槍ヶ岳、奥丸山

2009年08月16日(日) [日帰り]

• GPS: 14:09
• 距離: 29.6km
• 登り: 2,321m
• 下り: 2,302m

コースタイム

3:18新穂高温泉駐車場―4:51白出沢出会―5:53滝谷6:03―6:48槍平小屋―8:22千丈乗越分岐―9:39飛騨乗越―9:53槍岳山荘―10:24槍ヶ岳10:40―11:02槍岳山荘11:23―11:54千丈乗越―13:11槍平分岐―13:27奥丸山13:40―14:30槍平小屋―15:03滝谷15:10―17:27駐車場

天候

晴

コース状況／危険箇所等

白出沢までは林道歩き、槍平小屋まではなだらかな登りで槍平からやっと登山の雰囲気。危険な所はない。千丈乗越から奥丸山のコースはあまり歩かれていないが、しっかりしたルートが付いている。やせ尾根も多く、笹の踏み抜きに注意。

写真

8/16 5:56

朝の滝谷

8/16 7:37

だんだん穂高の山並みが見えてきました

8/16 7:53

焼岳と乗鞍も

8/16 7:56

中崎尾根の上に笠ヶ岳も見えてきました

8/16 8:19

飛騨沢のお花畑

8/16 8:20

お花畑　目指す先はまだまだ遠い

8/16 8:44

お花畑

8/16 8:51

花も少なく這松となってきました

8/16 9:02

抜戸岳、笠ヶ岳

8/16 9:18

鷲羽、水晶も見えてきました

8/16 9:27

来し飛騨沢を見下ろします

8/16 9:41

飛騨乗越よりやっと見えた槍

8/16 9:51

槍岳山荘と槍ケ岳

8/16 10:15

穂高岳方面

8/16 10:33

山頂の祠

8/16 10:34

常念の三角が目を引きます

8/16 10:37

賑わいの山頂、一時はこの3倍くらいの人がいました

8/16 11:29

西鎌尾根取り付きよりめざす中崎尾根と奥丸山が正面下に見えます

8/16 11:43

天井沢方面

8/16 11:55

千丈乗越

8/16 12:15

中崎尾根に入ると、新しい熊の糞が

8/16 12:18

飛騨沢全景

8/16 12:56

痩せ尾根ありこんな田圃ありの楽しい中崎尾根

8/16 12:58

槍平小屋と大切戸、滝谷

8/16 13:24

山頂下はニッコウキスゲが咲いていました

8/16 13:28

奥丸山より西鎌尾根

8/16 13:35

真正面は南岳への急な登山道が

8/16 13:40

山頂には新しい標柱

8/16 13:54

下山道より切戸

8/16 15:02

午後の滝谷

撮影機器：

A100 富士フイルム

D300 ニコン

感想

naochan

　槍ケ岳の最短距離らしい新穂高温泉からの入山です。3時ごろは雨が降っていてちょっと心配しましたが、登りだす頃は雨も上がり、25夜の月が雲を通してうっすらと光っていました。白出沢までの単調な林道歩きはちょっとつまらなかったです。槍平までは緩やかな登りが続き、森林浴には最適と思いました。
　槍平を過ぎ標高2100mからは100mおきに標高表示がありましたが、2400m付近までは、あまり高度を稼げないのでこの表示が恨めしく思えます。森林限界を超えると予想もしていなかったお花畑が広がっていて、涼しい風や後ろのどっしりとした山塊の景色と相俟って、疲れも忘れるほどでした。
　3000mを越える飛騨乗越に出ると、槍の穂や槍沢、反対側の山々が飛び込んできます。疲れも吹き飛びました。山頂へは多少順番待ちはあったものの予想ほどの行列もなく、順調に着けました。先週の富士山と言い、若い人特に女性の姿が目についたのは、気のせいでしょうか。
　復路にとった中崎尾根は、槍･穂高連山の第1級の展望台です。蝶〜常念、双六〜抜戸は知られた展望台ですが、この尾根は2400m位で穂高連山に近い分、迫り来る迫力は圧倒的です。冬の槍ヶ岳のルートとして山屋さんには知られているようですが、冬以外にもお勧めのルートです。紅葉の頃は特に良さそうです。
　それにしても、疲れました。

コメント

kazuhi49

恐れ入ります
naochanさんこんにちは。

凄いですね、槍ヶ岳ピストンで帰りは中崎尾根とは、よくこのルートを考えつきましたね、恐れ入りました。

40年前の事で恐縮ですが、冬に槍ヶ岳を目指し、中崎尾根も候補に入れて偵察した事もありましたが、少し困難ではという理由から、結局南岳の西尾根より槍ヶ岳に登り、本隊が登って来た横尾尾根を下ったことがありました。
何かそれ以来中崎尾根という言葉を聞いて、当時の山の事がとても懐かしく頭に浮かんできました。
いつも的確な山行記録、拝見させて頂いて非常に参考になりますが、その実行を出来ないのが残念です。

naochan

Re.恐れ入ります
　kazuhi49さん　いつもありがとうございます。
　山で会う多くのシニアの方のように、早く曜日を忘れてゆっくりとした縦走山行をしたいものだといつも思っていますが、忙中閑ありで今を幸せに思わなければいけないのかな、とも感じてます。