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Yamareco

記録ID: 45262
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳

2004年02月07日(土) ~ 2004年02月08日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.8km
登り
923m
下り
917m

コースタイム

2/7 渋の湯 発 7:35→高見石小屋 着 9:55 →高見石小屋 発 10:20 →中山 12:35 →黒百合平 着 13:15頃
2/8 黒百合平 発 7:10 →天狗岳(東天狗) 8:20 →黒百合平 着 9:20 →黒百合平 発 10:25 →唐沢鉱泉分岐 10:45 →八方台分岐 11:05 →渋の湯 着 11:35
天候 曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
前々週に同じ八ヶ岳の硫黄岳に登って、冬山のよさに目覚めたので、さらに「厳冬期のテント泊」にもトライしてみようと、北八ツの天狗岳に登りました。零下20℃は記録したと思われる寒さの中震えながら眠ったのはよい思い出です(笑)

【コース状況】
・渋の湯から、高見石小屋方面のルートはトレース部分的に無く踏み抜き等で苦労した。特に、賽の河原から樹林帯へ上がるときは胸までラッセルを(ほんの短時間だが)強いられ辛かった。
・高見石から黒百合平、天狗岳へは通る人も多く問題なし。
・天狗岳から南側(根石岳方面)へは誰も向かっておらず雪比の張り出した細い稜線上のかなり厳しいルートになっていそうだった。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
まいどおなじみ「ムーンライト信州」で茅野入りし、ペデストリアンデッキで駅寝。冬なのに(冬だから?)たくさんの人が同じ行動をとってました。
まいどおなじみ「ムーンライト信州」で茅野入りし、ペデストリアンデッキで駅寝。冬なのに(冬だから?)たくさんの人が同じ行動をとってました。
朝一のバスで渋の湯へ。すでに標高1800mくらいあるので寒い!
朝一のバスで渋の湯へ。すでに標高1800mくらいあるので寒い!
さすがにお湯の流れは凍ってはいませんでした。
さすがにお湯の流れは凍ってはいませんでした。
登山口から、黒百合平へのコースを分けて出発。
登山口から、黒百合平へのコースを分けて出発。
トレースは最初の頃ははっきりしてましたが、まもなく薄ーくなりました。まあラッセルはくるぶし程度だったので平気でした…まだここでは。
トレースは最初の頃ははっきりしてましたが、まもなく薄ーくなりました。まあラッセルはくるぶし程度だったので平気でした…まだここでは。
天気は曇りながら、ときどき青空も覗く、そんなコンディション。
天気は曇りながら、ときどき青空も覗く、そんなコンディション。
樹林の背が低くなり、徐々に前方視界が開けてきます。
樹林の背が低くなり、徐々に前方視界が開けてきます。
賽の河原に到着。こうもガスってると荒涼とした風景に見えます。
賽の河原に到着。こうもガスってると荒涼とした風景に見えます。
ズボズボ踏み抜きを繰り返し、なかなか前に進めず…苦労しました。そして最後にはこの(わかりにくいですが)胸までラッセルでとどめ。
ズボズボ踏み抜きを繰り返し、なかなか前に進めず…苦労しました。そして最後にはこの(わかりにくいですが)胸までラッセルでとどめ。
樹林帯に入るとふたたび穏やかな道となり、やがて高見石小屋に到着。八ヶ岳としては珍しくないものの、通年営業しているようでした。
樹林帯に入るとふたたび穏やかな道となり、やがて高見石小屋に到着。八ヶ岳としては珍しくないものの、通年営業しているようでした。
高見石から、白駒池を見下ろして。当たり前ですが一面凍っています。
高見石から、白駒池を見下ろして。当たり前ですが一面凍っています。
後ろを振り返り、高見石小屋付近の森林地帯を眺めての一枚。なんか心が落ち着きます…。
後ろを振り返り、高見石小屋付近の森林地帯を眺めての一枚。なんか心が落ち着きます…。
やがて、麦草峠方面から来たとおぼしきスノーシュー装着のパーティの後ろにつく形で、黒百合平方面へ出発します。

わかん装着だったのだけど、ここでもズボズボ踏み抜きまくり…一度は胸までハマって人に引き上げてもらいましたw

スノーシューがうらやましい…(この頃はまだ持っていなかった)
やがて、麦草峠方面から来たとおぼしきスノーシュー装着のパーティの後ろにつく形で、黒百合平方面へ出発します。

わかん装着だったのだけど、ここでもズボズボ踏み抜きまくり…一度は胸までハマって人に引き上げてもらいましたw

スノーシューがうらやましい…(この頃はまだ持っていなかった)
中山の少し手前の、森林が途切れる地帯。ここで90度左に進路変更しないといけないのだけど、天気が悪いとルートロストしそう…
中山の少し手前の、森林が途切れる地帯。ここで90度左に進路変更しないといけないのだけど、天気が悪いとルートロストしそう…
特に山頂という感じはしない普通の場所ですが、一応中山(2496m)の山頂。
特に山頂という感じはしない普通の場所ですが、一応中山(2496m)の山頂。
中山の山頂から少し行ったところにある、展望のきくポイントからの眺め。中央奥のピョコっとしたピークは「にゅう」。
中山の山頂から少し行ったところにある、展望のきくポイントからの眺め。中央奥のピョコっとしたピークは「にゅう」。
にゅう方面への分岐。
にゅう方面への分岐。
ヒイヒイ言いつつ黒百合平に到着。親子連れのパーティに「相当ばててますねー」と声かけられたw

小屋で受付済ませてテント泊。死ぬほど寒かった!(夜中にトイレに行って、やっぱ建物の中はむちゃくちゃ暖かいぜ!と思いつつ寒暖計見ると-3℃だった)
ヒイヒイ言いつつ黒百合平に到着。親子連れのパーティに「相当ばててますねー」と声かけられたw

小屋で受付済ませてテント泊。死ぬほど寒かった!(夜中にトイレに行って、やっぱ建物の中はむちゃくちゃ暖かいぜ!と思いつつ寒暖計見ると-3℃だった)
翌朝未明。きれいな月が出てました。
翌朝未明。きれいな月が出てました。
テントはまだ撤収せず、最低限の荷物のみまとめて出発。中山峠から東を望めば、素晴らしい朝日が昇っていました。
テントはまだ撤収せず、最低限の荷物のみまとめて出発。中山峠から東を望めば、素晴らしい朝日が昇っていました。
中山峠から、これから登る天狗岳(左)と東天狗(右)の姿。
中山峠から、これから登る天狗岳(左)と東天狗(右)の姿。
岩稜地帯を、足にアイゼン、両手にストックで登ります。

同じく黒百合平から天狗岳をめざすパーティは多く、心強かった。
岩稜地帯を、足にアイゼン、両手にストックで登ります。

同じく黒百合平から天狗岳をめざすパーティは多く、心強かった。
1時間ちょっとで天狗岳(2646m)山頂に到着!
背後は東天狗。
1時間ちょっとで天狗岳(2646m)山頂に到着!
背後は東天狗。
山頂から、まずは南方面の眺め。奥やや左の赤岳、中景左のなだらかな硫黄岳などが一望のもとに。最奥右には南アルプスの姿も。
山頂から、まずは南方面の眺め。奥やや左の赤岳、中景左のなだらかな硫黄岳などが一望のもとに。最奥右には南アルプスの姿も。
諏訪・松本方面。広々とした平野が広がります。
諏訪・松本方面。広々とした平野が広がります。
南西・中央アルプス方面。
南西・中央アルプス方面。
南東の清里・奥秩父方面。
南東の清里・奥秩父方面。
山頂は多くの人でにぎわっていました。
山頂は多くの人でにぎわっていました。
北東の佐久・浅間山方面。
北東の佐久・浅間山方面。
山頂からの眺めを満喫して、元きたコースを戻ります。
山頂からの眺めを満喫して、元きたコースを戻ります。
黒百合平まで戻ってほっと一息。相変わらずの素晴らしい天候で、下山するのが惜しいくらい。
黒百合平まで戻ってほっと一息。相変わらずの素晴らしい天候で、下山するのが惜しいくらい。
渋の湯へ直接下山するコース上にて。諏訪平方面を望んでの一枚。
渋の湯へ直接下山するコース上にて。諏訪平方面を望んでの一枚。
唐沢鉱泉方面との分岐。渋の湯へはここで右に折れます。
唐沢鉱泉方面との分岐。渋の湯へはここで右に折れます。
昨日も通った分岐に合流すると、渋の湯はまもなく。
昨日も通った分岐に合流すると、渋の湯はまもなく。
樹林の隙間から渋の湯が見えてきました。
このあとバスの時間まで湯につかってから帰宅。
下山後の温泉は大きな楽しみですが、それが冬山となるとさらにありがたいですね。
樹林の隙間から渋の湯が見えてきました。
このあとバスの時間まで湯につかってから帰宅。
下山後の温泉は大きな楽しみですが、それが冬山となるとさらにありがたいですね。
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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
縞枯山〜茶臼山〜高見石〜中山〜東天狗岳
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
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雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
1/5
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