赤く燃える谷川連峰馬蹄形「痛みに耐えよく頑張った」
- GPS
- 14:56
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 3,115m
- 下り
- 3,122m
コースタイム
- 山行
- 12:59
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 14:53
天候 | ガスガス〜晴れたり曇ったりガスったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
武能岳方面は数か所の崩落個所が有りますが、慎重に通れば大丈夫です |
写真
感想
今日は、念願の谷川岳馬蹄形に行って来ました
駐車場に着き準備を整えヘッデンを付け暗闇の西黒尾根を登り込んで行きます。
樹林帯を超えた辺りからだんだんと明るくなってきましたが、日の出は期待できそうには有りません。鎖場を過ぎ上を見上げると、中腹辺りから上はガスの中です。
ガスの中ようやくトマの耳に着き一息入れてからオキの耳へと移動します。
この辺りの紅葉は今が旬かの様に赤や黄色そしてオレンジ色とぬれた葉を輝かせています。時より見える新潟県側の斜面もとても綺麗です、ガスさえなければと恨みます。
今日は、時間との勝負でもあり先を急ごうとはしますが、登山道わきの紅葉の模様をカメラで抑えながら進むので、なかなか進めませんね。先行きが心配。
そうこうしている間に一ノ倉岳を過ぎ茂倉岳に着く頃辺りから、左足の
外側に異変を感じ始めました。最近痛くならなかったので久しぶりです。
ここで無い頭を働かせます、戻った方がいいのか、直進して土樽駅に向かうか、それとも馬蹄形を進めて、いよいよなら途中から土合に向かいエスケープするかです。
ここで自分の中にいるワルオが囁きます「何とかなるから大丈夫!」(本来ならどうなんでしょう?)という事で、武能岳に向けて笹を刈払されたばっかりの斜面を
下ってゆきます。ガスの方も引いたり寄ったりと忙しいようですが、若干の遠望も
効くようになり、最高の景色が見られるようになりました。
膝の方は段々と痛みが増してゆきますが、我慢して先を進みます。
一つ目のエスケープルートが来ましたがまだ何とかなると思い先に進み蓬ヒュッテを過ぎて七つ小屋山まで来た所でどうにも痛みが増して来たので昼飯にして痛み止めを飲んで暫しの休憩にし先に行きますが、薬を飲んでも痛みは撮れずに増すばかりです。
ようやく白崩避難小屋に付きます。手前にもエスケープは有るようですが、折角ここまで来たので痛む足をかばいながらでも先に進む決意を固めます。此処から眺めても先は長く、でも山肌がとても赤々と見えます。
ジャンクションピークまでの傾斜はとてもきつく膝に大分負担も掛かり涙が出る様です。ここを過ぎるといくらか平坦な感じになり池塘を過ぎ朝日岳に着きます。
特にここから見える紅葉はとても綺麗です。本日一番でしょうか。しかし、このころにはもうすでに膝の方は体重をかけて曲げると激痛が走るようになっていて、容易に曲げられません、しかも、これから向う笠ヶ岳でさえはるか遠くに見えます、しかも幾つものピークが有るようです。あとどれくらいで駐車場に着くのか想像も出来ません。
ようやく笠ヶ岳に着く頃には、他人が見れば「脚にギブスを付けて歩いているの」状態です。しかも白毛門へは、一度下り登り返さなければなりませんが、後一つと思うと
少しだけ気もちに余裕が出来ました、が、夕暮れの時間は待ってくれません、何とか
下りを終えて登り始めると後ろから鈴の音がアッとゆう間に近づき去ってゆきます、
トレランの方でした。言うまでも有りませんがいつもより特別早く感じました。
何とか白毛門に着いた時には16時を回っていました、確かここから普通に2時間以上は掛かるはずだな〜とヘッデンが頭をよぎります。勿論この後使用したのは言うまでも無く漆黒の闇に向かいます。でも、同じ闇でもこれから明るくなる闇と違い暗くなっていく闇はとても心細いものですね。本日はヘッデンで始まりヘッデンで終わりました。
これからは膝の強化の課題が残りました。
コメント
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jijiさん おはようございます。
谷川岳馬蹄形行かれたんですねー。
ステキです。
鮮やかで美しい紅葉と
ステキな稜線。
素晴らしいですね。
比企笠山神拳だか変な人と
違ってとってもステキです。(笑)
お膝大丈夫でしょうか。
少し心配です。
青空えいま。
eimaさんこんにちは
御覧のように何とか帰って参りました
先輩達のレコを拝見して想像してはいましたが、
キツかったです。背伸びし過ぎました
脚の方も未だびっこを引いています
心配して頂き有り難うございます。
でも、昨日は草津方面へ紅葉狩りへ行ってきました
懲りない男です
jijiさん、おはようございます。
実は浅間山からパキキスカイで避難小屋まで飛びました。
すぐ引き返しましたが。
ピーチの香りが残っていませんでしたか?
馬蹄形、なんとかなるニャンのワルニャンに囁かれてしまったのですね。
バックダブルバイ、決まってますね!
燃えるような紅葉、美しいですね!
いつか、蓬ヒュッテテン泊してみたいです。
桃山ぱきき
パキキさんこんにちは
確かに扉を開けると桃の心地よい残り香が漂っていました(^-^)
茂倉岳でどうするか迷っていると,オー○イワルオと名乗る者が、私も足を傷めても回ったのだから先に行くがいいと、耳元で囁くではありませんか、その声に恐れおののき回されました でも、そのおかげで桃の香りに励まされました
なんとなく自分が違う路線に向かっているような気がしてきました
あっそうそう、オキの耳では、パキキさんのポーズもカメラには納めたのですが、恥ずかしいので、今回は載せませんでした
家に帰ったら浅間山のレコをユックリ拝見させて頂きますね では、また
馬蹄型縦走、けっこう辛かったでしょ。
距離や標高差は慣れてるレベルでしょうけど、
何度かあらわれるエスケープルートが魔女の誘惑なんですよね 。
痛みをものともせずに先へ進んだ根性はさすがですね!
それでは、またまた…
gankoyaさん、こんにちは
膝のせいもあるでしょうが、ほんとキツかったですね。やりおえて逆回りはもっときついのではと、思いました。でも、いつかは挑戦したいです。
でも今回いざとなったらエスケープすればいいやと、思ってはいましたが、
最終的には何がなんでもという気持ちでした
最近は沢を見るとgankoyaさんを思い出す様になりましたよ では、また
長い長い道のり、本当にお疲れさまでした。
苦しさとそして、達成感が伝わってくるレポでした。
挑戦するその勇気が本当に素晴らしいです。
紅葉が素敵でしたね。
nadesikoさん、こんにちは
こんな思いをしてまでコンプリートに意味あるのかい?という意見もあるのでは、とも思ってましたが、nadesikoさんのコメントを頂きとても嬉しく思い、また勇気を持って次の目標に向かえそうです
また、この挑戦への勇気が間違った方に向かわぬように気を付けたいと 思います
jijiさん、こんばんは。
念願の谷川岳馬蹄形縦走、お疲れさまでした。
今年の冷夏の影響か?谷川連峰の紅葉が早いみたいですね。
真っ赤に染まった山々を拝見していたら、
無性に谷川へ訪問したくなりました。
主脈縦走とは違った広大な風景と挑戦的な登り返しを、
疲労感を味わいながら堪能した事と思います。
左足の外側の痛みをこらえて、
難儀な歩きになってしまったようですが、
強固な精神力で乗り切ったようですね。
私も左膝の靭帯を負傷して、
しばらく痛みと闘いながら歩いた記憶があります。
jijiさんの辛さが自分の事のように思える程です。
紅葉観賞歩きを早速しているので大丈夫と思いますが、
どうぞ左脚を労わってゆっくり休養をして下さい。
おつかれさまでした。
ゆうやけさん、こんばんは
おーまいsanの反時計回りへのコメントのやり取りを見て、「え〜なんで〜」とbabaの運転する横で顔が二ヤケてました。
今までの多くの経験などで人の動きまで割り出せるとは流石に我が師匠
確かに素晴らしい紅葉と両脇に見えるダイナミックかつ綺麗な谷を見ながらの稜線歩きは
最高でした。(痛みが無ければ倍増でしたが(笑))
今回歩いてみて逆回りこそしてはいませんが、白毛門への登りがとても長くなるようで
反時計の方が精神的苦痛が大きいのではと感じました
また、今回の馬蹄が足に異常が無ければ、主脈縦走の方が辛いのではとも感じました。
それを思うとnadesikoさんは凄いですね
膝の方も今日一日何とか仕事に差し支えのない程度に動けるようになってきました。
ただ左足をかばったがために、右足は激筋肉痛です
ゆうやけさんの谷川歩き楽しみにしてます では、また
jijiさん、こんばんは。
その後、あんよの具合はいかがでしょうか。
私は2日間太腿の筋肉痛が抜けなかったです。
まぁ、筋肉痛はエクササイズをやった証拠になりますので、
悪いことではないですね。
ウエイトトレーニングの世界では、毎度筋肉に
ビックリするような刺激を与えて、筋肥大を狙ってトレーニングしていくので、
むしろ筋肉痛が起きないとダメなんです。
馬蹄形の翌日は仕事で席を立ちがるだけでも苦痛でした。
勿論、歩くことなどご法度のような感じでした。
jijiさんは翌日に草津白根歩いちゃうって・・・マニアックな拷問好きとして
証明されましたね。(笑)
画像6・・・おーまいシンボルプレートのフレーズ登場でサプライズでした。よく覚えて頂けてましたね。
画像28(オキの耳にて)・・・青空さんのポージングに比べて安心して見ていられますね。結構、研究成果が現れているのでしょうか。バッティングしていれば、ダブルのバックダブルバイポージングが公開できたことでしょう。
画像72・・・「恐る恐る中を除きます、桃山はすでにいません。」情報提供どうもありがとうございます。もしも、見つけたなんて情報でしたら、翌日また馬蹄形に行って、桃山に蹴り入れなアカンところでした。(汗)
谷川連峰の拷問は病み付きになりそうな拷問ですね。
善玉の拷問ですので、これからもバッティング狙ってお互いに拷問を楽しみましょう!
以下、私的な谷川連峰拷問ランク(同条件でのきつさ順)です。
|川連峰馬蹄形縦走(反時計廻り)・・・修羅場門及び武能・茂倉の登り返しが核心部か。
谷川連峰馬蹄形縦走(時計廻り)・・・西黒尾根、清水峠登り返し500m、修羅場門の膝破壊型激下りに主脈より一日の長ありか。
C川連峰主脈縦走(谷川⇒平標)・・・西黒の登りが修羅場門であればもう少し厳しくなるであらうか。
※今後は谷川連峰主脈縦走(平標⇒谷川)をやってみて再評価してみたいと思います。
この度は絶大な達成感を得られることができたかと思われます。
もう〜後はグイグイいっちゃて下さい。
私は身体壊しそうなので、馬蹄形が頂点となります。(笑)
おーまいsanこんばんは と共に耳元での囁き有難うございます
ほぼ一年前のおーまいsanの山行が頭をよぎりまったく被ってんじゃないのと最初のうちは
笑みもこぼれるほどの余裕も正直有りましたが、最終的にはこのざまです
同じ脚のアクシデントでも有り要所要所でbabaさんと や で
連絡を取り時間の経過を比べてみますと、ほぼ同タイムで変な安堵感も有りました
結局、同じようなタイムで終えたようで何となくシンクロしてたりして
筋肉痛も自分は大好きで壊れては強くなるそして太くなる超回復好きです。
一時自己流で筋トレした事が有り体が変わってゆくのを楽しんでいました。
でも、おーまいsanのブログのプロフの写真の肉体には程遠く今では小さく縮んじゃいました
拷問ランクは確かに反時計回りの方がきついのではないかと想像します。
自分的には今の所時季の違いが有りますが谷川からの主脈縦走がきつかったです
これから何度か挑戦できるようでしたら一通りやりたいですね
今度はゆうやけさんとのバッティングの方が可能性大かも では、また
初めまして、chichibuhikeと申しますm(__)m
先日、ナルオさんの馬蹄形レコを拝見し、
本日、jijibabaさんのレコを拝見させて勉強させて頂きました!
ご自分と葛藤しながらの山行、とても伝わってきました。
紅葉が色鮮やかでとても素敵な稜線が、とても素晴らしいです。
別レコですが、
ニッコウ編のリンドウのアップ写真、とても綺麗です!!
ここまでアップして撮ったことがないので感激しました。
お膝の具合はいかがでしょうか。どうかご自愛ください。
お疲れさまでした。chichibuhike
初めましてchichibuhikeさんこんばんは でもいつもお世話になっております
オーマイさんのレコならともかく、自分のレコはまとまりのない単なる記録簿ですので宜しくね chichibuhikeさんも谷川を予定に入れていたようですが、とても綺麗に彩られた絨毯を纏った稜線が美しく、最高に感動できますね
ニッコウ編ではなく草津白根山編も見て頂けたようで重ねて有り難うございます<m(__)m>
このリンドウの色イイですよね、自画自賛です、といってもbabaさんが写しました
地鶏の方も自主トレをしっかりとされて優等生ですね
膝の方はだいぶ良くなりました、御心配かけてすみません それではこれからも宜しく では、また jiji/jijibaba
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