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Yamareco

記録ID: 631188
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢から北穂

2015年05月05日(火) [日帰り]
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imalp チャイ その他1人
GPS
--:--
距離
2.9km
登り
844m
下り
834m

コースタイム

日帰り
山行
4:25
休憩
0:20
合計
4:45
4:15
5
4:20
4:20
190
7:30
7:50
60
8:50
8:50
10
9:00
9:00
0
9:00
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
北穂沢からコルまでの登り(積雪期ルート)は斜度に加えて落下物(石、雪塊)にも注意。随所でクラックが出ているので雪崩リスクも。足さばきはフラットフッティング、フロントポインティングを使い分けしつつ、アックスはダガーポジション等で臨機応変に臨みたいコースですね。極度にテクニカルな要素はないのですが、スリップしたら一直線なので、基本的な雪上歩行/滑落停止の訓練を受けていないと怖い思いなさるかもしれませんです。ていうかおいらは訓練受けててもこええええでした。チキンです。
北穂沢から夜明け前のテント村。前夜激しい雨で、夜中の冷え込みではナルゲンの水がしゃりしゃり言うほど。雪が締まってることを期待しつつ。
北穂沢から夜明け前のテント村。前夜激しい雨で、夜中の冷え込みではナルゲンの水がしゃりしゃり言うほど。雪が締まってることを期待しつつ。
先行するJunJunとcrystal、おいらはラストをこええええええって言いながら着いていきます。
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先行するJunJunとcrystal、おいらはラストをこええええええって言いながら着いていきます。
北尾根です。左crystal、右JunJun。積雪期の穂高をよく研究してるJunJunがルートの取り方を教えてくれてます。
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北尾根です。左crystal、右JunJun。積雪期の穂高をよく研究してるJunJunがルートの取り方を教えてくれてます。
ようやくコルに抜けました。緊張しっぱなしだったので、はぁはぁ言ってます。
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ようやくコルに抜けました。緊張しっぱなしだったので、はぁはぁ言ってます。
JunJunです。
コルにはテントがひと張りありまして、キジもありました。飛騨側を覗くと滝谷の虚空の上にいることを実感させられ、玉ひゅんってなりますね。笠が岳がでかい。
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コルにはテントがひと張りありまして、キジもありました。飛騨側を覗くと滝谷の虚空の上にいることを実感させられ、玉ひゅんってなりますね。笠が岳がでかい。
いやあ、何度眺めても、北尾根ですね。
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いやあ、何度眺めても、北尾根ですね。
じつはこのメンバー+アルファで、数年前に南岳の獅子鼻岩の上で遊んだんですよ。そのことを思い出しながら、の記念カットなんですが、カメラの外側のダイヤル弄ってしまって、変なフィルターかかってますすいません。
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じつはこのメンバー+アルファで、数年前に南岳の獅子鼻岩の上で遊んだんですよ。そのことを思い出しながら、の記念カットなんですが、カメラの外側のダイヤル弄ってしまって、変なフィルターかかってますすいません。
ここからはお槍様ですね。
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ここからはお槍様ですね。
北アルプスが全部見渡せます。
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北アルプスが全部見渡せます。
吊尾根。
十日ほど前に歩いた常念岳、もう雪が残っていません。
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十日ほど前に歩いた常念岳、もう雪が残っていません。
アップしてみます。
アップしてみます。
横尾尾根の向こうには針木とか後立山とかがごっちゃり。
横尾尾根の向こうには針木とか後立山とかがごっちゃり。
大天井方面。手前は西岳です。西岳のテン場に居ると、朝3時過ぎに北穂の小屋の灯りが付いて、続けて槍の肩の小屋、常念小屋って明かりが灯っていくんです。
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大天井方面。手前は西岳です。西岳のテン場に居ると、朝3時過ぎに北穂の小屋の灯りが付いて、続けて槍の肩の小屋、常念小屋って明かりが灯っていくんです。
眺望に別れを告げて、下山準備。
眺望に別れを告げて、下山準備。
珈琲をご馳走さまでした。
珈琲をご馳走さまでした。
この角度の前穂北尾根にも、お別れ。
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この角度の前穂北尾根にも、お別れ。
下ります。しばらくは写真撮る余裕なんかありません、カメラ仕舞います。
下ります。しばらくは写真撮る余裕なんかありません、カメラ仕舞います。
下山後に北穂を仰ぎ見ます。小屋が少し見えてます。
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下山後に北穂を仰ぎ見ます。小屋が少し見えてます。
このパーティーの足元をご覧ください。全員ハンワグ。
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このパーティーの足元をご覧ください。全員ハンワグ。
おいらの装備ですが、北穂ピークへはほとんど空荷であがってます。
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おいらの装備ですが、北穂ピークへはほとんど空荷であがってます。
連れてきたったで。
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連れてきたったで。

感想

残雪期の穂高にはなかなか来る機会がなかったのですが、ちょうどタイミング良く涸沢で会合が入りまして、それでは北穂のピークを踏んでおきましょうと決めて行って来ました。状況的には前夜の降雨と冷え込みで、アックスとクランポンを効かせてくれました。これ緩かったら登れなかっただろうと思っています。下山時は日光で雪が腐り始めており、登られる方は苦労なさったかもしれません。

前後して残念な事態もあったようで、山を楽しむというより、山の厳しさ難しさを胸に刻んで来た、という感じです。ご関係の方々のためにも、お見舞いを申し上げ、静かに手を合わせたいと思います。

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コメント

4/26 常念でお会いしましたね!
僕はtamagooさんもヤマレコで知っていたとは!? ビックリですね!
北穂では落石で亡くなった女性がおられました。ご冥福をお祈りいたします。
ケガをされた紀美子さん。もしかして、親御さんは登山をされていたのかもしれません。紀美子平と同じ名前でした。心よりお見舞いを申し上げます。
2015/5/6 16:25
Re: 4/26 常念でお会いしましたね!
こんにちは、常念で!
あの最高の天気、パノラミックビューをご一緒できた訳ですね。

今回も高曇りから快晴に変わる天気で、顔面雪焼けが酷いもんです。
北尾根の事故は現地で初めて耳にしたのですが、痛ましいことです。
当日も奥穂の下で悲しいことがあり、山の神さまは微笑みだけではないんだな、
などとしみじみ思いました。瞑目し、祈りたく思います。
2015/5/7 7:15
北穂だ〜(゚∀゚)
imalpさん☆
こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

穂高お疲れ様でした〜shine
imalpさんのGW、穂高だとは聞いていましたが、どこ穂高なんだろう??と思っていたところ。。
北穂でしたかー゜+.(・∀・).+゜
五竜から見てましたよ〜(●´∪`●)
今年は私も行ってみたい北穂高shine
北穂からキレット越の槍ヶ岳が私も見てみたいものです(●´艸`)

あぁ〜!カラビナ(゚∀゚)!
あなた連れて行ってもらったのね!!ずるい!
カラビナにジェラシーです笑ψ(`∇´)ψ

雪の急斜面は怖そうですね(゜ロ゜)
安全な下山、何よりです(=゚ω゚)ノお疲れ様でした〜shine
2015/5/6 21:42
連れて行ったのは、魂です(キリッ
こんにちは。tamagoo師匠。
あまり書けませんが、あれ以来ほんと感謝しているのです。
虐められるのが、ものすごく良くなってしまって、
ああ、すみません、タイピングが走り過ぎました。

連れて行ったのは、魂です。
だからジェラシーしないでください。
僕も五竜を眺めてました。
鹿島槍北峰の横にわずかに見えるのがそう?
そう自問しながら眺めてましたのです。
五竜のこともお聞かせください、楽しみでなりません。

ええ、初夏あたり、北穂を再訪したいものです。
2015/5/7 7:24
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