伊藤新道〜読売新道〜針ノ木谷

2023年09月04日(月) ~ 2023年09月06日(水)

• GPS: 28:52
• 距離: 58.0km
• 登り: 4,412m
• 下り: 4,409m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:51
• 休憩: 0:35
• 合計: 12:26

3:47 七倉山荘
3:49 3:49 七倉登山口
3:56 3:56 唐沢ノゾキ
4:49 4:49 高瀬ダム濁沢登山口
4:56 4:57 高瀬ダム湯俣登山口
5:43 5:43 東京電力高瀬川第五発電所
6:00 6:00 林道終点
6:20 6:22 名無避難小屋
7:12 7:12 湯俣山荘
7:30 7:30 湯俣
8:08 8:09 第一吊橋跡
8:26 8:32 衝立岩
9:02 9:12 第三吊橋跡
9:45 9:45 第四吊橋跡
10:21 10:31 第五吊橋跡
11:44 11:44 伊藤新道展望台
13:29 13:29 三俣山荘
15:37 15:38 三俣峠
15:45 15:51 三俣蓮華岳
15:54 15:54 三俣峠
16:12 三俣山荘

2日目

• 山行: 9:59
• 休憩: 1:16
• 合計: 11:15

16:12 三俣山荘
6:09 6:12 鷲羽岳
6:32 6:33 ワリモ岳
6:46 6:47 ワリモ北分岐
7:18 7:19 水晶小屋
7:48 8:02 水晶岳
8:07 8:08 水晶岳北峰
8:40 8:45 温泉沢ノ頭
9:43 9:43 南赤牛岳
10:23 10:47 赤牛岳
13:33 14:01 奥黒部ヒュッテ
15:35 15:36 平ノ渡場・仮設
15:45 15:45 平ノ渡場
16:02 16:03 黒部湖 避難小屋
16:22 宿泊地

3日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:49

6:16 宿泊地
8:30 8:40 船窪岳分岐
9:30 9:31 船窪乗越
9:58 9:58 船窪天場
10:07 10:32 七倉岳
10:39 10:39 船窪小屋
11:01 11:01 天狗の庭
11:30 11:32 鼻突八丁（八合目）
12:04 12:04 岩小屋
12:28 12:28 唐沢ノゾキ
13:05 13:05 七倉登山口
13:06 ゴール地点

写真

9/4 3:47

真っ暗の中、七倉スタート

9/4 3:59

伊藤新道の時間が読めないのでタクシーを待たずに歩きます

9/4 4:32

ナイトウォークは時間の感覚が薄らぐのか、意外と早く着いた気がします

9/4 4:36

9/4 4:51

直登したくなります。

9/4 4:56

高瀬ダム

9/4 5:23

今回は渡渉があるので荷物がかさみました

9/4 5:25

9/4 6:00

林道終了、登山道開始

9/4 6:20

無名ではなく、名無避難小屋

9/4 6:21

中は綺麗です。

9/4 6:58

奥は北鎌尾根でしょうか

9/4 7:16

噂の、晴嵐荘に渡るジップライン。乗りませんでした。

9/4 7:25

さて温泉の谷へ入ります

9/4 7:28

お手製の野湯。いい湯加減。

9/4 7:33

激しく沸いてる場所も。

9/4 7:34

対岸に噂の噴湯丘！

9/4 7:41

せっかくなので近くで見てみました。

9/4 7:41

凄いなこれ

9/4 7:45

今回の渡渉対策。アプローチシューズにネオプレンソックスにショートゲイターとレギンス。概ね快調でした。

9/4 7:55

さあ伊藤新道の始まり。このすこし前で後ろを振り返ったら、熊さんが疾走してました。そういう場所です。

9/4 8:05

ジオグラフィック感じます

9/4 8:09

高巻きもあり

9/4 8:11

ジオだなぁ

9/4 8:19

第一吊り橋

9/4 8:22

膝くらいの渡渉を繰り返します

9/4 8:23

噂のガンダム岩。あえて下行きました。股まで浸かりました。

9/4 8:24

裏から。これけっこう難しそう

9/4 8:34

こんな箇所も足場打って頂いてます

9/4 8:40

多くの渡渉点は目印が置いてくれてありました。

9/4 8:59

9/4 9:18

第三吊り橋

9/4 9:20

なかなかスリリング

9/4 9:57

火星と呼ばれるポイント。なるほど。

9/4 10:18

第五吊り橋

9/4 10:22

ここでルートミス。渡渉が楽しくなってしまい茶屋予定地を過ぎてもしばらく沢筋を歩いてしまいました。沢屋さんはそのまま行くと思いますが、伊藤新道正規ルートはここで高巻きでした。

9/4 10:34

一気に高度上げます

9/4 10:38

ジオだなー

9/4 10:46

希少な雰囲気満点の石

9/4 10:52

硫黄岳側。登れないのがよくわかります。

9/4 10:59

赤沢。ルートどこ？

9/4 11:01

あったー！噂の緑ホース

9/4 11:16

しかし恐ろしい急登。樹林帯でこんな急登は初めてかも。

9/4 11:36

ツメの荒いやつが引っ掻いてます。

9/4 11:48

心の目で展望します

9/4 12:34

庭園。ここからは緩い道。

9/4 12:51

湯俣の源頭。山が深い

9/4 12:54

9/4 13:01

三俣の辺りが見えてきました

9/4 13:14

9/4 13:16

秋の気配

9/4 13:23

やっと分岐へ出ました

9/4 13:27

本日の宿場、三俣山荘到着。黒部の山賊の中心地です。

9/4 15:19

15年ほど前の記憶を辿って三俣蓮華岳へ

9/4 15:26

秋の気配だなー

9/4 15:45

景色は何も見えませんが

9/4 15:46

確かに来たことありました。雲の平から槍へ向かう途中でした。

9/4 17:23

今日は雨に降られなかっただけラッキーな一日だったなー、と思っていたその時、

9/4 17:39

なんとミラクルな景色。

9/4 17:43

三俣蓮華も見えて

9/4 18:18

北鎌尾根と槍も見え

9/4 18:18

空は紅くなって

9/4 18:19

鷲羽岳も姿を見せてくれました。

9/4 18:22

いつまでも見ていたい景色

9/4 18:27

明日向かう山々を見ながらテントに入る幸せな時間。

9/4 18:29

思わず山荘で買ってしまいました。山の上で本買ったの初めてでした。

9/5 5:14

二日目はガスの中でのスタートでしたが、

9/5 5:17

雰囲気は悪くありません。

9/5 6:03

鷲羽岳山頂で、水晶小屋から来たご夫婦と談笑していると、三俣蓮華側が幻想的な風景に。

9/5 6:04

9/5 6:35

この日はガスが一進一退。

9/5 7:16

水晶小屋の時点では周り何も見えませんでした

9/5 7:34

水晶岳へは険しい岩場。

9/5 7:42

まあ、雨じゃないだけラッキーだな、と思っていたら

9/5 7:48

水晶岳山頂でまたもやミラクル。午前中のブロッケン初めて見ました。俺天国に連れてかれちゃうのかな

9/5 7:51

青空も見えてきて

9/5 8:01

遠くに見えるは立山の山頂？今日は良い日になりそう。

9/5 8:01

まだブロッケン出てました。天国に連れていかれないよう気を引き締めて進みます。

9/5 8:06

黒部の谷は深い。

9/5 8:06

高天原山荘も見えました。15年前に雲の平から温泉入りに行ったな〜。また行きたい。

9/5 8:10

お、

9/5 8:10

雷鳥さん

9/5 8:15

雪田残ってました。今年はいろんなところで沢が枯れてるみたいです。

9/5 8:25

温泉沢の頭。何気にカッコいい

9/5 9:24

折立から登るあの辺りも行ってみたいー

9/5 9:59

赤牛岳見えてきました

9/5 10:11

気がつけば裏銀座もくっきり姿を見せてくれました

9/5 10:16

今日最後のピーク赤牛岳登頂。

9/5 10:16

薬師岳。これは行かなきゃ。

9/5 10:21

向かう先の黒部湖

9/5 11:00

裏銀座、今度来ます。

9/5 11:15

赤牛ありがとう

9/5 11:39

立山も見えました。さあ読売新道の核心部へ

9/5 12:17

読売新道の核心は間違いなく長ーい樹林帯。

9/5 13:02

順調に高度を下げてると思いきや、1,900mくらいの水平区間がやたら長かったりでだいぶ足を削られました。渡渉用以外にもう一足背負ってきて正解。奥黒部ヒュッテに着いた瞬間にザックを放り投げるくらい足に来ました。

9/5 14:06

ちなみに奥黒部ヒュッテのすぐ裏で乱暴なガサガサ音が。小屋の方に「熊います？」と聞くと「います」と予想通りの答え。そういう場所です。

9/5 14:21

奥黒部ヒュッテで泊まることも考えましたが、明日の針ノ木谷が時間読めないので少しでも先へ。しかし奥黒から平の渡しまでの道がなかなか凄かったです。

9/5 14:25

地図上ではわからなかったですが、ほとんど崖上の高巻き。

9/5 14:34

距離はそんなにありませんが、梯子の連続でペースは上げられません。

9/5 15:36

やっと乗船場

9/5 15:49

噂の避難小屋。快適そう。

9/5 16:11

針ノ木谷に入ってすぐは、テント場くらいビバークポイント多数。

9/5 16:22

少し奥まで歩いて、渡渉でずっこけたので本日はここで幕営。良い場所でした。

9/6 6:25

三日目は針ノ木谷の遡上からスタート。

9/6 7:31

高巻きのワイルドなルートが多いコースです。時折見える針ノ木岳から落ちる岩陵が絶景です。

9/6 7:47

素晴らしいジオグラフィック。

9/6 7:55

でかいカエル先輩。

9/6 8:33

船窪乗越への渡航点。

9/6 9:30

船窪乗越の迫力満点大崩落。

9/6 9:59

この辺しんどかった、、、

9/6 10:14

この旅最後のピーク、七倉岳登頂。先週登った針ノ木岳が雲を避けて待ってくれていました。

9/6 10:15

船窪岳。ポツポツ雨が降り始めました。

9/6 10:39

お、コマクサまだ咲いてる

9/6 10:42

船窪小屋は玄関の脇にコマクサが咲く素敵な山小屋でした。

9/6 10:57

一昨日歩いた高瀬ダムを望み、雨足が強まる中急いで下りました。

9/6 13:06

七倉に下りると雨は止んでました。ありがとうございました。

感想

NatsukiG3

変えられない日程の中、微妙な天気予報。数々のルートを検討し、先日新聞で見た「伊藤新道開通」の記事を思い出して計画。どうせ雨で濡れるならジャバジャバ濡れよう、せっかく沢歩きの装備持って行くなら読売新道で下って針ノ木谷もつないでみようと、かなりハードな計画になりました。。。
結果、一日目二日目は予報よりもかなり恵まれました。三日目最後に降られましたが、非常に満足度の高い旅となりました。北アルプス最奥部、また行きたい山がたくさんできてしまいました。