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Yamareco

記録ID: 6817929
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳全山縦走(2泊3日・テント泊)

2022年06月28日(火) ~ 2022年06月30日(木)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
34.5km
登り
3,731m
下り
3,570m

コースタイム

1日目
山行
5:02
休憩
0:18
合計
5:20
11:25
125
観音平
13:30
13:35
24
13:59
14:12
73
15:25
15:25
80
2日目
山行
7:11
休憩
1:34
合計
8:45
5:05
85
6:30
6:50
85
8:15
8:15
30
8:45
9:15
20
9:35
9:45
30
10:15
10:15
60
11:15
11:20
51
12:11
12:40
70
3日目
山行
7:45
休憩
0:25
合計
8:10
4:40
32
5:12
5:12
33
5:45
5:45
50
6:35
6:35
30
7:05
7:05
70
8:15
8:15
50
9:05
9:05
20
9:25
9:25
95
11:00
11:25
85
12:50
スズラン峠駐車場
天候 3日間とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
下山地のスズラン峠の駐車場に駐車。石臼台バス停まで歩き、始発のバスで茅野駅へ。茅野駅で小淵沢タクシーを予約し、中央線で小淵沢駅へ。小淵沢駅からタクシーで観音平登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
権現岳から横岳までは岩場が続くので要注意。
その他周辺情報 下山後は車でプール平の蓼科温泉浴場に移動し、汗を流してから帰宅。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
下山口のスズラン峠に駐車。
下山口のスズラン峠に駐車。
バス、電車、タクシーを乗り継いで観音平登山口に到着。11時25分にようやく入山。
バス、電車、タクシーを乗り継いで観音平登山口に到着。11時25分にようやく入山。
まずは編笠山を目指します。最初はペースを抑えて登ります。
まずは編笠山を目指します。最初はペースを抑えて登ります。
13時30分に編笠山に到着。山頂からは八ヶ岳の全貌が見渡せます。最後に登る蓼科山は左奥。うん、遠いね。
13時30分に編笠山に到着。山頂からは八ヶ岳の全貌が見渡せます。最後に登る蓼科山は左奥。うん、遠いね。
編笠山は南アルプスの展望地としても優秀です。仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳、鳳凰三山などがズラリ。
編笠山は南アルプスの展望地としても優秀です。仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳、鳳凰三山などがズラリ。
中央アルプスと御嶽山も。
中央アルプスと御嶽山も。
槍穂も見えます。
槍穂も見えます。
眼下には青年小屋。
眼下には青年小屋。
青年小屋近くの乙女の水で明日の午前中までの水を補給。うまかった。
青年小屋近くの乙女の水で明日の午前中までの水を補給。うまかった。
ギボシ(左)と権現岳(右)を見上げながら進みます。権現小屋も見えますね。
ギボシ(左)と権現岳(右)を見上げながら進みます。権現小屋も見えますね。
ギボシへの登り。ちょっとだけ鎖場あり。
ギボシへの登り。ちょっとだけ鎖場あり。
権現小屋を通過。
権現小屋を通過。
権現岳山頂と富士山。
権現岳山頂と富士山。
15時35分に権現岳に到着。キレット越しの赤岳と阿弥陀岳。カッコえぇなぁ〜。
15時35分に権現岳に到着。キレット越しの赤岳と阿弥陀岳。カッコえぇなぁ〜。
ヤマレコでよく見る長いハシゴを下ります。(下から見上げたものです)
ヤマレコでよく見る長いハシゴを下ります。(下から見上げたものです)
赤岳から伸びる天狗尾根もカッコ良かった。
赤岳から伸びる天狗尾根もカッコ良かった。
16時45分にキレット小屋に到着しました。テント場を借りて幕営。テント場にはソロ男性がもう1人。
16時45分にキレット小屋に到着しました。テント場を借りて幕営。テント場にはソロ男性がもう1人。
2日目。5時5分にキレット小屋を出発し、右手に富士山を眺めながら赤岳を目指します。
2日目。5時5分にキレット小屋を出発し、右手に富士山を眺めながら赤岳を目指します。
左手には中央アルプスと御嶽山。
左手には中央アルプスと御嶽山。
赤岳に向けて急斜面を登ります。
赤岳に向けて急斜面を登ります。
6時30分に赤岳に到着。7年ぶり2度目の登頂です。そんなに来てなかったっけ?まあまあ風が強いですが、山頂には誰もおらず、空気も澄んで遠くまで良く見えます。
6時30分に赤岳に到着。7年ぶり2度目の登頂です。そんなに来てなかったっけ?まあまあ風が強いですが、山頂には誰もおらず、空気も澄んで遠くまで良く見えます。
南に権現岳と南アルプス。
南に権現岳と南アルプス。
中央アルプス。手前のスキー場があるのが入笠山ですね。
中央アルプス。手前のスキー場があるのが入笠山ですね。
存在感のある御嶽山。
存在感のある御嶽山。
阿弥陀岳の向こうに乗鞍岳。
阿弥陀岳の向こうに乗鞍岳。
槍穂高。手前に鉢伏山と霧ヶ峰。
槍穂高。手前に鉢伏山と霧ヶ峰。
中央に立山&剱。
中央に立山&剱。
蓼科山の左奥に後立山連峰。
蓼科山の左奥に後立山連峰。
蓼科山の右奥には火打&妙高。
蓼科山の右奥には火打&妙高。
日光白根山や男体山など北関東の山々。
日光白根山や男体山など北関東の山々。
東には金峰山など奥秩父の山々。
東には金峰山など奥秩父の山々。
そして、もちろん富士山も。
そして、もちろん富士山も。
この先進む八ヶ岳の稜線。蓼科山まで遠いですが、この日は行程に余裕があるので、山頂で20分ほど休憩してのんびり進みます。
この先進む八ヶ岳の稜線。蓼科山まで遠いですが、この日は行程に余裕があるので、山頂で20分ほど休憩してのんびり進みます。
赤岳天望荘前を通過。
赤岳天望荘前を通過。
眼下には行者小屋。
眼下には行者小屋。
横岳に向かう途中で赤岳を振り返ります。定番の赤岳と富士山のコラボ。
横岳に向かう途中で赤岳を振り返ります。定番の赤岳と富士山のコラボ。
赤岳と阿弥陀岳の組み合わせもいいなぁ。
赤岳と阿弥陀岳の組み合わせもいいなぁ。
このあたりはオヤマノエンドウが多い。
このあたりはオヤマノエンドウが多い。
8時15分に横岳に到着。ここは初めての登頂になります。
8時15分に横岳に到着。ここは初めての登頂になります。
横岳山頂から硫黄岳を見下ろす。なんか一気に蓼科山が近くなった気が。
横岳山頂から硫黄岳を見下ろす。なんか一気に蓼科山が近くなった気が。
北東方向には至仏山や平ヶ岳なども見えました。
北東方向には至仏山や平ヶ岳なども見えました。
8時45分に硫黄岳山荘に到着。こんな早い時間なのに食事を提供していただけるので、大変助かります。うどんを頂きましたが、白菜・かつお節・ちくわがとても合っていて美味でした。食事をしながら、逆走で3泊4日で八ヶ岳全山縦走をしている方とお話ししました。
8時45分に硫黄岳山荘に到着。こんな早い時間なのに食事を提供していただけるので、大変助かります。うどんを頂きましたが、白菜・かつお節・ちくわがとても合っていて美味でした。食事をしながら、逆走で3泊4日で八ヶ岳全山縦走をしている方とお話ししました。
硫黄岳山荘からひと登りし、9時35分に硫黄岳山頂に到着。山頂から赤岳・横岳・阿弥陀岳を眺めます。9年前に小学生の息子と2人で見た景色です。
硫黄岳山荘からひと登りし、9時35分に硫黄岳山頂に到着。山頂から赤岳・横岳・阿弥陀岳を眺めます。9年前に小学生の息子と2人で見た景色です。
硫黄岳といえば、この爆裂火口。
硫黄岳といえば、この爆裂火口。
硫黄岳まで来ると、浅間山も近く感じます。
硫黄岳まで来ると、浅間山も近く感じます。
それにしても、真冬のように空気が澄んでいます。この日も槍穂高がくっきり。
それにしても、真冬のように空気が澄んでいます。この日も槍穂高がくっきり。
これから進む夏沢峠と天狗岳。いよいよ北八ヶ岳に入ります。
これから進む夏沢峠と天狗岳。いよいよ北八ヶ岳に入ります。
根石岳山荘付近を通過。
根石岳山荘付近を通過。
11時15分に東天狗岳に到着。3度目の登頂になります。西天狗岳は過去に登ったことがあり、ルートからも外れているので、今回はパス。
11時15分に東天狗岳に到着。3度目の登頂になります。西天狗岳は過去に登ったことがあり、ルートからも外れているので、今回はパス。
蓼科山がだいぶ近くなってきました。
蓼科山がだいぶ近くなってきました。
中山峠に向けて標高を下げると、北八ヶ岳らしい雰囲気に。
中山峠に向けて標高を下げると、北八ヶ岳らしい雰囲気に。
中山峠から黒百合ヒュッテに寄り道して、この日2度目の食事。牛丼とコーラとアイスをいただきました。昼時ということもあり、平日でしたが賑わっていました。
中山峠から黒百合ヒュッテに寄り道して、この日2度目の食事。牛丼とコーラとアイスをいただきました。昼時ということもあり、平日でしたが賑わっていました。
中山峠に戻り、高見石小屋を目指します。縞枯れ現象がくっきり。
中山峠に戻り、高見石小屋を目指します。縞枯れ現象がくっきり。
13時50分に高見石小屋に到着。まだ早いですが、今日はここまで。小屋で本日3度目の食事をいただき、夕食は省略しました。テントで寝ていると、21時頃に小屋のテラスで大声で星座に関するレクチャーが始まりました。山の21時は完全に就寝時間という認識でいたのですが・・・。もっと早い時間にするか、小屋から離れた場所でやってほしいものです。
13時50分に高見石小屋に到着。まだ早いですが、今日はここまで。小屋で本日3度目の食事をいただき、夕食は省略しました。テントで寝ていると、21時頃に小屋のテラスで大声で星座に関するレクチャーが始まりました。山の21時は完全に就寝時間という認識でいたのですが・・・。もっと早い時間にするか、小屋から離れた場所でやってほしいものです。
3日目は、小屋の裏にある高見石から白駒池を見下ろしてから4時40分に出発。
3日目は、小屋の裏にある高見石から白駒池を見下ろしてから4時40分に出発。
白駒池にはあっという間に下りて来れます。ここで御来光。
白駒池にはあっという間に下りて来れます。ここで御来光。
麦草峠で国道299号線を横切ります。
麦草峠で国道299号線を横切ります。
これから登る茶臼山(左)と縞枯山(右)。
これから登る茶臼山(左)と縞枯山(右)。
茶臼山への急登を登ります。
茶臼山への急登を登ります。
6時35分に茶臼山に到着。ここで後ろからやってきたULハイク装備のソロ男性にすごいスピードで追い抜かれました。
6時35分に茶臼山に到着。ここで後ろからやってきたULハイク装備のソロ男性にすごいスピードで追い抜かれました。
青い三角屋根が印象的な縞枯山荘ですが、この日は営業していませんでした。
青い三角屋根が印象的な縞枯山荘ですが、この日は営業していませんでした。
7時34分に坪庭に到着。ロープウェイの営業開始前だったので、独り占めでした。
7時34分に坪庭に到着。ロープウェイの営業開始前だったので、独り占めでした。
北横岳への登りで北八ヶ岳らしい美しい苔をパチリ。
北横岳への登りで北八ヶ岳らしい美しい苔をパチリ。
8時15分に北横岳に到着。ここも誰もいませんでした。ここは初めて登りましたが、想像以上に展望が良かった。
8時15分に北横岳に到着。ここも誰もいませんでした。ここは初めて登りましたが、想像以上に展望が良かった。
南八ヶ岳の山々が遠くなりました。
南八ヶ岳の山々が遠くなりました。
本日も晴天ですが、北アルプスの稜線には雲がかかっています。この日は11時頃から八ヶ岳にも雲がかかるとの予報です。
本日も晴天ですが、北アルプスの稜線には雲がかかっています。この日は11時頃から八ヶ岳にも雲がかかるとの予報です。
さあ、残るピークは蓼科山のみ。
さあ、残るピークは蓼科山のみ。
9時5分に亀甲池を通過。
9時5分に亀甲池を通過。
天祥寺原を経由して蓼科山を目指します。
天祥寺原を経由して蓼科山を目指します。
大きな岩が多くて歩きにくい蓼科山への急登を進みます。
大きな岩が多くて歩きにくい蓼科山への急登を進みます。
蓼科山荘に到着。縞枯山荘、北横岳ヒュッテに引き続き、ここも営業していませんでした。
蓼科山荘に到着。縞枯山荘、北横岳ヒュッテに引き続き、ここも営業していませんでした。
蓼科山山頂に向けて最後の登りです。余力十分なので、ペースを上げて進みます。
蓼科山山頂に向けて最後の登りです。余力十分なので、ペースを上げて進みます。
11時に蓼科山山頂に到着。5年前の残雪期以来2度目となります。相変わらずすごい岩の数ですね。
11時に蓼科山山頂に到着。5年前の残雪期以来2度目となります。相変わらずすごい岩の数ですね。
辿ってきた峰々を振り返ります。
辿ってきた峰々を振り返ります。
蓼科山頂ヒュッテでカレーをいただきました。とても感じの良い男性スタッフの方でした。
蓼科山頂ヒュッテでカレーをいただきました。とても感じの良い男性スタッフの方でした。
予報どおり急に雲が湧いてきたので、11時25分に下山開始です。
予報どおり急に雲が湧いてきたので、11時25分に下山開始です。
もう登らなくてよいので、足取りも軽くなります。
もう登らなくてよいので、足取りも軽くなります。
12時50分にスズラン峠に下山。八ヶ岳全山縦走が完了しました。
12時50分にスズラン峠に下山。八ヶ岳全山縦走が完了しました。

感想

 過去レポです。速報性はありませんが、同じ季節に同じ山域に行く方の参考になるかもしれませんので、備忘録を兼ねてアップします。

 令和4年6月に梅雨の晴れ間を狙い、かねてから機会をうかがっていた八ヶ岳全山縦走を行いました。過去の山行で赤岳、阿弥陀岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山の山頂には立っていましたが、やはり端から端まで繋ぐ全山縦走の達成感は格別。八ヶ岳は軽食を提供してくれる小屋が多いので補給の心配も少なく、天気にも恵まれて最高の山行となりました。
 入山地と下山地が離れているので、単独行者が車でアクセスする場合は車の回収方法が悩ましいですね。自分の場合は、下山後の交通機関の時間を気にしながら山中を歩きたくないので、下山地に車を停めて初日に下界を移動することを基本にしています。進む方向、宿泊地、日数、駐車場所を色々検討した結果、今回は下山地のスズラン峠に車を停め、初日に交通機関を乗り継いで観音平まで行き、2泊3日で南から北へと進むことにしました。初日に交通機関が乱れると計画の全てが破綻するリスクがありますが、今回は問題なくクリアできました。
 自転車を使って車を回収できると自分の脚力でも1泊2日で行けそうな気がするのですが、我が家の車に普通の自転車は積み込めないので、折り畳み自転車がほしいなぁ。でも、高価な割にあまり使わないような気もするしなぁ。単独行で八ヶ岳全山縦走する場合のアクセス、何か良い方法ないですかね。

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技術レベル
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体力レベル
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