宮ノ浦岳(ご来光あり)
- GPS
- 20:14
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 3,149m
- 下り
- 2,504m
コースタイム
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:15
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 2:58
- 合計
- 8:52
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船 飛行機
成田空港→鹿児島空港(飛行機)→天文館(リムジンバス)→トッピー(高速船)→宮ノ浦→安房(バス) 初日 安房→屋久島自然館→荒川登山口(バス) 二日目 紀元杉→安房(バス) 帰り 安房→宮ノ浦(バス)→天文館→鹿児島空港(リムジンバス)→羽田空港(飛行機) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり 登山道は一般の観光客も多いので丹沢山並に整備されていて、道に迷う事はない。 ただし、永田岳から鹿の沢小屋までは藪が少し濃い所もあり、踏み外す事もある |
その他周辺情報 | 安房周辺 もりちゃんハウス(素泊まり) かもがわレストラン(刺身定食は屋久島で食べたいものが勢揃い) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
モバイルバッテリー
シュラフ
|
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感想
4連休!
天候が晴れを探してたら、南アルプス縦走を考えてました。しかし、アクセスが悪い事で有名ですが、平日は登山口まで行くバスもないため断念。
でも、せっかくの4連休なので、どこかに行きたいということで、北海道や中央アルプス縦走、そして屋久島。4日間天気が一番よかったのが屋久島だったので、宮ノ浦岳縦走を敢行。
屋久島は13年ぶりで、その頃は登山は本格的にやっておらず、装備も適当でポロシャツとジーンズで登りはじめ、白谷雲水峡から入って太鼓岩の所で別の案内をしてたガイドさんに止められ下山させられ、縄文杉まで行かせてもらえなかった思い出の場所です。
急遽、予定を組んだので飛行機も直行便ではなく鹿児島市内から高速船で屋久島入り、前日は移動のみ
盲点だったのが飛行機!いつもの感じで荷物を準備するもよく調べるとガズボンベも十徳ナイフ預けられないので、色々悩みましたが、鹿児島市内の天文館に着いてから100均に行って固形燃料とその受け皿と五徳を購入。
食糧の調達は屋久島の港になる宮ノ浦にも安房にもAコープがあるので大丈夫です。それでも固形燃料の火が頼りなさそうなので、早く茹で上がるパスタをチョイスしました。
宮ノ浦岳自体は、一般観光客も多いこともあり非常に整備されており、道に迷う事もないでしょうし、水場もたくさんあるので、500mlペットボトルがあれば問題ありません。安房の市街地などは10月前とは思えないような蒸し暑さはありましたが、山中に入るとひんやりし、風が吹いてくれてると爽やかで快適に登山が楽しめました。
初日
前日に観光案内所で荒川登山口までのバスのチケットと入山料を納め、バスは乗り継いで5時半過ぎに荒川登山口へ。
縄文杉までの一般観光客に巻き込まれないように早めにスタート。先行すると追い付かれません。登山道は丹沢山並に木道が敷かれトロッコ道を行くので迷うことはありません。
楠川分岐で太鼓岩に行くか悩みましたが、もう一度屋久島に来ることもないだろうと思い、太鼓岩まで1時間往復。戻った頃には一般観光客も前におり、それをサクサク抜いて行きます。
ウィルソン株、仁王杉、大王杉などを見ていよいよ縄文杉まで到着!
ん?こんなもんなのか?って感じです。デッキから縄文杉までが遠いせいか何か迫力に欠けます。恐らく世界遺産になってハードルを上げられているせいなのでしょう、期待していたほどの感動はありませんでした。
縄文杉から先は一気に人が減ります。新高塚小屋までですれ違ったのが、たったの一人。このまま新高塚小屋に一泊することも考えましたが、何としても永田岳にも行きたいという欲もあり、永田岳へ向かいます。
初日一番迫力があったのは坊主岩でした。丁度割れ目が目のようになっていてモビルスーツの頭のような感じが動き出しそうで、青空にも映えてかっこよかったです。
永田岳を越えて鹿の沢小屋を目指します。CTも距離もそんなにないはずなのになかなか到着しないやっとの思いで到着したのが17時。小屋番がいたら怒られそうですが避難小屋なので誰もいません。
二日目
宮ノ浦岳山頂でご来光を見るため4時前にスタート。
宮ノ浦岳はどの避難小屋からも山頂が遠く、ご来光を見るのが難しい山です。しかも、ご来光の時刻を調べてなかったので、先週の北アルプスが5:40ぐらいだったから、6時前に到着すればワンチャン間に合うかもと淡い期待を持ちながら進めます。
しかし、空はみるみる内に明るくなり、間に合わないかと諦めかけましたが、丁度太陽の所に船のような雲があり、ご来光を遅らせてくれたおかげで、ご来光に間に合いました。
色々な所でご来光は見ていますが、山頂から海を見渡して昇るご来光はここだけかもしれません。しかも、雨の多い屋久島で見られるなんて・・・
ご来光を見ながら朝食を取り、下山を開始します。
途中で分岐のある黒味岳や高盤岳にも登る予定でしたが、前日23km歩いている事もあり疲労困憊、ストレートに下山します。そのまま下山しても早すぎるため、淀川避難小屋で昼食と昼寝をして淀川登山口へ下山。
丁度、入山する方と紀元杉までのCTがなかったので、聞いてみた所、30分で着くとのこと。道が崩落した所などを見ながら紀元杉のバス停まで到着。バスまで2時間待ち。
紀元杉を見て周り、電波探しをしてLINEの返信などをしながらウロウロしていると、一台の車が止まってくれて「乗っていきますか?」と神の声。二つ返事で乗せてもらいました。ありがとう!
このお兄さん埼玉から来られレンタカーで淀川登山口からピストンで宮ノ浦岳へ登ったとのこと。同じく4連休で鹿児島に来られていており前日は霧島連山、翌日は開聞岳へ登るとのこと。その手も有りだったなあとも思いながら、登山談義に花を咲かせ安房まで送ってもらいました。
雨の多い屋久島で一度も雨に遭うこともなく縦走できた最高の二日間でした。
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