白馬岳・(2500峰)清水岳(栂池より大池SCルート)

2023年04月01日(土) ~ 2023年04月02日(日)

• GPS: 29:34
• 距離: 24.0km
• 登り: 2,110m
• 下り: 2,093m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:40

9:03 栂池パノラマウェイ 自然園駅
9:07 9:09 栂池ヒュッテ
9:23 9:23 楠川
12:22 12:22 船越ノ頭
13:27 13:37 小蓮華山
14:51 14:51 三国境
16:03 16:04 白馬岳
16:16 16:22 白馬山荘
16:43 宿泊地

2日目

• 山行: 9:49
• 休憩: 0:39
• 合計: 10:28

4:08 宿泊地
4:49 4:49 裏旭岳
5:49 5:49 小旭岳
6:04 6:04 清水平
6:20 6:27 清水岳直下
6:29 6:30 清水岳
6:44 7:00 清水平
7:11 7:12 小旭岳
8:23 8:23 裏旭岳
10:13 10:13 白馬山荘
10:45 10:45 白馬岳
11:18 11:30 三国境
12:31 12:32 小蓮華山
13:10 13:10 船越ノ頭
14:15 14:15 楠川
14:29 14:30 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
14:36 栂池パノラマウェイ 自然園駅

天候

快晴・無風！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

中央駐車場も無料でしたが、去年は有料だったような？
1日はロープウェイの運航開始日でしたが、
朝6時ごろから乗り場に板を置いての場所取りが始まり、
6時半くらいからチケット売り場に並んで7時半くらいで売り場オープン。
ゴンドラ乗り継ぎ、第一便のロープウェイに乗ることができました。

コース状況／危険箇所等

GW並みの積雪量しかないそうです。
ワカンは不要で終始アイゼン。午後の標高低いとこは脛まで沈みます。

旭岳〜清水岳区間はトラバース祭り。
早朝のアイゼン効く時間帯に通過すれば安全に進めます。

写真

3/31 18:00

前夜は信濃大町の昭和軒にやってきました。
カツ丼で有名なお店らしいです。

3/31 18:10

ソースカツ丼が有名みたいですが好きではないので普通のカツ丼を注文。
1000円とお高めですが量は多くてお腹いっぱい。

4/1 9:11

ロープウェイ駅スタート

4/1 9:16

栂池自然園方面から船越ノ頭を直登するルートを選定。

4/1 9:28

周りはほぼBCの人ら。ハイカーな自分はアウェーです。

4/1 10:34

快適な雪原歩きを経て、登りの始まりです。

4/1 10:52

ロープウェイ駅が遠い。天気が良くて汗だくだく。

4/1 11:01

船越ノ頭が見えた。視界良好なので先行者が見えます。

4/1 11:02

先行者はもう登りきりそう。早ええ。

4/1 11:54

五竜・唐松方面もバッチリ見える。

4/1 12:19

船越ノ頭付近に登りきった。火打山の存在感がすごい。

4/1 12:33

じゃあ稜線歩き行きますか。

4/1 12:59

BCの人がドロップしています。
自分だったらビビリ倒す斜度。すごい。

4/1 13:38

小蓮華山に到着。前回は4/2だったのでほぼ一年ぶり。

4/1 14:01

白馬岳が見える。主稜ルートのトレースやばい。
山頂直下とかここから見ても壁じゃん。実際見るとビビリ倒しそう。

4/1 14:01

実は主稜ルートにテント背負って挑むつもりでしたが、
今週このルートで死亡事故があったので急遽栂池ルートに変更した経緯があります。
やめといて良かったと思いました。挑む時は軽装にしようと心に誓う。

4/1 14:18

清水岳が見えた。清水平ってだけあって本当に真っ平らだな。

4/1 14:38

主稜ルートを望遠で見るとテント準備しているっぽいPTがみえた。
次の日会った関西系の山岳会の方たちかな？

4/1 14:39

イグルー作ってるPT

4/1 14:38

omatsuさんのPTでした

4/1 15:02

1年前に登った鉢ヶ岳、去年とは全然雪の量が違う。

4/1 15:36

旭岳は21年7月に登頂済み。
その時、鬼のように早い女性に抜き去られてビビりましたが、
後で記録を見るとヤマレコで有名な方でした。

4/1 15:36

白馬岳ピークまであと少しだ！

4/1 15:36

と思ったらピークはまだ全然先。
かなりお疲れモードです。

4/1 15:46

今度こそもう少し・・・。

4/1 16:03

主稜ルートえぐいです。

4/1 16:08

山頂付近に残置支点があった。
ここから懸垂下降して帰っていったんだろうか？
それとも救助のあと？

4/1 16:10

白馬岳に到着。めっちゃきつかった。

4/1 16:13

4/1 16:17

んじゃ旭岳方面に下るか。

4/1 16:27

白馬山荘は冬季小屋無し

4/1 16:27

頂上山荘も冬季小屋は無いはず。
この辺は緊急避難小屋か雪倉岳避難小屋しか無いと思う。

4/1 16:30

小屋の周りでテント張るとまずそうだったので、
旭岳のふもとのまで降りてテントを張ることにした。
風の通り道っぽいけど、予報じゃ無風だからいいか。

4/1 17:30

ぽつんと一軒家。

4/1 18:01

モバイルバッテリー充電するの忘れるという痛恨のミス。
昨日の自分をグーで殴りたい。

4/1 18:02

でも予備のモバイルバッテリーがあるので1日ならセーフ。
昔、雨でテント浸水してモバイルバッテリーも壊れた経験あるので、薄型をLOKSAKで防水して備えてます。

4/1 18:06

だいたいいつもの食事。

4/1 18:44

自家製アルファ化米。
GWの縦走に備えて帰ったら作り貯めしないと。

4/1 18:08

夕日があんま見えなくて設営場所ミスった感がすごい。

4/1 18:08

でも剱岳が真正面に見えるからいいか。

4/2 4:20

2日目は4時スタート。

4/2 5:18

5時すぎになってやっと明るくなってきた。
旭岳は山頂行かずにトラバースしてます。

4/2 5:20

剱岳さんおはようございます。

4/2 5:26

雪庇にクラックが走ってる😱

4/2 5:26

小旭岳もトラバース。
とにかくトラバース祭りです。

4/2 5:48

この斜度感伝わるかな？
昔ならビビり倒してたけど、今ならサクサク進めます。
でも足への負荷がすごい。

4/2 5:48

朝焼けが始まった。

4/2 5:53

朝日に染まる剱岳と立山。

4/2 5:53

剱岳が美しい。

4/2 6:03

目指す清水岳ももうすぐだ。

4/2 6:22

清水平は本当にまったいら。

4/2 6:28

清水岳に到着。2500峰138座目。
ちなみに4月の清水岳の記録はこれがヤマレコ2件目です(ドヤ顔

4/2 6:34

清水岳は訪れる人あんまりいないと思いますが、
剱岳が谷を挟んで真正面に見えるのでオススメです。

4/2 6:29

じゃあ帰るか。ロープウェイの門限もあるし。

4/2 7:22

小旭岳のトラバース。朝はアイゼンバッチリ効くので怖くない。

4/2 7:22

トラバースが終わったら登って、また旭岳をトラバース。足が痛い。

4/2 8:44

トラバースすぎて靴ずれになってしまった。足の裏痛い。

4/2 8:57

ぽつんと一軒家が見えてきた。
朝はちょっと風あったので飛ばされてないか不安だったけどセーフ。

4/2 9:04

撤収撤収

4/2 9:57

テントの周りに残置物無し。
たまに黄色い跡残す人いますが、自分は人目に付く場所ではやらない派なので、
今回はボトラーでお持ち帰りました。

4/2 10:23

ここから200メートル登り返す。ぐったり。
途中で主稜から登ってきた3組とすれ違いました。
まだ結構人が入っているんだな。

4/2 10:53

白馬岳に戻ってきた。
ここから三国境まで下ってまた登り返す。

4/2 10:59

主稜ルートで板担いで登ってる人。すごい。

4/2 10:59

山頂でビレイ準備してる人。

4/2 10:59

多分、待ってる人。

4/2 10:59

板担いでる2人組。
崖から恐る恐る撮ってる感がすごい。

4/2 12:01

主稜ルート全景。登ってる人達が小さく写ってます。

4/2 11:44

ガスってきたぞ。
自然園への降下ルートが見えなくなるから勘弁願いたい。

4/2 12:37

ガスってるってことは雷鳥の出現タイム。
足毛のモフモフさがすごい。
目の上赤いから♂でいいのかな？

4/2 12:38

こっち見んな。

4/2 13:27

船越ノ頭付近に戻ってきた。
幸いガスが晴れたからルートが一目瞭然。
登ってくる人もほぼいないからここから一気に降ろう。

4/2 13:43

歩いたりシリセードで一気に下ってきた。
雪がザクザクで脛まで埋まるし、溶けてびしょびしょになる。

4/2 13:45

シリセードしてたら横転して滑落停止みたいになった。
休憩してたBCの人がドン引きした目でこっち見てた気がする。

4/2 14:20

あとは平地をズボリながら帰るだけ。
全身びしょ濡れ。

4/2 14:46

ロープウェイ駅到着。お疲れ様でした。
白馬乗鞍岳経由より大幅にSCできました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

Xperia 5 SO-01M docomo SONY

感想

yuin

2500峰ピークハントで清水岳に行ってきました。

ちょうど1年前に百高山目的で栂池から小蓮華山に登っており、
また同じルートで行くのもなぁと思って、今度は主稜ルートを目標として準備。
が、その週に死亡事故があったため急遽予定を変更して、また栂池からの登ることにしました。

清水岳が目標だったので主稜ルートをテント泊装備で白馬岳まで登る計画だったけど、中止して正解でした。
この雪質でソロで重荷だったら非常に危険な状態でした。
主稜ルートは来年以降の目標としてがんばろう。

コメント

omatsu

yuinさん
白馬岳・清水岳登頂、おめでとうございます！
清水岳は価値あるレコだと思います。

いやぁ、それよりびっくりです！
主稜のイグルー制作中の私らの写真がでてるじゃないですか！撮られてる。。写っている。。。凄いです。

2日目に山頂登ったあとに白馬岳山荘からみた、ぽつんと一軒家！あのテントのロケーション！すごいねっと山友さんと喋ってましたよ。。。旭岳に登っているんじゃないの？と思っていましたけど、清水岳まで行かれてたんですねぇ。。。

他のレコも拝見しました。いろいろと面白いところばかりやられていて、さすがだと思いました。
望遠の写真撮って頂き、そして載せて頂きありがとうございました。とても、面白い写真だと思います。
(ちなみに、うちのレコにも載せていいでしょうか？望遠のイグルー制作中の写真)

yuin

omatsuさん、こんにちは
コメントありがとうございます。

14時くらいにお見掛けして、最初何かトラブってるのかなと思いましたが、
望遠でよーく見ると設営準備されてて、なるほど！と思いました。
白馬岳主稜ルートでの登頂、おめでとうございます！

omatsuさんの記録も参考にさせて頂いてて、最近だと霞沢岳や十石山の記録を拝見していました。
特に十石山から乗鞍岳って行けるもんなんだと驚いていました。

写真はご自由にお使いください。
最大望遠でも小さかったので、縮小無しでもう一枚追加してアップしなおしました。
改めて見るとすっごいギリギリな所に立たれてますね😱

omatsu

yuinさん
ありがとうございました。
追加の写真もありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。