屋久島1泊2日縦走(太忠岳・宮之浦)
- GPS
- 34:19
- 距離
- 37.2km
- 登り
- 2,419m
- 下り
- 2,803m
コースタイム
5:45 ヤクスギランド登山口−6:05 太忠岳登山口−8:15 太忠岳(15分休憩)−10:00 太忠岳登山口−12:20 大和杉−17:00 石塚小屋
9/28
7:05 石塚小屋−7:55 花之江河−10:05 宮之浦岳−11:45 新高塚小屋−12:25 高塚小屋(30分休憩)−13:05 縄文杉−13:50 ウィルソン杉−16:05 荒川登山口
天候 | 9/28 晴れのち雨 9/29 雨時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
船 飛行機
8:40 羽田発 SKY301便 17:55 鹿児島発 SKY308便 (フェリー:片道\8,200、往復\15,000) 13:20 鹿児島港発 トッピー115便 13:30 安房港発 トッピー (宿:一期一会) 1泊夕食のみ¥6,200 1泊2食つき \6,700 (タクシー) 安房→ヤクスギランド \3,800 (バス) 荒川登山口→屋久杉自然館 \850 屋久杉自然館→警察署前(安房) \220 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】ヤクスギランド、荒川登山口、民宿等でも登山届提出可能 【マ ッ プ】etrex20、山と高原地図 【ト イ レ】石塚小屋、高塚小屋、新高塚小屋 【水 場】山と高原地図の水場マークは不明な箇所多し 【温 泉】今回は利用なし 【危 険】雨天時に増水しやすいので渡川は注意(宿の情報では尾之間ルート上にある渡川ポイントは雨天時は大変危険とのこと) |
写真
装備
個人装備 |
ツェルト 1
レインウェア 1 上下
シュラフ 1 モンベル#3
シュラフカバー 1
エアマット 1
ダウン 1
エマージェンシーセット 1
食糧 3 3日分
非常食 0.5
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感想
早いもので山旅から1週間経ってしまいました!!
今回はの山旅は5年越しの夢であった屋久島縦走です。
予定では2泊3日ののんびりプラン。
初日にヤクスギランド→石塚小屋。
2日目に石塚小屋→屋久島三山→高塚小屋。
3日目に高塚小屋→白谷登山口。
を計画していました。
が、3日目の船の出発が13時30分。
下山して風呂入って土産買って・・・なんて考えるとバスの時間等もあるし慌しそう。
とりあえず、初日石塚小屋まで行って残りの体力や天候を考えて決めようと・・・
9月28日:1日目
昨晩、6時にタクシーを予約しました。
本当は5時にしたかったけど、6時前に迎えに来てもらうと2割増しになるようです。
さて、タクシーに揺られること30分、ヤクスギランドに到着です。
当たり前ですが、この時間にヤクスギランドなんて誰もおりません(笑)
準備体操ををすませヘッドランプつけて出発です。
滑りやすい木道に気をつけながら太忠岳の登山口に向かいます。
途中、分岐を見落とし少々遠回りになりましたが、6時40分に到着。
先に結論から言ってしまいますが、このマイナールートが今回の山旅で一番ステキなトレイルでした。
縄文杉ルートなんて観光登山者のための整備されたルートですからね〜、やたら人も多いし・・・
その点、こちら側は緑色濃く自然の森の奥深さを感じることができます。
登り続けること1時間30分、太忠岳に到着です。
息を飲む巨石、ここによじ登りコーヒーを淹れます。
ガスで眺望はイマイチでしたが、横になると自然の中に溶け込んでいくようです。
今回の山旅はこれで終了でもいいかなと思えるほどでした(^^)v
ここからヤクスギランドに下りるのですが、ここで会ったのは女性ソロ3人。
美人さんだったのでメルアドでも聞いておきゃよかったなど邪な思に後ろ髪引かれながら石塚小屋に向かいます。
ここからは延々と登りでして、一番しんどいルートでしたね〜
水も底をつき、途中の川渡ポイントで給水です。
このルートはさらにマイナーでして出会ったのは大和杉までの往復をしていた男性一人。
太忠岳登らなければ、足も残っていたのですがヘトヘトになりんがらの石塚小屋到着でした。
明るいうちに水補給と思い、荷を降ろして水場を探します。
が見つからず・・・、結局沢の音を聞き分け藪こぎし水を確保しました。
さて貸切の小屋でディナータイムです。
地図を広げ、明日の行程を熟慮します。
タクシーのおっちゃんが言っていた台風来てるよ〜の言葉が気になります。
出発前は台風情報はなかったはずなのに・・・
もちろん携帯など繋がりませんから最新の情報は手に入りません。
明日、5時に出発して昼ごろ新高塚小屋に着けば、そのまま荒川まで下りてしまおうと決め21時に就寝しました。
9月29日:2日目
4時の目覚まし前から激しい雨音で何度も目が覚めました。
朝になっても状況は変わらず・・・
のんびりしようと2度寝です。
7時、小屋の前はまるで池のようです・・・
黒味岳、永田岳は今回は寄らずに宮之浦を踏んで高塚小屋に向かうことにします。
雨の花之江河、ここも憧れのポイントでした。
少しガスがかかり幻想的な雰囲気です。
マップには水マークがありますが、ここでも水場は確認できませんでした。
栗生岳手前ほどでしょうか、数人の登山者に出会いました。
みな昨夜は高塚小屋で一泊し淀川経由で下山するプランのようでした。
その後、ガスガスでしたが九州最高峰宮之浦岳(1,936m)で一人スナップを撮り感慨にふけ入ります。
この日のルートはアップダウンはあるものの昨日のような疲れるルートではありません。
ここからは下りになります。
11時30分、高塚小屋が見えてきました。
遅めのスタートでしたが黒味・永田に行かなかったので予定通りの到着です。
ここで水を1Lほど確保し新高塚小屋に向かいます。
12時30分、新高塚小屋に到着です。
ここで30分ほどコーヒーを淹れお昼休憩をとります。
泊まるか迷いましたが、ゴローS-8の浸水がひどくこのまま下山してゆっくりしようと決めました。
それに午後なら縄文杉ルートも人が少ないだろうと・・・
甘かったです。
縄文杉前は相変わらずの盛況振りでした(^^;
ここであるガイドさんから注意?忠告?がありました。
ガ:「どこから来たのか知らないけど、大きな荷物背負ってずいぶんノンビリしてるね。」
俺:「石塚から来ました。これから荒川まで下りようと思います。」
ガ:「バスの最終知ってるの?俺らは貸切バスだからいいけど間に合わないよ。」
俺:「最終は18時ですよね?ここからな楠川まで15時、荒川に16時に着くと思うので、それほど焦ってませんよ。」
ガ:「そんな時間にこれから下りれるわけないだろう。山を舐めるな!!」
お客さんのおばちゃんたちも冷ややかな視線がつきささります。
実力がないクセに無謀な単独登山者といった感じに写ったのでしょう・・・
ここから先は観光地なので特筆することはないですね。
まぁ未熟者なりに16時に荒川登山口に到着〜
もう1日仕事が休めれば、のんびり楽しめたんですが・・・
まぁ、それでも念願の屋久島縦走、充分に楽しめました。
追伸:
今回の山旅では3年履いているゴローS-8の浸水に泣かされました。
山から帰ってくると必ず水洗い→防水ワックスと手入れしていたのですが・・・
買ってからなんどか浸水がありましたが、今回のような浸水は初めてです。
鹿児島空港での荷物預け場で出発時より3kgも重量がましてました(><)
土産類はすべて宅急便ですから・・・
山旅後、関東は雨が降り続いているのでなかなか乾きません。
先ほど見たら、ソールにはカビが生え金具類からは錆が出てきてます。
買い替えかなぁ
それから、屋久島ではどこでも水が飲めるといいますが、世界遺産となり動物の殺生ができないエリアです。
シカの数も増えています。
なるべく苔の上を流れる(ろ過効果)湧き水を選んで汲みましたが、浄水ボトルなんてあると安心かなぁと・・・
雨が降ったあとならいいのですが、少し渇水気味だと???な水場もありましたね。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
以前屋久島に滞在したことのあるbettyさんは
感慨深いものがあったのではないでしょうか。
それにしても一日目の行動時間、長っ! 笑
私も先日11時間歩き通しだったのですが、
もう、うっへ〜〜でした。
くにんさん、そうですよね。
自分としてはオーバーワークでしたね。
宿のオヤジに淀川小屋から一日で荒川まで歩けるよ〜なんて言われたもので
日焼け止め忘れたのも手伝ってか、帰ってから口唇ヘルペスが出てしまいた
5年越しの夢でしたので、ひとり石塚小屋で飲んでいるときはテンション上がって歌ってしまいましたよ(笑)
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