甲武信・三宝・木賊【小屋泊】〜ゆかいなM大

2015年05月16日(土) ~ 2015年05月17日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,821m
• 下り: 1,818m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:40
• 合計: 7:30

9:45 西沢渓谷駐車場
10:15 徳ちゃん新道登山口
14:00 14:30 甲武信小屋
14:50 15:00 甲武信ヶ岳
15:30 15:45 三宝山
16:15 17:00 甲武信ヶ岳
17:15 甲武信小屋

2日目

• 山行: 3:15
• 休憩: 2:05
• 合計: 5:20

4:00 宿泊地
4:20 5:00 甲武信ヶ岳
5:15 6:00 甲武信小屋
6:10 6:30 木賊山手前
7:30 7:40 徳ちゃん•近丸新道分岐
8:50 近丸新道登山口
9:00 9:10 西沢渓谷トイレ
9:20 徳ちゃん新道分岐

天候

1日目は小雨〜曇り。2日目は晴れ‼︎

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

寮を5時前に出て、電車を乗り継いで、6時35分八王子始発の松本行きに乗り、塩山駅には7時49分着。
西沢渓谷行きのバスは、甲武信ヶ岳に登るなら、8時30分か9時05分のいずれか。
当日は関東圏が雨予報だったためか、バス待ちは20人程度。

コース状況／危険箇所等

登りは徳ちゃん新道、下りは近丸新道。
下りは渡渉箇所があるので、増水時などは注意が必要か。
2300〜2400mは雪道。朝の冷え込みで一部ツルツルしてますが、慎重に行けば軽アイゼンは不要。この2日間では付けている人は見かけませんでした。

その他周辺情報

西沢渓谷入口付近には、お店や道の駅がありました。
バスに乗っていると、途中に温泉地が点在してました。

写真

5/16 10:02

西沢渓谷の入り口より。
天気予報どおり、小雨が降っており、ちび傘にて。
バスの到着が遅く、ココで登山開始予定時刻が過ぎる。。。

5/16 10:24

徳ちゃん新道を登りはじめ、しばらくすると、幻想的な木々。
こういう天気もイイと思うようになりました。
小屋の徳さんも、「今日は樹木がイキイキとしてた」と感想を。

5/16 11:20

シャクナゲの季節だそうで。
こんな感じの道がずっと続く。
あとで小屋の人に聞いたら、ピークはもう少しあとだそうです。

5/16 11:21

アップで。
蕾も多いです。

5/16 12:30

ブナがゴロゴロ。

5/16 12:55

コシジオウレンというお花らしい。

5/16 13:51

ここまで3時間半ちょい。
捻挫している割には、そんなに遅くないね。

5/16 14:04

苔ちゃん。
天気が良くないと、普段よりもこういうところによく目が行きます。

取り敢えず小屋に荷物を置いて、甲武信に登頂(^_^)v
甲武信ヶ岳山頂方向から八ヶ岳方面。
この日は雨→曇り予報。

5/16 15:25

埼玉県最高峰の三宝山。
展望ないけど。
近くに見えた大きな岩に登ると抜群の展望でした。

5/16 16:45

再び甲武信に登り返して、しばし待つ。
30分くらい待っていたら、天気予報どおり晴れ間がチラホラ。
ただし、風も強く、結構寒いです。

山小屋の夕食後の雰囲気。
この日は8名のみ宿泊で、普段はない、山小屋の特別なサービスがありました。この日に泊まった人はかなりのラッキー！
徳•爪•ゴさん御三方のおもてなし、そして差し入れの静岡から富山まで縦走した人、ご一緒した方に感謝。

朝3時50分に起きて、寒いので布団の中でゴソゴソお着替え。
4時過ぎに登りはじました。

ベッドライトでこんな感じ。
全くno problem。
自分の息づかいと足音のみのシ〜ンとした世界。

山頂到着。一番乗りです。まだこんな感じ。
山小屋付近で御来光を見る方も多いようです。
レインジャケットの中に、ダウンを着込みましたが、寒い。寒すぎる。。。

おっ⁉︎
4時44分にかけらが。
雲がないと、4時半頃とのこと。

きれいな色。

富士山。
雲が御来光を浴びてキレイです。

画質落としたから、見えにくいか。
八ヶ岳越しの北アルプス。

昨日登った埼玉県最高峰の三宝山。
左には先月登った浅間山。

絶景ですね。
北アルプスがほぼ全部見えます。

誰もいなくなったので、一人で。

もう一度、日本一を振り返る。

今日は太陽よりも、曇り引きつけられる。

これも、雲がメインに。

小屋に戻ったら朝ごはん。
ご飯が最高に美味かった‼︎
いつもはお代わりしないのに、2杯。

小屋と甲武信ヶ岳。

本当に山小屋って感じ。
不便だけど、こういう感じが好きかも。

帰りの木賊山手前から、振り返り、南アルプスともお別れ。

5/17 6:52

下山していると、休憩中の学生さん達が。楽しそうにしているので、ちょっと話かけると。
可愛い女の子が笑いながら「あれは富士さんですかね？」と質問してくる。俺は「形が違うな〜。あれは浅間山じゃね！？」とボケてみる。。。(^_-)-☆

5/17 6:53

なんと俺の大学の後輩であることが判明！！！
で、みんなと記念撮影(^O^)／

5/17 6:55

さらに学生さんが増え、2枚目を。ちとボケたか。
また、どこかの山で会いたいものだ。

5/17 6:56

行きは見えなかった戸渡尾根より。
湖、富士山、乾徳山をセットで。

5/17 8:08

登りも時間がかかりますが、帰りも。
でも、終始気持ちの良い登山道でした。

5/17 8:31

この二日間唯一の渡渉箇所。
下山箇所から少し上流(ダム)方向にあります。

5/17 8:37

川を渡ると、こんな道が続く。
なだらかで気持ちがいい。

撮影機器：

COOLPIX S9300 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ コンタクト メガネ 化粧品 汗拭きシートなど

感想

meimeiyagi

寮から遠いし、登山道は長くてキツイし、土曜日の天気はあまり良くないし、オマケに足をくじいて調子がイマイチだし…と言うことで、かなり迷いましたが、前日に電話を入れた際、2回とも電話の応対がとても感じが良く好印象。小屋で寛げそうな予感がしたので、行くと決心。

小雨が降ったり、止んだりで、傘をさしての登山START。
登りの坂は永遠と続く感じがしました。天気のせいか、人もほんとに少ない。
ゆっくりと、その代わり殆ど休まずに登り続けて数時間、やっと山小屋に。
ちょうど受付時間の14時で一番乗り。お陰様で端っこをGET。
小屋は古いけど、とても清潔感がありました。動くたびにミシミシいう音がなんとも心地のよい音。おじいちゃん家がこんな感じだったな〜と。
夕飯は5時半と言われので、重い荷物をデポして、取り敢えず甲武信へ。頂上から埼玉県最高峰の三宝山が近くに見えたので、そっちも行って見ました。
が、足跡もなく、誰一人といませんでした。。。
夕飯は定番のカレー。でも、テーブルには、なんと、お肉たっぷりのすき焼きが‼︎
この日は泊りが8人、食事付きが6人と、ガラガラで、オーナーの徳さん、北○さん、○藤さんの御三方のお計らい、そして、静岡から富山まで縦走された方の差し入れにより、テーブル一つを囲んでの和気あいあいの夕食に。今日はたまたまの特別！ということで、焼酎も飲ませて頂きました。夕飯後は、小屋制作のビデオ上映会。
こんなに充実した山小屋ライフははじめてかも。
おもてなしに感謝デス。雨でも来た甲斐があったというものです。

翌日は予想通り、晴れに。甲武信ヶ岳頂上までの暗い登山道をヘッドライトで登り、御来光、富士山や北•中央•南アルプス、八ヶ岳などの大展望を満喫。
下界は真夏日でも、頂上では激寒。レインジャケットの中にダウンを着込んで来て正解でした。
帰りは、来た道を折り返し、途中の分岐から、近丸新道へ。こちらは渡渉があったりで、なかなか面白い道。徳ちゃん新道よりも更に急坂なので、登りは辛いかも。。。
下山途中に学生さんの団体さんが休憩中。ここではまさかの出会いが。
なんとなく気になってしゃべってみると、なかなかいい感じの学生さん。聞いてみると、私の母校の後輩ちゃん達ではないか！(◎_◎;)
ということで、お願いして、みんなで記念撮影。

というわけで、思い切って行って良かったとつくづく思った山旅でした。