南アルプス仙丈ヶ岳(北沢峠テント泊)
- GPS
- 02:01
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
天候 | 7日 晴れ 8日 晴れのち時々雨 9日 時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
往路 芦安ー広河原 乗り合いタクシー 広河原ー北沢峠 市営バス 復路 北沢峠ー広河原 市営バス 広河原ー芦安 路線バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届け 山梨県警にメールで提出 北沢峠バス停にも有りました コース状況 雨の後で泥濘など気になりましたが、一部は敷き石された登山道で、ほとんど泥濘は有りませんでした。 登山道ですので、普通に段差やザレは有りますが、問題有りませんでした。 下山に、藪沢を通りましたので、増水時が考えられるときは渡渉注意かと思います。 北沢峠からのルートに、一合目・二合目と表示があり目安になって助かりました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今年初の山行に仙丈ヶ岳を選択しました。
いろいろ有って、山に行こうの気持ちで半ば強行しました。
かなり天気は心配だったのですが、なんとか1日半持てばと都合よく思って出発です。
昨年も、北沢に2泊して甲斐駒ケ岳に登ったので、今回もそのパターンで挑みます。
今回は、最初からミスがあり結果的に、ハードになりました。
ミスは追々書き込みします。
7日朝自宅出発
朝の混雑も避けてスムーズに、芦安の市営駐車場に到着。
白峰会館(バス停)前の駐車場は、平日なのに車が多かったです。
スムーズに付いたので、ちょうど乗り合いタクシーの出発時間で、スムーズに広河原に向け出発となりました。
ここで、最初のミスと言いますか我慢になりました。
タクシー車内がハッカの臭いが強烈で強烈で、乗っている間に鼻の中までハッカが染み込んだ感じになりました。ハッカを我慢してようやく広河原に到着してホットしたところに、第二の我慢が発覚しました。
なんと、北沢行きの市営バスの待ち時間が1時間半あります。
テント場に早く着いたからと言ってすることも無いのですが、バス待ちに一時間半は長いし、昼時で腹は減るしでテンションダウンです。バス待ちの一番前にザックを置いて、とりあえずその辺をブラブラしました。アルペンプラザの中を見たりで、始めて二階に売店が有るのを知りました。土産の他に、アルファ米とかガスボンベとか、結構忘れ物したら助かるような物を置いていました。天気も良いので、河原に下りて写真を撮ったりとなかなか暇つぶしに苦労します。
バスはたぶん定刻に北沢に向けて、最前列に座って満席で出発です。隣の補助席には、途中の野呂川出会いで降車する方が座り釣りの話をしながらでした。峠に着いたら、テント場に移動しきれいになった駒仙小屋で手続きして、そそくさとテント設営です。腹が減っているので、小屋の行ったらランチ終了で、峠の長衛山荘に行き午後2時までのランチにセーフで、山菜そばを食べました。少々なのか結構なのか汗もかいていないせいか、うまいけど味濃いです。
昼食も済んでやることも無いので、明日の下見に二合目まで行ってきました。お茶のペットボトル一本持って、軽い気持ちで登りはじめました。北岳見晴らし台を目指したつもりが、二合目に着いてしまったが正しいのですが。橋を渡って直ぐに、北岳見晴台とあるのですが、場所がぜんぜん判らなくて、上に登って行ったのが本当です。指の矢印があるのですが、場所がぜんぜん判りませんでした。これが本日3個目のミス・我慢になります。下見をしたと思って諦めました。
いい運動もしてテントに戻れば、ぼちぼち回りは夕食の準備が始まりです。我が家は、明日の準備をしてから夕食をすませ、ほろ酔いでおやすみなさいです。
8日仙丈ヶ岳へ
昨日は、暗くなる前に寝たのでえらい早く目が覚めました。まだ、午前1時です。ここからが、寝ては物音でめを覚ましを繰り返して、三時半に完全起床です。外に出ると満天の星空が広がります。かなり天気は期待を持ってしまいました。早出のの人は出発し始めて、我が家も朝食を済ませて、ぼちぼち体も軽くして出発準備です。空も白みかけてきていますがヘッデン点けて、仙丈に向います。昨日の下見でコースもばっちり、二合目到着。荷物は最低なので、身軽だし長い急な登りも無くサクサクと歩が進みます。三合目・四合目と表示もあり、目標があって気分も楽です。ただ、日が昇るにつれて天候の悪さが見えてきました。小仙丈を過ぎてから、霧雨になりポツポツと来て、久しぶりの雨具登場となりました。まだ、先のガスは酷くないのですが、風上を見るとやばそうな雲があり何れはの感じでした。
ホシガラスが結構飛び回って居たので、雷鳥も期待したのですが。一匹遠目でよく判りませんでしたが、らしい鳥を見ました。這い松の中から、飛出て直ぐ近くの岩陰で羽をバタバタしていました。たぶんこれが、雷鳥と信じています。
この後は、降ったり止んだりの雨の中黙々と、展望も無いので咲いている花を見つけながらの山行となりました。
本日は、余裕で長衛山荘ランチに間に合いまして、また山菜そば塩分補給プラス葛餅パフェで糖分補給しました。
このまま明日も天候が悪いのであれば、今日中に帰ろうかの話になったのですが。取り合えず、バス時間を見て最終午後4時と確認してテントに戻りました。時間が有るので、少々昼ねをして帰ることに決断です。雨の中、テントを片付けバスに間に合うようにいそいそとバス停に向います。すると、バスが見え始めるとバスが動き出しました。時刻は三時半です。まだ次もあるんだと思いながらも、不安な気持ちで2台もバスを見送ります。バス停に着いて時刻表を見ると、最終でした。時期・曜日で時刻が違うのを見間違えていたのです。しょんぼりとテント場に戻り、同じ場所に雨が降ったり止んだりの中テントを張って、夕食の準備をしながら自棄酒を飲みつつ今回の何度目かのミス・我慢をかみ締めて満腹とほろ酔い、そそくさと寝ました。
9日帰りの日
今日は、雨音と風の音で一度目が覚めても、そのまま爆睡に戻りました。昨日と違い疲れもあり極端に早く目が覚めませんでしたが、周りが出発準備の音でさすがに目覚めとなりました。我が家も今日は、朝一番のバスで下山したいので朝食、片付けをいそいそと始めます。やはり、雨は降ったり止んだりでタイミングが悪いと強く降る中の片付けとなりました。7時25分発に乗るため、テント場を後にします。林道を峠に向って行くと、バスの待機所先にドーンと丸ごと1本、道路を塞ぐ倒木です。雨で濡れるのとありゃ帰れるので、写真を撮るのを忘れてしまいました。倒木を跨いで、バス停に取り合えず到着。先着の方に倒木の話をしたら、連絡してあるとのことで、撤去しに来るのを待つしかないそうな。昨夜は、確かに強風と雨音で目が覚めたが、木が倒れるほどとは思いませんでした。かなり立派な木が一本倒れました。無事撤去されて、広河原に下山し直ぐに甲府行きバスに乗り継いで、市営駐車場の戻りました。広河原で乗り合いタクシーの運転手さんに甲府行き・市営駐車場と聞かれて、バスで行くと答えました。来るときのハッカ臭事件があるので、帰りはバスでと決めていました。山梨交通のバスで正解です。林道が細道なので、補助で乗務員が乗車します。車掌さんですが、要所で案内をしてくれたり、説明があったりで観光バスの気分です。車掌さんも元バスガイドか現役かわかりませんが、口調がバスガイドで妙に楽しいです。
最後に、気分良く市営駐車場到着です。
朝9時から入浴可能な、白峰会館で風呂に入りスッキリして無事帰宅できました。
何かと、ミス・我慢・トラブルがありましたが、良い経験と言うことで大事に至らず、めでたし、めでたしでした。
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