蛭ヶ岳 (敗退)
- GPS
- 10:41
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,703m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
天候 | 下のほうは晴れ 標高1500mぐらいから上はガスの中で強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
十数台ぐらい駐車可 |
写真
感想
Kさんは登山歴おおよそ1年の山ガールw 以前は六甲の3〜4時間コースをよく歩き、半年ほど前に関東に引っ越してきて最近は丹沢をちょこちょこ。2000メートルを超える高山の経験は、11月に本沢温泉から硫黄岳を目指して夏沢峠過ぎの樹林帯を超えて強風で撤退。これまでの最長行動時間は9時間ぐらい(晴天時)でどちらかと言うとあまり体力には自信がない様子…
Kさんと実際の山行でご一緒するのは初めて。塩水橋からなら蛭ヶ岳へ日帰りで行けるかもしれないと知り、早朝4時集合や厚木で前泊wまでして挑むKさんのためにもなんとか蛭ヶ岳まで行きたかったのですが、残念ながら強風の荒天に阻まれて不動ノ峰付近までとなりました。
前を歩いてもらうと案の定ペースが速すぎるKさんにペースを落としてもらい、息切れしないペースでゆっくりゆっくりと丹沢山まで3時間40分。Kさんも「今のところ疲れ全くなし。ゆっくり登ればこんなに楽なんだ」とのことで、ここまでは全て想定通りの展開だったのですが… ここからは… ちょっときついコンディションでした〜
みやま山荘を出てからは、細かな装備の手直しや強風に阻まれペースがガクッと落ちます。想定していたタイムをオーバーしてきたこともあり、不動ノ峰休憩所で蛭までは行かずUターンすることを伝え了承してもらいます。少し早すぎる判断だった気もしますが、(如何せん山行でご一緒するのは初めてなので)Kさんのこれまでの最長行動時間等を考慮し、(安全側に大きく振って)マージンを十分に残した状態での撤退判断とさせてもらいました。
もう少しだけ進んで不動ノ峰から棚沢ノ頭への下りの途中で霰が降ってきたこともありそこでUターン。時間的な余裕もできたので写真を撮ったりしながらゆっくりみやま山荘まで戻り、カレーを食べました。小屋番さんが「ヤマレコに載って、最近カレーの注文が増えたw」と言ってましたwww 自分一人の山行だと山小屋に立ち寄ってゆっくりすることとかほぼ無いのですが… こういうのもいいですね〜^^
その後もゆっくりと塩水橋までピストンで下りました。トータルで11時間弱の行動となりましたが、Kさんもいつもほどバテたりすることもなかったそうで、長く疲れずに(そして結果的には早く)歩くコツを少し掴んでもらえたようで良かったです。
残念ながら蛭ヶ岳までは行けませんしたが、良い山行でした。今回一日ご一緒させて頂いたので次回はもうちょっと踏み込んで判断できると思いますw (装備等)細かなところを整えて、もう少し日が長くなって、そしてまだヒルが出てこないうちにw、また行きましょう〜
パートナーの事を第一優先に考えての撤退。そして、僕にまで拍手をくださる。
素晴らしい紳士的な行動に拍手です。
その他、山レコにてurayasuさんの山岳歴を拝見させて頂きました。urayasuさんのは実力なら天候が悪くても今回お一人だったならおそらく蛭ケ岳山頂に余裕をもっていけたことでしょう。それもわかっていながら、パートナーの安全を考え撤退の決心をなさる。まさに山男の鏡です。
素晴らしいです。僕もurayasuさんのような山男になれるよう頑張りたいものです。
うーん、、、でも、僕は精神的にすごく幼稚で全然子供なので山で他人を心底思いやるのは永遠に無理かもです(笑)
最後に、赤岳全月登頂(素晴らしい挑戦だとおもいます。)頑張って下さいね。応援していますよー。
pyontaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
リンクされたblogを見てすぐにpyontaroさんだとわかりました。無事蛭ヶ岳まで行って帰ってこられていたのを見て、なんだか少し敵を取ってもらったような気分でしたw
時間が遅くなるほど風も強くなってきてる感じだったので「厳しかっただろうに凄いな〜!」と思ったのですが過去の山行歴を見て納得です。色々行かれてますね〜!
蛭ヶ岳はいずれ再挑戦したいと思ってます。できればKさん一緒のときに…^^
ではでは、またどこかでお会いできる日を楽しみにしております〜
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