正体不明。何でしょう??
仙丈ヶ岳頂上に到着。
2021年08月06日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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8/6 9:40
仙丈ヶ岳頂上に到着。
鳳凰三山です。
2021年08月06日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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8/6 9:57
鳳凰三山です。
鋸岳の向こうに八ヶ岳連峰。
2021年08月06日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:58
鋸岳の向こうに八ヶ岳連峰。
乗鞍が見えます。
2021年08月06日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:58
乗鞍が見えます。
中央アルプスの向こうに御嶽、そしてそのまた向こうに北陸の白山がちらっとのぞいています。
2021年08月06日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 9:58
中央アルプスの向こうに御嶽、そしてそのまた向こうに北陸の白山がちらっとのぞいています。
大仙丈ヶ岳のピーク。仙塩尾根、いつかたどってみたいと思います。
2021年08月06日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 10:01
大仙丈ヶ岳のピーク。仙塩尾根、いつかたどってみたいと思います。
藪沢カールの底に仙丈小屋が見えます。
2021年08月06日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 10:02
藪沢カールの底に仙丈小屋が見えます。
こちらは西に延びる地蔵尾根。長すぎて不遇の道。10年位前でしょうか、山と●谷誌がこの尾根のルポを出していました。ああいうマニアックな記事は夢をかき立てられて好きです。
2021年08月06日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 10:07
こちらは西に延びる地蔵尾根。長すぎて不遇の道。10年位前でしょうか、山と●谷誌がこの尾根のルポを出していました。ああいうマニアックな記事は夢をかき立てられて好きです。
仙丈小屋を振り返ったところ。画面左上から降りてきて、今また登り返しているところです。
2021年08月06日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 10:20
仙丈小屋を振り返ったところ。画面左上から降りてきて、今また登り返しているところです。
小仙丈の尾根に復帰しました。甲斐駒を正面に見ながらの下山です。
2021年08月06日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
8/6 10:42
小仙丈の尾根に復帰しました。甲斐駒を正面に見ながらの下山です。
いそいそと歩き続けて、北沢峠12:30発のバスに間に合いました。これから数分後、集まった乗客約30名を乗せて、このバスは臨時便として峠を後にしました。いいお天気に恵まれて、最高の眺めでした。仙丈ヶ岳の神様に感謝です。
2021年08月06日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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8/6 12:17
いそいそと歩き続けて、北沢峠12:30発のバスに間に合いました。これから数分後、集まった乗客約30名を乗せて、このバスは臨時便として峠を後にしました。いいお天気に恵まれて、最高の眺めでした。仙丈ヶ岳の神様に感謝です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ
備考 水をたくさん。

感想

この山は仙塩尾根縦走(目標です)の一部としていずれ頂上を踏みたい、それまでは…と思っていましたが、この調子だといつになるか見当もつきません。せっかく天気もよさそうだし、思い立って北沢峠往復だけで歩いてみました。派手なところのない、しかし端正な感じのお山でした。3000m峰を比較的手軽に楽しめるのもいいですね。

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技術レベル
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