豊後中村駅。九重町のマスコットであるミヤマキリシマの妖精が出迎える。この後男子便所に入っていったので、おそらく性別は男だろう。
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12/30 13:34
豊後中村駅。九重町のマスコットであるミヤマキリシマの妖精が出迎える。この後男子便所に入っていったので、おそらく性別は男だろう。
長者原。九重最大の登山基地。標高は1000mを超えていて積雪が多いが、それにも増して交通量が多いので路面は見ての通り全て融けている。せっかくのスパイクタイヤの出番は無かった。
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12/30 15:52
長者原。九重最大の登山基地。標高は1000mを超えていて積雪が多いが、それにも増して交通量が多いので路面は見ての通り全て融けている。せっかくのスパイクタイヤの出番は無かった。
この九重観光ホテルに泊まった。写真のように古びた外観からは想像しにくいが、内装は新しくてそこそこ豪華であり立派なホテルである。登山口から一番遠く離れているせいか、宿泊者は少なかった。
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12/30 16:09
この九重観光ホテルに泊まった。写真のように古びた外観からは想像しにくいが、内装は新しくてそこそこ豪華であり立派なホテルである。登山口から一番遠く離れているせいか、宿泊者は少なかった。
ホテルを出てさらに車道を登り続け、約30分後に牧ノ戸峠に到着。峠には大きな駐車場と施設があり、車と人で混み合っている。ライブカメラも設置されているようだ。今回はここの登山口から登る。
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12/31 8:35
ホテルを出てさらに車道を登り続け、約30分後に牧ノ戸峠に到着。峠には大きな駐車場と施設があり、車と人で混み合っている。ライブカメラも設置されているようだ。今回はここの登山口から登る。
アイゼンを装着して牧ノ戸峠を出発する。ここから登って行く人もかなりいる。しばらくは雪の積もった遊歩道の上を行く。この遊歩道は、最初のピークである沓掛山の近くまで延びているようだ。
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12/31 9:00
アイゼンを装着して牧ノ戸峠を出発する。ここから登って行く人もかなりいる。しばらくは雪の積もった遊歩道の上を行く。この遊歩道は、最初のピークである沓掛山の近くまで延びているようだ。
遊歩道が終わって登山道をしばらく行くと、沓掛山に到着する。見晴らしは良いが、あまりピーク感のない山だ。
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12/31 9:16
遊歩道が終わって登山道をしばらく行くと、沓掛山に到着する。見晴らしは良いが、あまりピーク感のない山だ。
沓掛山の山頂より。これから進む尾根道と星生山を見る。
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12/31 9:17
沓掛山の山頂より。これから進む尾根道と星生山を見る。
扇ヶ鼻の分岐近く。雪の量もかなり増え、樹氷が発達している。
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12/31 9:56
扇ヶ鼻の分岐近く。雪の量もかなり増え、樹氷が発達している。
星生山への分岐。ここでピークハントするか迷ったが、誰も行ってないようで踏み跡がないため断念。そのまま久住山方面に進むことにした。
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12/31 10:14
星生山への分岐。ここでピークハントするか迷ったが、誰も行ってないようで踏み跡がないため断念。そのまま久住山方面に進むことにした。
久住分れの避難小屋。もし星生山に登っていたら、この岩場の尾根を下らなければいけなかった。自転車ではちょっと厳しすぎる。行かなくて正解だ。
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12/31 10:29
久住分れの避難小屋。もし星生山に登っていたら、この岩場の尾根を下らなければいけなかった。自転車ではちょっと厳しすぎる。行かなくて正解だ。
ひと登りで九重連山の主峰、久住山の頂を踏む。久住分れから久住山までは登る人が多かった。
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12/31 11:03
ひと登りで九重連山の主峰、久住山の頂を踏む。久住分れから久住山までは登る人が多かった。
久住山東側のピークより。ちょうど晴れ間が重なって良い眺めを得た。左より、中岳(1791)、白口岳(1720)、稲星山(1774)。
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12/31 11:16
久住山東側のピークより。ちょうど晴れ間が重なって良い眺めを得た。左より、中岳(1791)、白口岳(1720)、稲星山(1774)。
稲星山は遮るものがない地形のためか、山頂付近で凄まじい強風に見舞われた。ピークでは10分ほど伏せたまま頭を上げることすらできず、ピークハントの写真も伏したまま撮影。風が少し弱まった隙をついて北側の斜面へ逃げ込んだ。稲星山へ登っている人は誰一人おらず、今回一番スリリングだったところだ。
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12/31 11:48
稲星山は遮るものがない地形のためか、山頂付近で凄まじい強風に見舞われた。ピークでは10分ほど伏せたまま頭を上げることすらできず、ピークハントの写真も伏したまま撮影。風が少し弱まった隙をついて北側の斜面へ逃げ込んだ。稲星山へ登っている人は誰一人おらず、今回一番スリリングだったところだ。
稲星山の北斜面を降りると、目前に中岳を控える。ここが九州本土最高峰となるので、何としてでも登っておきたいピークだ。
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12/31 11:56
稲星山の北斜面を降りると、目前に中岳を控える。ここが九州本土最高峰となるので、何としてでも登っておきたいピークだ。
中岳の南側斜面はかなりの急勾配で、一部岩場やロープ、ハシゴも登場する。10歩進むたびに息が上がって休止。
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12/31 12:17
中岳の南側斜面はかなりの急勾配で、一部岩場やロープ、ハシゴも登場する。10歩進むたびに息が上がって休止。
苦しい30分間の登りの末、九州本土最高峰、中岳(1791)に到着。写真の左奥は九重連山東側の盟主、大船山(1786)。なかなか風格のある佇まいである。
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12/31 12:32
苦しい30分間の登りの末、九州本土最高峰、中岳(1791)に到着。写真の左奥は九重連山東側の盟主、大船山(1786)。なかなか風格のある佇まいである。
中岳の西側に天狗ヶ城という双耳のピークがある。登っている人もいたが、疲労困憊でとても登る気がしない。すんなり諦めて、御池の方へと下った。
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12/31 12:44
中岳の西側に天狗ヶ城という双耳のピークがある。登っている人もいたが、疲労困憊でとても登る気がしない。すんなり諦めて、御池の方へと下った。
中岳の直下、御池へと降りてきた。中岳へは、こちらから登った方がはるかに楽だったようだ。御池は、MTBを乗車して反対側まで渡って行った。
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12/31 12:52
中岳の直下、御池へと降りてきた。中岳へは、こちらから登った方がはるかに楽だったようだ。御池は、MTBを乗車して反対側まで渡って行った。
久住分れから坊ガツルへの下り。反対側から自転車を担いでくる人が…。ついに同じ仲間に出会う。今まで同じことをしている人に出会ったことがなかったが、こんな冬山で遭遇するとは!
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12/31 13:11
久住分れから坊ガツルへの下り。反対側から自転車を担いでくる人が…。ついに同じ仲間に出会う。今まで同じことをしている人に出会ったことがなかったが、こんな冬山で遭遇するとは!
雪山に2台の自転車の図。昨日は大船林道から坊ガツルでテント泊をし、この日は久住山に登ってから避難小屋泊まりだそうだ。小屋泊の自分に比べるとかなりの重装備である。
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12/31 13:13
雪山に2台の自転車の図。昨日は大船林道から坊ガツルでテント泊をし、この日は久住山に登ってから避難小屋泊まりだそうだ。小屋泊の自分に比べるとかなりの重装備である。
法華院山荘に向けて下る。大岩がごろごろする沢沿いの道であり、連続する堰堤の横を通りすぎる。
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12/31 13:54
法華院山荘に向けて下る。大岩がごろごろする沢沿いの道であり、連続する堰堤の横を通りすぎる。
法華院温泉に到着。この日は大晦日であり、なんと宿泊者143人にまで増えて大部屋もほぼ満員に近かった。
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12/31 14:21
法華院温泉に到着。この日は大晦日であり、なんと宿泊者143人にまで増えて大部屋もほぼ満員に近かった。
翌朝。予定では大船山に登った後、大戸越まで下りてきて男池の方へ抜けるつもりでいた。坊ガツルより大船山方面を眺めるが上部が雲に覆われている。雲の動きが速く、相当な風が吹いていそうだ。
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1/1 8:05
翌朝。予定では大船山に登った後、大戸越まで下りてきて男池の方へ抜けるつもりでいた。坊ガツルより大船山方面を眺めるが上部が雲に覆われている。雲の動きが速く、相当な風が吹いていそうだ。
とりあえず大船山の方へ向かった。踏み跡はしっかりとついているが、道が狭くて急坂である。しかし、ほとんどの人が強風のため山頂まで行けずに稜線まで上がりきった所で引き返しており、自分も途中まで登ってきた道を引き返すことにした。
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1/1 8:09
とりあえず大船山の方へ向かった。踏み跡はしっかりとついているが、道が狭くて急坂である。しかし、ほとんどの人が強風のため山頂まで行けずに稜線まで上がりきった所で引き返しており、自分も途中まで登ってきた道を引き返すことにした。
一旦分岐まで戻り、直接大戸越を越える峠道を進む。数人歩いただけではあるが、トレースもついている。雪のおかげで自転車を押すことはできず、終始担ぎになり、息が上がって100歩毎に休憩を要した。
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1/1 10:17
一旦分岐まで戻り、直接大戸越を越える峠道を進む。数人歩いただけではあるが、トレースもついている。雪のおかげで自転車を押すことはできず、終始担ぎになり、息が上がって100歩毎に休憩を要した。
大戸越。雪のせいでコースタイムの倍かかって到着。峠から平治岳を眺める。風で雪が飛ばされているようだが、今ならそれほど風は強くない。せめてここをピークハントしよう。
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1/1 10:27
大戸越。雪のせいでコースタイムの倍かかって到着。峠から平治岳を眺める。風で雪が飛ばされているようだが、今ならそれほど風は強くない。せめてここをピークハントしよう。
トレースもあり何とか登りきったが、自転車ではきつかった。雪、急坂、岩、灌木と障害だらけで、結局ここもコースタイムの倍以上かかってしまった。山頂の風は危惧していたほど強くはなく、断念した大船山をはじめ九重の山々の眺めは秀逸であった。
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1/1 11:46
トレースもあり何とか登りきったが、自転車ではきつかった。雪、急坂、岩、灌木と障害だらけで、結局ここもコースタイムの倍以上かかってしまった。山頂の風は危惧していたほど強くはなく、断念した大船山をはじめ九重の山々の眺めは秀逸であった。
峠に戻り、反対側の峠道を下り始めた。ここから先は1〜2名の足跡しかない。雪質が明らかに変わってよく潜るようになり、狭くて急で歩きにくい道だった。
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1/1 12:44
峠に戻り、反対側の峠道を下り始めた。ここから先は1〜2名の足跡しかない。雪質が明らかに変わってよく潜るようになり、狭くて急で歩きにくい道だった。
またもやコースタイムから大幅に遅れてソババッケと呼ばれる窪地に到着。ここで昼食休憩にする。「ソババッケ」なのでヤキソバを食す。
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1/1 14:01
またもやコースタイムから大幅に遅れてソババッケと呼ばれる窪地に到着。ここで昼食休憩にする。「ソババッケ」なのでヤキソバを食す。
ソババッケから先は歩きやすい尾根道となり、45分で男池(おいけ)に到着した。15時過ぎ。池はどうみても水たまりにしか見えないが、名水百選にも選ばれている有名な湧水であるらしい。
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1/1 15:06
ソババッケから先は歩きやすい尾根道となり、45分で男池(おいけ)に到着した。15時過ぎ。池はどうみても水たまりにしか見えないが、名水百選にも選ばれている有名な湧水であるらしい。
男池からは、雪の完全に融けた道路を3kmほど下って白水鉱泉の黒嶽荘に向かった。細い分岐の道に入り、人の気配の全くない山奥で場所を間違えたのではないかと思ったが、迷った末に何とか到着した。
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1/2 9:37
男池からは、雪の完全に融けた道路を3kmほど下って白水鉱泉の黒嶽荘に向かった。細い分岐の道に入り、人の気配の全くない山奥で場所を間違えたのではないかと思ったが、迷った末に何とか到着した。
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