記録ID: 613369
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ケ岳 黒戸尾根ピストン 〜12年越しのリベンジ達成〜
2015年04月12日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 12:10
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,398m
コースタイム
天候 | 朝はスッキリとした晴。 11時くらいから霞みだして、登頂時は360度見えるものの、富士山もボンヤリ気味 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水が湧いてるので、そこで確保。おいしかった!! 道の駅から竹宇駒ケ岳神社までは10分程。 駐車スペースは広く、無料。 販売機、トイレ有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
神社〜刀利天狗 笹平までは登りやすい夏道。 笹平以降雪が出てきますが、かなり締まっているので歩きやすいです。 刃渡りにも雪はなし。登降共に、危険個所はありません。 刀利天狗〜七丈小屋 5合目の山小屋跡までは完全に雪道。 踏み抜きそうな雪に変わってきますが、硬そうな所、下が空洞になっていなさそうなところを見ながら歩けばアイゼンは必要なし。 七丈小屋までの登りはハシゴと鎖場の連続。所々凍結もしていますが、手掛かりはたくさんあるので登りやすく、スパイクやアイゼン着けてると逆に登りにくいと思います。 下りは滑落防止のため着けました。 七丈小屋〜山頂 ここから12本爪着装。 御来迎場までは直登ですが、危険個所はありません。帰りはグリセードが楽しい。尻セードだと、調子付くと右側の樹林帯方向へ行ってしまうかも知れません(笑 御来迎場から核心部。 1か所、長く急な岩雪ミックス。 日頃「杖」と化しているピッケルの本領発揮ポイント。 腐っている場所もあれば凍結してるところもありますが、ピッケルのシャフトを突っ込んだりダガーでピックを押し込んだり振りかぶってピックを打ち付けたり・・。 ピッケルを使った様々な登り方ができるので楽しかったです。 両足はほとんどキックステップ。前爪をよく効かせ、落ち着いて一歩一歩確保できれば、登降共にクリアできると思います。 ※4/21日 上記は非常に私的見解が強く、特に核心部のコース状況については個人やその日の雪の状況等で、差が大きく出ると思いますので、完全に鵜呑みにされませんよう、あくまで参考程度であるとご承知おきください。 ロープ使用が充分に必要な場所であることも間違いありませんし、同時登攀などは避けてほしいポイントであります。 |
その他周辺情報 | 尾白の湯 駐車場から5分ほど。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
現地に着くと、苦い思い出がどんどんと蘇ってきます。
この時、北杜市は雨が降っていたのですが、お参り中だけは雨が止んでくれたんです。
勝手な思い込みになってしまいますが、今回は歓迎してくれてるのかなぁなどと思ってみたり・・・。
この時、北杜市は雨が降っていたのですが、お参り中だけは雨が止んでくれたんです。
勝手な思い込みになってしまいますが、今回は歓迎してくれてるのかなぁなどと思ってみたり・・・。
翌1時起床。
この日の相手は強敵。まずはコーヒーを飲んで精神統一。
あ、カートリッジカバーは100均のペットボトルカバーです。
決してかわいさアピってるわけではないんですよ!
これしか売ってなかったんです笑
この日の相手は強敵。まずはコーヒーを飲んで精神統一。
あ、カートリッジカバーは100均のペットボトルカバーです。
決してかわいさアピってるわけではないんですよ!
これしか売ってなかったんです笑
この巻き道直後に岩雪ミックスなんですが写真撮れませんでした・・・。
ロープPTの先行者が降りて来るなり、私を見て
「登りの方1名いかせまーす!!!」と(笑
確認もなしに行かされるわけですね(笑
コース状況に書きましたが、ピッケルとアイゼンワークをしっかりと守って投降すれば、特に問題は無いポイントでした。
ロープPTの先行者が降りて来るなり、私を見て
「登りの方1名いかせまーす!!!」と(笑
確認もなしに行かされるわけですね(笑
コース状況に書きましたが、ピッケルとアイゼンワークをしっかりと守って投降すれば、特に問題は無いポイントでした。
イメージセンサーにまたゴミが入ったかな?
ちょっと残念ですが、北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳
後ろの山々は区別付きませんでしたが、他のヤマレコユーザー様の投稿を拝見しまして知る事ができました。ありがとうございました。
ちょっと残念ですが、北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳
後ろの山々は区別付きませんでしたが、他のヤマレコユーザー様の投稿を拝見しまして知る事ができました。ありがとうございました。
おりきったところ。
身体の真ん中辺りでピッケルで支点確保。
片足を一歩下げ確保
もう片足を下げ確保
ぴっけ......とやっていけば、そう難しいところではなく、良い練習になる場所だと思います。
※4/21 上記は私的見解に基づきすぎており、参考にはなりません。 ロープやアンザイレンでのスタカットなど、安全確実に登降されることをお勧め致します。
身体の真ん中辺りでピッケルで支点確保。
片足を一歩下げ確保
もう片足を下げ確保
ぴっけ......とやっていけば、そう難しいところではなく、良い練習になる場所だと思います。
※4/21 上記は私的見解に基づきすぎており、参考にはなりません。 ロープやアンザイレンでのスタカットなど、安全確実に登降されることをお勧め致します。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | この時期で晴天だったのでオーバーグローブは持参せず。 ワークマンの防寒ゴム手と、両神で使ったカインズのグリップ手袋。 ホントに優秀で満足です(笑 |
感想
急遽決行した黒戸尾根攻略。
まとまった時間が取れないので、ここぞとばかりに用意していってきました。
登山再開からおよそ9ヶ月。
この間、登るたびに蘇ってくる記憶は12年前の黒戸尾根敗退の経験。
急遽決行したわけですが、そこに至るまでの自信はある程度付いていたので、落ち着いて確実に登る事ができました。
天候は良かったのですが、山頂に付く頃には霞んでしまったのが残念でした。
下山後は「もういいや」と思うほど疲れてしまいましたが、今日には「12時間切りたい」と思い始めています(笑
素晴らしい経験ができました。
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