記録ID: 494991
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
鷲羽岳、三俣蓮華岳、雨三昧(新穂から)
2014年08月14日(木) ~
2014年08月16日(土)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 54:15
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 3,439m
- 下り
- 3,424m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:26
6:09
34分
スタート地点
15:35
2日目
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:59
3日目
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:27
3:57
72分
宿泊地
12:24
ゴール地点
天候 | 14日 朝曇り 9:00雨 正午雨 午後曇時々雨 夕方曇り後雨 気温 スタート17℃ テン場15℃ 風 稜線は少々有り 曇り3:雨7 レインウエアも湿る程度でまだ快適 15日 朝曇り後雨 正午ドシャ降り 夕方ドシャ降り時々曇り 気温 テン場13℃ 山頂11℃ テン場15℃ 風 鷲羽岳、ワリモ岳 祖父岳は強風 曇り1:雨9 レインウエア 保々ズブ寝れ テント内で雨にも負けず、風にも負けず。 16日 朝晴れ 正午曇り 午後時々雨 夕方雨時々曇り 気温 13℃ 風 三俣蓮華岳 双六巻道は強風 保々終日雨、鏡平以降は本降り状態。全てズブヌレです。 曇り1:雨9 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場 朝6:00前で既に市営新穂高第3駐車場は満車、やも無く 路駐も沢山有りますが、鍋平高原登山者用駐車場に移動 1日300円 9割方埋っていました。 他に鍋平園地駐車場(無料)、山小屋友交会駐車場(無料)が有ります。 トイレ 新穂高センター 登山ポスト 新穂高センター |
コース状況/ 危険箇所等 |
14日 P地-新穂高センター 距離1.2km 新穂高ロープウェイ鍋平駅方面に1分歩くと、新穂高登山口の案内が有ります。 観光用のP地を抜け、遊歩道、其の先が登山道になっています。 黒土の急下り、少しぬかるんでいます。こりゃ登りには使えない、帰りはロープウェイですな。 約20分歩くと新穂高センターの目の前に出ます。 ルート 登山道は明瞭 登山道に入るまでが案内を見ながら進むべし 危険箇所 スリップ注意 転ぶと泥んこになります。 出会った人 1名 新穂高センターでは15名程 鍋平高原登山者用駐車場のキャパ約100台 新穂高センター−林道-わさび平小屋-鏡平小屋-双六小屋-三俣山荘 距離約18km ルート明瞭 ペイント多々○×→、間違えそうな沢にはロープの規制が有ります。 危険箇所 沢の横断、崩落地のトラバース、痩せ尾根、濡れた木道、どれも手頃です。 宿 ニューホタカまでは舗装道路、其の先で車止め(しかし わさび平小屋の車が時々通ります) 砂利の林道を進む、道は広いがガードレールが無く、川に落ちれば命無し。 風穴でちょっと涼しんで、やがて笠新道登山口 水が出ています。 次に出くわすは、わさび平小屋、此処で水を飲んでミニクロワッサンを食す。ベンチが多く有り、ゆっくりしたい所ですが、 先が長いです、直ぐに歩き始める。 出会った人 約20名 小池新道入口1470m 2時間弱で此処まで来ました。 此処から鏡平が長いです、岩、岩の登山道。 途中のイベントは、秩父沢1720m、チボ岩1800m、イタドリヶ原、シシウドヶ原2090m 晴れてりゃ景色の良い所も多々有りますが、本日はどんより雲、シシウドヶ原を越えた辺りで降雨、レインウエア、ザックカバー装備に成ります。 雨の鏡池、鏡平山荘、スタートから4時間ちょい 体内のバッテリーがどんどん減って行きます チョコスティックパンで補給 出会った人 約50名 ガスで視界が悪い、弓折中断、弓折乗越 本日一番の急登り 5時間半 双六をゴールにしようか、心が折れ始める。 出会った人 約30名 天気が良いと気持ちよい稜線歩きに成りますが、今日は、ガスガス。 花見平、くろゆりベンチ、を通って、双六小屋 スタートから7時間弱 水を飲んで、ミニクロワッサン。 テン場は約4割埋まっています。 出会った人 約20名 最初の目標通り、最後の力で、三俣山荘へ向かいます。もちろん三俣巻道。 巻道の分岐まで双六岳の急登り 20分かかります、シンドイです。 巻道を歩き出して10分 本日のご褒美、ライチョウに遭遇 約1時間歩いて途中の沢で休憩 水とパン 巻道と言っても、アップダウンは有ります。コースタイムで歩けるか、そろそろバッテリー切れ。 憧れの地 三俣峠(富山県、長野県、岐阜県の端っこです) 時刻は15:00 スタートから9時間弱 出会った人 約10名 ラスト 三俣山荘目指して、トボトボ歩く、少雨、ガス。 ガスの中から雪渓とテン場が見えて、ゴールを確信。 テン場は約8割埋まっています。残ってるだけでOKですね。 15:31三俣山荘に到着 小屋の中は人でごった返しています。 出会った人 約5名 三俣山荘 テント 800円 キャパ約50 距離5分〜10分 石有り ビール小350ml 650円 ビール大500ml 850円 水 蛇口から無料(テン場の周りに沢が有り、水には困らん) トイレ 室内 靴を脱ぎます。夜中もOKです。 2階に展望レストランが有ります、天気が良ければ行きたかったです。 15日 三俣山荘-鷲羽岳-ワリモ岳-祖父岳-日本庭園-黒部源流域-三俣山荘 約8kmの周回 約5時間 ルート明瞭 危険箇所 切れ落ちた稜線が有りますが道幅はしっかり有ります 今回は強風に注意でした ロープ箇所、ハシゴ、木道、渡渉、有ります。 目が覚めると、雨は止んでいます、散歩に出かけましょう! 見えないけど、御来光モード。 ヘッテンで鷲羽岳まで登ります、見えないけど、山頂で御来光待ち。 鷲羽岳は前衛が2峰有ります。3っ目のピークが山頂 西風が強く、丁度東斜面でしばし休憩。 下からは激急登りに見えましたが、それ程でもなかったぞ。 出会った人 0名 風に倒されない用にワリモ岳を目指します。途中にロープ有り ワリモ岳頂上は巻道上に有ります、本間の山頂は岩の上、行けるか、行けんか? 出会った人 0名 ワリモ北分岐を目指す 西側斜面と北側斜面、風強し。 分岐に到着、右は水晶、左は岩苔乗越、当初の計画は赤牛岳ピストンでしたが 此の天候、左折します。 出会った人 2名 岩苔乗越に到着 此処は十字路です 高天原ル、黒部源流、祖父岳。 出会った人 6名 祖父岳に向かう途中で休憩 気付くとザックがびしょ濡れ、慌ててザックカバー。(雨が無くともガスと風でびしょ濡れです) 祖父岳2825m ガスガス、風 出会った人 約20名 祖父庭園分岐 ガス、雨 出会った人 約10名 日本庭園 どの辺りが?ガスガスで解りません 渡渉 川幅約4mの黒部源流を渡渉、ロープが1本張られています。 出会った人 約10名 黒部源流2400m 此の石柱を見るだけで、本日は良しとする。 テン場にあったコンクリートの小屋横に、出て来ました。ゴール 出会った人 約10名 マイホームに戻り、一息付くと、ザー、本降りの雨です。 残ってるテントは6張り程度 夕刻には30張りぐらいかな? 此の日は、終日雨、風供に強く、テント生活を送る。 16日 三俣山荘-三俣蓮華岳-双六小屋-鏡平小屋-わさび平小屋-新穂高ロープウェイ駅 約18km 雨の弱まるのを待って、テント撤収。 三俣峠、三俣蓮華岳、少雨、風、ガスガス 1時間ちょい ルート明瞭 危険箇所 崖側に間違わぬ事 出会った人 0名 双六方面のルートがガスで? ガスが少し取れたら、なんだこっちなんだ。 隣のピークに分岐 双六と黒部五郎 双六ルートを辿って、最初の稜線東側は、風を遮り歩き易いが、稜線西側ルートに 変わると、強風。 出会った人 5名 やがて双六岳、小屋巻道の分岐 小屋巻道を歩きます。 途中に水場が有ります。 双六岳ルートと合流 三俣山荘巻道と合流、少し下ると、双六山荘が見えて来ます。 双六小屋 約90分 此処でミニクロワッサン補給 出会った人 4名 弓折乗越 約60分 出会った人 10名 鏡平山荘 約30分 この先からは本降りです、しかし標高が下がり風は少ない チョコスティックパンで補給 出会った人 20名 渡渉地点は、何処も水量が多く、落ちると危険です。 登山道も、川の如くなっている所 多々。 ワサビ平小屋 約110分 雨やどりでごった返しています。ミニクロワッサン 出会った人 約30名 林道も水が溢れ川状態。 ニューホタカを過ぎて橋の手前に新穂高ロープウエイ駅方面近道 新穂高ロープウエイ駅に到着 約50分 出会った人 約20名 新穂高ロープウエイ駅-鍋平駅-鍋平高原登山者用駐車場 乗車券400円 荷物100円 発車は毎時00分、30分 12:00発19分待ち 濡れたレインウエアとザックカバーで乗せてもらえるか心配でしたが、 カッパ姿、濡れ笠の方も見えます、OKでした。 登山者は私一人、観光が約15名 鍋平駅まで僅か3分 30年ぶりに乗りました。30年前はスキーで乗りました。 物凄いコースだった思い出です。 此処からP地までは舗装道路をゆるゆる下りますが、分岐が多く、カーブも多い。 一箇所間違えました。此処でGPSを使うとは、笑えました。 10分ちょい歩いて鍋平高原登山者用駐車場 6台程のガラガラです。 この間に増水で踝上の横断が有り、一番水量が多かった。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
60Lザック
レインウエア
ダウンジャケット
グローブ3種
ゴム手袋(大活躍)
<br />コンロ
10食+行動食
非常食
水1.2L
ザックカバー
ストック
ヘッテン
2ℓ水袋(空)
携帯電話
デジカメ
GPS
ラジオ
予備電池
ミニ三脚
座布団
バラクバラ
テント
アンダーシート
エアマット
シュラフ450
ペグ
まな板(ベニア板 包丁)
マグカップ
着替え
タオル
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感想
最初の計画は3泊4日 三俣山荘-赤牛岳ピストン、三俣山荘-雲ノ平(全庭園周回)
三俣テン場をベースに3連泊の計画。
しかし 天気が怪しく、他の山域へシフトも思い浮かびません。
登山口まで行って、判断すべしと向かいます。
到着時は曇り空。4日も居れば晴れるでしょっと、あまい考えでスタート。
参りましたね。雨を沢山経験したね。暑く無かった分、行動は楽だったかな。
経験 .謄鵐函.轡鵐哀襯Εールの限界
浸水、雨漏り、結露
雨が想定される時は僅かな傾斜地を選ぶ(水はけ重視)
経験◆ ̄でなくても、ガス、風で、衣類、ザックは濡れる。
経験 雨量が多いと、登山道は川と化す。
経験ぁ.妊献メ水没 最終日後半、濡れた軍手で撮影していたら、突然電源断
小池新道入口でカメラの息絶える。
素手、ゴム手の頃は良かったけど、ズブヌレ軍手では、当たり前だね。
幸い登山靴が2日間ドライでした、3日目はズブヌレ。(覚悟の下山)
テントの中も、エアーマットとシュラフだけを濡らさぬよう、配慮。
濡れた物はレジ袋に収納、他を濡らさぬ配慮が必要。
4年越しのレインウエア 防水など何処にも無し、スプレーでがんばるか?、新規購入か?悩む所です。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
「すごい!」の一言です
この悪天候の中でテント2泊とは素晴らしい技術です
読売新道の時のokinawa123さんよりも、たくましい感じがします
私は登山歴28年ですが、天候悪化時の登山に関してはド下手です
これからはokinawa123さんを先輩と呼びます
お互い同じ所を歩てんで、苦労話は通じる所有りですね。
出会う方に挨拶を交わしますが、何時もより、いくぶん元気無しでした。
お互いに元気を貰って歩きたいね!
山行、お疲れ様でした〜
14日は夕方頃、一瞬霧が晴れてきれいな鷲羽岳が見られましたね。
okinawa123さんは、最初の二日間は登山靴がドライだったのですね、
靴の性能が良いですね。私の靴は少量の雨でもウェットになるので、
毎日泣かされました〜。防水スプレーしたのですが効果なしでした
自分は、15日の雨でヘロヘロになり下山しましたが、
okinawa123さんのレコを読むと、16日の雨は、
前日よりもひどかったようで、渡渉ポイントも一層増水していたのですね
とにかく、本当にご無事で登山口まで到着されて何よりでした。
途中で起動しなくなったカメラ、乾いて復帰しているとよいですが、、、。
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