<武奈ヶ岳(坊村〜イン谷口)>はじめての比良山系
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
9:40登山口 - 10:34"846m"地点 - 11:13御殿山 - 11:24ワサビ峠
- 12:00武奈ヶ岳山頂12:40 - 12:58コヤマノ分岐 - 14:10金糞峠
- 15:17大山口 - 15:33イン谷口
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・JR堅田駅東口のすぐ北にコインパーキングあり。(1日400〜600円) ・駅前バス停は長蛇の列 ・ダイヤ上は午前中の便は8:50発のみでしたが、臨時便が出ていました。 ・臨時便は平と坊村のみ停車。(堅田から坊村までは約40分) >復路 ・イン谷口から比良駅までのバスは、午後は16:00と16:40の2便のみ。 (7月〜11月末までの期間限定運行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
>JR堅田駅〜坊村 ・バスの運転手の方々が"「"ぼうむらだいら"にお越しの方は〜」と 言うので、地元では坊村のことをぼうむらだいらと言うのかと 思っていたら、"坊村"や"平"にお越しの方は、という意味でした。 (地味な勘違いですが、自分のような初めて来たよそ者にとっては トラブルの種と思うので、念のため記載しておきます) >坊村〜武奈ヶ岳 ・坊村(290m)から"846m地点"までの最初の550mが今回のコースで 最も急な登りになります。 ・その後、御殿山からワサビ峠までいったん下ってまた登りますが、 最初の急登に比べれば実に優雅な山旅が続きます。 >武奈ヶ岳〜金糞峠 ・山頂直下はそこそこ急な下り坂ですが、基本的には緩やかな下り。 ・山頂から小一時間で到着する十字路から下は、渓流沿いの渡渉が続くので スリップに注意。 >金糞峠〜イン谷口 ・基本的にゆっくり進めば問題なし。 ・途中通過する青ガレは、日本アルプス3000m越の高山域と見紛う、 がっつりしたガレ場でした。 (なんであんなのが標高600mあたりにあるのか、実に不思議) ・大山口とイン谷口のちょうど真ん中あたりの所に公衆トイレがあります。 |
写真
感想
無雪期の山旅の経験は増えてきたものの、いまだに雪山は一回もなし。
去年の冬も結局どこへも行けなかったので、今年こそは雪山の経験値を上げたい!
ということで、この秋のうちに近場で雪山の練習場として冬登れそうな山を
下見すべく、初めて滋賀は比良山系、武奈ヶ岳を訪れてみました。
練習場の条件は電車でアクセスしやすくて雪が積もる山。
伊吹山も棄て難く、なかなか行き先を決められなかったので、前々から一度
どっか一緒に登ろうと言ってた知人に選んでもらいました。
朝。
JR堅田駅前に8:30頃車を停め、坊村行きのバス乗り場へ。
発車時刻は8:50ですが、見れば既に5、6人のこじんまりした列が出来ているじゃ
ないですか。
一応並んでおくか、とザックを置いて暫くするうち、
電車が到着したのか見るまに大行列に急成長しました。
うわー絶対全員乗れへんやん、と思っていたら臨時バスが到着。
すみません、もっと人気のない山だと思ってました。
運転手いわく、臨時バスの行き先は「ぼうむらだいら」とのこと。
なるほど、地図では坊村だけど、地元の人は坊村平と呼ぶのか。
満員の登山客を乗せ、30分ほど揺られたところでバスは路肩に停車。
降車間際に念のため運転手にここは坊村かと訪ねると
「いや、坊村はまだ先。ここは平」との返事。
「ぼうむらだいら」のお陰で危うく登山口を間違うところでした(汗)
「平経由の坊村行き」、いやせめて「平、坊村行き」って言わないかい普通?
登山口手前は良い感じの神社。
寺社仏閣好きとしては後ろ髪引かれる思いで山行開始。
序盤は地図にあるとおり、なかなかの急登。
こんもりした森の中を一気に600mほど高度を上げていきます。
そして846m地点まで上がってしまえば、あとは秋模様の穏やかな気候の中、
緩やかな登山道を歩いて御殿山へ。一気に眺望が開けます。
武奈ヶ岳山頂付近は全然木々に覆われていないため、1200m程度の山とは
思えないほどの見晴らしのよさ。
ワサビ峠まで少し下り、西南稜から気持ちのよい縦走路を辿って、山頂到着。
序盤の急登と後半の快適さとのギャップというかツンデレな感じが
どことなく荒川三山を連想させる、南アルプスっぽいルートでした。
山頂で昼飯を食べて、比良駅に向けて下山開始。
途中の分岐点から八雲ヶ原方面に行く人が多かったので地図を良く見ると
そっち経由で帰るルートでもあまり時間変わらなかったんですね。
名前のインパクトが強すぎて、金糞峠経由しか見えていませんでした。
後でググったら綺麗な八雲ヶ原の写真がたくさん出てきてちょっと後悔。
渓流を10回以上渡渉しつつ、金糞峠に到着。
坂の向こうに見える琵琶湖のほうへまた下山していくと、
青ガレと呼ばれるガレ場が出てきました。
標高は600m程度なのに、アルプスの3000m付近のような雰囲気。
槍ヶ岳、槍沢ルートの播隆窟手前によく似ているなと思いつつ通過。
青ガレから先は傾斜もゆるくなりました。
比良駅行きのバスはイン谷口というところから出るとのこと。
インとか言うからには旅館か何かがあるのだろうからそこでトイレを借りるか、と
途中の公衆トイレをすっとばし、いざ到着してみれば、建物などどこにもありません。
地図をよく見たらイン谷口のそばに、「イン谷」という青い文字が。
イン谷の口だからイン谷口なのね。。。
ちなみに、帰りのバスもすし詰め状態でした。
最初から最後まで地名にふりまわされた山行でしたが、歩きごたえのある山でした。
また冬に来ます(・∀・)b
アルプス系の運チャンは丁寧だけど、こういう所は地元民にしか通じない感じで不安だね
今週の寒波で結構雪があちこちで降って、行ける山選ぶのに苦労するわ
そうそう、せめて公共交通機関くらいは地元民ノリは辞めて欲しいわー。
それにしても、ほんま急にくっそ寒くなったよね。。。
いよいよ冬山。装備揃えていかんと。
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