梅雨のコアジサイ＠天城山（万二郎岳・万三郎岳）シャクナゲコース

2015年07月04日(土) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 8.7km
• 登り: 727m
• 下り: 732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:30

距離 8.7km 登り 738m 下り 732m

9:31 天城高原ハイカー専用駐車場
9:51 9:52 四辻
10:46 10:47 万二郎岳
11:11 11:12 馬の背
11:24 11:25 石楠立
12:03 12:04 万三郎岳
12:08 万三郎岳下分岐
12:43 涸沢分岐点
13:23 13:24 101ポスト
13:41 菅引分岐
13:49 13:50 四辻
14:01 ゴール地点

天候

■曇り、気温約16度
■下山中に雨が降ってきましたがギリギリセーフ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■「天城高原ゴルフ場」のハイカー専用駐車場（無料）があります
　トイレと靴の洗い場があるので助かりました

コース状況／危険箇所等

■このコースは基本 危険個所はありませんが、前日までの大雨で増水したためか
　簡単な渡渉が必要な個所がいくつかありました。
　登山靴＆ストックだったので渡れました（が、ツレは2回ほど苔で滑りました）。
　道も泥濘していると覚悟していましたが、そんな箇所はほぼなし。
　晴れ続きであれば問題のない道だと思います。
　とは言っても、スニーカーだと滑りやすいと思うので登山靴をオススメします

その他周辺情報

■バッチはゴルフ場の施設内にて販売、ただ登山靴や小汚い格好はNGとのこと
　（ゴルフ場だから当たり前ですよね）。
　車を施設入口につけた瞬間、施設内から店員（おじさま）がささっと現れ、
「バッチ購入ですか？」「はい」（その場で待つ）→店員がバッチ持ってくる→
　その場でお金渡す→終了。
　丁寧な対応でしたが「中には入らないでね」ってことでしょう。
　靴は履き替えたし、小汚くない（と思う）けど、ゴルフ場には不釣合いってことですね、
　それは仕方ないので良いと思います。対応はほんとに丁寧だったし。

■日帰り温泉施設はさすがいろいろありました。
　私たちは「百笑の湯」（土日1,000円/60分）を利用、タオルやアメニティも無料だし、
　湯舟も種類があり良かったです。（ドライヤー○）
　併設の「手づくり工房」ではパンやお土産も購入できます。
　メロンパン美味しいです（試食しかしてないだけど）

写真

7/4 8:09

行きは有料道路の「伊豆スカイライン」を利用

7/4 8:14

十石峠あたりはいつもこんな感じな気がします、対向車が見えずちょっとこわい

7/4 9:28

駐車場に到着、ハイカー専用です

7/4 9:20

トイレ（水洗）と靴洗い場も完備！

7/4 9:28

9:30の出発時には、私たちともう一台しか停まっていませんでした。連日の雨予報のせいでしょうか

7/4 9:29

バス利用の方、ご参考まで

7/4 9:30

健脚だったら縦走してみたいな〜

7/4 9:29

さて、出発！

7/4 9:32

皆さんが撮る顔に見える堰、かわいい

7/4 9:36

立派なヒメシャラさん！樹皮がツルツルスベスベ〜

7/4 9:43

ふむふむ

7/4 9:45

予想に反して道がぬかるんでいない♪

7/4 9:48

四辻に到着、まずは山頂を目指し左へ

7/4 9:49

う〜ん、どこを通るべきか

7/4 9:52

アマギツツジは雨で散ってしまったようです、残念

7/4 10:08

ふむふむ

7/4 9:53

高い位置に咲くので、間近に見れるものはまれでした。最盛期にはもっと色鮮やかでキレイだったんだろうな〜

7/4 9:54

コアジサイ、ここらへんはまだつぼみでした

7/4 9:57

なかなか雰囲気あります

7/4 9:57

ちょいちょい渡渉

7/4 10:01

いつもはどんな感じなのだろう・・・小川程度？？ストック持参で本当に良かった

7/4 10:18

チダケサシでしょうか

7/4 10:18

よく見ると淡いピンクの花が

7/4 10:23

崩壊した木の階段も出てきます、ここらへんは急登でした

7/4 10:27

歩きやすい道もあります

7/4 10:43

そんなこんなで万二郎岳に到着！ここまでトレラン1人にしか会わず

7/4 10:48

眺望はないので即出発

7/4 10:50

少し降りたところで、目指す万三郎岳（奥の一番高いトコ）をとらえます

7/4 10:51

海も見えた、今回唯一の眺望です

7/4 10:50

シモツケソウ

7/4 10:50

ここ以外には見られませんでした

7/4 10:56

ヒメシャラロード

7/4 10:57

鹿の足あと発見！やはりいるんですね♪見たいな〜

7/4 11:02

馬の背

7/4 11:02

ゴルフ場が見渡せます

7/4 11:03

大室山、お椀をひっくり返したようなカタチです

7/4 11:08

アセビも、残念ながら雨で全部散ってしまったようです

7/4 11:11

アセビのトンネル、頭をぶつけないように注意（ここ以外にもぶつけそうな木がけっこうありますのでご注意を、ツレは思いっきりメガネをぶつけました）

7/4 11:21

石楠立、ところどころに案内が出ているので安心です

7/4 11:28

ここらへんはコアジサイが咲いていました

7/4 11:28

淡い紫色がとてもキレイ♪

7/4 11:28

爽やかな匂いがあるらしいが・・・感じなかった（鼻バカだから？）

7/4 11:40

コナスビ　とても小さくて目立ちません

7/4 11:50

万三郎岳ついた！ここだけハエ系の虫がいましたが、ベンチもあるのでお昼ご飯を食べる

7/4 12:12

下山、まずは涸沢分岐を目指します。急な木の階段が多いので滑らないようにまたいで降りる、これがけっこうめんどい

7/4 12:20

コアジサイの群生に励まされながら下る

7/4 12:33

登りの時にはヒメシャラが多かったですが、こちらは植生が異なるようです

7/4 12:37

苔と葉で、緑一色！

7/4 12:52

日が当たらないので岩に苔が多く、滑りやすいので注意しながら進みます

7/4 13:45

こちらのコースも渡渉がありましたが、登りよりは楽でした

7/4 13:59

「おつかれさまでした」ポツポツと雨が降ってきた

7/4 14:30

山中では見れなかったが、車道からたくさんの鹿たちがご飯をしているところを発見！かわいい〜

7/4 16:38

「伊豆の国ビール」（ピルスナー・ヴァイツェン・スタウト）も売ってますよ〜

7/4 18:43

久々のバッチゲット♪

撮影機器：

PENTAX Optio WG-2 PENTAX

感想

bashimi

久々の百名山♪でも梅雨で連日の雨予報に加え、前日までの大雨。
でも今日だけ曇予報だし、昼前後は大丈夫そうとのことで決行！
もし大雨や悪路だったら引き返すつもりで出発しましたが、むしろ山行日和で
この時期にしては涼しく、日も出ていないので歩きやすかったです。

ただ、渡渉（ってほどじゃありませんが）があんなにあるとは意外でした。
ストックでバランスを取りながら飛び石伝いに渡りましたが、もし滑ったら
場所によってはヒザ下まで濡れてしまうので、ちょっと緊張でしたね。。。

標高差はあまりないのに、アップダウンが多かったり、ちょっとした岩も大きいので
足をヒザ上まで上げることが多く、下山する頃には予想以上に疲れました。

今までの靴が寿命を迎えたので、本日はおニューの登山靴（スカルパの
ミトスMF GTX）のデビュー戦。
もう少しライトな靴にするつもりでしたが、女性にありがちな
「足幅狭い・くるぶし小さい」私にピッタリ！
山行中もソールのグリップが効き、今後も活躍しそうです。

シャクナゲの時期はかなり混んでいるようなので、
コアジサイの今の時期もオススメだと思いました。

nekonekopon

この梅雨時、雨の真っ只中、一縷の望みに賭けて天城山へと出かけた。
移動中も雨やら霧やらの中を進み・・・現地に到着すると・・・曇り！！
僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖僥倖
圧倒的、僥倖。
よしっ、いくぞ。
なんとスタートからゴールまで、一切雨が降らなかった。

景色も期待してなかったが、ところどころ見える海の風景に癒された。
伊豆ということでちょっと熱帯ちっくな感じがするね。
今まで見たことがないツルツルの木が生えてる。
連日の雨の影響からか、沢という沢が増水しており
何回も渡渉を余儀なくされた。
まぁしかし冷静に落ち着いて渡れば問題はないのだ。
一瞬足が川に使ってもたいした問題ではない。慌てずに引き抜くのだ。
山頂は景色がなかったが久しぶりの百名山登頂に満足感があった。

下山ルートには岩がごつごつしており、結構大変だった。
嫁の荷物は俺が全部持っているにもかかわらず嫁は途中でへばっていた。
コースタイム通り4時間30分でゴール。
なんとそこから10分もしないうちに雨が降り出した。
ほんとにこの梅雨の合間を縫った、完璧なタイミングの登山であった。

天城高原ゴルフ場で記念バッチを買おうと立ち寄ったら
オーナーみたいなおっさんが一目散に玄関に出てきて、何用か聞いてきた。
どうやら俺たちを入れたくないらしい。
バッチ買いに来たといったら、わざわざフロントに戻って商品を持ってきたのだ。
ゴルフと登山はかみ合わない様だ。
俺はバッチを買って静かに帰路に向ったのだった。終わり。