ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 681038
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

両俣小屋から間ノ岳と暴風の北岳山荘

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:01
距離
30.0km
登り
2,088m
下り
2,574m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:27
休憩
0:00
合計
3:27
11:00
50
11:50
11:50
157
14:27
2日目
山行
5:56
休憩
0:20
合計
6:16
4:00
46
4:46
4:54
183
7:57
8:05
64
9:09
9:12
29
9:41
9:42
34
10:16
3日目
山行
4:16
休憩
0:26
合計
4:42
天候 7/18 小雨のち曇り
7/19 曇りのち暴風・雨
7/20 暴風・曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙流荘無料駐車場から南アルプス林道バス
7/18は天気が悪かったため駐車場はバス乗り場横も余裕があった
コース状況/
危険箇所等
八本歯コル周辺の丸太の桟道、梯子は濡れていると滑りやすいです
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
小雨降る中、仙流荘駐車場に到着
台風予報のためか3連休初日の駐車場はガラガラ
2015年07月18日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/18 9:38
小雨降る中、仙流荘駐車場に到着
台風予報のためか3連休初日の駐車場はガラガラ
お客が少ないので臨時便は出ず
定刻の10:05発南アルプス林道バスに乗車
2015年07月18日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/18 9:39
お客が少ないので臨時便は出ず
定刻の10:05発南アルプス林道バスに乗車
北沢峠も雨
トイレ横の蛇口で給水、カッパ着用でスタート
2015年07月18日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/18 10:54
北沢峠も雨
トイレ横の蛇口で給水、カッパ着用でスタート
北沢峠から林道を1時間下ると野呂川出合に到着
2015年07月18日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/18 11:50
北沢峠から林道を1時間下ると野呂川出合に到着
ここから野呂川に沿った作業用林道を進む
2015年07月18日 11:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/18 11:51
ここから野呂川に沿った作業用林道を進む
意味不明な看板(笑)
自分はここから1時間弱かかった
2015年07月18日 13:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/18 13:26
意味不明な看板(笑)
自分はここから1時間弱かかった
ホタルブクロ
2015年07月18日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/18 13:39
ホタルブクロ
両俣小屋の軽ワゴンが駐車されている場所で林道は終了
が、この先も車の轍が残る道を進む
2015年07月18日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/18 14:03
両俣小屋の軽ワゴンが駐車されている場所で林道は終了
が、この先も車の轍が残る道を進む
ようやく両俣小屋テント場に到着
北沢峠から3時間20分の林道歩きだった
2015年07月18日 14:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/18 14:22
ようやく両俣小屋テント場に到着
北沢峠から3時間20分の林道歩きだった
小屋はテント場のすぐ横
2015年07月18日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/18 14:25
小屋はテント場のすぐ横
雨が降りそうなので、木の下にテント設営
2015年07月18日 15:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/18 15:01
雨が降りそうなので、木の下にテント設営
両俣小屋は携帯の電波が届かない。ならば飲むしか・・・
伊那のコンビニで長野のお酒を購入して持ってきた
2015年07月18日 15:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/18 15:36
両俣小屋は携帯の電波が届かない。ならば飲むしか・・・
伊那のコンビニで長野のお酒を購入して持ってきた
長野のお酒はおいしいね
(小屋にあったお酒は灘の大手メーカー製だった)
2015年07月18日 15:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/18 15:37
長野のお酒はおいしいね
(小屋にあったお酒は灘の大手メーカー製だった)
翌朝の仙塩尾根・野呂川越
早くに目が覚めたのでAM4:00にヘッデンでスタートした
2015年07月19日 04:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/19 4:46
翌朝の仙塩尾根・野呂川越
早くに目が覚めたのでAM4:00にヘッデンでスタートした
霧に霞む仙塩尾根を進む
2015年07月19日 05:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/19 5:27
霧に霞む仙塩尾根を進む
幻想的な感じがとてもいい
2015年07月19日 05:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 5:52
幻想的な感じがとてもいい
針葉樹林の根元にはシダ類が群生している
2015年07月19日 05:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/19 5:52
針葉樹林の根元にはシダ類が群生している
倒木に生えたコケ
2015年07月19日 05:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/19 5:55
倒木に生えたコケ
山の雲は徐々に取れてきた感じ
2015年07月19日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/19 7:00
山の雲は徐々に取れてきた感じ
間ノ岳から中白根山にかけての3000Mの稜線が見えてきた
2015年07月19日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 7:14
間ノ岳から中白根山にかけての3000Mの稜線が見えてきた
おお!塩見岳は晴れている
2015年07月19日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9
7/19 7:16
おお!塩見岳は晴れている
ようやく三峰岳が視界に
(一番右のピーク)
2015年07月19日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 7:16
ようやく三峰岳が視界に
(一番右のピーク)
仙丈ヶ岳の雲も取れそう
2015年07月19日 07:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/19 7:21
仙丈ヶ岳の雲も取れそう
三峰岳への最後の登り
剱岳早月尾根2800Mあたりとそっくりな景観だ
(ちなみに剱岳と三峰岳の標高は2999Mと一緒)
2015年07月19日 07:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/19 7:36
三峰岳への最後の登り
剱岳早月尾根2800Mあたりとそっくりな景観だ
(ちなみに剱岳と三峰岳の標高は2999Mと一緒)
三峰岳は大きな岩の塊り
登山ルートは左から巻く
2015年07月19日 07:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/19 7:50
三峰岳は大きな岩の塊り
登山ルートは左から巻く
三峰岳の肩に到着
右手に登ってきた仙塩尾根から仙丈ヶ岳まで見える
2015年07月19日 08:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/19 8:01
三峰岳の肩に到着
右手に登ってきた仙塩尾根から仙丈ヶ岳まで見える
肩から岩をよじ登ると山頂
2015年07月19日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/19 8:03
肩から岩をよじ登ると山頂
富士山が大きく見えている
2015年07月19日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 8:04
富士山が大きく見えている
北岳
2015年07月19日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/19 8:05
北岳
この時点では今宵の宿の予定だった農鳥小屋
2015年07月19日 08:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/19 8:09
この時点では今宵の宿の予定だった農鳥小屋
農鳥岳(左奥)と西農鳥岳
2015年07月19日 08:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/19 8:09
農鳥岳(左奥)と西農鳥岳
仙塩尾根から仙丈ヶ岳
2015年07月19日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/19 8:25
仙塩尾根から仙丈ヶ岳
仙塩尾根の後半から塩見岳
仙塩尾根はぜひ通して歩いてみたい
2015年07月19日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 8:25
仙塩尾根の後半から塩見岳
仙塩尾根はぜひ通して歩いてみたい
イワウメ
2015年07月19日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 8:51
イワウメ
ハクサンイチゲ
2015年07月19日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/19 8:51
ハクサンイチゲ
タカネツメクサ
2015年07月19日 08:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/19 8:54
タカネツメクサ
間ノ岳に到着
間ノ岳に到着した途端猛烈な暴風
2013年以来の登頂だがまたもガスガス
2015年07月19日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/19 9:08
間ノ岳に到着
間ノ岳に到着した途端猛烈な暴風
2013年以来の登頂だがまたもガスガス
立っていられないほどの強風で山頂標識と三角点を撮ってすぐに下山
この強風では農鳥小屋へ行ってもテントが飛ばされそうなので北岳山荘でテントを張ることに変更
2015年07月19日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/19 9:09
立っていられないほどの強風で山頂標識と三角点を撮ってすぐに下山
この強風では農鳥小屋へ行ってもテントが飛ばされそうなので北岳山荘でテントを張ることに変更
北岳山荘までの稜線も強風で大変な歩きだった
北岳山荘の到着は10時過ぎと早かったため、風を避けられる絶好の場所にテントを張ることができた(この時点では確かに風を避けられていたのだが・・・)
テントを張った直後から雨が降り続き、テントの中で停滞
その後も強風の中、テント泊の方がどんどん到着。自分のテントから見える範囲は全てテントで埋まった
2015年07月19日 17:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/19 17:53
北岳山荘までの稜線も強風で大変な歩きだった
北岳山荘の到着は10時過ぎと早かったため、風を避けられる絶好の場所にテントを張ることができた(この時点では確かに風を避けられていたのだが・・・)
テントを張った直後から雨が降り続き、テントの中で停滞
その後も強風の中、テント泊の方がどんどん到着。自分のテントから見える範囲は全てテントで埋まった
夜半からずっと暴風が吹き荒れ、時折強雨も
特に午前3時過ぎからはテントが飛ばされそうな強風で、張り綱もいくつか外れたらしく、テントの中で隅を押さえながら過ごした
日が出るころにようやく風は弱くなってきたので、テントを撤収
テントには破れ等はなかったが、ポールが少し曲がってしまった
写真は出発前の北岳山荘
玄関前にもテントが張られている
たぶんもっと多く張られていたと思われるが、強風で早々に撤収したのだろう
2015年07月20日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/20 5:22
夜半からずっと暴風が吹き荒れ、時折強雨も
特に午前3時過ぎからはテントが飛ばされそうな強風で、張り綱もいくつか外れたらしく、テントの中で隅を押さえながら過ごした
日が出るころにようやく風は弱くなってきたので、テントを撤収
テントには破れ等はなかったが、ポールが少し曲がってしまった
写真は出発前の北岳山荘
玄関前にもテントが張られている
たぶんもっと多く張られていたと思われるが、強風で早々に撤収したのだろう
山荘北側にも点々とテントが(もちろん整地されていない)
このあたりは風除けとなるものがないので、大変だったろう
2015年07月20日 05:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/20 5:21
山荘北側にも点々とテントが(もちろん整地されていない)
このあたりは風除けとなるものがないので、大変だったろう
山荘前の斜面
かなり傾いたところに張ってる
2015年07月20日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 5:22
山荘前の斜面
かなり傾いたところに張ってる
右は山荘横の公衆トイレ
自分のテントはその奥の左、一段高くなったところ(既に撤収後だが)
場所的には最高だと思うが、それでも強風は吹き荒れた
2015年07月20日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 5:22
右は山荘横の公衆トイレ
自分のテントはその奥の左、一段高くなったところ(既に撤収後だが)
場所的には最高だと思うが、それでも強風は吹き荒れた
山荘の東側のテント地
ここは2年前に張ったところで、目の前に富士山と最高な場所だが、風を遮るものが全くない
実は2年前も夜半かなりの強風に見舞われ大変だった
2015年07月20日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 5:23
山荘の東側のテント地
ここは2年前に張ったところで、目の前に富士山と最高な場所だが、風を遮るものが全くない
実は2年前も夜半かなりの強風に見舞われ大変だった
北岳山頂部は厚い雲の中
山頂には2年前に登ったし、今日はパスして早く下山しよう
(2年前もガスガスで視界ゼロだった)
2015年07月20日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 5:23
北岳山頂部は厚い雲の中
山頂には2年前に登ったし、今日はパスして早く下山しよう
(2年前もガスガスで視界ゼロだった)
富士山はくっきり大きく見えているのだが・・・
2015年07月20日 05:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/20 5:32
富士山はくっきり大きく見えているのだが・・・
少し弱くなったとはいえ、稜線はまだ強風が吹いている
そのためか八本歯のコルへのトラバースルートを歩く人が多い
2015年07月20日 05:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 5:33
少し弱くなったとはいえ、稜線はまだ強風が吹いている
そのためか八本歯のコルへのトラバースルートを歩く人が多い
北岳山荘を振り返る
暴風をまともに受けそうな場所のテントは早々に撤収された感じ
2015年07月20日 05:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 5:40
北岳山荘を振り返る
暴風をまともに受けそうな場所のテントは早々に撤収された感じ
全く寝ていないので調子は最悪
標高が高いせいもあり、少し登っては立ち止まるを繰り返す
2015年07月20日 05:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 5:40
全く寝ていないので調子は最悪
標高が高いせいもあり、少し登っては立ち止まるを繰り返す
それでも徐々に高度を上げ山荘はずっと下に
間ノ岳方面もやっぱり厚い雲の中だ
2015年07月20日 05:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 5:55
それでも徐々に高度を上げ山荘はずっと下に
間ノ岳方面もやっぱり厚い雲の中だ
山腹を巻くようになると丸太の桟道がいくつも
2015年07月20日 06:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 6:00
山腹を巻くようになると丸太の桟道がいくつも
グンナイフウロ
2015年07月20日 06:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/20 6:00
グンナイフウロ
シナノキンバイ
2015年07月20日 06:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/20 6:01
シナノキンバイ
トラバース道の斜面にはいくつもお花畑が
2015年07月20日 06:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 6:02
トラバース道の斜面にはいくつもお花畑が
ウスユキソウ
2015年07月20日 06:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/20 6:07
ウスユキソウ
イワベンケイ
2015年07月20日 06:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 6:08
イワベンケイ
色々な花が入り乱れて咲く場所も
2015年07月20日 06:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 6:08
色々な花が入り乱れて咲く場所も
ヨツバシオガマ
2015年07月20日 06:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 6:08
ヨツバシオガマ
2015年07月20日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 6:15
丸太は濡れていると滑るので注意
2015年07月20日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 6:15
丸太は濡れていると滑るので注意
八本歯のコルが近づいてきた
2015年07月20日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 6:26
八本歯のコルが近づいてきた
切り立ったヤセ尾根を下る
2015年07月20日 06:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/20 6:41
切り立ったヤセ尾根を下る
大樺沢を見下ろす
鳳凰山は晴れているね
2015年07月20日 06:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/20 6:41
大樺沢を見下ろす
鳳凰山は晴れているね
甲斐駒ヶ岳が日を浴びて白く輝いている
すぐ近くなのにこの違いは・・・
2015年07月20日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 6:55
甲斐駒ヶ岳が日を浴びて白く輝いている
すぐ近くなのにこの違いは・・・
大樺沢を少し下ると北岳のバットレスの岩壁が大きく見えてくる
2015年07月20日 07:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 7:10
大樺沢を少し下ると北岳のバットレスの岩壁が大きく見えてくる
クライマーが何人も
今日は岩が濡れていて大変そう
2015年07月20日 07:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 7:02
クライマーが何人も
今日は岩が濡れていて大変そう
クライミングのルートはいくつもありそうな感じ
2015年07月20日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 7:22
クライミングのルートはいくつもありそうな感じ
大樺沢をどんどん下る
2015年07月20日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/20 7:22
大樺沢をどんどん下る
途中の雪渓
グリセードで下りようと数メートル進んだがコケてやめた(笑)
チェーンスパイクを持ってたので、それで下りれば良かったかな?
でも今日は寝不足なためか何度も躓いたり尻もちをついたり散々だったので真面目に夏道を下って正解だったかも
(その夏道でも躓いて盛大に落石を発生させたが)
2015年07月20日 07:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/20 7:28
途中の雪渓
グリセードで下りようと数メートル進んだがコケてやめた(笑)
チェーンスパイクを持ってたので、それで下りれば良かったかな?
でも今日は寝不足なためか何度も躓いたり尻もちをついたり散々だったので真面目に夏道を下って正解だったかも
(その夏道でも躓いて盛大に落石を発生させたが)
少し標高を下げると先ほどまでとは違った花々が咲き誇る
2015年07月20日 07:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/20 7:38
少し標高を下げると先ほどまでとは違った花々が咲き誇る
グンナイフウロの中にカラマツソウが一株
2015年07月20日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 7:39
グンナイフウロの中にカラマツソウが一株
バットレスの方から流れる沢
2015年07月20日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 7:39
バットレスの方から流れる沢
二俣分岐
2015年07月20日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 8:16
二俣分岐
さらに下ると大樺沢の水量は増える
2015年07月20日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 9:28
さらに下ると大樺沢の水量は増える
広河原山荘に無事帰って来た
定刻では北沢峠までのバスは13:30までないが、ほどなく臨時便が増発となり11:05に出発となった
2015年07月20日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/20 9:56
広河原山荘に無事帰って来た
定刻では北沢峠までのバスは13:30までないが、ほどなく臨時便が増発となり11:05に出発となった
北岳を仰ぎ見る
この時間だとまだ雲の中
(その後雲が取れて晴れたらしいが・・・)
2015年07月20日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/20 9:59
北岳を仰ぎ見る
この時間だとまだ雲の中
(その後雲が取れて晴れたらしいが・・・)
北沢峠のバス停前に咲くクリンソウ
2015年07月20日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/20 11:25
北沢峠のバス停前に咲くクリンソウ
撮影機器:

感想

今年の海の日連休は北アルプス最奥の赤牛岳から雲ノ平へ抜ける計画だったが、台風11号のおかげで中止に。ならばと計画を練り直しあれこれ思案。18日は台風が日本海へ抜ける予報のためどこへ行ってもダメそうなので、南アルプスの北沢峠から林道を歩いて辿り着ける両俣小屋で1泊。翌日は仙塩尾根から間ノ岳を越えて農鳥小屋にテントを張り農鳥岳ピストン。3日目は北岳経由で広河原へ抜けるというプランとした。
実は2年前の海の日連休も両俣小屋から間ノ岳へ登り北岳山荘でテント泊。3日目は北岳の山頂経由広河原へ下りた。この時は天気が安定せず北岳山荘のテント場は夜半から強風、翌朝もガスガスの中展望が全くない北岳山頂と散々だった。
今回はそのリベンジを兼ねての山行きだったが、またしても同じ轍を踏んでしまった・・・

当日は10:05仙流発のバスに合わせて自宅を出発。この時間台風11号は能登半島の先端をかすめ自宅から最も近いところにいるハズだが、外へでても無風少雨。暴風雨の中、高速道路を進むことを覚悟していたが、全くの杞憂だった。
北沢峠では少雨だったのでカッパ着用、時折傘を差しながら林道を歩く。
両俣小屋は何度来ても(といっても2度目だが)良いところ。携帯の圏外なので(docomo)酒を飲んで早々に就寝。

翌19日、前日早く寝たため3時前に起床。雨は降っていない。素早く?撤収してヘッドランプを頼りに野呂川越への斜面を登る。コケ蒸した樹林帯が広がる仙塩尾根を進むとやがて雲が薄くなり、周りの山々が見えてきた。これは好天となるかも・・・
しかし、期待もむなしく間ノ岳が近づく頃から雲の中となり、山頂では立っていられないほどの暴風に。これは農鳥小屋へ行っても農鳥岳ピストンは厳しそうだし、稜線吹き曝しっぽい農鳥小屋でのテントは危ないかも。有名な空中トイレは強風で出した物が吹き上がりそう・・・(笑)
という訳で北岳山荘の方へ下ることに予定変更。まだ時間が早いので状況によっては本日中に広河原まで下りてしまおうかとも。
猛烈な強風の中、間ノ岳から1時間で北岳山荘着。早速テント場へ直行。10時を過ぎたばかりだが既に何人もの方がテントを張っている。外トイレ北西側は斜面に遮られて風が吹いていない。一段上がったフラットの絶好地がまだ空いていたのでここに決定。
テントを張った直後から雨が降り出した。その後も続々と登山者がやって来る。山荘には「本日は布団1枚で3名」との張り紙が。テント場も早々に埋まり、スペースを求めてウロウロするテン場難民が続出。雨はほとんど止むことなく降り続け、視界は全くない。
テントの中でビールを飲んで昼寝して食べて寝て・・・を繰り返して過ごす。外へ出るのはトイレの往復のみ。山荘の入り口には宿泊・テント泊受付の長い列が絶えることなくできている。ビールの追加が欲しいが、これじゃ買うのも大変だな・・・

3連休最終日の20日は暴風からはじまった。夕食後早々にシュラフに入るが、なぜかなかなか寝付けず悶々と時間を過ごす。日付が変わる頃から風が強くなったようで、テントが時折大きくしなる。雨は断続的に降っている。テントの中は結露が酷く多くのものが湿ってしまった。
午前2時を過ぎた頃からさらに風は強くなり、張り綱がいくつか外れてしまったようだ。外へ出て直したいが雨が強く降っており、そもそも重し代わりの自分が外へ出るとテントが飛ばされる危険が。もう寝るのは完全にあきらめ、強風が来た際はテントの隅を両手で押さえて過ごす。
日の出時間が過ぎた頃から雨は止み、ようやく風は弱くなったようだ。素早く?テントを撤収。テントは泥だらけになってしまったが、この際構っていられない。コンプレッション袋に無理やり詰め込みザックに押し込む。
風は稜線ではまだかなり強いようだ。北岳の山頂は濃い雲の中。山頂は2年前に登っているので今回はパスだな。前回歩いていないトラバース道から八本歯のコルへ進み大樺沢を下る広河原への最短コースを歩くことに。
ほとんど寝ていないおかげか、足取りは重くちょっとした登りでバテてしまう。
(そういえば暴風の中でガスを使うのを躊躇ったので、朝食は小さなパン2ケを水で流し込んだだけだった)
富士山が大きい。周りの山々のほとんどがすっきり晴れ渡っているのに、ここ北岳と間ノ岳だけが濃い雲に包まれている・・・

北岳には借りを返すつもりが、さらに借りが増えてしまったようだ。
山は逃げない。また来よう。

それにしても初日の両俣小屋で13時間、北岳山荘では18時間テントの中で過ごしてしまった。持参した食料はほとんど食い尽くしてしまい、帰宅後体重を測ると出発前よりも増えていた・・・

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コメント

お疲れ様でした
なんと3日間も &風ですか
いくらタフなdokuboさんと言えど...メゲないですね
雨風と言えど結構眺めが良かったのですか??
富士他、色々な山が鮮やかに写ってます
さぁ!! 来週はこれのリベンジ 白馬、楽しんでくださいね
2015/7/22 12:55
Re: お疲れ様でした
toshiさんどうもありがとさんです。
自分は雨はキラいですよ(汗)
間ノ岳の手前から中白根山まで日本一長い3000Mの稜線はまさに暴風で、油断してると飛ばされそうでした。
とっくにメゲてましたが、引き返す地点を過ぎてしまったので進むしかありません。
3日目の朝は北岳や間ノ岳は濃い雲の中でしたが、なぜか周りの山は晴れていました。
日頃の行いが悪かったのか、と反省しています(笑)
今週末は台風の影響が出そうな予報に変わってきましたね。
2015/7/22 14:25
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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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