記録ID: 399093
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸
雲ノ平と周辺の山々(折立起点、雲ノ平/水晶岳/高天原温泉/鷲羽岳/黒部五郎岳)
2013年09月11日(水) ~
2013年09月14日(土)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 80:05
- 距離
- 60.2km
- 登り
- 4,658m
- 下り
- 4,652m
コースタイム
9/11
6:58 折立登山口
9:18 太郎兵衛平 9:48
11:51 薬師沢 12:00
14:35 雲ノ平山荘 14:46
15:00 雲ノ平幕営地
9/12
6:30 雲ノ平幕営地
8:34 水晶小屋
9:01 水晶岳 9:06
10:14 岩苔乗越
11:54 高天原
12:17 高天原温泉(入浴) 12:50
13:08 高天原山荘
13:48 高天原峠
14:20 雲ノ平奥スイス庭園
14:56 雲ノ平(昼食) 15:30
15:51 雲ノ平幕営地
9/13
6:00 雲ノ平幕営地
7:51 ワリモ北分岐 8:11
9:08 鷲羽岳 10:09
11:07 三俣山荘 11:25
12:11 三俣蓮華岳 12:54
13:52 黒部五郎小舎幕営地
9/14
4:55 黒部五郎小舎幕営地
6:49 黒部五郎岳 7:50
10:44 北ノ俣岳 11:13
12:15 太郎兵衛平 13:03
15:05 折立登山口
6:58 折立登山口
9:18 太郎兵衛平 9:48
11:51 薬師沢 12:00
14:35 雲ノ平山荘 14:46
15:00 雲ノ平幕営地
9/12
6:30 雲ノ平幕営地
8:34 水晶小屋
9:01 水晶岳 9:06
10:14 岩苔乗越
11:54 高天原
12:17 高天原温泉(入浴) 12:50
13:08 高天原山荘
13:48 高天原峠
14:20 雲ノ平奥スイス庭園
14:56 雲ノ平(昼食) 15:30
15:51 雲ノ平幕営地
9/13
6:00 雲ノ平幕営地
7:51 ワリモ北分岐 8:11
9:08 鷲羽岳 10:09
11:07 三俣山荘 11:25
12:11 三俣蓮華岳 12:54
13:52 黒部五郎小舎幕営地
9/14
4:55 黒部五郎小舎幕営地
6:49 黒部五郎岳 7:50
10:44 北ノ俣岳 11:13
12:15 太郎兵衛平 13:03
15:05 折立登山口
天候 | 9/11 快晴 9/12 曇り時々雨 9/13 曇り後晴れ 9/14 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲートを通過できるのは朝6時からですので、当日入りで早朝から歩き始めることはできません。有峰林道の詳細は下記ページをご参照ください。 http://www.arimine.net/mysite2/toll_road2.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
[折立登山口〜太郎兵衛平〜薬師沢]樹林帯はさほど人の手が入っていないものの歩きやすい登山道。樹林帯を抜けて開けた台地に出た後、太郎兵衛平までは、綺麗に岩が敷き詰められた登山道です。太郎兵衛平から薬師沢までは、自然保護の為に整備された木道を歩くことが多いです。 [薬師沢〜雲ノ平アラスカ庭園]下りでは使いたくない苔むした大きな丸い岩がごつごつした急坂。今回の全行程で一番つらかったです。余裕が無くこの区間の写真を撮れておらず申し訳ありません。 [雲ノ平]基本的に自然保護の為の木道上を歩きます。 [雲ノ平〜水晶小屋]歩きやすい登山道。 [水晶小屋〜水晶岳]岩場が多くなるものの、難易度は極めて低いです。 [岩苔乗越〜高天原]秘境感漂い、何度か渡渉があるものの目印はしっかりあり、さほど歩きにくいということはありません。 [高天原〜高天原峠]歩きやすい登山道 [高天原峠〜雲ノ平奥スイス庭園]ハシゴも何度かある急坂。ただ難易度はそれほど高くありません。 [ワリモ北分岐〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜黒部五郎小舎]いずれも歩きやすくよく整備された登山道。但し、黒部五郎小舎が見えてから到着までの下りが急で地味に足にダメージがありました。 [黒部五郎小舎〜黒部五郎岳〜太郎兵衛平]いずれも良く整備された歩きやすい登山道。黒部五郎岳〜太郎兵衛平間は水場が無く、意外と距離があるので、出発時に余裕を持って補給しておいた方が良いと思います。 ●登山ポスト 当日、登山届は折立ではなく太郎平小屋に出すようにとの案内があり、太郎平小屋にて手渡しで提出。内容をしっかり確認しておられました。 ●下山後の温泉 グリーンパーク吉峰の中にある立山吉峰温泉で汗を流しました。綺麗で設備の整った温泉地です。詳細は下記のページをご参照ください。 https://www.yoshimine.or.jp/relax/01.html |
写真
既に7時前。林道のゲートオープンが6時なのでどうしてもこの時間になってしまいます。登山口には自動販売機も下山時に道具を洗えるブラシや水道もあります。ただ、登山届は太郎平小屋で提出するようにとの案内がありました。
薬師沢小屋。気持ちの良い清流脇の小屋でしばし休憩。写真に写っている10年以上愛用しているテント泊用ザックは、この時既に内側のPUコートが経年劣化でベトついており。この山行が最後となりました。
よくこの場所に小屋を作り維持して下さってると驚きと共に感謝。
尚、吊り橋を渡ってごつごつした河原の右側の壁のようなところから、雲ノ平に向かう急登が始まります。全行程で一番きつかった場所。余裕が無く写真も撮れていません。申し訳ありません。
尚、吊り橋を渡ってごつごつした河原の右側の壁のようなところから、雲ノ平に向かう急登が始まります。全行程で一番きつかった場所。余裕が無く写真も撮れていません。申し訳ありません。
樹林帯の急登を終えると、ご褒美の様な楽園の景観が。そう、ラピュタ。。じゃなく雲ノ平に到着です。ここから幕営地まではまるで夢のような楽園散策。屋久島でもこれほどの感激はありませんでした。
建て替えられたばかりで綺麗な雲ノ平山荘。こちらで二泊分の幕営料を払います。太郎平小屋から渓谷に入って以降、Docomoも電波が入らず、結局この後、鷲羽の稜線に出るまで電波は入りませんでした。しかし、この山荘では食堂に衛星テレビがあり、最新の天気予報が常に表示されています。翌日の天候が思わしくないことを確認。初日に雲ノ平まで入って快晴の元の楽園を堪能できて良かった:)
2日目は当初より温泉まったり休息日と決めていました。天候は今ひとつですが、霧の楽園はさらに幻想的です。折り畳み式のサブザックに地図とコンパス、水に非常食等々の必要最低限のものを入れて出発です。
短いけれど梯子などもある急登をこなすと、奥スイス庭園。霧がかかっているせいか、雲ノ平の中でも最も楽園感というか非現実ですらある美しい場所でした。しばし佇んでいました。1日目の快晴とこの日の幻想的な霧の二つの顔を見ることができて幸運でした。
この日の相棒は白州のHEAVILY PEATED。なにやらスコットランドの風景の様な(行ったことありませんが)雲ノ平幕営地。モルトととてもよく合います。もっとも、白州は日本のサントリー製ですが。。ま、気分として。その後読書など楽しみながらゆったりと過ごしました。
3日目も朝起きると霧の中。おかしいなぁ、前日に雲ノ平山荘で仕入れた情報だとこの日は晴れるはずだし、絶景を望みたいルートなのだけど。ま、歩いている内に晴れてくるだろうと歩きだします。でもやはり霧の雲ノ平も美しい。
黒部五郎小舎で幕営料の支払いがてら美味しいラーメンとビールを頂いた後、昼間っから酒を飲みつつ読書三昧でまったりします。この日のお伴はMARTELLのCORDON BLEUでした。ピューターなど金属のフラスコや折り畳み式ショットグラス、ロウソクのランタンなどを持ってくるからザックが重くなってしまうのですが、この雰囲気を味合うのもテント泊山行の楽しみの一つですから省けません。
雨が降って来て、仮眠をした後に夜目覚めると、満天の星に流星がひゅんひゅん線を描いていました。翌日の好天に期待できます。
雨が降って来て、仮眠をした後に夜目覚めると、満天の星に流星がひゅんひゅん線を描いていました。翌日の好天に期待できます。
北ノ俣岳。アップダウンもあまり無く、大展望の気持ちの良いトレッキングです。この日は折立方面からトレランで走ってこられた方と何人もすれ違いました。何やら大会があった模様。黒部五郎岳から太郎兵衛平までは水場が無いので、水を余裕を持って持参することが必要です。
太郎兵衛平に戻りました。すっかり濃霧です。この為、ここにザックをデポしてサブザックで薬師岳を往復しようという当初の計画は中止としました。薬師岳は折立からだと日帰りで行けますので、天気の良い時にまた来よう。
感想
ヤマレコを始める前の山行ですが、今までで一番充実した山行でしたし素晴らしい場所でしたので、どなたかの参考になればと思い遡って記録を書いてみました。
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槍・穂高・乗鞍 [4日]
北アルプスの北部、薬師・黒部五郎・三俣蓮華・鷲羽・水晶と雲の平に高天ヶ原温泉、贅沢な一周ルート
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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