金剛山(↗千早本道、↘赤坂町石道〜青崩道)【大阪府、奈良県】
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- GPS
- 04:20
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 654m
- 下り
- 765m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:10
金剛登山口(千早登山口) 1026 ― 千早城址 1036 ― 千早神社 1043 ― 直登道と合流 1050 ― 三合目 1054 ― 四合目 1059 ― 六合目 1109/1124 ― 河南八勝第五蹟の碑 1133 ― 八合目 1134 ― 8.5合目 1137 ― 九合目 1140 ― 広場端 1143 ― 転法輪寺 1145/1148 ― 山頂広場 1150/昼食/1304 ― 山頂標 1304/1306 ― セト・太尾分岐 1312 ― 頂上迄五町 1320 ― 頂上迄拾町 1333 ― セト 1336 ― 坊領山方面分岐 1339 ― 奥赤坂山水分方面分岐点 1353 ― 林道へ 1435 ― 水越峠トンネル西口登山口 1436
●行動時間
04:10
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(広島の家〜新大阪、新大阪駅〜千早登山口) 千早登山口―千早神社―金剛山山頂広場―セト―水越峠トンネル西口登山口 (水越峠登山口〜大阪駅、大阪=神戸の家) ●登山口へのアクセス ○千早登山口(金剛登山口BS) ・金剛バスさんのバス路線の廃止が取り沙汰になった千早口だが、河内長野駅からの南海バスは引き続き運行されている。土日は日中2本/1h。富田林からの直接のバス便はなくなったが、南海バスと千早赤坂村バスの乗り継ぎにより、従来便程度の利便は確保されている。富田林〜中学校間を南海バス、中学校〜金剛登山口間を千早赤阪村バスにより運行されている ・駐車場は有料のものが複数ある ○水越峠トンネル西口登山口 ・登山口から3kmほど行った「東水分」までのバス便がある。富田林駅から出ている。所要30分 ※かつては富田林から水越峠まで休日運行の金剛バスがあったのだが、上述の通り廃止に。それ以降は東水分までの運行となっている ・駐車場は、トンネル西口付近も含め、それより上部にいくつかあり、すべて含めるとかなりの台数が駐車できると思われる (いずれの記述も2024.1現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○千早登山口〜金剛山山頂広場 ・登山口から素直に山へと向かう道のほか、千早城址と千早神社を経由するルートがある。どちらも道取りは明瞭。神社経由を選んだが、厳しい石段を一気に上がり、神社境内を抜けていく ・その後は、山頂広場まで延々と段付けられた道が続く ・9合目から先は直登と緩い道とに分かれている ○金剛山山頂広場〜セト〜水越峠トンネル西口 ・整備された道。分岐点には標示がある ・途中までは赤坂町石道の案内に従う。 (いずれの記述も2024.1現在) |
その他周辺情報 | ・千早ロープウェイ前BS付近には自販機などがある。また村営の宿泊施設もある。食事ができるのかは不明 ・水越峠付近には店舗はない ・富田林駅前にはコンビニエンスストアや飲食店がある ●日帰り温泉 ・河南町には「天然温泉一乃湯」がある。富田林の葛城温泉はなくなったようだ (いずれの記述も2024.01現在) |
写真
感想
山の会の登山会に参加した。金剛山への安全祈願登山として行われており、各地からの参加もある。
登山するのは総勢40名、さらに山頂には炊き出し班がいる。合わせると約50名の大部隊だ。
チャーターしたバスで千早登山口へ。こういった団体登山の何よりありがたいところは行き帰りの交通手段だ。チャーターバスであれば、行き帰りのポイントが別であってもそれぞれ登山口からの足を確保することが容易になる。今回も当にそれで、とりわけ足が不便になった水越峠には有効だ。
人気の山金剛山には多数のルートがある。上りの千早本道はメインルートと行ってもよいルートだ。前回金剛山に来たのはダイヤモンドトレイル走破の一環だった。水越峠へとバスで行き、ダイトレルートを進んで伏見峠、久留野峠まで進み、千早へと下山した。今回は起点終点を逆にしただけではなく、登山ルートも異なる。
城址・神社経由を選んで出発すると最初から急階段で始まる。これでもかと続く石段を登りきると城址に出る。平らな広場を先へと進み、神社の鳥居をくぐる。小さな昇降の先には千早神社がある。
お詣りを済ませ、神社手前の右へと逸れる道から神社裏手へと回り込むと、直登ルートと合流。そこからは山道らしい木段の道が続く。
途中には四合目など合目標が現れる目安にしながら上を目指すものの、みんなそろそろ足に来ているようで、この辺りからは列もバラけ始める。
ちょっとだけ遠くを臨める六合目で休みつつ観察すると、前から後ろまでは17分差に広がっていた。最後部にはサブリーダーがついているおり迷子者の懸念は少ないものの、隊列が長くなると、列途中からの離脱も心配になる。同じメンバーの超拡大版を秋口に予定しており、参考になった。
九合目からも直進し、豚汁の待つ頂上広場へ。先に転法輪寺へのお詣りを済ませ、みんなが集まっているところへ。
チームによってはシートも準備しており、それぞれ楽しそうだ。こちらも豚汁に預かり腹を満たす。残せないからという言葉に甘えて、お腹がいっぱいになるまで食べさせてもらった。
それにしても、準備班には感謝頻りだ。重たい鍋や野菜を担ぎあげ、先んじて煮炊きを終えて待っていてくれたのだ。過日の宮島でもそうだが、こんな段取りを嫌とも思わず引き受けてくれるメンバーがいるからこそ、みんなが楽しめていることを噛み締めたい。
帰りは山頂標を通ってセト方面へ。山頂標は、1125mとなっているが、実際の最高点とは場所が異なる。最高点は葛木神社の神域にあり近付けないものの、行ける最高点葛木神社までは行きたいところだったが、みんなに合わせて下山側へ。
帰りは行きほどにバラけることもなく淡々と進む。赤坂町石道はそれほど人気のルートではないのか、出くわす人も少ない。
木段のほとんどないかつ急な坂も少ない道をぐんぐん進んで、国道を前にしてまずは林道へと顔を出した。
バスを出そうとしたら一人足りないことが分かり一瞬色めきたったが、暫くの待ちで事なきを得た。
たまには気心の知れたメンバーで行く山行きもいいものだ。同時に秋の大規模な大会のたいへんさを予想することにもなった。
さて、どんな準備をして臨もうか。
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