裏白馬ツアー
- GPS
- 29:13
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 3,493m
- 下り
- 3,488m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 13:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長走沢には既に夏道用の橋有り 頂上宿舎下辺りで雪解け水の水流有り |
写真
感想
鳥海山に名残惜しさを感じながら、急ぎ長野に戻り、泊り装備をもって再び白馬へ。重い荷物のせいか、はたまた連日遊んでいたせいか、2人とも足取りは重たかった。スタート時点から早く下りて温泉入りたいとか言ってたし(笑)冗談はほどほどにして、1日目は暑すぎる大雪渓を登り、テントを張ったのちにまずは旭岳北面へ向かった。数日前に地形図を眺めていてこれは楽しめそうと思っていて、実際には予想通り気持ちのいいザラメ天国が待っていた。雪が残るシーズンだと山頂からそのまま滑りこむことができるだろう。夕方再び旭岳の山頂まで登り、男2人と雷鳥カップルは日が沈みゆくのを見届け、我々は一足先に極楽ザラメ斜面に消えていった。初日から大満足だったが、2日目はせっかくここまで来たので、清水岳方面の偵察に向かった。道中カチカチでいやらしいトラバースもあったが、山頂まで到達すると裏白馬の素晴らしい景色が待っていた。帰りはいい具合に緩み始めた東斜面を滑り、拠点で荷物を撤収したらあとは、下山パワーで帰るだけ。大雪渓を登ってる人にズッコケ姿は見せたくないと、震える大腿筋に喝を入れ、最後まで頑張っていただいた。下山後は白馬HHの温泉で山を眺めながら今シーズンを振り返り、最後まで良い雪、良い仲間に恵まれたなと思った。よく遊んでくれたとら氏、今シーズンもありがとよ!
Day1
GW最後は再び猿倉から。少し日数を空けて来てみるとえらい雪が減っていて驚いた。自分は富山から、ケルカス氏は鳥海で滑っていたこともあり、できるだけ睡眠を確保しようという話になりスタートは5時。駐車場もほぼ満車状態で危なかった。
雪はえらい減っており、猿倉荘から入山。白馬尻までブーツ片手にトレランシューズでシートラ。久しぶりの泊装備ではペースが中々上がらず牛歩で前進するのみであった。急斜面は深いステップが刻まれており有難く利用してシートラ。稜線に至る頃にはクタクタになってしまった...
稜線を離れると誰も人はいなくなり静かな山へ。旭岳をトラバースして奥旭岳へ。ひとまずベースを設営すると寝転びたい衝動に駆られたがこのままでは何をしに来たか分からない。
とりあえず目論んでいた旭岳北面を滑ることに。山頂から雪は切れており一瞬板を外してからドロップ。お昼頃ということもあって北面でも雪は十分緩んでおり気持ちいいザラメバーン。しかし2500mより下は縦溝が多くなり2450mで滑走終了。旭岳北面カールへひいひい言いながら登り返して第一部終了。
テントでビールを煽って横になると少し元気になり、自分は旭岳南面(清水谷左俣)へ少し滑り込んだ。南面も日を浴びてよく緩んでいたがやはり下の方の縦溝が気になった。
1日目最終日はサンセットライドの為に再び旭岳へ。テントは17:00に出て日が傾くのを山頂で暫くゆったり待った。海に落ちる夕陽を見ながら旭岳の東谷を落とすのは至福の時間であった。
テントに戻ってカレー飯を食べると猛烈な眠気に襲われ、星空を撮るモチベも無く眠ってしまった。
Day2
4:30起床。フロアはボコボコだったが熟睡であった。朝食にまたカレー飯を食い、清水岳へ。雪はまだ固くトラバースやシール滑走は少しヒヤヒヤした。西ノ谷は朝日を浴びて少し緩んでおり思ったより滑りやすかったがやはり下の方は縦溝でガタガタだった。昨日滑った東谷との二俣で登り返しがまた(疲労で)しんどかった。とにかく水不足で終始喉が渇いて仕方がなかった(3L担いで、0.5L分を雪から、0.5L分を1日目の水流から補給)。やはりテン場の近くに水場は欲しい所である。
テントを撤収し大雪渓を下りる頃には大雪渓の雪はグサグサの超重雪になっており完全に消化試合であった。黙々と林道を降りて駆け込んだ来夢来人とハイランドの温泉が最高すぎた。やはり自分は泊まりより日帰りが好きなのだと再認識した。
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