金峰山&瑞牆山(瑞牆山荘〜)天気は天国と地獄の差
- GPS
- 08:48
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,973m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:08
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期の早朝、山頂付近は岩に霜がつき滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 県営無料駐車場 増富の湯 |
写真
感想
甲信越の山々も冬山シーズンに入りつつあり、冬山登山をしない私にとってはラストシーズン。だんだん、登山範囲が狭まっている中、先日、BSで放送していた日本100名山の瑞牆山に決定。隣にはやはり100名山の金峰山があり、日帰りで両方登れるようなので、私もチャレンジすることにした。
瑞牆山は人気が有る故、多数の人が訪れ渋滞になるとの情報があるため、金峰山から登り、その後に瑞牆山に登ることにした。
天気は金峰山山頂は極寒、手が悴んで指が動かず、写真を撮るのも一苦労。その上、体が吹き飛びそうな強風、視界なし、展望なしといった悪条件。隣の瑞牆山は晴れていて展望もよく、隣り合った山なのに天国と地獄といった感じ。
<県営駐車場>
県営無料駐車場に5時に着くように自宅を出発。駐車場は2割ぐらいの駐車率であった。
<瑞牆山荘〜富士見平小屋>
落葉の緩やかな斜面を登っていくのだが、既に紅葉シーズンは終わり、落ち葉がクッションとなり歩きやすい。富士見平小屋は早朝のため、まだ営業はしていないのでそのままスルーして金峰山方面へ進む。
<富士見平小屋〜金峰山山頂>
大日小屋から急登が始まる。鎖場もあるが、登りでは鎖を使わなくても良いが、下りは必要。五条石近辺の岩や石には霜がついて滑りやすい。実際に大きな石を越えていくのだが、石は霜で凍結、下は崖となっており滑ると滑落する危険性があった。
<金峰山山頂>
吹き飛ばされそうな強風と寒さ、ガスに包まれて展望もなく、視界もなし。山頂標識の写真だけとって退散することに。山頂で出会った2人組の方と話をして、金峰山小屋に降りるほうが緩やかで安全との事から、金峰山小屋方面に下山する。
<金峰山小屋>
外からは営業しているのか分からなかったが、扉を開けると開いたので中に入る。(実際に外に出たときに、小屋の外にいた人にも営業しているか聞かれたのであった)
金峰山と瑞牆山の山バッチをゲットして、温かいココアをいただいて金峰山山頂ですっかり冷え切ってしまった体を温める。
千代の吹上げまで巻き道を通るのだが、道を間違えて、小屋前の下り道を進んでしまう。途中GPSを確認して、コースが違うことに気づいたので、小屋まで戻り、道を聞いて巻き道へ戻る。
<富士見平小屋〜瑞牆山>
一つ尾根を越えて沢を渡るが、そこからが本格的に瑞牆山への登り道となる。登山道は整備されているが、かなりの急登である。階段、鎖場あり、段差がある斜面をよじ登っていくような感じで高度を稼いでいく。
途中、鳳凰三山のオベリスクを思わせるような、高くて大きな岩に出くわす。おおやすり岩と言い、ロッククライミングができるらしい。
<瑞牆山山頂>
天気も晴れ上がり、山頂からの展望も良かった。山頂からは、周りの山々を始め、先ほど通過してきたおおやすり岩が眼下に見え、とても高度感を感じる場所である。
隣の金峰山は山頂だけガスの中にすっぽり包まれていて、なぜ、隣の山なのにこんなに天候の差が激しいのか疑問に思うのである。
<おまけ>
中央自動車道須玉ICより瑞牆山荘に行く途中に増富温泉街がある。日本有数のラジウム鉱泉であり、昔、武田信玄の湯治場として栄えたらしい温泉である。中でも、増富の湯という公共浴場があり、温泉富士見平小屋で50円の割引券がもらえる。市民以外は通常料金830円。帰りに増富の湯に寄ってみたのだが、温泉は土色に濁っていて、温度は30度、35度、37度とぬるめではあるが、30分程度無理せず入れる温度の温泉に入ることで、温泉の有効成分が体に染み込み、湯治としての効果があるらしい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する