記録ID: 35208
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雪山ハイキング
甲信越
戸谷峰、六人坊、烏帽子岩
2009年03月07日(土) [日帰り]
- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
5:35帯所橋脇P−6:3473鉄塔−6:54戸谷峰7:13―8:12六人坊―8:33三才山―8:43三才山峠―9:32烏帽子岩入り口―9:46烏帽子岩10:00―10:56三才山トンネル出口―11:10駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道256号線三才山トンネル手前の野間沢橋脇から、送電線巡視路を入ります。階段を登ってしばらくは、歩きづらい道ですがじきにしっかりしたものになります。73番鉄塔から尾根道となりますが、戸谷峰までは20cmの積雪でした。 六人坊へは尾根を辿ります。途中痩せたところもありますが、両側はしっかり樹があるので特に危険はありません。平坦な尾根は雪が多く40〜50cmでした。 三才山峠からの林道は最中状の雪が50〜60cmで、一番疲れました。烏帽子岩の祠の回りも氷状でした。全般に予想外の積雪でした。 |
写真
感想
先週、鏡台山から見た蝶ヶ岳越しの穂高がよかったので、もっと近くの迫力ある穂高を見たいと思い、松本の戸谷峰を訪ねました。残念ながら穂高はほとんど雲に隠れていましたし、大気の透明度も今一でした。
かねてから辿りたかった、六人坊から三才山峠の縦走をしました。こちらは展望も優れず戸谷峰ほど歩かれてはいないようですが、尾根を外さないようにさえすれば問題はありませんでした。日本庭園のような美しい松が一杯あり、それなりに楽しい尾根歩きです。ただ予想以上に雪が多かったです。極めつけは林道で60cm以上のモナカで、閉口しました。僅か1.5kmを50分もかかりました。
烏帽子岩からはただ林道を下れば良いと思っていたのですが、どうも様子が違います。烏帽子岩からは最初は尾根を下り始めてみましたが、雪のせいもありほとんど歩かれている様子もありません。地図を忘れてしまったので、地形の状況が全く分かりません。思案しましたが進退窮まったら戻ればよいと思い、尾根を外して下りました。傾斜がきつく結局沢を降りることになってしまいました。心細いこと数十分、何とか急な枝沢を終えましたが、今度は高い堰堤が目の前に聳えています。
辺りを良く見ると、なんとなく踏み後らしきものがあり、登るとそれなりの道が出来ていて、古いながら太い麻のロープも張られてました。ようやく国道に出たときは本当にホッとしました。今年一番精神的にも肉体的にも疲れた山行でした。
事前準備が不十分だったこと、大いに反省しました。
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コメント
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naochanさんこんにちは。
いつも丁寧に書かれた山行記録いつも楽しみに拝見させて頂いています。
254号の三才山トンネル、東京から松本方面に行く時、中央高速の混雑を避け上信越道経由で何回か利用しましたが、その周辺の山は全くしりません。
長野県は3000mクラスの有名な山がたくさんありますが、そうでない静かなそれなりの山がたくさんあり、いいですね。
長野県に住みたい願望がまた燃えてきました。
いつもご覧いただきありがとうございます。
「松本平の周囲は山岳の景観に恵まれていて、東は2000mを前後する美ヶ原溶岩台地と鉢伏山。西は3000mに近い常念岳を筆頭に、後には穂高連峰や乗鞍岳がちらほらする。だから1600m余のこの山に興味がないのも無理はない。あまつさえ地形図にも道とてなかった。ところが、美しの大地の北に松本平を睥睨するかのように、どっしりと孤高を誇る形のよい山があった。戸谷峰である。もし、海なし県ならぬ山なし県へこの山を運んだとすれば、おそらく県下一の名山として崇め奉られるに違いない。」(丸山晴弘氏)の文章に興味を持って初めて戸谷峰を訪れたのが5年前でした。続く尾根を辿ってみたくてようやくかないました。山しかない長野県ですが、金欠病の私はそれなりに楽しませてもらってます。
それにしても今回は、里山歩きに「慣れた」自分への良い戒めでした。
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