塔ノ岳〜丹沢山

2013年11月02日(土) ~ 2013年11月03日(日)

• GPS: 28:30
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,581m

コースタイム

1日目10:00大倉尾根口-11:10大倉高原山の家テント場
2日目5:00大倉高原山の家テント場-7:00堀山の家-8:20塔ノ岳山頂9:00-10:10丹沢山山頂11:00-12:00塔ノ岳山頂-13:00堀山の家-14:00大倉高原山の家テント場15:00-15:40大倉尾根口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

秦野中井ICから車で30分くらい。駐車場は、ビジターセンターが夜間禁止なので24時間のコインパーキングを利用。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はほとんど無いが、一部崩落の跡があり、修復中の場所あり。（金冷しの前あたり）

写真

11/2 10:15

駐車場から登山口まで向かいます。

11/2 10:16

登山口に着きました。

11/2 10:16

大倉尾根口の看板。カオス。。

11/2 10:19

林道を進みます。

11/2 10:21

出たヒル看板。11月だからさすがに大丈夫だよね・・？

11/2 10:32

ソワソワ下にヒルがいないか見て歩いてしまいます。

11/2 10:46

観音茶屋に到着。テン泊ザック重いし今日はあまり歩かないので早速休憩しちゃった。牛乳プリン150円。少し塩っ気があって美味しかったです。

11/2 10:59

テント場は大観望とあるコッチかな・・？

11/2 11:15

大倉高原山の家に着きました。小屋は行った時まだ空いてませんでした。しかし大観望って・・この景色？という微妙に街が一望できる景色でした。
小屋の主人の洒落なのかな？

11/2 11:31

山の家の上がテントゾーンになっていました。
自分達のテントが3番目でスカスカでした。
登山客は多いけど、塔ノ岳テン泊する人ってあまりいないみたいですね。

11/2 16:25

本日の夕飯。インスタントラーメンに、具材は角煮、ウズラの卵、味噌汁の野菜。

11/2 16:44

完成。油揚げが違和感な感じありますが中々美味しいです。

11/2 18:20

大観望からの夜景。標高600mからの街の灯りです。

11/3 6:07

2日目。早朝5時にヘッドランプをつけて出発。
明るくなってきた6時半頃の写真。すでに大倉尾根の階段地獄がはじまっています。

11/3 6:11

駒止茶屋に到着〜

11/3 6:21

鹿の一家を発見。分かりにくいですが、左の牡鹿は立派な角をしていました。iphoneを向けると敏感に走り去っていきました。

11/3 6:28

おお、フゥジサーン！曇ってるけど見えてる！

11/3 6:40

堀山の家に到着。トイレが中々に強烈でした。

11/3 6:55

また長い階段。黙々と登ります。

11/3 7:03

振り返ると美しい山並みが見えてきました。
元気を貰えて助かります。

11/3 7:06

お、もうあとちょっと？

11/3 7:06

う、う〜ん・・・

11/3 7:12

まだまだ続きます。

11/3 7:15

これは優しいゆるやかな階段。

11/3 7:22

と思いきや急に岩の道も。

11/3 7:29

段差のキツイ階段。

11/3 7:30

でも振り返ると序々に素晴らしい光景が。もっと登りたくなる。

11/3 7:30

富士山！ついに顔をあらわしました〜！

11/3 7:39

花立山荘に到着。良い景色です。
一服したいのを我慢して先に進みます。

11/3 7:41

曇ってるけど、眺望は素晴らしい。水墨画の世界みたい。

11/3 7:52

個人的にここの階段が嫌でした。段差が高い。

11/3 7:57

またさらに登り、視界開けました。

11/3 8:00

塔ノ岳山頂が見える。もうちょっとだー！

11/3 8:00

11/3 8:02

元気が沸いてきます。

11/3 8:06

紅葉も終盤ながらところどころ綺麗。

11/3 8:06

一部崩落したての危なそうな箇所。そっと歩けば大丈夫だと思いますが。

11/3 8:08

あとちょっと！やっとここまできました。

11/3 8:13

11/3 8:16

鹿が多くて単純に喜んでもいられない現実があるようですね。鹿が山にしか餌を求められない環境にしてしまったのも人間なんだろうな。

11/3 8:23

それにしても最初から最後まで階段一本槍！作った方々天晴れです。

11/3 8:25

11/3 8:25

ラストファイトー！

11/3 8:27

到着しました！富士山グレート！！！

11/3 8:27

おつかれ様でした〜。

11/3 8:41

11/3 9:02

尊仏山荘でバッチを購入して丹沢山に向かいます。

11/3 9:03

朝なのでガラガラ、良い時間を山頂で過ごせました。

11/3 9:16

一部切り立ったところで、要注意な場所があります。

11/3 9:35

右が丹沢山。左が蛭ヶ岳かな？

11/3 9:37

青空が少しづつ出てきました。

11/3 10:06

11/3 10:12

丹沢山山頂到着です。百名山だけど、塔ノ岳よりどう見ても地味です。（どうも調べてみると百名山でいう、丹沢山の定義ってこの山域全体を指すようです）

11/3 10:20

みやま山荘。バッチ購入しました。

11/3 11:57

塔ノ岳に戻ってきてビックリ！なんだこの人の数（笑）

11/3 12:24

下山中また鹿がいました。至近距離で撮らせてくれました。

11/3 12:29

11/3 14:03

テント場戻ってきました。

11/3 15:34

無事下山。お疲れ様でしたー！

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

tonoyutaka

今回の3連休は中日だけ天気が少し良い予報。
どこへ行こうかと思案し、去年から何回か行こうと計画して
悪天候やヒルを恐れて頓挫していた丹沢に行くことに決めた。
丹沢には初めて行くがさすがにもうこの時期ヒルは出ないだろう・・出ないでくれ。

神奈川なのでいつも乗りなれた関越や中央道でなく、圏央道で高尾山ICまで行って
その後下道。やはり都会なので信号がやたら多い。
ケチらず首都高・東名を使うべきだった。

秦野ビジターセンター近くの駐車場に到着。
初日はテントを担いで大倉高原山の家まで1時間強歩くだけ。
時間がありすぎるので、近くの山岳スポーツセンターにいってクライミングウォールを見学し、トラバース用のボルダリングできる壁で少し遊ぶ。難しい。

11時頃登山を開始した。登山口までアスファルトののどかな道を歩く。
大倉尾根口の看板を越えて登っていくと、ヒル注意の看板が。
うわぁ・・・1匹たりとも会いたくないなぁ。。ほんとに大丈夫かなぁと思いながら登る。道端を注意深く見つめながら歩くが幸い見つけることは無かった。

観音茶屋に到着。150円の牛乳プリンがあったので頂く。美味しい。
店のおばさんが優しそうな人だった。
大倉高原山の家にはすぐ着いた。小屋を見たが鍵が閉まっておりやっていないようだ。水とトイレは使えるようなので大丈夫だろう。（その後小屋も開いた様子だった）

小屋の上がテントスペースとなっていた。
40張くらいできそうな野っ原。うちが3組目で、どうもマニアックな場所らしい。
実際このテント場も、「山と高原地図」を詳細表示しないとアイコンが出てこなかった（笑）
丹沢でテント泊ってあまりしないのだろうか。登山者は多いがその後もテン泊者はほとんど増えなかった。やる事もないのでiphoneで写真をアップしたり、ツイッタ−で友人とやりとりしたりして過ごす。ドコモにiphoneを変えたのだが山で繋がりやすくなるようになった。やっぱり噂通りドコモは山に強いらしい。

翌朝、4時に起きて5時にスタート。
真っ暗なのでヘッドランプをつけて歩き出す。
未知の山で、いきなりヘッドランプはちょっと怖い。
危険箇所や道迷いするような所は無いようだが。
ルートを細かくチェックしながら1時間ほど進むと明けてきた。
曇りなのであまり明るくはない。

しかし噂に聞いていたので覚悟していたが大倉尾根、通称バカ尾根といわれる階段につぐ階段の坂。山に登るというよりは部活の朝練とかでトレーニングしているような気分だ。延々登る。途中いくつかの茶屋があって休憩ポイントは多いが中々ハードだ。毎週登山をしていないようだったら相当音を上げていたと思う。

堀山の家を越えて花立山荘に向かうあたりでようやく背後の景色に山並みが見えはじめ美しくなってきた。富士山も見える。
素晴らしい光景が序々に見えてきて、「もっと標高をあげれば、もっと見える。」とやる気が出てきた。道は相変わらず延々階段だが、さまざまなバリエーションの階段を登る。最後の最後まで階段の大倉尾根にちょっとこだわりを感じてしまい、清々しいとさえ思えた。

塔ノ岳山頂に到着。目の前に広がる富士の大展望に息を呑む。
曇りだが眺望良く、水墨画のような幻想的な色合い。とにかく美しい。
早朝スタートでガラガラの山頂を贅沢に堪能し、丹沢山へ。

丹沢山への道は結構な急坂を登ったり降りたりで時間以上に長い感じはした。
空に青空が少し見えはじめ太陽の光が差し込んできた頃、山頂到着。
こちらは正直塔ノ岳山頂ほどの眺望も感動も無かったが、とりあえず百名山ゲットということで。昼食後、バッチを買い下山開始。

再度塔ノ岳山頂に戻ってくるとあまりの人の数に仰天。
時間が違うだけでこんなになるのか・・とテント泊早朝出のプランで本当に良かったと確認する。

ここからの下りは少年達が走ったり、けたたましいおば様達が前に立ちふさがってどうにも抜けなかったりと中々う〜んという感じだった。
そして鬼階段をまた下りるのでなかなか膝にダメージが蓄積される。
やわらかく降りるように心がけても階段だと中々それが難しい。

そんなこんなありながらも順調にテント場到着。
満足するほどがっつり歩けて、トレーニングにも良さそうな丹沢の山。
ご褒美の富士の大展望もあり充実感ある山行になった。




トイレコ（一般家庭の綺麗なトイレが★5つ基準）
■大倉高原山の家
★（1.5)
バイオトイレ。
洋式・和式あり。狭い。
ドアの鍵が木札的な心もとない感じ。隙間あり。
トイレットペーパーはあるが少ししっとりしている。

■みやま山荘
★★（2)
バイオトイレ。結構綺麗。
ただトイレットパーパーはお持ち帰りルールでビニール袋に入れる仕組みになっている。

■堀山の家
★（0.5）
結構衝撃的だった。
木をくり貫いた感じの穴に、何かおがくずを撒くようになっているのだがルールが分からず。
「よく来た！まーすわんなさいよ」と壁に主人の言葉が書いてあるが、座る勇気出ず。