白馬岳(栂池〜白馬〜祖母谷)
- GPS
- 13:18
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,948m
- 下り
- 4,137m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:52
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:58
天候 | 午前中は晴れ又は曇り夕方から夜に降雨あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※バスは白馬駅からの方が多い。 【祖母谷】欅平→(黒部峡谷鉄道、富山地方鉄道)→新黒部→(新幹線)→富山→(高山線)→名古屋。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
祖母谷への下山ルートは迷う箇所ないが鎖ロープ数ヶ所、熊の痕跡多数、人少ない。 |
写真
感想
憧れの祖母谷ルートへようやく行くことができました。
【栂池〜白馬岳】
栂池高原のゴンドラとロープウェイから入山しました。登山シーズンは朝7:00からの運行で、始発に乗れれば8時くらいに歩き始めることができます。
この日は天気も良く、外国からの団体さんを含めてロープウェイは満員。それでも始発に並んでなんとか8時前に自然園駅につくことができました。
自然園からは登山道、けっこう登ります。途中の天狗原は平たんで木道歩き。ホッと一息つきます。天狗原から急登を上る途中には1箇所だけ残雪があり、少しだけ渋滞が発生していました。白馬乗鞍からは岩の上を歩きます。白馬大池の景色に癒されて、白馬大池山荘に到着。ここからは稜線上を進みます。
稜線上では曇天のお陰なのか、雷鳥の親子に何度も遭遇し、オコジョも見ることができました。
逆に稜線からの景色はほとんど見えず、天気予報にあった午後からの雨と雷を心配しつつ、幸いなことに降りだす前に山頂に着くことができました。村営宿舎で手続きを終えてテントを設営し終わった瞬間に雨…。ギリギリでした。その後も夕方から夜は時折の雨。
【白馬岳〜祖母谷】
朝は5時に出発。ロングコースです。
登山道は迷いなく明瞭なのですが、足下にはハイマツと草が繁っているところが多く、不帰避難小屋まではスパッツかゲイターか雨具のズボン着用がおすすめです。でないと脛から下が夜露でびしょ濡れになります。
この日は朝から天気に恵まれ、立山、剱岳や富山湾を眺めながら少しずつ下ります。清水岳付近では熊の痕跡や糞を多数見かけたので注意。幸い遭遇はなし。
不帰避難小屋は綺麗で休憩にもちょうど良いところで、早くも9時台に昼食を取りました。
不帰避難小屋からの下りは百貫の大下り、これが想像よりも難路で、稜線を左右に振りながら降りていくためか、地図やアプリに出ない程度の小さな(でも急な)登り返しや、鎖、ロープ、ちょっとした崩壊箇所や沢渡りなど、体力と気力を使います。これが3時間近くも淡々と続きます。
温泉の硫黄の匂いがしたら間もなく林道に出て、さらに20分程で祖母谷温泉に到着します。
なお、このルートは祖母谷温泉小屋付近を含めてほとんどが携帯圏外で、加えて人も少ないので慎重に。
この日、朝5時の出発から小屋到着の13時までにすれ違った登山者はゼロ。通る人はほぼ下りで、登りで使う人は少ないようです。
【祖母谷〜】
祖母谷から欅平は林道で40分くらい。途中にはトンネルや、水平歩道のように岩をくりぬいた道などを通ります。
欅平からは黒部峡谷鉄道。始発は10時頃なのでかなり遅いですが、運が良いと始発より早い列車があることも。
なおピークは予約の取れないこともある黒部峡谷鉄道ですが、欅平観光は基本日帰りなので朝イチの宇奈月行は空いてますので心配なし。
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