新穂高〜双六〜槍ヶ岳〜新穂高

2021年09月27日(月) ~ 2021年09月29日(水)

• GPS: 28:02
• 距離: 43.2km
• 登り: 3,586m
• 下り: 3,594m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 2:27
• 合計: 11:48

3:17 新穂高登山指導センター
3:28 3:33 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
3:51 3:52 お助け風穴
4:12 4:12 中崎橋
4:24 4:26 笠新道登山口
4:38 4:38 わさび平小屋
4:57 4:58 小池新道入口
5:57 6:00 秩父沢出合
6:23 6:23 チボ岩
6:44 6:46 イタドリが原
7:15 7:33 シシウドヶ原
8:23 8:28 鏡池
8:30 8:31 鏡平山荘
9:20 9:20 弓折乗越
9:26 9:26 弓折岳
9:30 9:30 弓折岳(分岐)
9:45 9:47 大ノマ乗越
10:03 10:09 弓折岳(分岐)
10:10 10:10 弓折岳（三角点）
10:13 10:13 弓折岳
10:28 10:28 弓折乗越
10:41 10:42 花見平
10:55 10:56 くろゆりベンチ
11:22 11:22 双六池
11:31 13:05 双六小屋
13:20 13:21 双六岳巻道分岐
13:23 13:23 双六岳中道分岐
13:58 13:59 中道分岐
14:19 14:25 双六岳
14:56 14:58 双六岳中道分岐
15:00 15:00 双六岳巻道分岐
15:12 双六小屋

2日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 2:43
• 合計: 9:28

15:12 双六小屋
5:33 5:53 樅沢岳
6:32 6:32 硫黄乗越
7:21 7:21 左俣乗越
8:50 8:54 千丈乗越
10:10 10:48 槍ヶ岳山荘
11:12 11:19 槍ヶ岳
11:28 12:40 槍ヶ岳山荘
13:07 13:08 殺生ヒュッテ
13:18 13:27 ヒュッテ大槍
13:40 13:40 殺生ヒュッテ
14:11 14:22 槍ヶ岳山荘
14:24 飛騨乗越

3日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 2:37
• 合計: 9:41

14:24 飛騨乗越
5:11 6:05 大喰岳
6:16 6:16 飛騨乗越
6:24 7:33 槍ヶ岳山荘
7:44 7:47 飛騨乗越
8:37 8:47 飛騨沢千丈乗越分岐
10:28 10:42 槍平小屋
11:27 11:28 藤木レリーフ
11:34 11:34 滝谷避難小屋
13:06 13:06 白出沢出合
13:43 13:51 穂高平小屋
14:15 14:15 小鍋谷ゲート
14:27 14:27 新穂高温泉駅
14:31 14:31 新穂高温泉バス停
14:39 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ〜曇り。28日夜は降られました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘上の無料駐車場。26日の23時で4割くらいの駐車台数でした

コース状況／危険箇所等

地震の影響で、東鎌尾根のヒュッテ大槍から肩の小屋までの部分が崩落したようです。

写真

9/27 3:17

やってきました新穂高。23時に駐車場着いて仮眠したものの、楽しみすぎて2時半に起きちゃって暇なのでスタートしました。小学生の遠足状態。

9/27 3:30

林道は飽きるのでヘッデン歩行くらいが緊張感あってちょうど良いです

9/27 4:25

笠新道分岐。まだまだ真っ暗です。

9/27 4:38

ワサビ平小屋は朝食の支度時間でしょうか。

9/27 4:57

小池新道のはじまり。

9/27 5:28

ようやくヘッデン無しで歩けるようになりました。

9/27 5:31

今回の裏テーマ、山スキーエリアの下見。まずは大ノマ乗越。

9/27 5:51

大槍小槍が見えてきました。

9/27 6:16

チボ岩はどれなのか。

9/27 6:20

穂高の峰々も見えてきました。

9/27 6:43

段々と陽が差してきました。

9/27 7:19

シシウドが原。気持ちの良い休憩処です。大ノマ乗越ダイレクトならこのまま直登でいいのかな。

9/27 7:53

熊の踊り場。踊っていても会いたくない。

9/27 8:10

紅葉が綺麗な季節です。

9/27 8:19

快晴の鏡平。素晴らしい場所です。
この時南岳くらいの方角からもの凄い崩落の音が。この前の地震でいろんなところが脆くなっているのでしょうか。そういう場所に来ていることを肝に銘じて歩みを進めます。

9/27 8:29

氷のノボリがいい感じです。

9/27 8:54

標高を上げます。鏡平と槍の位置関係。

9/27 8:56

快晴。暑い。今日のテントは双六小屋の予定なのですが、この先ちょっと寄り道。

9/27 9:44

ここを見ておきたかったのです。

9/27 9:49

大ノマ乗越。左股谷へのフォールラインは最高に気持ち良さそう。反対の双六谷側は木が多く、雪が着かないとわかりません。

9/27 9:59

笠ヶ岳への稜線。ここもいつか歩きたい。

9/27 10:04

戻って弓折岳。

9/27 10:23

このルートは常に槍に見つめられながら歩きます。

9/27 10:39

花見平。明日歩く西鎌尾根が長い。

9/27 10:50

色づくナナカマドと双六岳。

9/27 10:59

さあ見えてきました今夜の宿場。

9/27 12:37

4番乗りで到着。真ん中あたりの平な場所をゲット。

9/27 12:46

お昼ごはんは久しぶりのアルファ米シリーズ。相変わらず美味い。

9/27 13:14

午後は双六岳へ。

9/27 13:20

十二年前にここを通った時は雲の平山荘を目指していたので頂上はスルー。でもその時通った中道の印象があまりに良かったので、今回も中道を歩いてみます。

9/27 13:54

ここから雲の平までの道は歩いてて本当に気持ち良いルート。北アルプスの大らかな一面を感じます。

9/27 14:14

雲が上がってきました。

9/27 14:17

双六岳頂上は残念ながらガス。

9/27 14:29

大ノマ乗越の双六側。あれ滑れるの？

9/27 14:30

双六岳頂上から小屋に戻る途中の、写真でよく見るあの場所。

9/27 15:12

小屋に戻るとテント場も賑わっていました。

9/27 17:10

我が家もポジションが良かったのか、囲まれてしまいました。

9/27 17:35

鷲羽岳と雲海。お休みなさい。

9/28 5:36

二日目は樅沢岳から日の出を望んでそのまま西鎌尾根へ。

9/28 5:51

黒部源流にも朝日が。

9/28 6:05

硫黄乗越。乗越って名の付く場所って、昔は人が歩いてたってことですよね？凄すぎます。

9/28 6:26

今日はひたすら槍を目指します。

9/28 7:05

今、紅葉のピークは2,600mくらいでしょうか。

9/28 8:03

千丈沢乗越に近づくにつれ要注意箇所が出てきます。

9/28 8:03

たぶんこの場所が西鎌尾根の核心。

9/28 8:29

ザレ岩は普通に怖いです。

9/28 8:54

大槍小槍もだいぶ近づきました。

9/28 8:54

飛騨沢の全容が見えてきました。

9/28 8:59

振り返る西鎌尾根

9/28 9:55

千丈沢乗越から肩の小屋までは危険な場所は無いのですが、見えている景色のスケールがデカすぎて歩みが辛いです。

9/28 9:56

やっと大槍小槍が。

9/28 9:59

西鎌尾根、ありがとうございました。

9/28 10:46

なんとテント場今日の一番乗りでした。「どこでも好きな場所を選んでください」とのことでしたので一通り見ましたが、やっぱりA！テント内からの景色は槍だけを写した額縁です。
ただこのサイト、夜にちょっとした問題がありました。

9/28 10:49

さて一息ついて槍の穂先へ。
以前西鎌を歩いた時は縦走だったのと、穂先に取り付く人のあまりの多さにスルーしてしまいました。

9/28 10:52

上り下りルートを分け、徹底的に事故の危険を抑えた見事なコースです。

9/28 11:08

こんなすごい所まで簡単に来れてしまいます。

9/28 11:08

簡単に来れる場所でこの高度感はヤバいですね。

9/28 11:08

小槍。どーやって登るの！？
でも大槍もクサリハシゴ無ければクライミングの世界ですよね。

9/28 11:10

高い所から見える景色は好きですが、高い所自体は好きでないので滞在時間3分で降ります。

9/28 11:25

降りてきたらガスが。この日は夕方まで晴れたりガスったりでした。

9/28 12:38

午後はお散歩。「空身になると羽が生える」というのは本当です。超楽。
殺生ヒュッテ〜ヒュッテ大槍〜東鎌〜肩の小屋をラウンドしようと思っていましたが先日の地震で東鎌尾根が通行不可。ヒュッテ大槍ピストンに変更。

9/28 12:49

槍沢のカールも滑ったら気持ち良さそう。

9/28 12:53

殺生ヒュッテ側から見る大槍はすごい角度です。穂先へのルートが弱点を突いていることがよくわかります。

9/28 13:02

天狗原の紅葉が素晴らしいです。いつか行ってみたい。

9/28 13:19

ヒュッテ大槍から。東鎌尾根、またいつか。

9/28 13:23

北鎌尾根は雲がかかってましたが、オーラが凄いです。

9/28 13:33

ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテの間は、距離は無いですが割とスリリングでした。

9/28 13:36

穂先から槍沢までストーンと落ちる稜線が綺麗です。

9/28 13:39

殺生ヒュッテのインフォメーション

9/29 5:36

三日目のご来光は大喰岳から。
昨夜、雨に降られました。霧雨のような雨で大したことなかったのですが、ふとマットの下に手をやるとなんとビッショビショ。サイトの真ん中が窪んでいてテントの壁から落ちた水が全てテントの下へ。
二十年近く使っているテントだけに耐水圧は全く期待していなかったのですが、水溜りの中では当然浸水。。
まぁマットの厚さ3.5cmの上までは浸からないだろうし、幸い荷物を置いていたテントの端の方は大丈夫だったので、運命に身を任せて寝ました。
サイトはA。おそらく一番稼働しているサイトなので、真ん中が窪んだのでしょう。晴れている時は全く問題なく最高の場所ですが、雨の時は要注意です。

9/29 5:40

浸水テントで疲弊した心を癒す素晴らしい朝焼け。
富士山と八ヶ岳も雲の上に。

9/29 5:42

赤く染まる穂高連峰

9/29 5:44

なんも言えん瞬間。

9/29 5:47

飛騨側の笠ヶ岳だけに陽が。大キレットから溢れた光でしょうか。

9/29 7:57

濡れたテントの撤収に、いつも以上に時間を割いて、さあ2,000m下ります。
山スキーのメジャールート飛騨沢を観察しながら歩きます。

9/29 8:09

2,800m地点上側

9/29 8:10

2,800m地点から下側

9/29 8:21

2,700m地点から上側

9/29 8:21

2,700m地点から下側

9/29 8:33

2,600m地点から上側

9/29 8:33

2,600m地点から下側

9/29 8:38

千丈沢乗越ルートとの分岐

9/29 8:56

これが宝の木でしょうか。

9/29 8:59

9/29 9:24

徐々に足が、特につま先が痛くなってきました。

9/29 9:37

最終水場。下りでは最初の水場。

9/29 9:50

9/29 9:52

中の沢？でしょうか。

9/29 10:15

槍平のテント場

9/29 10:42

槍平小屋。

9/29 10:44

奥丸山からの沢。ここからの雪崩が凄いらしいです。

9/29 11:00

ここから新穂高までは上りで歩いてるはずですが、ほとんど覚えてません。南沢出会いからそのまま登ったような…

9/29 11:24

有名なレリーフ。

9/29 11:30

渡渉部とカメラ。本当に助かります。

9/29 11:32

有名な避難小屋

9/29 11:35

登山道損壊箇所が。

9/29 11:41

両岸が急峻な沢なので仕方がないです。

9/29 11:52

チビ沢。この沢が荒れるなんて信じられないです。

9/29 12:40

白出沢到着。登山道はここまで。ここからも長いですが…

9/29 13:44

お昼ご飯食べたかったけど、休みでした！

9/29 14:02

穂高平小屋からのショートカットルートは途中で崩落してました。

9/29 14:08

9/29 14:25

ようやくロープウェイ上まで来ました。

感想

NatsukiG3

記憶を辿れば十二年ぶりの新穂高、北アルプス中央部。登山指導センター目の前の駐車場にあった温泉で6泊7日の山行で疲労した体を癒した思い出が遥か昔のように感じます。
体力の低下と体重の増加により、ここまで歩けなくなるものかと悲しくなる瞬間も多々ありましたが、やっぱり北アルプス最高です。