岩手山 焼走りピストン

2022年11月04日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,468m
• 下り: 1,449m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:00

6:00 岩手山焼走り登山口
7:00 第１噴出口跡
9:00 ツルハシ
10:00 平笠不動避難小屋
12:00 岩手山
13:00 平笠不動避難小屋
14:00 ツルハシ
15:00 第１噴出口跡
16:00 岩手山焼走り登山口
16:00 ゴール地点

ツルハシ〜平笠不動避難小屋間は樹林帯で降雪のため通行がむつかしい箇所がある．

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仙台からレンタカーで焼走り登山口まで行き，駐車場で一泊．

コース状況／危険箇所等

ツルハシ分れ〜三十六童子は雪の重みで枝が低く垂れさがり，通行がむつかしくなっている．茶臼岳〜薬師岳はハイマツ帯でところどころ岩と氷混じりの斜面．トレースは風に飛ばされて消えていた．

その他周辺情報

平笠不動避難小屋はよく整備されていて非常に快適．アイゼンを脱いで，雪を落として入りましょう．窓から差し込む陽光が暖かかった．焼走り国際交流村ではグランピングのイベントをやっていた．

写真

駐車場からはしばらくの裾野歩き．早朝で木々の間にもやがかかっていて幻想的．距離は少し長かったが雑談しているうちにすぐに消化できた．

本日の相方．学科の後輩で写真が趣味．彼に高性能なカメラを借りて写真を撮りまくった．作品が作れるようないいカメラが欲しいけれど，山に持っていくには重いよなぁ．

第一噴出口跡．少しずつ雪が厚くなり始める．そろそろガスが晴れるかも．景色がないうちは休憩もそこそこに，ぐんぐん高度を上げる．

ガスが晴れて岩手山の広大な裾野が姿を現す．すかさずカメラでパシャリ．写真部の彼のテンション爆上がり．これからもっとすごい景色が見られるぞ．

先日の降雪のためトレースはない．だんだん木々が低くなってきて，雪の重みで傾いた枝が邪魔になってくる．階段が雪で埋まり，ふかふかの雪を直登しなければならない箇所が一部あった．

平笠不動避難小屋に到着．ここで一息ついて，山頂に向けて心の準備をする．相方はちゃんとした雪山装備を持っていないので，もこもこのくまさんみたいな格好に．

薬師岳に向けて最後の登りの途中．一番盛り上がったポイント．晴れ空にお釜のくぼみの白銀世界．お釜にピントを合わせて本日の作品が完成した．

時間の許す限り完璧な構図を狙ってファインダーをのぞく．ちなみに彼はスパッツを勘違いしていたようで，私のを貸した．冷たい風が強く，ズボンのすそがガチガチに凍るので，雪が靴に入り込むことはなかった．

山頂はガスガスで展望はない．エナジードリンクで乾杯して気合を入れなおし，大分下った．昼下がりは気温が高く，登りであった雪もすでに解け切っている．

振り返って岩手山が名残惜し．

焼走り溶岩流と岩手山．南部富士といわれるだけあるな〜．

麓のキャンプ場では日本キャンプ友の会のイベントが開催されていた．

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

たけ

東北旅行といえども登山は欠かせない，ということで後輩と岩手山登山へ．彼にとっては初めての雪山だったが，元運動部でスタミナがあるタイプだったので，問題なく登頂・下山できた．冬の岩手山はなかなか壮大で富士山に通じるものがある．東北第一の名山だなぁ．なかなか強度のある山行だったが，打ち上げの焼肉で消費カロリーはしっかりチャージできた．