白馬岳(栂池から不帰キレット八方下山)

2022年08月09日(火) ~ 2022年08月11日(木)

• GPS: 16:36
• 距離: 24.9km
• 登り: 2,465m
• 下り: 2,457m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:38

9:43 栂池ヒュッテ
10:50 10:55 天狗原/白馬岳神社
11:00 11:00 風吹大池方面分岐
11:58 12:01 乗鞍岳
12:24 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:28

12:24 白馬大池山荘
6:30 6:32 船越ノ頭
7:20 7:45 小蓮華山
8:32 8:36 三国境
9:15 9:24 白馬岳
9:33 9:49 白馬山荘
10:03 10:11 白馬岳頂上宿舎
10:20 10:21 丸山
11:16 11:26 杓子岳
12:17 12:25 鑓ヶ岳
12:42 12:43 鑓温泉分岐
13:08 天狗山荘

3日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:12
• 合計: 6:21

13:08 天狗山荘
5:23 5:24 天狗ノ頭
5:46 5:47 天狗ノ大下り
6:20 6:26 不帰キレット
6:43 6:49 不帰嶮（不帰一峰）
7:16 7:32 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:51 7:53 不帰嶮（不帰二峰南峰）
8:32 8:45 唐松岳
8:58 9:13 唐松岳頂上山荘
9:44 9:46 丸山
10:01 10:01 扇雪渓
10:41 10:41 八方池
10:47 10:48 八方ケルン
10:53 11:04 第2ケルン
11:09 11:10 石神井ケルン
11:25 八方池山荘

天候

1日目晴れのち曇り
2日目ガスと強風(雨なし)
3日目ガスのち晴れのち雨のちガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方第二駐車場(無料)
八方の湯駐車場と一緒です。

コース状況／危険箇所等

乗鞍岳手前の雪田のみ、雪が残る。
踏み跡があるため、アイゼンなしで登りました。(他の登山者の方も、アイゼンは無しでした)

その他周辺情報

下山後、八方の湯800円。
バスターミナルのモンベルショップで買い物をすると、下のカフェの10%引き券がもらえます。

写真

8/9 8:09

高速の渋滞を警戒して、6:15駐車場に到着。
八方の湯と同じ場所にある、第二駐車場に停める。
バスターミナルの目の前。

8/9 8:09

バスターミナルでトイレを済ませ、栂池行きのバスの時刻を確認。
職員の方に、8:15初のバス(530円)もあるが、栂池でゴンドラやロープウェイを使うなら8:21のシャトルバス(無料)があるよ、と教えてもらう。

8/9 8:09

シャトルバス乗り場。

8/9 8:09

時刻表。８／28まで。

8/9 8:38

シャトルバスはこんな小型バス。

8/9 8:47

ゴンドラはすいていて、グループごとにしてくれている。コロナ時代にはありがたい。

8/9 9:02

えー、もうこんなガス？
天気とくらすでCだったから覚悟はしてたけど、早すぎるねー。

8/9 9:12

ロープウェイは自然園ツアーの方々で混雑。

8/9 9:17

ゴンドラ乗るよー。

8/9 9:27

着いたー！

8/9 9:30

登山口までの道。雲の上は青空！
登れば雲を突き抜けて青空に会える、と信じる。

8/9 9:32

栂池ヒュッテ、ビジターセンター。

8/9 9:33

トイレ脇の登山口から登山開始します。

8/9 9:46

スタートはこんな感じ。

8/9 10:10

青空、もってくれ。

8/9 10:26

水場。

8/9 10:44

雪の上を登って行く。
学生さん、雪で遊んでて楽しそう！

8/9 10:51

天狗原に到着。

8/9 10:58

行く道。期待高まる❣️

8/9 10:59

風吹大池への分岐。

8/9 11:04

木道が終わると大きな岩がゴロゴロする登りになる。歩幅が強制されるから、けっこう息が上がる。

8/9 11:36

雪田を登る。

8/9 11:37

こんな感じで足を置く場所がはっきりしてる。
みなさん、アイゼンなしで登っていました。
私は、滑り止めとしてここで杖を出しました。

8/9 11:47

稜線に出た。

8/9 11:53

白馬乗鞍岳。平原にある山頂はなんだか変な感じ。

8/9 12:04

乗鞍岳を越えると、大池が見えてきた。

8/9 12:21

嫌な風が吹いていて、今にも雨が降ってきそう。
急げ！

8/9 12:23

着いたー。

8/9 12:28

宿泊受付はこっち。

8/9 12:34

小屋内はキレイ✨

8/9 17:02

夕飯はカレー。おかわりできます。

8/9 17:47

夕飯時に降っていた大雨がやみ、空に虹🌈

8/9 17:54

お花畑も青空バックだと嬉しそう。

8/9 18:04

8/10 4:58

2日目の朝食。温かい料理は本当にありがたい。

8/10 5:12

朝は青空も見えているんだけど…。

8/10 5:39

出発の5:30にはもう、こんな感じ。

8/10 5:50

多分、雪倉岳の方。

8/10 6:03

ここで小さい虫がたくさん出る。
虫よけを身体中に噴射。

8/10 6:10

かわいいねー💕

8/10 6:24

行く道。晴れてたら最高なんだけどなぁ。

8/10 6:29

船越の頭、

8/10 6:57

こんなところで一生懸命咲いている花に、励まされる。天気ぐらいで、グチグチ言うな！

8/10 7:02

うーん、惜しい。

8/10 7:22

小蓮華山。もちろん景色は無し、

8/10 7:40

風も強くなり、ガスで身体も濡れてきたため、寒さ対策としてここでカッパを着る。
お湯持ってきてよかった。冷えた体が生き返る。

8/10 8:05

8/10 8:26

三国境の北側はコマクサがたくさん。

8/10 9:16

白馬岳。もちろんバックは真っ白。

8/10 9:32

白馬山荘。コロナでしばらくおやすみしていて、今日から営業。

8/10 9:42

冷えた体を温める。Tシャツも購入。

8/10 10:03

頂上宿舎でトイレを借りる。

8/10 10:51

杓子岳への道。先行者が何人か見える。

8/10 11:01

杓子岳山頂は上。巻道は右。
踏み跡が分かりづらい。途中、下山で道が分からず困っているグループに会いました。ガスで先が見えないので、ルートファインディングが難しい。

8/10 11:20

杓子岳山頂。もちろんガス。
杓子ポーズ。

8/10 11:36

巻道に復活。

8/10 11:55

ワハハハ。もう、どうしょうもない。

8/10 12:03

こんな時に出てきてくれた、雷鳥さん。

8/10 12:17

白馬鑓ケ岳山頂。こちらももちろんガス。

8/10 12:43

もう、目標は小屋のみ。

8/10 13:05

ようやく咲いてるウルップ草発見。

8/10 13:08

天狗山荘に到着。

8/10 14:22

生ビールがあるんですよー。

8/10 17:01

夕飯は名物の天狗鍋。冷えた体に染み渡る滋味深い味。

8/10 17:39

夕飯後に散歩に出たら、ガスが晴れていて、白馬鑓ケ岳が見えた。こんなところを歩いてきたのかー。

8/10 17:45

こっちは立山方面が？

8/10 19:35

天狗山荘は小屋番が3人だけのアットホームな小屋。あたたかいおもてなしに心から感謝。

8/11 4:59

3日目朝。これから不帰キレット挑戦。思ったより早くガスが出ている。先に出て行く人の後を付いていこうと思っていたのに、もう、誰もいない。
まあ、自分のペースでいきましょう。

8/11 5:10

この辺りで道を外れて引き返す。やっぱりガスの時は注意しないと。

8/11 5:23

天狗の頭。

8/11 5:46

ここから天狗の大下り。思ったより早く出てきた。

8/11 5:47

おー、先行者を２人発見。

8/11 5:57

下ります。

8/11 5:57

太陽さん、おはよう。

8/11 5:58

あれ、ガスが晴れてきたぞ。

8/11 6:05

行く道。

8/11 6:07

先が見えて歩くのは、この三日間で初めて。嬉しいなぁ。😆😆😆

8/11 6:16

8/11 6:22

ここから不帰キレット。
ドーピングします。

8/11 6:35

あら、赤ちゃん二羽。ピヨピヨ鳴いてる。もっと見ていたいけど、先に行くね。

8/11 6:44

ここから。

8/11 6:44

8/11 6:51

あれを登るのかな？
っていうか、雨降ってきましたけど…。

8/11 6:53

雨で濡れてますけど…。

8/11 6:56

鎖はあるけど、岩を持って確実に登る方が安全な気がする。

8/11 7:00

8/11 7:02

出た！水平梯子。足が抜けるか抜けないかギリギリの幅。雨で滑りそうで、今日一の核心だった。

8/11 7:13

立山方面晴れてる。

8/11 7:30

晴れてきたぞ。風も吹いて、濡れたカッパも岩も乾いてきた。やっぱり神様が味方してくれてる。

8/11 7:30

8/11 7:31

ヤマレコで有名な、挟まった岩。コッチには行かないよ。

8/11 7:32

２峰北峰。ここで太陽出るなんて、本当についてる。太陽さんありがとう。

8/11 7:33

来た道。

8/11 7:33

8/11 7:37

行く道。

8/11 7:37

8/11 7:39

自撮り。

8/11 7:46

２峰南峰。

8/11 7:47

8/11 7:50

大好きなチョコパン。このいい景色を見ながら食べます。

8/11 7:56

こうやって整備してもらっているから、安全に登山できてるんだよね。本当に感謝です。

8/11 8:14

あとちょっとなのかな？

8/11 8:22

今回ずっとそばにいた、スズメみたいな鳥。今回のお友だち。

8/11 8:27

あー、唐松岳だー！

8/11 8:28

山頂にいた雷鳥。

8/11 8:31

唐松岳山頂。不帰キレットを無事に登れた喜びを表す。ここでももちろん、ガスで真っ白

8/11 9:05

唐松岳頂上山荘。トイレを借りました。300円。

8/11 9:42

下りてきたら晴れてきました。暑い。

8/11 9:43

うんかいの向こうに富士山！

8/11 9:44

夏山になりました。

8/11 10:01

扇雪渓は多くの人。そうか、今日は山の日か。

8/11 10:40

八方池。池すら見えない。

8/11 10:54

第二ケルンのトイレ。ここで池塘ルートに入ってしまい、ここまで戻って、八方山ルートに行きました。山ルートはトイレの右脇を進みます。

8/11 11:10

八方山。

8/11 11:21

八方池山荘が見えました。

8/11 11:28

おつかれ様、のソフトクリーム。

8/11 12:18

下山後はとろろそば。美味かった！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

kocchin

ツアーに向けてのトレーニング登山、第四弾。
2018年に大キレット。2019年に八峰キレットを登っていて、次は不帰だな、なんて思っていたところにコロナの感染拡大。それ以来、ほとんど登っていなかったので、登山ができるようになったら、絶対行く、と決めていた、不帰キレット。前の２つは同行者がいましたが、今回は単独。不安なこともあったけど、自分の力でやり遂げられて、少し自信が付きました。小屋の方や、出会った方々にたくさん助けてもらいました。本当に感謝しています。
　3日目の不帰キレットでは、突然の雨で心配しましたが、登山の基本である、３点支持や足を平らに置くこと、濡れた岩や靴はすべる、などを忠実に守り無事に登り切れました。乾いている岩なら靴の性能にも頼れて、斜めの面でもササっと足をかけて登ってしまうのですが、今回はそういうことをせず、慎重に登れたことがよかったのかもしれません。
天気に関係なく、危険箇所では、滑るかもしれない、バランスを崩すかもしれない、ということを念頭に置いて登るということを学んだ登山でした。