『森の妖精・ミズバショウ』は尾瀬テッパンのビューティ( 鳩待峠発着・周回)

2022年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 21:46
• 距離: 19.4km
• 登り: 206m
• 下り: 199m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 3:41
• 合計: 8:26

6:00 鳩待峠
6:50 8:40 山の鼻
9:03 9:03 上ノ大堀川橋
9:09 9:10 牛首分岐
9:27 9:27 東電下の大堀橋
9:45 9:46 ヨッピ吊橋
9:52 9:53 ヨシッ堀田代
10:05 10:20 東電小屋
10:36 10:36 東電尾瀬橋
10:47 10:47 東電分岐
11:07 11:07 尾瀬小屋
11:10 12:36 見晴
13:04 13:08 龍宮小屋
13:12 13:13 竜宮十字路
13:39 13:40 尾瀬ヶ原
13:48 13:48 下ノ大堀川橋
13:58 13:59 牛首分岐
14:05 14:05 上ノ大堀川橋
14:26 14:26 山の鼻
14:26 尾瀬ロッジ

日帰り

• 山行: 1:03
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:03

8:12 尾瀬ロッジ
9:15 9:15 鳩待峠
9:15 ゴール地点

天候

快晴(ドピーカン)でした

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

・鳩待峠へのシャトルバス発着場に隣接する戸倉第一駐車場(有料、5時で95%の入り)。
・シャトルバス(シャトルタクシー)は繁忙期のためか時刻表に関わらず発着していました。

コース状況／危険箇所等

・鳩待峠〜山の鼻〜尾瀬ヶ原周回は、ほぼ木道。鳩待峠の下は残雪区間わずかにあり。晴れていたので問題ありませんでしたが雨の後は滑ると思われます。
・尾瀬ヶ原は湿原なので、環境が風や天気、気温に大きく左右されます。当日の気温の日較差は19℃ありました。日除け、防寒、防水の準備は多めがいいと思われます。

その他周辺情報

・片品『花咲の湯』(土日祝800円、平日700円。国道から5kmほど川湯方面へ)

写真

鳩待峠を6時に出発。風が強くて寒いかも。なんと手袋装着。
アヤメ平と中原山経由で尾瀬ヶ原に下りることを予定していましたが、ヤマレコ山行記録で残雪が多いことを知り、ミズバショウ一点狙いに定めました。

山の鼻まで1時間下ります。ほとんど木道で整備されていますが、雪が残っているところもありました。

湿原におりる前から早速ミズバショウがお出迎え。ステキ！これからが楽しみです。

ビジターセンターのスタッフに『今日の天気は最高ですね！』と言われつつ山の鼻からいよいよ。ほんとにすごい天気、そしてすごい人の列。さらには遠くにヒウチさま。

どうしようもなくすごい天気。幸運に感謝です。振り返れば残雪の至仏山(日本百名山)。風はいつのまにか微風に。

目の前には燧ヶ岳(日本百名山)。
ちなみに尾瀬の木道は65kmにおよぶのだそうです。(1枚当たりのコストは15万円など、ビジターセンターが教えてくれました)

牛首分岐から東電小屋方面へ左折。夢見て咲いている　水のほとり。(分岐手前の往来で、来週ご一緒する予定の7人パーティと奇遇のすれ違い。昨晩泊まり帰るところだそう)

キラキラ水面に映えます。

群生の先には燧ヶ岳。

リュウキンカが白い世界にコントラストを与えて。

東電小屋。少し休憩。

東電小屋、東電分岐間を行くと...群生してます。素晴らしい。そしてこの辺りは人通りが少なかったです。

おっ、これまた燧ヶ岳をバックに。

もう、みずみずしいといったら。

燧ヶ岳が眼前に。紺碧の空に突きでているようにも見えます。雪はすこしだけ残っています。今度登りたい。

東電分岐。ひろびろ〜。そして彼方に至仏山。

金色のカエルにあいました。

またまた群生地。日本百名山が控えていると美しさ数倍増に感じます。

四姉妹。なんともカレン。

見晴に到着。お目当てはここ。そしてウッドデッキテラスです。

尾瀬小屋さんです。残念！大半のメニューが提供不可。昨日売れすぎたんだって。ステーキにありつけず。

おつまみと、リゾットが来る前に既にワイン2杯目。(あかんやつや、それ。ほろ酔い気分に...)

こちらがおつまみ。ハムとサラダにトマト。美味でお酒が進みます^_^

90分のビッグランチの後。ふたたび心清められます(千鳥足一歩手前ですが)。

至仏山への道。

リュウキンカがひっそりアピール。

ミズバショウとのコラボ。

竜宮。湧水しています。

ひろびろ〜。

尾瀬ヶ原のハイライト。大堀川。解説不要の美しさ。ミズバショウも川も至仏山も青空も。

お見事。

いやー、連写。太陽がまばゆいです。

景鶴山(二百名山)方面も(うーん、至仏山には敵わないです。が、これまたよし)。

大堀川は撮影者で溢れています。

先に進み、そして振り返ります。いろんな青。そして燧ヶ岳。

水面にも映える。

こちらは至仏山。最後まで雲はどこ？　まさに雲ひとつないお天気が終日続きました。

山の鼻に到着してテン泊へ。雪は随分減ったとのことです。GWのテン場は溢れるほどだったそう。今週末も溢れて満テン？につきお断りになるかもしれません。

日の入り後の燧ヶ岳。夕方から微風が無風に。

こちらは至仏山。人間も動物もおらず、物音もしません。遠くのせせらぎの音だけがかすかに聞こえ夜の帳が下りました。

おはようございます。今朝は1℃まで冷え込みました。どおりで寒かったはずです。

帰ります。キクザイチリンソウかな？

鳩待峠まで登り返します。イワナシですね。

鳩待峠に到着。真夏のような日差し。数時間前は1℃だったのに。
昨年同様お約束の花豆ソフト、500円。至仏山方面を眺めながら。

シャトルバスで戸倉に戻ります。お疲れ様でした。

感想

Sheilas

誰もが知る『森の妖精・ミズバショウ』がたくさんいる尾瀬。図らずも快晴に恵まれた5月末に願いが叶いました。戸倉〜鳩待峠のシャトルバスを利用する湿原時計回りの周回です。

ピーカンの快晴(あちこちの山の頂でも、絶景に感嘆の声が上がりまくったことでしょう)。同じお目当てで大賑わい。ベストタイミングのこの時期、定番といえば定番ですが、評判通り一見の価値。不遜ながらお勧めでございます。

森の妖精との異名もあるミズバショウは、『変わらぬ美しさ』との花言葉通り、清く白く可憐。まさにビューティーです。

最大の見どころは、牛首〜龍宮の大堀川。至仏山を背にポスターのような、絵葉書のような景色を見せてくれました。どうしようもなくこの日ナンバー1です。また、東電小屋周辺も負けじとたくさんの白い美人が咲き並んでいました。

それに加えて、日本百名山の燧ヶ岳や至仏山を背負っていることがミズバショウの魅力を一層際立たせていました。さらには雲ひとつない青い空。ミズバショウが完全に尾瀬の主役でした。

当初、予定していたアヤメ平経由は残雪がかなりあるとのことで、尾瀬ヶ原周回に変更。湿原歩きに気が緩んで尾瀬小屋でワイン。山の鼻で焼き肉テン泊。山登りとは言えない行程ですが、かねてより人々はこの『変わらぬ美しさ』に惹かれてきたのでしょうね。『美しい思い出』となる充実のトレッキングでした。

【テン泊20】

コメント

きなこ107

これは、、お天気も相まってとのこととは思いますが息を飲むすばらしさですね！！
森の妖精、これほどまでとは。
一度は行ってみたいとの思いがさらに強くなりました。
おつかれさまでした。

Sheilas

kinako107さん
ドピーカンはたまたまですがミズバショウの尾瀬は『夏の思い出』で万人に知られているので毎年狙っていました。ド定番かもしれませんが、相当よかったです。是非訪ねてみてください。

Yun

絵葉書のような、カレンダーで見るような景色。それを直に見られたとは素晴らしいですね！

5月末、お天気の良い日に是非こんなご縁を得たいと思いました。

お疲れ様でした。

Sheilas

Yun-sugichanさん
ありがとうございます。背景(快晴)のおかげもあってか、想像以上によかったです。天気の良い日、見定めて是非に！