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Yamareco

記録ID: 6748390
全員に公開
ハイキング
東海

高塚山・黒法師岳トレッキング(山犬段in/寸又峡温泉out) ※本年19〜20回目

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月04日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
28:58
距離
31.4km
登り
2,446m
下り
3,309m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:39
休憩
0:32
合計
7:11
8:26
26
8:52
8:55
27
9:22
9:22
38
10:00
10:00
22
10:22
10:26
27
10:53
11:09
58
12:07
12:07
17
12:24
12:27
10
12:37
12:38
47
13:25
13:25
54
都沢ノコル
14:19
14:24
70
15:34
15:34
3
2日目
山行
7:26
休憩
0:43
合計
8:09
5:11
10
5:21
5:21
8
5:29
5:29
33
6:02
6:15
77
7:32
7:41
27
8:08
8:13
7
8:20
8:23
8
ヘリポート下の水場
8:31
8:43
77
10:00
10:01
43
10:44
10:44
49
11:33
11:33
50
12:23
12:23
15
12:38
12:38
38
13:16
13:16
4
13:20
寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿
天候 Day1(5/3):晴れ、Day2(5/4):晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
Day0(5/2)に、鉄路で静岡駅入りし、駅近の安宿(静岡ユーアイホテル:4,400円)で前泊。

Day1(5/3)は、川根本町と千代田タクシーが共催する相乗り制の山犬段送迎タクシー(詳細は以下HP参照)を利用して、登山口(山犬段)まで【6,500円】。保安要員兼ガイド1名が同乗しますが、私の回は、なんと2022年を最後に赤石岳避難小屋から下りた榎田善行さんがご担当でした〜♪
https://chiyodataxi.com/page0201.html
<当日の実際の運行時間>
05:26 静岡駅 - 06:36 川根本町役場 07:10 - 08:15 山犬段

Day2(5/4)の寸又峡温泉からの復路交通手段(掛川駅まで)は以下。
【バス】16:10 寸又峡温泉 - 16:55 千頭駅前 ※900円
【代行バス】17:15 千頭駅 - 18:00 家山駅 ※500円
【鉄路】18:25 家山 - 19:01 金谷 19:19 - 19:32 掛川 ※1,660円
コース状況/
危険箇所等
<山犬段〜三合山〜高塚山〜三合山>
ごく普通のトレイル。(三合山に重荷をデポして高塚山をトレランで往復)

<三合山〜房小山〜バラ谷の頭>
山と高原地図では、房小山までは破線、房小山より先は道なし扱いですが、実際にはヤブが生い茂る原生の森も、踏み跡明瞭で迷う要素はほぼない。所々片側が崖となっている痩せ尾根があり、重荷を背負っての通過の場合、ザック外付けのものが木や岩に触れて横揺れを喰らわぬよう細心の注意が必要。バラ谷の頭(山頂)では、私入れてテントは6張り。山頂敷地内はこれが限界で、少し下った所にもう3張りあり。

<バラ谷の頭〜黒法師岳〜二ッ山>
バラ谷の頭直下(下り)と、黒法師岳直下(登り)は激急坂。どちらも重荷を背負っての通過となる場合、胸丈ほどの笹ヤブを順手でつかみながら、下りは滑り落ちないよう、登りは身体を引き上げるようにして進んでいく。
黒法師岳直下(下り)も、登り同様笹ヤブの急坂となり、ピンクテープを頼りに、踏み跡を外さないよう進むしかないが、一部わかりづらい区間があり、頻繁にヤマレコMapのみんなの足跡と照らし合わせるルートファインディングが必要。二ッ山の直前も笹が生い茂るわかりづらい区間あり。

<二ッ山〜ヘリポート〜前黒法師岳〜白ガレの頭〜寸又峡温泉>
二ッ山を過ぎると、深南部らしい笹ヤブ区間は終わり、奥多摩などどこにでもありそうなごく普通のトレイルとなる。ヘリポートから7,8分下る水場は流量豊富。
前黒法師岳直下は登りも下りも急坂。ただ、黒法師岳の時のような笹をつかんで的な箇所はなく、ごく普通の急登。前黒法師岳を過ぎると、1400mほどの一気下りが延々と続く。寸又峡温泉(飛龍橋)に達すると、夢の吊り橋を渡り終えたと思しき観光客数多。
その他周辺情報 寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿(500円)で日帰り入浴。
前日、鈍行電車を乗り継いで静岡駅入り。翌朝は駅北口5時半発の乗合タクシーに乗るため、駅北口徒歩圏の安宿へ前泊します。
2024年05月02日 15:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5/2 15:37
前日、鈍行電車を乗り継いで静岡駅入り。翌朝は駅北口5時半発の乗合タクシーに乗るため、駅北口徒歩圏の安宿へ前泊します。
静岡らしい食べ物を・・・と思って駅北口を歩き回りましたが、これといった店が見当たらず、韓国料理店へ。
2024年05月02日 16:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
5/2 16:42
静岡らしい食べ物を・・・と思って駅北口を歩き回りましたが、これといった店が見当たらず、韓国料理店へ。
荷物は極力切り詰めたものの、水3L含めて13.3kgと久々の重荷。朝露まとうヤブ漕ぎを想定し、全工程を沢靴(モンベル_サワークライマーリールアジャスト|370g×2)でアタックすることに!
2024年05月03日 05:14撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
5/3 5:14
荷物は極力切り詰めたものの、水3L含めて13.3kgと久々の重荷。朝露まとうヤブ漕ぎを想定し、全工程を沢靴(モンベル_サワークライマーリールアジャスト|370g×2)でアタックすることに!
朝5時半前、このド派手な乗合タクシーでまずは川根本町役場へ向かいます。事前のメールで「お茶色」と聞いてましたが、「お」は丁寧語だと思い茶色の車を待っていましたが、「お茶」色だったんですね(笑)
2024年05月03日 05:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
5/3 5:25
朝5時半前、このド派手な乗合タクシーでまずは川根本町役場へ向かいます。事前のメールで「お茶色」と聞いてましたが、「お」は丁寧語だと思い茶色の車を待っていましたが、「お茶」色だったんですね(笑)
川根本町役場で、ワンボックスCarへ乗り換えます。保安要員兼ガイド1名が同乗しますが、私の回は、なんと2022年を最後に赤石岳避難小屋から下りた榎田善行さんで、しかも変態シャツご着用!私も赤石シャツを着てきて大正解(笑)!
2024年05月03日 06:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
5/3 6:40
川根本町役場で、ワンボックスCarへ乗り換えます。保安要員兼ガイド1名が同乗しますが、私の回は、なんと2022年を最後に赤石岳避難小屋から下りた榎田善行さんで、しかも変態シャツご着用!私も赤石シャツを着てきて大正解(笑)!
【参考】2019年8月、赤石岳への初登時に買った「酒飲め!」シャツ。今回の高塚山チャレンジで着てきたシャツです♪
2019年08月13日 15:10撮影 by  SHT-AL09, HUAWEI
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8/13 15:10
【参考】2019年8月、赤石岳への初登時に買った「酒飲め!」シャツ。今回の高塚山チャレンジで着てきたシャツです♪
【参考】2022年8月、榎田さん&後藤智恵子さんのラストイヤーに赤石岳を再訪した時に買った「酒やめろ」シャツ。榎田さんが今日着ていたシャツです。
2022年08月19日 17:00撮影 by  SHT-AL09, HUAWEI
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8/19 17:00
【参考】2022年8月、榎田さん&後藤智恵子さんのラストイヤーに赤石岳を再訪した時に買った「酒やめろ」シャツ。榎田さんが今日着ていたシャツです。
このワンボックスCarに乗り換え、私、ヤマレコユーザの24cさん、榎田さん(ガイド)、運転手の4名で山犬段へ向かいます!
2024年05月03日 06:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 6:54
このワンボックスCarに乗り換え、私、ヤマレコユーザの24cさん、榎田さん(ガイド)、運転手の4名で山犬段へ向かいます!
道中、大札山登山口前のトイレへ立ち寄り。トイレ前のシロヤシオはつぼみすら付いておらず、山中でのシロヤシオは時期的に早すぎて期待できなそう。
2024年05月03日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 7:45
道中、大札山登山口前のトイレへ立ち寄り。トイレ前のシロヤシオはつぼみすら付いておらず、山中でのシロヤシオは時期的に早すぎて期待できなそう。
許可車のみ通行できる、山犬段までの林道蕎麦粒線はかなりの悪路でした。榎田さんより、右が蕎麦粒山、左が高塚山と教わります。今日最初に目指す山たちです♪
2024年05月03日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 7:52
許可車のみ通行できる、山犬段までの林道蕎麦粒線はかなりの悪路でした。榎田さんより、右が蕎麦粒山、左が高塚山と教わります。今日最初に目指す山たちです♪
定刻より早く、山犬段の小屋へ到着しました!
2024年05月03日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 8:17
定刻より早く、山犬段の小屋へ到着しました!
田中陽希さんもグレトラ3(2019年)で前泊された小屋内はかなり清潔。
2024年05月03日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 8:17
田中陽希さんもグレトラ3(2019年)で前泊された小屋内はかなり清潔。
林道南赤石線側に出ると、これから通る深南部の道なき稜線が横一直線に一望できます!右端の黒々した端正な三角錐が黒法師岳です。長い(遠い)なー・・・。
2024年05月03日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 8:22
林道南赤石線側に出ると、これから通る深南部の道なき稜線が横一直線に一望できます!右端の黒々した端正な三角錐が黒法師岳です。長い(遠い)なー・・・。
榎田さん、24cさんと。榎田さんとはここでお別れです。24cさんと途中までご一緒しました!
2024年05月03日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
5/3 8:23
榎田さん、24cさんと。榎田さんとはここでお別れです。24cさんと途中までご一緒しました!
三百名山・黒法師岳!明日早朝、眺望はないようですが(涙)、あそこへ立ちます!
2024年05月03日 08:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 8:24
三百名山・黒法師岳!明日早朝、眺望はないようですが(涙)、あそこへ立ちます!
林道南赤石線ではなく、こちらの登山口より入山します!
2024年05月03日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 8:26
林道南赤石線ではなく、こちらの登山口より入山します!
入山25分ほどで、最初のピーク、蕎麦粒山に到着!
2024年05月03日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 8:52
入山25分ほどで、最初のピーク、蕎麦粒山に到着!
蕎麦粒山から望む深南部〜安倍奥の絶景!
2024年05月03日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 8:52
蕎麦粒山から望む深南部〜安倍奥の絶景!
富士山が近い!
2024年05月03日 08:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 8:52
富士山が近い!
右は大無間山、左奥は笊ヶ岳です!
2024年05月03日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
5/3 8:54
右は大無間山、左奥は笊ヶ岳です!
笊ヶ岳をズーム!右奥は(行かなかった)小笊ですね。
2024年05月03日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 8:55
笊ヶ岳をズーム!右奥は(行かなかった)小笊ですね。
蕎麦粒山から一旦下りますが、ここ五樽沢のコルを境に登り返しとなります!
2024年05月03日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 9:22
蕎麦粒山から一旦下りますが、ここ五樽沢のコルを境に登り返しとなります!
シロヤシオにはまだ早いですが、オオカメノキが何箇所か白づいてました〜!
2024年05月03日 09:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 9:39
シロヤシオにはまだ早いですが、オオカメノキが何箇所か白づいてました〜!
三合山の手前で、一際目を引く白い頂、聖岳!この2日間で角度を微妙に変えながら何度も見ました!
2024年05月03日 09:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 9:58
三合山の手前で、一際目を引く白い頂、聖岳!この2日間で角度を微妙に変えながら何度も見ました!
入山から1時間半で、三合山へ到着!ここにザックをデポして、高塚山まではサクッとトレランします!
2024年05月03日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 10:00
入山から1時間半で、三合山へ到着!ここにザックをデポして、高塚山まではサクッとトレランします!
下って登って下って登って、的な感じのトレイル。
2024年05月03日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:02
下って登って下って登って、的な感じのトレイル。
コースタイムは50分とありましたが、三合山から22分ほど、入山から1時間50分で、三百名山53座目(+百名山100座&二百名山99座)となる高塚山へ登頂!山頂一帯はバイケイソウの株が大量にありましたー。
2024年05月03日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:24
コースタイムは50分とありましたが、三合山から22分ほど、入山から1時間50分で、三百名山53座目(+百名山100座&二百名山99座)となる高塚山へ登頂!山頂一帯はバイケイソウの株が大量にありましたー。
榎田さん監修?の赤石岳避難小屋シャツの背面!
山登れ→いま登ってます!
酒飲め→今晩担ぎ上げた缶ビール飲みます!
2024年05月03日 10:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:25
榎田さん監修?の赤石岳避難小屋シャツの背面!
山登れ→いま登ってます!
酒飲め→今晩担ぎ上げた缶ビール飲みます!
三合山〜高塚山に、何輪かミヤマカタバミが咲いてました〜!
2024年05月03日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 10:31
三合山〜高塚山に、何輪かミヤマカタバミが咲いてました〜!
三合山へ戻る道中、今回縦走から下山後(5/5)に登る予定の熊伏山越しに、真っ白な御嶽山が!
2024年05月03日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 10:36
三合山へ戻る道中、今回縦走から下山後(5/5)に登る予定の熊伏山越しに、真っ白な御嶽山が!
御嶽山!
2024年05月03日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 10:36
御嶽山!
三百名山・熊伏山!
2024年05月03日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 10:36
三百名山・熊伏山!
樹間越しに黒法師岳が見えますが、遠いなぁ・・・
2024年05月03日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:40
樹間越しに黒法師岳が見えますが、遠いなぁ・・・
三合山の直下は急登です!
2024年05月03日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:49
三合山の直下は急登です!
再び三合山まで戻ってきました!ここで菓子パンやおにぎりなど早ランチしました!
2024年05月03日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 10:53
再び三合山まで戻ってきました!ここで菓子パンやおにぎりなど早ランチしました!
さぁ、いよいよ山と高原地図で破線となる三合山からの稜線に向けて出発です!
2024年05月03日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 11:11
さぁ、いよいよ山と高原地図で破線となる三合山からの稜線に向けて出発です!
片側が崖の痩せ尾根区間。難易度は高くないですが、荷が重いので横に振られないよう細心の注意を払う!
2024年05月03日 11:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 11:15
片側が崖の痩せ尾根区間。難易度は高くないですが、荷が重いので横に振られないよう細心の注意を払う!
ぐちゃぐちゃした木の根越しに歩く区間!とにかく荷が重いので、転倒しないよう注意深く歩きます!
2024年05月03日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 11:18
ぐちゃぐちゃした木の根越しに歩く区間!とにかく荷が重いので、転倒しないよう注意深く歩きます!
時折人工ロープを見つけて嬉しくなります!(ロープはあくまで補助で、脚主体で登ります)
2024年05月03日 11:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 11:35
時折人工ロープを見つけて嬉しくなります!(ロープはあくまで補助で、脚主体で登ります)
何箇所かでキレイなアカヤシオが残り咲きしていました!
2024年05月03日 11:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
5/3 11:38
何箇所かでキレイなアカヤシオが残り咲きしていました!
右手側に最初に登った蕎麦粒山(右)が見えてきました!直下に見える林道南赤石線は、榎田さんによると崩落影響で徒歩でも通行困難なようです。
2024年05月03日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 11:58
右手側に最初に登った蕎麦粒山(右)が見えてきました!直下に見える林道南赤石線は、榎田さんによると崩落影響で徒歩でも通行困難なようです。
三合山から1時間15分、最初の目印地点、千石平に到着!
2024年05月03日 12:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 12:24
三合山から1時間15分、最初の目印地点、千石平に到着!
千石平の左側(西側)は崩落しているので要注意!
2024年05月03日 12:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 12:27
千石平の左側(西側)は崩落しているので要注意!
千石平から10分ほど歩くと鋸山!鋸尾根と呼ばれる区間を歩くのですが、鋸の歯のようなアップダウンは印象に残っていません!
2024年05月03日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 12:37
千石平から10分ほど歩くと鋸山!鋸尾根と呼ばれる区間を歩くのですが、鋸の歯のようなアップダウンは印象に残っていません!
鋸山を過ぎると、左手側に恵那山(左奥)、そして下山後に登る予定の熊伏山(右)がスッキリ見え始めます!
2024年05月03日 12:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 12:40
鋸山を過ぎると、左手側に恵那山(左奥)、そして下山後に登る予定の熊伏山(右)がスッキリ見え始めます!
これから向かう房小山、バラ谷の頭、黒法師岳トリオが見えてます!近そうですが、遠いです!
2024年05月03日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 12:43
これから向かう房小山、バラ谷の頭、黒法師岳トリオが見えてます!近そうですが、遠いです!
何も目印のなかった都沢ノコルを淡々と通過!
2024年05月03日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
5/3 13:25
何も目印のなかった都沢ノコルを淡々と通過!
都沢ノコルの右手側(東側)は崩落斜面、要注意!
2024年05月03日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
5/3 13:25
都沢ノコルの右手側(東側)は崩落斜面、要注意!
段々と深南部らしい笹原が広がる、日本の原風景のような場所が増えてきました!
2024年05月03日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 13:40
段々と深南部らしい笹原が広がる、日本の原風景のような場所が増えてきました!
田中陽希さんもグレトラ3で感動していた深南部らしい、獣道を進みます!(踏み跡は明確で、迷う要素はほぼなかった)
2024年05月03日 13:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 13:41
田中陽希さんもグレトラ3で感動していた深南部らしい、獣道を進みます!(踏み跡は明確で、迷う要素はほぼなかった)
振り返ると、この日初めて、山中から高塚山が見えました!
2024年05月03日 13:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 13:49
振り返ると、この日初めて、山中から高塚山が見えました!
森林限界を越えないヤブ山、高塚山ドーン!
2024年05月03日 13:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 13:49
森林限界を越えないヤブ山、高塚山ドーン!
道中、鹿のツノを拾いました!東京まで持ち帰ります♪
2024年05月03日 13:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
5/3 13:55
道中、鹿のツノを拾いました!東京まで持ち帰ります♪
房小山の頂が見えてきました!
2024年05月03日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 14:08
房小山の頂が見えてきました!
左手側には特徴的な形の双耳峰が見えてきました!
2024年05月03日 14:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
5/3 14:11
左手側には特徴的な形の双耳峰が見えてきました!
二百名山の池口岳(北峰・南峰)ですね!
2024年05月03日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
5/3 14:12
二百名山の池口岳(北峰・南峰)ですね!
振り返ると高塚山!あそこから稜線を辿ってここまで歩いてきました!
2024年05月03日 14:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 14:17
振り返ると高塚山!あそこから稜線を辿ってここまで歩いてきました!
三合山から約3時間、ついに房小山までやってきました!
2024年05月03日 14:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 14:19
三合山から約3時間、ついに房小山までやってきました!
房小山より先は、山と高原地図にも道はありません。が、踏み跡は明瞭で、迷う要素はありません。
2024年05月03日 14:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/3 14:22
房小山より先は、山と高原地図にも道はありません。が、踏み跡は明瞭で、迷う要素はありません。
進行方向にはバラ谷の頭や、その奥に黒法師岳が見え続けます!
2024年05月03日 14:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 14:29
進行方向にはバラ谷の頭や、その奥に黒法師岳が見え続けます!
いやぁ、平和な、桃源郷のような笹原歩き!これぞ南アルプスの秘境、深南部!
2024年05月03日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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いやぁ、平和な、桃源郷のような笹原歩き!これぞ南アルプスの秘境、深南部!
左手側は恵那山の存在感が大きい!
2024年05月03日 14:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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左手側は恵那山の存在感が大きい!
明日向かう、ラスボス的存在の前黒法師岳!黒法師岳本峰同様、黒々してて端正な三角錐!(つまりは登りも下りも急坂)
2024年05月03日 15:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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明日向かう、ラスボス的存在の前黒法師岳!黒法師岳本峰同様、黒々してて端正な三角錐!(つまりは登りも下りも急坂)
日本の標高2000m最南の地を通過!ここより南で一番高いのは多分、四国(愛媛)の石鎚山(1982m)でしょう!
2024年05月03日 15:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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日本の標高2000m最南の地を通過!ここより南で一番高いのは多分、四国(愛媛)の石鎚山(1982m)でしょう!
三合山から4時間15分、入山から6時間35分、本日の宿泊地、バラ谷の頭へ到着!予定より2時間ほど早く到着できました♪。眼前には黒法師岳から北へ続く丸盆岳〜不動岳がドーン!
2024年05月03日 15:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 15:39
三合山から4時間15分、入山から6時間35分、本日の宿泊地、バラ谷の頭へ到着!予定より2時間ほど早く到着できました♪。眼前には黒法師岳から北へ続く丸盆岳〜不動岳がドーン!
明日向かう三百名山の黒法師岳!端正な三角錐です!
2024年05月03日 15:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 15:40
明日向かう三百名山の黒法師岳!端正な三角錐です!
16時前の時点で、バラ谷の頭(山頂部)には既に5張りあって、私が6張り目。最後の敷地を頂きました!(高塚山方面から歩いてきたのは私だけ)
2024年05月03日 15:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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16時前の時点で、バラ谷の頭(山頂部)には既に5張りあって、私が6張り目。最後の敷地を頂きました!(高塚山方面から歩いてきたのは私だけ)
マイホーム建造終了!バラ谷の頭でテン泊することを、通称「バラテン」と呼ぶそうです。バラテン、最高です!
2024年05月03日 16:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 16:06
マイホーム建造終了!バラ谷の頭でテン泊することを、通称「バラテン」と呼ぶそうです。バラテン、最高です!
眼前ビュー!こちらは上河内岳!
2024年05月03日 16:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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眼前ビュー!こちらは上河内岳!
聖岳!
2024年05月03日 16:16撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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聖岳!
右は”光岩”擁する光岳!左奥は中盛丸山と大沢岳です。
2024年05月03日 16:17撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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右は”光岩”擁する光岳!左奥は中盛丸山と大沢岳です。
池口岳(北峰・南峰)!
2024年05月03日 16:17撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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池口岳(北峰・南峰)!
風はなく、気温は17〜18℃と快適。ただし標高2010mの世界だけに夜はかなり冷え込み、寒すぎてあまり深く寝付けませんでした。
2024年05月03日 16:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 16:20
風はなく、気温は17〜18℃と快適。ただし標高2010mの世界だけに夜はかなり冷え込み、寒すぎてあまり深く寝付けませんでした。
黒法師岳をバックに!
2024年05月03日 16:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 16:36
黒法師岳をバックに!
マイテント&黒法師岳をバックに!
2024年05月03日 16:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 16:44
マイテント&黒法師岳をバックに!
到着時に見えなかった富士山も見え始めました!
2024年05月03日 16:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/3 16:45
到着時に見えなかった富士山も見え始めました!
さぁ、暗くなる前にバラテンディナー!
2024年05月03日 17:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 17:09
さぁ、暗くなる前にバラテンディナー!
海老ラーメン、極旨でした〜!もちろん、黒生も!
2024年05月03日 17:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 17:11
海老ラーメン、極旨でした〜!もちろん、黒生も!
ミネストローネにおにぎりをぶっこみ、雑炊風に!温かいだけでゴチソウ!
2024年05月03日 17:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 17:16
ミネストローネにおにぎりをぶっこみ、雑炊風に!温かいだけでゴチソウ!
日暮れ時が近づき、黒法師岳の前は滝雲が発生!
2024年05月03日 18:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 18:30
日暮れ時が近づき、黒法師岳の前は滝雲が発生!
西側を見ると、恵那山が神々しいカラーリング!
2024年05月03日 18:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 18:32
西側を見ると、恵那山が神々しいカラーリング!
再び「本邦最南2000mの地」へ行ってみました!
2024年05月03日 18:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 18:36
再び「本邦最南2000mの地」へ行ってみました!
「本邦最南2000mの地」から望む夕刻時!
2024年05月03日 18:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 18:39
「本邦最南2000mの地」から望む夕刻時!
夜20時。肉眼では真っ暗ですが、星空モードで撮影すると、黒法師岳&富士山のシルエットが神々しい!
2024年05月03日 19:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 19:57
夜20時。肉眼では真っ暗ですが、星空モードで撮影すると、黒法師岳&富士山のシルエットが神々しい!
ここからDay2(5/4)。朝4時前、前夜とは違う感じの黒法師岳&富士山のシルエットがやはり神々しい!
2024年05月04日 03:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 3:49
ここからDay2(5/4)。朝4時前、前夜とは違う感じの黒法師岳&富士山のシルエットがやはり神々しい!
テントの入口を開けただけで、黒法師岳&富士山がドーン!の一等地泊。寒くてあまり寝られませんでしたが(苦笑)。
2024年05月04日 04:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 4:22
テントの入口を開けただけで、黒法師岳&富士山がドーン!の一等地泊。寒くてあまり寝られませんでしたが(苦笑)。
黒法師岳から北西方面へ伸びる山並み!
2024年05月04日 04:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 4:26
黒法師岳から北西方面へ伸びる山並み!
黒法師岳&富士山!
2024年05月04日 04:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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黒法師岳&富士山!
5日前(4/29)は、バラ谷の頭からダイヤモンド富士が見れたようですが、5日間で太陽の位置は左にズレてしまいました!残念!
2024年05月04日 04:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 4:53
5日前(4/29)は、バラ谷の頭からダイヤモンド富士が見れたようですが、5日間で太陽の位置は左にズレてしまいました!残念!
標高2010m。夜明けの時!目覚めの時!
2024年05月04日 04:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 4:55
標高2010m。夜明けの時!目覚めの時!
富士山と黒法師岳の間からご来光!神々しい!
2024年05月04日 04:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 4:56
富士山と黒法師岳の間からご来光!神々しい!
ダイヤモンド富士でなくても、十分に絶景です!
2024年05月04日 04:56撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 4:56
ダイヤモンド富士でなくても、十分に絶景です!
飲食物が減り、Day2の荷は11kg。Day1出発時より2km以上軽くなりました!
2024年05月04日 05:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 5:02
飲食物が減り、Day2の荷は11kg。Day1出発時より2km以上軽くなりました!
前日到着時は雲に覆われて見えなかった御嶽山!
2024年05月04日 05:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 5:07
前日到着時は雲に覆われて見えなかった御嶽山!
前日到着時は雲に覆われて見えなかった中央アルプス主稜線!
2024年05月04日 05:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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前日到着時は雲に覆われて見えなかった中央アルプス主稜線!
左は越百山、中央は南駒ヶ岳、右奥は空木岳!
2024年05月04日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 5:08
左は越百山、中央は南駒ヶ岳、右奥は空木岳!
中央左が木曽駒ヶ岳!右は千畳敷カールですかね。
2024年05月04日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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中央左が木曽駒ヶ岳!右は千畳敷カールですかね。
朝5時過ぎ、黒法師岳へ向かうDay2スタート!
2024年05月04日 05:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 5:13
朝5時過ぎ、黒法師岳へ向かうDay2スタート!
水は3L担ぎ上げ、この時点で1L以上残っていたので、水場はスルー。
2024年05月04日 05:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 5:21
水は3L担ぎ上げ、この時点で1L以上残っていたので、水場はスルー。
鞍部まで下りて振り返るとバラ谷の頭がドーン!激急坂で、重荷ゆえ何度も滑り落ちそうになるのを、笹ヤブつかんで制御しました!
2024年05月04日 05:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 5:30
鞍部まで下りて振り返るとバラ谷の頭がドーン!激急坂で、重荷ゆえ何度も滑り落ちそうになるのを、笹ヤブつかんで制御しました!
いよいよ、黒法師岳へ取り付きます!
2024年05月04日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 5:40
いよいよ、黒法師岳へ取り付きます!
道は明瞭ですが、激坂です。胸丈ほどの笹ヤブを順手でつかみ、身体を引き上げる感じ。昨夏の北海道の三百名山・神威岳もこんな感じでよじ登ったなぁ・・・。
2024年05月04日 05:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 5:45
道は明瞭ですが、激坂です。胸丈ほどの笹ヤブを順手でつかみ、身体を引き上げる感じ。昨夏の北海道の三百名山・神威岳もこんな感じでよじ登ったなぁ・・・。
ローアングルから撮るとこんな感じ(笑)。
2024年05月04日 05:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 5:47
ローアングルから撮るとこんな感じ(笑)。
笈ヶ岳の激ヤブ区間よりは踏み跡明瞭で楽です。色々なヤブ山を経験すると、「大変さ」を相対比較できて楽しい♪
2024年05月04日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 5:51
笈ヶ岳の激ヤブ区間よりは踏み跡明瞭で楽です。色々なヤブ山を経験すると、「大変さ」を相対比較できて楽しい♪
笹ヤブの激急登が終了し、丸盆岳・不動岳方面との分岐点を通過!左はバラ谷の頭!
2024年05月04日 06:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 6:00
笹ヤブの激急登が終了し、丸盆岳・不動岳方面との分岐点を通過!左はバラ谷の頭!
バラ谷の頭から50分、入山からトータル7時間25分、三百名山54座目(+百名山100座&二百名山99座)となる黒法師岳へ登頂!高塚山から歩いてきたことに価値があります!
2024年05月04日 06:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 6:05
バラ谷の頭から50分、入山からトータル7時間25分、三百名山54座目(+百名山100座&二百名山99座)となる黒法師岳へ登頂!高塚山から歩いてきたことに価値があります!
360度樹林に覆われ、山頂眺望はありません!
2024年05月04日 06:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 6:08
360度樹林に覆われ、山頂眺望はありません!
無風、8℃。半袖登山で十分な陽気です。
2024年05月04日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 6:10
無風、8℃。半袖登山で十分な陽気です。
三角点には全然興味ありませんが、「+」でなく「✕」模様で、これは全国的にも珍しいようです。
2024年05月04日 06:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
5/4 6:12
三角点には全然興味ありませんが、「+」でなく「✕」模様で、これは全国的にも珍しいようです。
さぁ、反対側の笹ヤブの激坂を下り始めます!
2024年05月04日 06:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/4 6:17
さぁ、反対側の笹ヤブの激坂を下り始めます!
二ッ山の手前まで、深南部らしい笹ヤブ区間が続きます。踏み跡を適当に辿ると簡単に正規ルートから逸れます。何度か斜面直登するなどしてルート補正しましたが、遭難せぬよう頻繁なルートファインディングをオススメします。
2024年05月04日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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二ッ山の手前まで、深南部らしい笹ヤブ区間が続きます。踏み跡を適当に辿ると簡単に正規ルートから逸れます。何度か斜面直登するなどしてルート補正しましたが、遭難せぬよう頻繁なルートファインディングをオススメします。
名前通り、二ッ山のダブルピークが見え始めます!
2024年05月04日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 7:04
名前通り、二ッ山のダブルピークが見え始めます!
最初の西峰は山頂碑なし。西峰から一旦鞍部まで下り、登り返します!
2024年05月04日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/4 7:27
最初の西峰は山頂碑なし。西峰から一旦鞍部まで下り、登り返します!
東峰のみ山頂碑あり。樹間越しに黒法師岳や丸盆岳が見えますが、基本眺望はありません。
2024年05月04日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 7:32
東峰のみ山頂碑あり。樹間越しに黒法師岳や丸盆岳が見えますが、基本眺望はありません。
二ッ山より先へ進むと、時折、聖岳&上河内岳の白銀コンビが見えます!
2024年05月04日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 7:44
二ッ山より先へ進むと、時折、聖岳&上河内岳の白銀コンビが見えます!
ヘリポート手前でただっ広い笹原を通過!黒法師岳より先の丸盆岳、不動岳が見えます!
2024年05月04日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 7:58
ヘリポート手前でただっ広い笹原を通過!黒法師岳より先の丸盆岳、不動岳が見えます!
ヘリポート越しにラスボス・前黒法師岳が見えてきました!
2024年05月04日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:06
ヘリポート越しにラスボス・前黒法師岳が見えてきました!
バラ谷の頭より2時間半ほどでヘリポートへ到着!黄色いテントの主とは、黒法師岳からの下りでスライドしました!左奥がバラ谷の頭、右の端正なのが黒法師岳です!
2024年05月04日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:12
バラ谷の頭より2時間半ほどでヘリポートへ到着!黄色いテントの主とは、黒法師岳からの下りでスライドしました!左奥がバラ谷の頭、右の端正なのが黒法師岳です!
ヘリポートから水場までは片道7,8分ほど。朽ちた消化器が下降点の目印です!
2024年05月04日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:18
ヘリポートから水場までは片道7,8分ほど。朽ちた消化器が下降点の目印です!
上から見下ろした風景、最初結構下るのか?と思いましたが、たいして下らずに水が取れます!
2024年05月04日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:19
上から見下ろした風景、最初結構下るのか?と思いましたが、たいして下らずに水が取れます!
流量豊富です。バラ谷の頭からここまでで1L消費し、ここで1L補給。2日間トータルで4Lを消費したことになります。
2024年05月04日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:21
流量豊富です。バラ谷の頭からここまでで1L消費し、ここで1L補給。2日間トータルで4Lを消費したことになります。
水場から下降点を見上げた感じ!
2024年05月04日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:23
水場から下降点を見上げた感じ!
再びヘリポートまで戻り、準備を整え、ラスボス前黒法師岳へ向けてリスタート!
2024年05月04日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:42
再びヘリポートまで戻り、準備を整え、ラスボス前黒法師岳へ向けてリスタート!
しばらくわかりやすい林道を歩きますが、この場所で林道を離れて入山します。目印なく、自分は100mほど間違った方向に進んでしまい、ルートファインディングする中で誤りを知り、戻りました。
2024年05月04日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 8:54
しばらくわかりやすい林道を歩きますが、この場所で林道を離れて入山します。目印なく、自分は100mほど間違った方向に進んでしまい、ルートファインディングする中で誤りを知り、戻りました。
何度見ても凛々しい聖岳&上河内岳!
2024年05月04日 09:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 9:29
何度見ても凛々しい聖岳&上河内岳!
南アルプス深南部の盟主、”光岩”を擁するヤブ山の光岳も存在感抜群!
2024年05月04日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 9:30
南アルプス深南部の盟主、”光岩”を擁するヤブ山の光岳も存在感抜群!
角度的に双耳峰っぽく見えなくなった池口岳!
2024年05月04日 09:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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角度的に双耳峰っぽく見えなくなった池口岳!
ヘリポートより先は、深南部らしい笹原は終わりを告げ、奥多摩のような雰囲気の一般トレイルが延々続きます。
2024年05月04日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 9:37
ヘリポートより先は、深南部らしい笹原は終わりを告げ、奥多摩のような雰囲気の一般トレイルが延々続きます。
バイカオウレンが多数咲いてます!
2024年05月04日 09:56撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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バイカオウレンが多数咲いてます!
バラ谷の頭から歩き続けること3時間50分、激坂を登り切ると、寸又三山の1つ、前黒法師岳に到着!周囲から見ると黒々した端正な三角錐の山ですが、実際の山頂は樹林に覆われ眺望皆無の残念山。
2024年05月04日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 10:00
バラ谷の頭から歩き続けること3時間50分、激坂を登り切ると、寸又三山の1つ、前黒法師岳に到着!周囲から見ると黒々した端正な三角錐の山ですが、実際の山頂は樹林に覆われ眺望皆無の残念山。
前黒法師岳からは標高差1400mの一気下り!ほぼ眺望はありませんが、時折聖岳や光岳が見えるポイントも!ここではアカヤシオ越しに!
2024年05月04日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 10:21
前黒法師岳からは標高差1400mの一気下り!ほぼ眺望はありませんが、時折聖岳や光岳が見えるポイントも!ここではアカヤシオ越しに!
白ガレの頭は実際の山頂とは結構ズレた位置に山頂碑があります。
2024年05月04日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 10:44
白ガレの頭は実際の山頂とは結構ズレた位置に山頂碑があります。
白ガレの頭を過ぎた辺りより鬱陶しい虫が増えたので、防虫ネットを装着!全く虫が気にならなくなる重要アイテム!スライドしたハイカーからも、ネットをうらやましがられました♪
2024年05月04日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 11:13
白ガレの頭を過ぎた辺りより鬱陶しい虫が増えたので、防虫ネットを装着!全く虫が気にならなくなる重要アイテム!スライドしたハイカーからも、ネットをうらやましがられました♪
前黒法師岳以降、2日分の疲れがドッと出て、一気にペースが落ちます。荷は重く、フラフラなので、この手の落ち葉道は慎重に歩行しました!
2024年05月04日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 12:01
前黒法師岳以降、2日分の疲れがドッと出て、一気にペースが落ちます。荷は重く、フラフラなので、この手の落ち葉道は慎重に歩行しました!
バラ谷の頭から歩き続けること6時間半。ついに一大観光地の寸又峡入口となる飛龍橋まで到達!私以外は軽装の観光客だらけで明らかに違和感ある人種です(笑)。
2024年05月04日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 12:37
バラ谷の頭から歩き続けること6時間半。ついに一大観光地の寸又峡入口となる飛龍橋まで到達!私以外は軽装の観光客だらけで明らかに違和感ある人種です(笑)。
飛龍橋から進むとほどなく、エメラルドグリーンの川底と「夢の吊橋」が見えてきました〜!
2024年05月04日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 12:42
飛龍橋から進むとほどなく、エメラルドグリーンの川底と「夢の吊橋」が見えてきました〜!
夢の吊橋を望遠!すれ違った観光客の話によると、GW後半連休の真っ只中、渡るだけで2時間待ちとか・・・。
2024年05月04日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 12:43
夢の吊橋を望遠!すれ違った観光客の話によると、GW後半連休の真っ只中、渡るだけで2時間待ちとか・・・。
別の角度から夢の吊橋を望遠!
2024年05月04日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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5/4 12:55
別の角度から夢の吊橋を望遠!
水が青いのはチンダル現象というらしい。詳しくはgoogle先生で検索を!
2024年05月04日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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水が青いのはチンダル現象というらしい。詳しくはgoogle先生で検索を!
バラ谷の頭より7時間5分、2日間トータルで13時間40分かけて、寸又峡温泉街まで辿り着きました。予定より2時間半ほど早く下山できました。山犬段より寸又峡まで、幾多の山を越え、28kmを歩き通しましたが、寸又峡へ山越えで入る人は年間通してもそう何人もいない気がします♪
2024年05月04日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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バラ谷の頭より7時間5分、2日間トータルで13時間40分かけて、寸又峡温泉街まで辿り着きました。予定より2時間半ほど早く下山できました。山犬段より寸又峡まで、幾多の山を越え、28kmを歩き通しましたが、寸又峡へ山越えで入る人は年間通してもそう何人もいない気がします♪
バスまで時間があるので、1時間弱の行列を待って紅竹へイン。川根本町産のやまめ唐揚げ(+いなご佃煮)が入った看板メニューの冷渓流そばを頂く!
2024年05月04日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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バスまで時間があるので、1時間弱の行列を待って紅竹へイン。川根本町産のやまめ唐揚げ(+いなご佃煮)が入った看板メニューの冷渓流そばを頂く!
ゆるキャンの3rdシーズンは、夢の吊橋をはじめ、川根本町が舞台のようです。見なくっちゃ!
2024年05月04日 14:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ゆるキャンの3rdシーズンは、夢の吊橋をはじめ、川根本町が舞台のようです。見なくっちゃ!
寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿で日帰り入浴!2日分の汗を流します!
2024年05月04日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿で日帰り入浴!2日分の汗を流します!
温泉街から少し下った先で、千頭駅行きのバスに乗ります!
2024年05月04日 16:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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温泉街から少し下った先で、千頭駅行きのバスに乗ります!
千頭駅からの鉄路は災害運休のため、代替バスで家山駅へ向かいます。観光客数多で臨時便も出ました。
2024年05月04日 16:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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千頭駅からの鉄路は災害運休のため、代替バスで家山駅へ向かいます。観光客数多で臨時便も出ました。
家山駅からは鉄路となります!
2024年05月04日 18:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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家山駅からは鉄路となります!
この後は、翌日の熊伏山登山の拠点とした掛川駅まで向かいます!
2024年05月04日 18:04撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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この後は、翌日の熊伏山登山の拠点とした掛川駅まで向かいます!

感想

南アルプス深南部。百名山完登を目指していた頃(2019年頃)は、この山域の山は光岳しか知りませんでした。その後、二百名山完登を目指し始めた頃(2021年頃)も、大無間山と池口岳くらいしか知りませんでした。三百名山を優先的に登り始めた直近まで、高塚山も黒法師岳もあまり深くは知りませんでしたが、鮮明に覚えていたのは田中陽希さんがグレトラ3で、梅雨の晴れ間を待つため約1ヶ月間、川根本町での停滞を決断し、高塚山から黒法師岳の道なき道をつないで深南部のすばらしさに感嘆していたこと。
https://www.greattraverse.com/blog/20190725

改めて録画していたグレトラ3(15分ver)の高塚山・黒法師岳を見返し、イメージトレーニングを積み、テン泊装備を担いでの入山/下山方法を調べ始めます。下山先は寸又峡温泉と定め、そこから公共交通機関を使って帰京できることはすぐにわかりました。が、問題はどこから入山するか?です。当初は田野口駅辺りから2泊3日でのロング縦走を検討しましたが、調べを進めると、山犬段まで相乗りタクシーで入れる川根本町と千代田タクシーの共催事業があることを知りました。
https://chiyodataxi.com/page0201.html

しかもありがたいことに、静岡駅を5時半に発ち、山犬段に8時半に着くようで、これなら行程を1日縮めて、1泊2日で歩き通すことができそう、と目論見が立ちました。相乗りは最大8名迄と人数制限付きで、私の利用希望はGW後半連休の初日で、この後晴天続きという絶好の縦走日和の日。満席で断られたらどうしよう・・・と思いましたが、最終的には乗車は2名だけで、まだまだ本事業の知名度が低いのかもしれません。

静岡駅5時半発なので、当然静岡駅へ前入りして、前泊します。朝5時半、「お茶」色のド派手な相乗りタクシーに乗ったのは私一人。一旦川根本町役場へ向かいます。そこでワンボックスCarに乗り換え、もう一人のハイカー(ヤマレコユーザの24cさん)+保安要員兼ガイド1名と合流し、山犬段へ向かいます!で、そのガイドはなんと・・・、2022年を最後に赤石岳避難小屋から下りた榎田善行さんがご担当でした〜♪しかも、南アルプス入りということで、榎田さんをモチーフにした赤石シャツを着てきただけに、なおのこと感慨ひとしおです。

そんなかんやで偶然の再会を果たし、榎田さんのガイド付きで、山犬段までの林道ドライブが始まります。許可車のみ通行できる、山犬段までの林道蕎麦粒線はかなりの悪路で、山斜面の崩落が顕著な区間もあり、台風がもう一度来たら、この林道も再び閉鎖されてしまう可能性もあり、高塚山を目指したい人は、早めにこの相乗りタクシーで入山されるとよいと思います。ハイシーズンの土日祝限定運行のようで、5月下旬にかけて高塚山までのトレイルにシロヤシオが咲き誇るようで、5/18〜19辺りの週末がピークかもしれません♪

山犬段から、この後縦走する深南部の稜線が横一直線に一望できます。そして縦走終盤となる黒法師岳は、名前の通り黒々したキレイな三角錐フォルムで、ラスボス感満載です。田中陽希さんが感銘していた深南部の山深い縦走路をこれから2日間、晴天下で歩けると思うと、モチベーションあげあげです。山犬段で榎田さんとお別れし、24cさんと一緒に高塚山方面へ向かいます。普段は4〜5kg程度の軽荷を背負った日帰り登山が多いので、やはり13kg超のテン泊装備を担いだ縦走はペースが落ちますね・・・。

入山後程なく蕎麦粒山へ登頂し、まずは富士山〜大無間山〜笊ヶ岳などがドーンと見えます。その後、五樽沢のコルまで一旦下り、登り返すと入山から1時間半で三合山(みつあわせやま)へ到着です。ここが高塚山方面と黒法師岳方面への分岐路となります。三合山にザックをデポして、24cさんに挨拶の上、空荷で高塚山へ走り出しました。空荷のトレランはやはり快適ですねー、三合山から22分、入山から1時間50分で、三百名山53座目(+百名山100座&二百名山99座)となる高塚山へ登頂できました。

その後、三合山まで再び戻る道中で24cさんと最終スライドし、お互いの安全登山を応援し合います。三合山で早ランチを済ませ、いざ深南部の奥深い稜線部に足を踏み入れます。

テクニカル的に難しい箇所はあまりないのですが、とにかく荷が重く、ザックが木や枝に当たることは多く、片側が崖の痩せ尾根や、木の根っこだらけの道などは特にスピードを落とし、細心の注意を払って通行します。深南部らしい笹原が出てくると、一定の眺望もあり、越えてきた蕎麦粒山をはじめ、これから向かう房小山〜バラ谷の頭〜黒法師岳〜前黒法師岳などが頻繁に見えます。近そうに見えて、いずれも遠いのですが・・・。

三合山から1時間15分で最初のランドマークたる千石平、そこから10分で鋸山を通過します。鋸山以降、のどかな笹原が増え、三合山から約3時間で房小山まで達します。房小山手前辺りより、振り返ると高塚山が見えます。高塚山はこの辺まで縦走してこないと角度的に見通せないため、改めて山深いエリアに立ち入っていることを実感できます。

房小山より先は、山と高原地図でも道がないことになっている秘境中の秘境となります。が、実態としては踏み跡は明瞭で、好天下なら迷う要素はあまりありません。遠目に見る笹原内には平均して3,4本のルート(トレース)が有るように見えます。どの踏み跡を通るかは適宜方角をルートファインディングしつつ、現地判断で決めていきます。房小山を過ぎると、左手側に恵那山や池口岳なども見え始めます。そして、房小山から1時間10分、三合山からだと4時間15分、入山からだと6時間35分で、ついにテン泊予定地のバラ谷の頭へ達します。予定より2時間半ほど早く到着でき、テント設営や食事の準備に必要十分な時間を確保でき、ラッキーです。

高塚山から歩いてきたのは私一人でしたが、バラ谷の頭(山頂部)には既に5張りあり、最後のスペースに私が6張り目を張りました。少し下の方にもう3張りあり、バラ谷の頭へテン泊するバラテンユーザがこんなにも多数いることにビックリです。高塚山〜黒法師岳間の縦走路で、最も眺望がよいのがバラ谷の頭(2010m)なので、重荷を担いで歩き通せる者にとっては、最高のテン場ですね。

バラ谷の頭からは眼前に黒法師岳がそびえ、その右奥には富士山がドーン!そして更に奥(北側)には上河内岳〜聖岳〜中央アルプス〜恵那山といった感じの絶景が広がっていました。夕刻以降はバラ谷の頭〜黒法師岳間の樹走路を滝雲が流れ、到着時には見えなかった富士山も見え始め、日の入り間近では赤く燃える恵那山が印象的でした。陽が落ちた後は、肉眼では真っ暗なんですが、高感度カメラを通すと富士山のフォルムまでスッキリと写り、本邦最南の2000m地点周辺は、まさに別天/別格のテン泊地でしたー。なお、バラ谷の頭も黒法師岳もドコモは圏外です。家族にはGarminの衛星GPS経由でDay1終了を報告します。

Day2も予報通り晴天で、テントの入口を開けると夜明け前の黒法師岳&富士山がドーンと見える最高ロケ。5日前(4/29)は、ちょうどバラ谷の頭からダイヤモンド富士が見えたようで、ニアリーダイヤモンド富士を期待しましたが、5日の差で太陽はだいぶ左側に移動してしまい、期待は叶わず。それでも前夜は赤く燃える恵那山、今朝は赤く燃える富士山を拝むことができ、朝から超ご機嫌モードです♪

出発前に荷を再計量すると、Day1スタート時より2kg以上減って11kgほどに。担ぎ上げた食材や缶ビールを消費した感が伝わってきます!予定通り、5時過ぎにバラ谷の頭を発ちますが、いきなりの激坂下り。笹ヤブをつかみながら下りないと、重荷でよろけて滑り落ちそうです。実際に2回ほど滑ってコケましたが、笹ヤブをつかんでいるので大事には至らず。鞍部まで下りると水場分岐標識がありますが、思いのほか水の消費が少なく(Day1は飲用&夕飯用含め2L弱しか消費せず)、激坂の黒法師岳へ少しでも軽い状態で挑みたいので水場はスルー。黒法師岳への登りは、陽希さんのグレトラ3を見ても、皆さんのレポを見ても、相当な斜度で笹ヤブつかまりながら登ることを想定していましたが、想定通りでした。斜度は笈ヶ岳よりエグいですが、踏み跡が明瞭で距離が短い分、笈ヶ岳山頂直下のヤブ漕ぎのほうが難易度は遥かに高いと思いました。

そしてバラ谷の頭から50分、昨朝の山犬段からの入山からだとトータル7時間25分、三百名山54座目(+百名山100座&二百名山99座)となる黒法師岳へ登頂できました!陽希さんと同じ道を辿り、高塚山から歩いてきたことに価値があります!三角点には全く興味ないのですが、ここの三角点は「+」でなく「✕」印なのが珍しいとのこと。そうなんですか・・・。

黒法師岳は登りもヤブの激坂なら、下りもヤブの激坂です。しかも登りより道が不明瞭で正規ルートを外しやすいので、要注意です。ヤマレコMapのみんなの足跡を頼りに、定期的にルートファインディングを行い、時に進路を数十m単位で補正し、踏み跡を外さずに歩き続けます。すれ違う方も何名かいて、この道が確かに寸又峡までつながっていることを実感できます。

眺望なき二ッ山を越えると、笹ヤブ漕ぎは終了し、深南部らしい原風景は終わり、奥多摩はじめどこにもある普通のトレイルに変わっていきます。バラ谷の頭より2時間半ほどでヘリポートへ到着し、そこから7,8分下った水場で1Lほどを給水します。ヘリポートはテントを軽く50張り位は張れそうな広大な敷地が広がり、眺望も抜群です。黒法師岳のみをアタックするなら、寸又峡から入り、ヘリポートで前泊(テン泊)して、翌朝ピストンでアタック、とかが現実的な選択肢かもしれません。実際に山中ですれ違ったハイカー1名はそうしたようです。

バラ谷の頭から歩き続けること3時間50分、激坂を登り切ると、寸又三山の1つ、前黒法師岳に到着!周囲から見ると黒々した端正な三角錐の山ですが、実際の山頂は樹林に覆われ眺望皆無の残念山です。寸又峡からも結構な距離があり、寸又三山(前黒法師岳、朝日岳、沢口山)の完登を目指してココで折り返すとすると、心が折れそうなご褒美のない山行となること必至です・・・。

前黒法師岳からは標高差1400mの一気下り。この頃になると足がガクガクで、スピードが出ません。足を捻らないよう、慎重に下り続け、バラ谷の頭から歩き続けること6時間半。ついに一大観光地の寸又峡入口となる飛龍橋まで到達!夢の吊橋を渡り終えたと思われる観光客が数多おり、ヘルメットをかぶり、でかいザックを背負い、廃人のように歩く私は明らかに異端児でしたね(笑)。

夢の吊橋のかかる谷底は、チンダル現象なる自然現象により、本当にエメラルドグリーンで、感動的な光景が広がっています。GW後半連休の真っ只中、しかも晴天ということもあり、夢の吊橋は渡るだけで2時間待ち、のようでした。温泉街も観光客数多で、人類がコロナに打ち勝ち、従前の姿に戻ってきたことを象徴しているような光景でしたね。事前のgoogle調査に則り、ゴール地は温泉街ど真ん中の飲食店「紅竹」としていましたが、大行列ができていて実に4〜50分待ち。でも食後の入浴時間を考慮しても、十分な余裕があったので、名前を記して健気に待ち、川根本町産のやまめ唐揚げ(+いなご佃煮)が入った看板メニューの”冷渓流そば”を頂くことができました〜。うまかったー。

食後は通りを挟んで反対側にある寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿で日帰り入浴!2日分の汗を流すことができました。14時台という時間帯の関係か、全然先客がおらず、二重にラッキーでした。入浴後は、バスで千頭駅へ向かい、そこから代替バスで家山駅へ向かい、翌日の三百名山・熊伏山アタックへ向けた拠点駅の掛川駅へ向かいます。

熊伏山へ続く!)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6755711.html

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コメント

happygoさん、こんにちは。山犬段でお世話になった24cです。色々とお世話になりました。ありがとうございました。
happygoさんのレコを見させていただきました。寸又峡までの周回山行、お疲れ様でした。
予想通りの超健脚ぶりのレコを見て、改めて凄いな〜と思いました。黒法師岳への笹藪の急登の様子や水場も詳細に分かり大変参考になるレコでした。
happygoさんの超健脚振りが予想されたので、惑わされずに自分のペースで歩こうとスタートしました。高塚山までは思ったよりも大変なルートではなく、happygoさんのトータルのルートからするとアプローチでしたね。
私の鈍脚でも問題なく行ってこられました。
下山後も熊伏山に登られるということで、車もないのにどうやってアプローチしたのだろうかと思ったら、レンタカーでしたか。それにしてもやはり黒帽子岳は山中のコースも大変そうですが、寸又峡から掛川駅まで戻るのも色々大変なのですね。とても私には無理です。

やはり南アルプスに来るととんでもない人たちに出会います。
送迎タクシーの帰りでも南アルプス全山踏破(百名山等になっていない山も含めて)を目標に来られた方や、川根から林道をずっと歩いて登ってこられた方、林道途中にテントを張ってリヤカーを引いてバードウォッチングされている方などなど・・・。happygoさんも私の想像を超えた凄い人でした。
happygoさんの山行は参考になりますが、自分の歳と力量を考えて真似はしないようにします。
それにしても榎田さんに会えて良かったですね。良い記念になりました。
2024/5/7 9:59
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24cさん、もしこの山犬段タクシーがなければ、私も2泊3日かけて「川根から林道をずっと歩いて登ってこられた方」になるつもりでした。北アより不便で、テン泊を駆使しないと楽しみきれない南アは、いわゆる猛者が集いやすい山域なのかもしれませんね。毎回ハードな登山ばかりをしているわけではありませんが、今後も安全第一、計画8割/現地判断2割位の心意気で日本全国の山へ登り続けたいと思います!コメント、ありがとうございました。
2024/5/7 20:55
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