利尻山 - 0 to 0 -

2023年06月25日(日) [日帰り]

• GPS: 12:58
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,770m
• 下り: 1,770m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:01
• 休憩: 2:58
• 合計: 12:59

距離 20.5km 登り 1,773m 下り 1,778m

3:34 お宿 マルゼン
3:55 3:56 利尻富士温泉
4:33 4:40 利尻山北麓野営場
4:50 4:56 甘露泉
4:57 利尻山−ポン山 分岐
5:26 四合目
5:58 6:10 五合目
6:29 6:42 六合目
7:04 7:10 七合目
8:06 8:13 長官山
8:27 8:40 利尻岳山小屋
9:17 9:23 九合目
9:49 9:55 沓形分岐
10:07 11:07 利尻山北峰
11:21 沓形分岐
11:38 九合目
12:02 12:08 利尻岳山小屋
12:24 長官山
13:02 七合目
13:19 13:34 六合目
13:48 五合目
14:13 四合目
14:42 利尻山−ポン山 分岐
14:44 14:54 甘露泉
15:05 15:15 利尻山北麓野営場
15:50 利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に
16:33 うみねこゲストハウス

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

飛行機

前日、利尻島に到着
羽田→新千歳空港　JAL
新千歳空港→札幌駅　電車
札幌駅周辺で昼食（スープカレー）　時間があったので秀岳荘にも寄り道
札幌駅→丘珠空港　直通バス
丘珠空港→利尻空港　JAL　出発が40分遅延
利尻空港→鴛泊市街　タクシー　1,920円
空港到着時、タクシーは4台停まっていました。
JAL便の到着に合わせたバスは無く、同宿した方は近くのバス停（本泊かな？）まで15分くらい歩いたそうです。

コース状況／危険箇所等

6月の利尻島は天気がよくないらしく、今年は5日くらいしか晴れなかったそうです。

その他周辺情報

備忘録も兼ねて
−宿−
6月24日
お宿マルゼン（鴛泊）
4,500円　素泊りのみ　送迎無し
コンビニや飲食店が近くにあります。

6月25日〜26日（2泊）
うみねこゲストハウス（鴛泊）
2泊合計8,800円（連泊割引あり　個室は一泊につき＋500円）　素泊りのみ　送迎無し
　キレイで清潔な宿でした。それに宿の雰囲気もよく、とてもよかったです。同じ日に利尻山に登った方と談話室「島時間」で再会してビックリでした。山談議だけでなく、宿の方も一緒になって、旅の話や出身地ネタ、それに島情報で盛り上がりました。
　登山の翌日は宿で電動アシスト自転車を借りて島を一周しました。前夜の島情報がものすごい参考になりました。
　宿の最終日はウミネコに変身して船の見送りに参加、そして次の船で今度は自分が見送ってもらいました。
　また泊まりに行きたい！と思える宿でした。

6月27日〜28日
礼文島の宿

6月29日
さいとう旅館（鴛泊）　13860円　2食付き　港と空港の送迎あり
食事はよかった。予約時は12000円って聞いたから、生ビール一杯1860円てこと？

−食事−
力丸（鴛泊）
居酒屋。お宿マルゼンの方お勧め
とても美味しくて、2日間通いました。

笑う門（鴛泊）
中華料理。こちらも宿の方に勧められました。
海鮮あんかけ焼きそばを注文。美味しくて、食べきれないほどではありませんが量もあります。

グランスポット（鴛泊）
ホタテフライカレー。フライの量に驚かされますが、カレーのルーも美味しいです。

−買い物−
セイコーマート（鴛泊）
何度も通いました。ただ遅い時間に行くと、おにぎりやお弁当、パンなどは売り切れてしまいます。
でも翌日には補充されています。

岡田菓子店（鴛泊）
朝食のパンを買いました。お値段はほとんどの菓子パンが200円しないくらいです。
食パンとかも売っていました。ただこちらも遅い時間に行ったら売り切れの日もありました。

長生堂寺嶋菓子舗（鬼脇）
利尻プリンとケーキ。プリンはクリーミーでもなく歯ごたえがあるわけでもなく、絶妙なプリンでした。

写真

6/24 18:38

6月24日
海面タッチ
利尻山0 to 0を目指します！

6/24 18:38

うぎゃ！波来た！

6/24 18:39

緯度が高いので、18:40でもこの明るさ
19:30でもまだ明るかったです。

6/25 3:41

6月25日3:41
おはようございます。
登山開始です

6/25 3:42

海面タッチは前日に済ませたので、宿からスタート

6/25 3:52

送迎の車を横目に北麓キャンプ場までは舗装道路歩き

6/25 3:59

振り返ってご来光
歩かなきゃ見れない光景

6/25 4:10

舗装道路の歩道部分は無くなりましたが、横に木道や土の道があります。こっちの方が歩きやすい。

6/25 4:41

キャンプ場到着。鴛泊市街からちょうど1時間でした。

6/25 4:42

たまに公園とかで見ますけど、スズメなのかな？
まぁここにデカいウミネコがとまっていたら邪魔ですけどね。

6/25 4:47

ほんのちょっとだっけブロックが敷いてあります。

6/25 4:51

3合目　甘露泉水到着

6/25 4:51

冷たくて美味しい。
水を2リットル補給します。

下山時はほぼ飲み尽くしていました。

6/25 5:25

エゾマツ？トドマツ？
違いは枝の向きだそうです。
下を向いているのがエゾマツ
上を向いているのがトドマツ

ただ、下からだと上向いているか下向いているかわからん…

6/25 5:26

4合目
野鳥のさえずりが聞こえました。

6/25 5:47

6/25 5:50

4合目を過ぎるあたりで、植生が針葉樹から広葉樹に変わりました。

6/25 5:59

5合目
雷鳥？エゾライチョウは利尻島にはいないって聞いたけど？？？
ちなみに僕は北アルプスで雷鳥遭遇率がメチャクチャ低いです。
雷鳥に嫌われてるのかな…

6/25 6:19

晴れたー！

6/25 6:20

隣の尾根は笹原かな？

6/25 6:30

6合目
森林限界を越えました。
標高760mって…ここから1,000m登るんですか…

6/25 6:41

メロンパンの花！

6/25 6:42

海の向こうに見えるのは礼文島
雲被ってるように見えますが、宿で礼文島から来た人にこの話をしたら、フツーに晴だったそうです。

6/25 6:53

鴛泊の市街が見えてきた

6/25 7:04

7合目
ここまでは1合ごとにほぼ30分間隔でした。
登っているときは気が付かず、この山行記録書いてわかった。

6/25 7:09

何の花？

6/25 7:10

距離は水平？それとも斜線？

6/25 7:24

さっきの花と種類は同じかな

6/25 7:37

傾斜が次第にきつくなりだします。

6/25 7:42

長丁場なんでちょいちょい補給。
でもこれがよかった。

この手袋のこの色はもう廃盤なんだよなぁ
モンベルさんまた作ってくれないかなぁ

6/25 7:48

登山開始から4時間
展望を楽しむ風にかこつけて休憩

6/25 7:49

長官山

6/25 7:59

ここまでくるとポン山に被らずに鴛泊の全景が見渡せるようになりました。

6/25 8:05

岩場の急登を登ると

6/25 8:06

8合目、長官山到着
ここで残り500m
やっと利尻山の山頂が見えた！

6/25 8:07

なんて恰好いいんだい！

6/25 8:18

暫く同じような構図の写真を撮りまくってました。
約30枚、撮り過ぎでしょ

6/25 8:23

ちょっと歩くと花

6/25 8:25

またちょっと歩くと花
なかなか進みません

6/25 8:26

礼文島との間に一筋の雲が出てきた。
あの雲は登ってこないのかな

6/25 8:27

避難小屋到着

6/25 8:31

外にベンチ（丸太）があり、そこで昼食、いや朝食か
食べかけですみません。前日にセイコーマートで買ったおにぎりです。

6/25 8:40

携帯トイレは持っていきましたが、一度も使わず
3合目から3合目までの約11時間トイレに行かなかったってことか

6/25 8:43

避難小屋を過ぎると、あとは登りのみ

6/25 8:47

日差しを遮る場所も無く、風もそれほど吹いていないので暑い

6/25 8:55

9時
登山開始から5時間経過
足が進みますせん

6/25 9:00

花に癒される、ふりをして休憩

6/25 9:11

でもこの景色なら飽きません

6/25 9:16

9合目到着
8合目の長官山から休憩いれて1時間以上かかりました。

6/25 9:22

ここからは道も険しくなります。

6/25 9:23

右側は崩落しています。

6/25 9:26

青空に白いハクサンイチゲ

6/25 9:26

露出オーバーですが、むしろよく撮れたかも

6/25 9:30

赤と黄のイワベンケイ
同種なのかな？

6/25 9:35

足下はスコリアのザレ場

6/25 9:36

雲が陸地までかかってきました
まだ登って来ないでー

6/25 9:41

9合目からは見上げるほどの登り

6/25 9:44

そしてハクサンイチゲ

6/25 9:45

距離は短いですが、崩落地のすぐそばを通ります。
風が強いと怖そう

6/25 9:46

崩落が進んでいるみたい

6/25 9:47

ここで急いでも仕方ない

6/25 9:48

最初の崩落地を過ぎると九十九折の道

6/25 9:49

地球が丸いことを実感！

6/25 9:49

登山開始から6時間、へとへとですが

6/25 9:51

もちろん協力します！
重さは1キロくらいかな

6/25 9:55

左手に土嚢を持っているからバランスが悪い

こんな登山道の整備方法は初めて見ました。

6/25 9:55

結構しんどかった

6/25 9:55

協力記念（証明）写真

6/25 10:02

再び崩落地の間際を通過すれば

6/25 10:08

人の声がひと際大きくなり

6/25 10:08

山頂が見えてきた

6/25 10:08

ここまで来たぞ

6/25 10:14

歩き始めてから6時間半
ついに登頂！
達成感半端ない

6/25 10:42

なんせこの景色ですから

6/25 10:42

あそこから歩いて来たんだ

6/25 10:47

山頂周辺もお花畑

6/25 10:57

降りる前にもう1枚
ちなみに周りは何十人単位の人だらけで、
祠の前でツアー同士の写真の場所取り合戦が繰り広げられていました。

6/25 11:03

360度見渡せる景色はすべて海
約1時間、山頂からの景色を堪能

さぁ下ろう

6/25 10:11

エゾノツガザクラ

6/25 11:05

イワウメ

6/25 11:09

勉強中

6/25 11:25

勉強中

6/25 11:38

ボタンキンバイソウ　かな？

6/25 11:42

雲はこれ以上上がってきませんでした。

6/25 11:54

ピストンなので、下りは常に青空と海に向かって歩きます。

6/25 11:59

長官山の登り返し

6/25 12:02

避難小屋で小休止

6/25 12:12

チシマフウロ？

6/25 13:12

影の穴にもう一つの影

6/25 13:23

第一展望台で中休止
今回は行程が長いので、食料はおにぎり1個とあとは行動食にしました。小刻みに休憩を入れて、その都度食べました。

6/25 14:06

倒木の断面

6/25 14:07

いつしか針葉樹の森の中

6/25 14:17

こちらの倒木は直径80cmくらいあるかな

6/25 14:28

ニュージーランドみたい

6/25 14:31

4合目を過ぎるとなだらかな木漏れ日の道

6/25 14:38

緑が輝いています

6/25 14:43

ポン山との分岐

6/25 14:46

甘露泉水到着
行きに汲んだ水は残りコップ一杯くらいでした。
カップはマイカップです。

6/25 14:50

冷たい水をがぶ飲み
美味しいお水です

6/25 14:56

サイハイランとうそうです。利尻島の固有種ではありませんが、たぶん初めて見ました。

6/25 16:25

出発地のお宿マルゼンまで戻ってきました。
ここから段ボール1箱抱えて、歩いて次の宿うみねこゲストハウスへ

6/25 19:22

うみねこゲストハウスで登山を終えます。
宿の目の前は港と利尻山。

6/26 9:03

6月26日
この日はお山には登らず自転車で利尻島一周に挑戦
ただ風が強い予報なので、途中で引き返すことも検討。むしろ引き返すつもりだった。

6/26 9:09

このグローブ、実は自転車用なんです。
モンベルさん、この色で再販お願いします。

6/26 9:25

干した昆布と利尻山
この光景はここだけでした。

6/26 9:40

ピントがあっていませんが、うみねこだらけ

6/26 10:00

利尻島の2つの自治体のご当地キャラ…コメントは控えます

6/26 10:16

長生堂寺嶋菓子舗の利尻プリン

6/26 11:25

オタトマリ沼
利尻山見えない
風は強いけど行けないことはないので、一周チャレンジ

6/26 11:28

出発時にうみねこゲストハウスの方から、ウニが落ちているから気をつけてと言われましたが…

6/26 11:37

マジ落ちてるよ
自転車で踏んだらパンクするので避けましょう

6/26 11:42

南浜湿原…スルー

6/26 11:43

所々に空気入れが置いてあった。
普段サイクリングはしませんが、これはありがたい

6/26 11:58

エゾカンゾウ

6/26 12:02

島時間いいなぁ

6/26 13:56

ミルピスも飲むことができました。

6/26 14:19

北側に回ると晴れ間が見えてきた

6/26 14:28

夕方には雲も切れてきた。

6/26 14:33

サイクリングロードにウニの殻

6/26 14:45

今回借りたクロスバイク
電動じゃなきゃきつかった
電池が一周持つか心配しましたが、十分持ちました。
ちなみにもしバッテリー切れになっても、宿の方が持ってきてくれるそうです。ママチャリタイプなら予備を持たせてくれるとは気遣いありがとうございます。

6/26 14:56

山頂から伸びる不思議な形の雲

6/26 15:03

こちらは百名山達成の時のプレートです。
おめでとうございます。

6/26 16:05

一周60km走破！
宿に戻って、そのままの勢いでペシ岬も登っちゃおう！

6/26 16:12

と、ととと登頂…
勾配も急で、結構な高さなんですよ
写真は平穏な1枚に見えますが…

6/26 16:12

実は服がめくれあがる程の爆風
立ってられん！
背中のすぐ後ろは断崖絶壁、その下は海です。
風の強さが表情に出ていました。

6/26 16:14

でも山頂からはこの景色

6/26 16:16

青い海

6/27 8:36

6月27日
礼文島に向かいます。
チェックアウト前に、同宿の方が乗った稚内行きの船を見送りました。
「いってらっしゃ〜い」
「また来いよー」

6/27 8:36

うみねこジャンプ！

撮影機器：

DMC-XS1 Panasonic

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

SO-02K Sony

感想

yamazki_taro

利尻山

いつか登りたい、でもそのいつかがいつになることやらと思っていた利尻山。たまたま機会があって登ることができました。

しかもこんな青空の日に登れるなんて

またいつか季節を変えて登りたい。
さて、いつになることやら…