釈迦ヶ岳 MTB
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- GPS
- 28:48
- 距離
- 97.2km
- 登り
- 4,920m
- 下り
- 4,753m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 6:01
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
帰り 奈良交通バス・旭橋、JR五条駅 |
その他周辺情報 | 前鬼山小仲坊に宿泊 |
写真
感想
大峰山系の200名山である釈迦ヶ岳に残雪を目当てに登ってきた。この当時、ヤマレコなどの便利なツールはなく、直近の登山道の状況など全く手探りだったため、雪がどのくらい残っていてどの程度の装備が必要なのか全く読めなかった。
結局のところ残雪は全く残っていなかったが(さすがに4月中旬では遅すぎた)、1300年続くという前鬼宿坊の小仲坊に宿泊するという貴重な体験をした。小仲坊に着くと、大人しい柴犬が出迎えた。当時、田舎の集落に行くと必ずといっていいほど飼い犬や野犬に激しく吠えられていたので、全く吠えられなかったことが意外であった。立派にしつけられているものだと感心した。土曜日にもかかわらず宿泊客は自分一人だけであったが、40人ほど泊まれる広さのある宿泊所を棟ごと貸し切りで泊めさせてもらえた。食事はとても美味しく入浴もできて快適に過ごせた。
翌日、ハシゴの多い登山道を登って釈迦ヶ岳へ着くと、立派な釈迦の銅像がそびえていて驚いた。これだけ大きい物をどうやって運んだのか疑問に思ったが、よく見ると継ぎ目があって3分割して運んだようだ。その釈迦ヶ岳の少し手前に大日岳というピークがあり、今思えばここもピークハントしておけばよかった。当時は、ただの付属峰だと思ってスルーしてしまった。ただし、破線ルートなので自転車では厳しかったかもしれない。
絶景を堪能した後、登ってきた方向とは反対側の太尾登山道を下る。最初は乗車して尾根を下った。途中から乗車するのは厳しくなったため自転車を押して下っていた。その後かなり時間が経ってから、右側の着脱式ペダルが外れて無くなっていることに気がついた。慌ててMTBをその場にデポして来た道を戻り、往復1時間近くかけてペダルを探したが、結局見つからなかった。
反対側からすれ違ってくる人にも自分の携帯番号を伝えた上でペダルの捜索に協力してもらったが(もし見つけたら送り届けてもらう約束をした)、帰宅してからも連絡はなかったので、登山道を外れたところに落としてしまったのだろう。
登山口からバス停までは基本アスファルトの下り坂なので、最初の勾配が急なうちはペダルを回さなくても下っていけたが、徐々に勾配が緩くなってくるにつれてスピートが出なくなってきた。バスの時刻が近づいているため急がなければならず、最終的には右足を左のペダルに乗せた状態で左足で地面を蹴って進めたり、登り返しでは自転車を押しながらジョギングで走った。何とか旭橋バス停までの20km弱を走りきり、バスの到着時刻にギリギリ間に合った。
駅から自宅までの3kmの道のりも自転車を押して歩いた(当時の自宅は路線バスが運行していないエリアだった)。無駄に疲れた。着脱式ペダルも8000円以上の痛い出費となった。
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