浅間山 梅雨の中休み 想定外登山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
9:45賽の河原分岐9:45-10:25シェルター(昼食)10:40-10:55浅間山(前掛け山)11:05-
11:20シェルター12:00-12:30賽の河原分岐12:40-13:30Jバンド13:30-13:35ピーク13:45
14:05仙人岳14:15-14:30蛇骨岳14:35-15:00黒斑岳15:10-15:25トーミの頭15:35-
16:45車坂峠登山口16:50-19:30自宅
天候 | 曇り→快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
明確な標識で問題はありません。 |
写真
装備
個人装備 |
バックパック 1 レラパック20L
救急用品 1 薬、虫さされ、痛み止め
緊急用品 1 ヘッデン、アルミブランケット
雨具 1 モンベル
水タンク 1 1.5L
PETタンク 1 0.5L
ストック 1
手袋 1 夏用
帽子 1
サングラス、コンタクト 1
地図 1
トータル重量 6.5kg
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感想
梅雨の中休みで快晴との天気予報から浅間山に向かった。Okateinの故郷の上田への行き帰りに毎回良く見たものだ。ここに登るとは当時思ってもみなかった。
今回は軽量化しフルコースの工程で向かう計画にした。前回の屋久島・宮之浦岳とは重量的に正反対の山行となった。
軽量の幸せを味わいながら歩く。「足が異常に軽い」靴はC1−02。
浅間ヒルクライムの案内が道に立つ。14時30分から16時迄チェリーパークラインは通行停めとの事。全く聞いておらず想定外だ。仕方がないので16時過ぎまでどっぷりと堪能する心構えができた。
表側を通りうぐいすとカッコーの鳴き声を聞きながら軽快に登る。アズマシャクナゲがピンクで綺麗だ。株数は屋久島とは比べ物にならないが色合いはいい。またハクサンイチゲもきれいに咲いている。富士山が雲の切れ目から姿を現した。トーミの頭に到着するが霧の中でブログで見たような崖の怖さが全く分からない。
草スベリの分岐から草スベリに向かう。最後にここを登るより体力が有るうちにJバンドを登る方が有利と感じたからだ。それにしても急な傾斜だ。落石があればひとたまりもない。イワカガミとハクサンイチゲ、ハクサンコザクラが咲き乱れる。そうこうしているうちに霧が晴れてきた。浅間山が徐々に全容を見せ始めた。なだらかな柔らかい山容だ。
後のトーミの頭付近の断崖とは正反対だ。湯の平口は温泉の様な硫黄の臭いが微かに漂う。フラット面で新緑と柔らかい山、鋭角的な山を見ながら歩くのは爽快この上無い。慰霊碑と思われる石積みの前でお詣りをしながら向かう。
賽の河原分岐を過ぎ、徐々に坂が急になる。ガレと砂で滑りやすい。呼吸を整えて一気に避難シェルター迄登った。
2300mを超え風がものすごく冷たい。シェルター内でウインドブレーカーを着て、ここで昼食を摂ることにした。
今日はコンビニおにぎり2個だ。軽量化の為ストーブは持参しなかった。前掛山に向かう。寒さのせいかビデオのバッテリーが異常となりスマホで写真を撮影した。前掛山は絶景の眺めであった。お釜から佐久市街、Jバンドから黒斑山も良く見える。
帰りは開聞岳で鍛えた歩き方で早く下りられる。再び賽の河原分岐に着きJバンドに向かう。ここでも柔の浅間山に対して鋭のJバンドから黒斑山の相反する山容を見比べつつ歩く。
Jバンドはやせた部分が多少あるが、慎重に行けば全く問題無い。稜線に出るとトーミの頭まで快晴の浅間山を見ながら爽快な稜線歩きが楽しめる。時間の余裕も有り結構腰かけて眺める事が出来た。
また太田市から来たスバル3人衆と記念撮影をした。
それにしても浅間山が快晴に映える。地元の方と黒斑山で話したが6月に今日の様に晴れるのは珍しく、初めて来て
この天気になったのは運がいいとの事で前回の宮之浦岳から何かもらっているのかもしれない。大事にしないといけない。(何が・・?)
時間調整が効き登山口に着く頃はヒルクライムの自動車はいなく静かな高峰高原に戻っていた。
しかし帰り道の対向車線にクラシカルな車数十台とすれ違った。車もここまで大事に使ってもらえば味が出るものだ。
浅間山にこんなにも素晴らしい登山ルートがあるとは思ってもみなかった。全くの想定外だ。快晴の日に来れたのも感動につながったと思う。鳥のさえずり(ウグイス、カッコー、他)花の美しさ、山容の豊かさ、気温のさわやかさ、山の傾斜と湯の平付近の平原が素晴らしい調和を見せている。大事にしたい自然だ。また家族を連れて来てみたい。
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