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Yamareco

記録ID: 646159
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

燕岳〜贅沢山行

2015年05月23日(土) ~ 2015年05月24日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:37
距離
6.1km
登り
1,545m
下り
289m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:16
休憩
1:17
合計
6:33
6:49
6:49
28
7:17
7:20
28
7:48
7:50
31
8:21
8:25
30
8:55
9:18
26
9:44
9:46
69
10:55
10:55
9
11:04
11:05
15
11:20
11:20
9
11:29
12:11
10
12:21
12:21
10
12:31
12:31
11
12:42
帰りは2時間半程度で下山。
天候 1日目:晴れ時々曇り 2日目:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:毎日あるぺん号
   夜行バス 竹橋22:40→中房温泉5:45
☆アルプスに行く際はいつもお世話になっている登山用夜行バスです。竹橋での係の方はとても親切です。夏のオンシーズンになると大型バスになりますが、今は小さめのバスなので、あまり乗り心地は良くないかもしれません。

帰り:中房温泉から有明荘に徒歩10分弱
   バス 有明荘12:38→穂高駅13:30
☆中房温泉が始発なので、そこでいっぱいになってしまったらどうしようかと思いましたが、有明荘のHPに満員でバスが乗れない場合はすぐに増便されるとの説明があったため、安心して有明荘を利用できました。当日の混み具合は、満員になることもなく、余裕をもって席に座れました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。安全に登ることができる山です。
行く前に一番心配した積雪状況は以下の通り。
○登山口〜合戦小屋:合戦小屋の少し前あたりから少し残雪がありますが、アイゼン等は不要だと思いました。
○合戦小屋〜燕山荘:合戦小屋以降、かなりの残雪があります。私は合戦小屋でアイゼン(12本爪)を装着しました。他の方達はほとんどが軽アイゼンでした。

※行く前に軽アイゼン+夏靴を準備していたのですが、燕山荘やヤマケイの山の情報、例年の5月末の積雪情報から前爪のあるアイゼンと雪靴を推奨していたので、単独行ということもあり、安全のために12本+雪靴にしました。結果、雪の腐り具合や傾斜を考えれば軽アイゼン程度で十分だったかなと思いました。ピッケルが必要になる場面はなく、ダブルストックでバランスをとる程度でした。ただし、今年はかなり雪解けが早く進んでいるようなので軽アイゼン、ダブルストックでいけましたが、雪が多い年ではまだまだ5月下旬は雪山装備が必要になると思います。
その他周辺情報 <下山後の温泉>
有明荘:行くまでは中房温泉を利用しようと考えていましたが、レストランのランチで地ビール(ジョッキ)と山賊焼が食べられるという情報を入手し、バスで帰る際にも不便がないことを確認して、有明荘を利用することにしました。
燕山荘に割引券があるので、そちらを利用すれば100円引きの520円で利用できます。
スタッフの方がとても親切で、お風呂や他の施設もかなり清掃が行き届き、快適に過ごすことができました。もちろん、地ビールと山賊焼定食もおいしくいただき、大満足です。
穂高駅周辺にコンビニは見当たらず、そばやコーヒー等の軽食をいただける食堂があります。
中房温泉からスタート。水場があり水量は豊富。きれいなトイレもあります。三歩が見送ってくれます。
中房温泉からスタート。水場があり水量は豊富。きれいなトイレもあります。三歩が見送ってくれます。
新緑の季節ですね。
新緑の季節ですね。
花もちらほら
はじめからかなりの急登
はじめからかなりの急登
ひとのぼりで第一ベンチ。水場があるようですが、登山口で既に補給済みのため利用せず。
ひとのぼりで第一ベンチ。水場があるようですが、登山口で既に補給済みのため利用せず。
さらに進みます。
さらに進みます。
そして第二ベンチ。ひとやすみ。
そして第二ベンチ。ひとやすみ。
木の根っこがぐにゃぐにゃ
木の根っこがぐにゃぐにゃ
きれいだな〜
なんのお花だろう?
2
なんのお花だろう?
ちらちら山が見えてだんだんテンションアップ
ちらちら山が見えてだんだんテンションアップ
急登なので、このような木の階段がところどころにあり、登りやすく?してくれます(階段はとても苦手ですが)。
急登なので、このような木の階段がところどころにあり、登りやすく?してくれます(階段はとても苦手ですが)。
第二ベンチを過ぎてしばらく行くと残雪が出てきます。
第二ベンチを過ぎてしばらく行くと残雪が出てきます。
富士見ベンチ。富士山はかなり霞んで遠くに見えます。ここから合戦小屋までがとても遠く感じました。
富士見ベンチ。富士山はかなり霞んで遠くに見えます。ここから合戦小屋までがとても遠く感じました。
合戦小屋に到着。小屋の方が、残雪にステップをつけてくれていました。今はスイカはありません!
合戦小屋に到着。小屋の方が、残雪にステップをつけてくれていました。今はスイカはありません!
合戦小屋名物、荷揚げ用ケーブル。休んでいると、ビールと小屋の方のザックが乗せられて上がってきました。
合戦小屋名物、荷揚げ用ケーブル。休んでいると、ビールと小屋の方のザックが乗せられて上がってきました。
合戦小屋でアイゼン装着し、残雪の道をしばらく進むと・・・むむむ!あのとんがりは・・・
合戦小屋でアイゼン装着し、残雪の道をしばらく進むと・・・むむむ!あのとんがりは・・・
そこそこの急な斜面を登って行きます。12本は必要なかったかなー、でも前爪があるととっても安心してガシガシ登れます。
そこそこの急な斜面を登って行きます。12本は必要なかったかなー、でも前爪があるととっても安心してガシガシ登れます。
合戦沢ノ頭
ひと登りすれば着いちゃうな。
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ひと登りすれば着いちゃうな。
この辺は左右ともに山並みを見ながら登れて全く苦になりません。
この辺は左右ともに山並みを見ながら登れて全く苦になりません。
あれが今回のターゲット、燕岳かな?
あれが今回のターゲット、燕岳かな?
ずんずん
おお!今晩のお宿、燕山荘をロックオン。
おお!今晩のお宿、燕山荘をロックオン。
やっぱり槍だよね、あのとんがり。
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やっぱり槍だよね、あのとんがり。
そして、燕山荘到着!!
槍展望の燕山荘。いいなあ、あのとんがり。
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そして、燕山荘到着!!
槍展望の燕山荘。いいなあ、あのとんがり。
そして、今回のターゲットである燕岳の全貌。美しいフォルム。荷物は山荘脇にデポして、ウェストポーチひとつで山頂に向かいます。
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そして、今回のターゲットである燕岳の全貌。美しいフォルム。荷物は山荘脇にデポして、ウェストポーチひとつで山頂に向かいます。
槍さんを見ながらの尾根歩き。
槍さんを見ながらの尾根歩き。
振り返れば素敵なデザインの燕山荘。
振り返れば素敵なデザインの燕山荘。
ああ!!これが噂のイルカちゃん。
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ああ!!これが噂のイルカちゃん。
槍が大好きなイルカちゃん。
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槍が大好きなイルカちゃん。
美しい花崗岩の砂礫
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美しい花崗岩の砂礫
東側は雪がこーんなに残ってます。
東側は雪がこーんなに残ってます。
メガネ岩。
そして山頂到着!!かわいらしい看板?です。
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そして山頂到着!!かわいらしい看板?です。
餓鬼岳方面眺望
槍穂高方面眺望
おととし登った鹿嶋槍。双耳峰がうつくしい。
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おととし登った鹿嶋槍。双耳峰がうつくしい。
剣岳。今年登ろうかな。
剣岳。今年登ろうかな。
でも槍穂にも惹かれる
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でも槍穂にも惹かれる
行ってみたい山が多すぎる。燕岳頂上からは360度の大パノラマです。いつもは5分程度で山頂を後にしますが、人が少なかったこともあり、少しぼーっとして30分ほど滞在しました。
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行ってみたい山が多すぎる。燕岳頂上からは360度の大パノラマです。いつもは5分程度で山頂を後にしますが、人が少なかったこともあり、少しぼーっとして30分ほど滞在しました。
さて、燕山荘にチェックイン。人生で二度目の山小屋で緊張するなあ。荷物を置いて、早速探検。
これが噂のライブラリー。
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さて、燕山荘にチェックイン。人生で二度目の山小屋で緊張するなあ。荷物を置いて、早速探検。
これが噂のライブラリー。
お昼は持って来たおにぎりやパンを食べていたため、ケーキセットで一息つきます。本当はベリー系のケーキが食べてみたかったのだけど、この日はチョコレートモンブランかチーズケーキということで、モンブランをチョイス。なかなか濃厚でおいしかったです。ライブラリーで絵本を読みながらまったり過ごす。
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お昼は持って来たおにぎりやパンを食べていたため、ケーキセットで一息つきます。本当はベリー系のケーキが食べてみたかったのだけど、この日はチョコレートモンブランかチーズケーキということで、モンブランをチョイス。なかなか濃厚でおいしかったです。ライブラリーで絵本を読みながらまったり過ごす。
これがオーナーが吹くホルンかな?
これがオーナーが吹くホルンかな?
ところどころに素敵なものがあります。
ところどころに素敵なものがあります。
アーティスティックな香り。
アーティスティックな香り。
山男さん、どこにいるんだろう?って思ったら、燕山荘の前にいました。
山男さん、どこにいるんだろう?って思ったら、燕山荘の前にいました。
夕飯タイム。予想通りのチーズインハンバーグ。その他、魚、サラダ、煮物、つけもの、お味噌汁とご飯、デザートの杏仁豆腐と品数豊富。どれもおいしいです。
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夕飯タイム。予想通りのチーズインハンバーグ。その他、魚、サラダ、煮物、つけもの、お味噌汁とご飯、デザートの杏仁豆腐と品数豊富。どれもおいしいです。
煮物は大皿で出て来て、好きな分をよそいます。
煮物は大皿で出て来て、好きな分をよそいます。
食堂にも絵が沢山かけられています。同じテーブルになった方たちとおしゃべりしながらの楽しい時間です。席は山小屋の方が人数を確認して、席を指定してくれます。
食堂にも絵が沢山かけられています。同じテーブルになった方たちとおしゃべりしながらの楽しい時間です。席は山小屋の方が人数を確認して、席を指定してくれます。
夕飯が17:30〜。おしゃべりに夢中になって、我々のテーブルが最後から二番目くらいの終了となってしまいました。
赤沼オーナーの山のお話が始まるまで、夕日を見に行きます。
夕飯が17:30〜。おしゃべりに夢中になって、我々のテーブルが最後から二番目くらいの終了となってしまいました。
赤沼オーナーの山のお話が始まるまで、夕日を見に行きます。
うーん、曇りがちだし、あまりきれいに見られないかも?なんて思っていたら、
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うーん、曇りがちだし、あまりきれいに見られないかも?なんて思っていたら、
おおお?
だんだんと太陽の光と色が強くなっていきます
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だんだんと太陽の光と色が強くなっていきます
槍もうっすらピンク色
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槍もうっすらピンク色
剣も夕日に染まっている
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剣も夕日に染まっている
燕岳って本当にきれいな山。さすが北アの女王。
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燕岳って本当にきれいな山。さすが北アの女王。
夕焼けを堪能します。
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夕焼けを堪能します。
夕飯で同じテーブルになった方達とも記念撮影!!楽しい時間が過ぎて行きます。そろそろオーナーの話始まったかな?
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夕飯で同じテーブルになった方達とも記念撮影!!楽しい時間が過ぎて行きます。そろそろオーナーの話始まったかな?
オーナーの山のお話はとても興味深く、楽しかったです。最後にはホルンを吹いてくれて感動!!
21時消灯です。
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オーナーの山のお話はとても興味深く、楽しかったです。最後にはホルンを吹いてくれて感動!!
21時消灯です。
翌日。ご来光はどうかなあ?
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翌日。ご来光はどうかなあ?
うーん。
こんな感じでした。私は静かに見たかったので、少し歩いて小高くなっている丘のようなところで朝焼けをみていました。
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こんな感じでした。私は静かに見たかったので、少し歩いて小高くなっている丘のようなところで朝焼けをみていました。
鹿島槍、きれいだなあなんてひとりでぼーっとしていると、
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鹿島槍、きれいだなあなんてひとりでぼーっとしていると、
むむむ!?ええ!!突然すぎる雷鳥くんの登場。
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むむむ!?ええ!!突然すぎる雷鳥くんの登場。
私がカメラを準備するのにワラワラしていると、さささーと目の前を通り過ぎて行きました。本当に人間を怖がらないなあ。
私がカメラを準備するのにワラワラしていると、さささーと目の前を通り過ぎて行きました。本当に人間を怖がらないなあ。
枯れ木の上に止まったところを激写!!
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枯れ木の上に止まったところを激写!!
こちらは向いてくれず、イケズな彼です。
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こちらは向いてくれず、イケズな彼です。
燕山荘を見つめています。
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燕山荘を見つめています。
槍と雷鳥くん。
朝ご飯。おかずは少なめかな。でもおいしいデザートまでついて、大満足です。
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朝ご飯。おかずは少なめかな。でもおいしいデザートまでついて、大満足です。
さて、名残惜しいですが、帰路に着きます。
さて、名残惜しいですが、帰路に着きます。
最後に何枚か、
写真を撮りながら進みます。
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写真を撮りながら進みます。
今回は雷鳥も見られたし、大満足だなあと思って小屋裏を歩いていると、
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今回は雷鳥も見られたし、大満足だなあと思って小屋裏を歩いていると、
ええ!!!!またまたいきなり雷鳥さん登場。今度はメス。
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ええ!!!!またまたいきなり雷鳥さん登場。今度はメス。
むっちり、まるくてかわいい!!
むっちり、まるくてかわいい!!
山を見つめる雷鳥さん。
山を見つめる雷鳥さん。
そして目線の先には、
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そして目線の先には、
イケメンの雷鳥くん。
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イケメンの雷鳥くん。
岩に登った姿が、なんともかっこいいのです。
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岩に登った姿が、なんともかっこいいのです。
もう、とにかく写真をとりまくりまして、
もう、とにかく写真をとりまくりまして、
すっかり雷鳥ファンになったわけで、
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すっかり雷鳥ファンになったわけで、
これぞ北アルプス、燕岳だなあと感動しきり。
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これぞ北アルプス、燕岳だなあと感動しきり。
雷鳥を見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいますが、下山します。
雷鳥を見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいますが、下山します。
名残惜しい。
下山はあっという間。温泉が10時からなので、時間調整のためかなりゆっくり下りました。徒歩で有明荘に向かいます。
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下山はあっという間。温泉が10時からなので、時間調整のためかなりゆっくり下りました。徒歩で有明荘に向かいます。
お湯は硫黄の香りがして、とっても気持ちよかったです。食堂が開く時間までゆったり、ゆっくりと入浴しました。
これこれ、地ビールのジョッキ生!!色が琥珀色でしっかりした味なのかと思いきや、コクはありつつすっきりした感じ。
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お湯は硫黄の香りがして、とっても気持ちよかったです。食堂が開く時間までゆったり、ゆっくりと入浴しました。
これこれ、地ビールのジョッキ生!!色が琥珀色でしっかりした味なのかと思いきや、コクはありつつすっきりした感じ。
そして、山賊焼。鶏肉をニンニク醤油たれで味付けして焼いたもの。ご飯がすすむ〜
帰りのバスまで時間がたっぷりあったので、食事の後は無料の休憩所で北アルプスの写真集を見ながら時間つぶし。今回の山行で時間つぶしには全然困りませんでした。
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そして、山賊焼。鶏肉をニンニク醤油たれで味付けして焼いたもの。ご飯がすすむ〜
帰りのバスまで時間がたっぷりあったので、食事の後は無料の休憩所で北アルプスの写真集を見ながら時間つぶし。今回の山行で時間つぶしには全然困りませんでした。
おまけ。
有明荘で発見した雷鳥ストラップ(ランプ付き)。雷鳥なのかなんなのかよくわからない感じが気に入ってます。
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おまけ。
有明荘で発見した雷鳥ストラップ(ランプ付き)。雷鳥なのかなんなのかよくわからない感じが気に入ってます。

装備

個人装備
半袖Tシャツ メリノウールタンクトップ アームカバー
備考 残雪時は日焼け止めがマストなのに、残量がかなり少なくなっていて思い切りは使えなかった。今後は残量管理をしっかりと!

感想

数年前の夏、大天井、常念、蝶に縦走した際、私が合戦尾根の急登で完全にばててしまい、時間が押してしまいピークを踏めなかった燕岳。
そろそろもう一度チャレンジしてみようと思いついた残雪山行です。夏になると人が多くなりすぎるので、行くなら今だと思って3日前に行くことを決めました。

日帰りにするか、燕山荘に泊まるか、かなり迷いましたが、以前の記憶からかなりきつい坂というイメージがあったため、ゆっくり登ろうと燕山荘泊を決めました。以前から泊まってよかった山小屋ランキング常連の燕山荘には興味があり、ぜひ泊まってみたかったということもあります。
まず登山については危険箇所もなく、気温も夏ほど高くないということでかなり楽に、リラックスして登れました。今年は積雪ピークハントは谷川岳にしか行けなかったので、アイゼンを履いての雪面歩行でトレーニングにもなったと思います。燕岳の山頂からは、360度のすばらしい絶景を堪能でき、心が解放されて行く感覚がありました。花崗岩、奇岩もとても美しかったです。

燕山荘は噂通りのすばらしい山小屋で、トイレは水洗で清掃が行き届き、談話室の本、絵などの調度品、ケーキや夕飯のおいしいメニューなど、オーナーやスタッフのこだわりがつまった山小屋です。人気の意味がわかりました。ただ、個人的には、寝るところが辛かったかなあ(山小屋なので当然なのですが、やはりプライバシーがないですし、自分は単独で来ているので余計に気になったのかもしれませんがグループで来ている方達が大きな声で話していたり、二階の寝床で足音や物音をがんがん鳴らしているのはあまり気持ちがいいものではありませんでした。自分にはやはりテント泊が合っているのかもしれません)
夕飯の際には同じテーブルについた男女ペア、ご夫婦、二人の単独行男性と楽しくお話させていただき、時間があっという間に過ぎてしまいました。うちの男女ペアとご夫婦とは夕日に染まる山をバックに記念写真までご一緒させていただきました。

終わってみれば大満足の山行となり、自分にはかなり贅沢だったなあという気持ちです。頂上でケーキとコーヒーをいただいたり、寝具とご飯付きの山小屋に泊まったり、下山後は地ビールと食事といただいたりと、本来の登山というメイン目的とは違うところでの贅沢です。テントをかついで歩けるうちは、やはりテントを担ごうと思いました・・・(贅沢が落ち着かないのです、悲しい!)さらには、例えば常念〜大天井からの縦走を経ての燕山荘泊であれば、贅沢したことにこれほどの罪悪感は持たなかったかも。プランニングがある意味甘かったです。
とはいえ、テントを担ぎ、時間を気にしながらの登山ばかりではなく、こうした余裕のある山旅もステキだと思いました。

さらにさらに、今回の山で嬉しかったのは雷鳥に会えたこと!
以前白馬で一度だけ姿を見たことはあったのですが、今回のようにしっかりと姿を確認し、写真を撮って、観察ができたのは初めてだったので、かなり興奮しました。
すっかり雷鳥に心奪われて、有明荘で雷鳥ストラップ(ランプ付き)を購入してしまったのは、旅の締めくくりの最後の贅沢となりました。


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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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