赤石岳↑・悪沢岳(荒川三山)↓ 椹島から時計回り周回 大人の遠足
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- GPS
- 23:14
- 距離
- 60.4km
- 登り
- 3,715m
- 下り
- 3,718m
コースタイム
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:51
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 11:08
天候 | 初日 晴れ☀️ 2日目 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
井川ダムまでは、大井川沿いの方が比較的、道が良いそうです。 具体的には、島田金谷から大井川沿いに北上した方が道が広くて運転しやすい。 ★椹島までは自転車で向かう 約16.6km ヒルクライムonlyではなくて、アップダウンのラクダ道。 一部、舗装されていない砂利道区間あり、落石には注意する必要あります。小石含めるとたくさん落ちてます。 行きは1時間45分(話をしながら) 帰りは1時間 ★沼平から椹島までは、東海フォレスト送迎バス(無料)も利用できます。 椹島ロッヂor東海フォレスト運営の山小屋宿泊の方が対象 テント泊のみの場合は対象外 https://www.t-forest.com/alpsinfo/bus/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道中の危険・注意箇所】 ●危険個所なし ◆テン場・小屋情報 【水場】 〇:富士見平超え北沢源頭(沢から直接汲みます) 〇:荒川小屋のテント場(湧き水) 〇:千枚小屋 北側にあり(沢水をホースで引いてる) 〇:清水平の沢の水(沢から直接) ※各山小屋でも飲料水の購入可能 赤石小屋、荒川小屋、荒川中岳避難小屋、千枚小屋 【荒川小屋】 ・テン場は樹林帯で30張程度可能。 ・小屋やトイレともに新しくて清潔感がある。 ・小屋の前から富士山が見える ・ここの水場はとても美味しい ◆ドコモ電波状況 ・椹島 ・・・ × ・千枚小屋 ・・・ ○ ・荒川小屋 ・・・ ○ ・赤石小屋 ・・・ ○ |
その他周辺情報 | 【前日のお風呂】 ⚫︎道の駅川根温泉 http://kawaneonsen.jp/spring 営業時間9:00〜19:00(最終受付18:30) 入浴代:520円 安い、綺麗、広い野天風呂、良い泉質。 近所の高齢者軍団のコミュニティが気になった 【下山後のお風呂】 白樺荘 https://ikawa-shinko.wixsite.com/shirakabasou 日帰りは10:00〜18:00 入浴代:510円 誰もいない浴室を2人で独占使用 |
写真
感想
以下、備忘録としての長文なので SKIPして下さい。
前週の9/9.10は、家族旅行の為にお山は休暇。
誰かの受け売りでもないのですが、罪滅ぼしという名の家族サービス。
家庭円満の為には、これも重要なイベントだっ!
その代わり今週は、3連休もあるのでガッツリ遊びたいと思っていた。
かねてより、他のSNSで交流のあった、goemonsanと赤石・悪沢岳の計画があったので決行する事にしました。
登山口の畑薙ダムは、富山からは最果ての地。
最速でも6時間は掛かるので、9/15(金)は振休を取得して移動日に当てる。登山口には、20時過ぎに到着して食事や翌日の準備を行い、21時前には就寝した。しかしながら、この夜は異常に湿度が高くて。22:30に汗だくで目覚める。それから何度も就寝を試みるが眠れることは無かった!
AM3時ゲート前出発の約束していたが、こんな事なら12時出発でも良かったかな。3時にgoemonsanと合流して久しぶりの再会となる。
互いに準備ができたので出発する。
闇夜の林道サイクリングは、オッサン2人だと怖くない。
日常的な世間話をしていたら、あっという間に椹島に到着した。
椹島で登山モードに変更したら、赤石岳に向けて歩き始める。
序盤は、急登なので早々に汗が噴き出る。
この時期にしては、暑くて当然シャツ一枚でも寒くない。
赤石小屋に到着したのはAM9:20
畑薙ダムを出発してから6時間20分、椹島登山口から4時間20分要することとなった。
北アルプスならば、既に何処かのピークを踏んでいてもおかしくないのだが、南アルプスは山々の奥深さを感じた瞬間でした。
赤石小屋は、昨年登った聖岳、いまから向かう赤石岳が奇麗に見える、とても眺望に恵まれた良い場所でもあった。
小屋前で休憩させて頂いて、オッサン2人で記念撮影を行った。この辺りは、二人ともまだ余裕だった。
赤石小屋を出てから向かったのは富士見平、名前の通りそこに行けば富士山が見えるんだろと思ったが、富士山は雲の中で見えず。
赤石岳と聖岳、荒川三山がぐるりと出迎えてくれた。
富士見平→赤石岳へは、2時間以上掛かかり登頂となる。
赤石岳登頂時刻は12時42分、椹島を出発してから9時間40分経過している。流石に疲労困憊だが、百名山85山目だったので喜びの方が強かった。
赤石岳山頂は、ガスっていたので休憩もそこそこに、荒川小屋に向かう。
大聖寺平を経由して、荒川小屋に到着後にテント場の受付(2000円)を行う。
好きな場所に張って良いよと言われるが、良い場所は既に張られてあるので、人の動線に近い場所に張ったのだが…。区画分けしてあれば、スペースを有効利用できるのにと思いつつ、相方の到着を待った。
同行者は、少し遅れていたのだが、隣に張って準備が整ったので、簡単ではあるが、食事を開始する。ビールを買いに行こうと思ったが、同行者からワインの差入れを頂いたので、それで乾杯する。
前日の寝不足がたたったのか、私は19時には爆睡したようだ(あまり意識なく落ちていた!笑) 会話も楽しむこともなく、同行者には申し訳ないことをした。
次に目覚めたのが、夜中12時過ぎ、二度寝して目が覚めたのがAM3時だったので、8時間ぐっすり眠る事が出来た。
テント泊でここまで熟睡する事も無いのだが、昨年購入したエアマットが良かったのだろうか。
二日目の出発は、AM5時と約束していたので、私も4時位から撤収作業に入るが、廻りは既に出発された方も多かった。
手際悪く片付けて、5時前には行動開始する事が出来た。
テント場からは、日の出前の富士山のシルエットが奇麗で何枚も写真を撮ってスタート出来なかった。
ようやくスタートするも今度は、赤石岳&荒川小屋へのモルゲンが奇麗で何度も振り返った。
景色に癒されながらも、荒川三山の稜線に立つと、乗鞍岳・御嶽山・中央アルプスや北アルプスの穂高岳・槍ヶ岳が見る事が出来た。
思わず同行者と感動の雄叫びを上げてしまった。
ここでも写真撮影で足止めするも、まずは荒川前岳を登頂。
前述した山々の他に昨日登頂した赤石岳も朝陽を浴びて違う顔を見せてくれた。この山頂で他の登山者が腕立て伏せを行っていたのが印象的。
すぐさま荒川中岳を登頂するも、近いので滞在時間も短かった。
ピークというより、通過地点的な感じだった。
この後、荒川三山のラスボスでもある悪沢岳を目指す。
一旦、2920m位のコルまで標高を落とすのだが、そこからエグイ登りが待っていた。さすがにラスボスだけあって、容易に寄せ付けてくれない。急登の標高差200mを息切れ切れで登りあげると悪沢岳山頂に到着。
百名山86山目
ここでは、富士山や赤石岳をバックに記念撮影をパシャパシャ撮った。
南アルプスの塩見岳をセンターに仙丈ヶ岳&甲斐駒ヶ岳、日本4番目の標高を誇る間ノ岳も存在感抜群だ!
椹島まで13キロの距離もあるので、休憩時間もそこそこにしてAM8:50下山開始する。途中、丸山→千枚岳を通過して千枚小屋に到着したのだが、ここから椹島までが長く感じました。
下山も長かったのだが、危険個所もない緩い斜度の登山道を頑張ってひたすら歩いてなんとか椹島到着。
自転車で沼平まで戻ってようやく長い二日間の大人の遠足が終わった。
下山後は、白樺荘にて汗を流して、再開を誓って同行者とお別れしました。
核心は、富山まで420キロの運転だった。
途中、仮眠したりして自宅に着いたのがAM2時過ぎ。
よく遊んで充実感でいっぱいです。
いまも旅の余韻に浸っており、こんな長文感想を書いています。
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今回、赤石岳・悪沢岳を登頂した事により、本州&四国の日本百名山は完登する事が出来ました。
いまの私の労働環境では、長期休暇を取得して北海道や九州に行く事は不可能なので、百名山完登の挑戦は退職後になるかと思います。
日本百名山の挑戦は、一旦中断となりますが、「日本百高山」の挑戦も並行して行おうかと思います。
「日本百高山」は、本州の北・中央・南アルプスにあるので、登頂済の百名山なども絡めながら山行計画を立てて、引き続き登山を楽しんでいきたいと思います。
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