シャクナゲが超当たり年の宮之浦岳（淀川登山口〜宮之浦岳〜石塚小屋〜ヤクスギランド）

2024年05月28日(火) ~ 2024年05月30日(木)

• GPS: 16:34
• 距離: 23.4km
• 登り: 1,580m
• 下り: 1,895m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:42
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:43

16:58 スタート地点
16:59 17:00 淀川登山口
17:41 淀川小屋

2日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:56
• 合計: 9:17

6:11 淀川小屋
7:28 7:33 展望台
7:50 7:50 小花之江河
7:57 8:15 花之江河
8:28 8:29 黒味岳分かれ
8:53 8:54 投石平
9:12 9:13 投石の岩屋
10:25 10:31 栗生岳
10:46 11:47 宮之浦岳
12:07 12:11 栗生岳
13:15 13:16 投石の岩屋
13:34 13:36 投石平
13:55 13:55 黒味岳分かれ
14:08 14:24 花之江河
15:28 石塚小屋

3日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:16
• 合計: 6:25

7:04 石塚小屋
11:06 11:22 大和杉
13:29 ヤクスギランド（ゴール地点）

天候

1日目：曇り、2日目：快晴、3日目：雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 飛行機

★屋久島への移動：「JAL　往復セイバー乗り継ぎ」で2月に予約
　・・・何と往復で33970円（JALの乗り継ぎ料金、フレックス料金制で　　
　　　　以前とは格段の驚きの安さ）
・東京（羽田）8：25発→（鹿児島乗換）→屋久島9：30着
　・・・この日は屋久島にて1日活動可能
・屋久島19：00発→（鹿児島乗換）→東京（羽田）22：20着
　・・・この日も屋久島にて1日活動可能

☆宮之浦岳
＜往き＞
安房→淀川登山口：タクシー/4900円
＜帰り＞
屋久杉ランド→宮之浦：レンタカー

コース状況／危険箇所等

〇淀川登山口〜宮之浦岳
　・全般的に整備された歩き易い道が続く
　・投石平のすぐ上に岩壁＋ロープ場あり
〇花之江河〜石塚小屋
　・ほぼフラットも小さなアップダウンがあり、あまり歩かれていないので泥濘など歩きにくい箇所あり
　・水場は石塚小屋の手前5分ぐらいの場所にあり
〇花之江河歩道（石塚小屋〜大和杉〜屋久杉ランド）
　・かなり長いが、巨樹地帯、ビャクシン沢の渡渉点付近の沢の絶景、生き生きとした堂々の大和杉が見所
　・道は悪く歩きにくいルートで、案内標識、現在地が分かる看板など皆無なので初心者やソロにはお薦めできないだろう。今回も登山者には誰も遭遇しなかった。

その他周辺情報

屋久島には尾之間温泉、平内海中温泉、湯泊温泉（こちらも海岸の岩壁内）など多数あり、下山後立ち寄り可能

写真

5/28 16:50

淀川登山口を何とか17時スタート/救急車が登山者を乗せていきました

5/28 17:35

淀川小屋に向けて上っていきます

5/28 17:41

世界自然遺産エリアに入っていきます

5/28 18:46

1日目の宿の淀川小屋に17：40到着

5/28 18:09

小屋奥の橋の上から今回も透き通った美しい流れ

5/28 18:09

上流側も素敵

5/29 6:27

＜2日目＞
巨樹の間を進む我がパーティー

5/29 7:13

高盤岳展望所では昨年登った記憶がよみがえります

5/29 7:25

こちらは露岩の気持ちの良い展望所／黒味岳など

5/29 7:25

シャクナゲが素敵な顔見せ

5/29 7:31

白骨樹とシャクナゲ

5/29 7:43

小花之江河に下り立ちました

5/29 7:46

ここからも高盤岳が

5/29 7:56

次は高層湿原最南端の花之江河／山は黒味岳

5/29 8:14

お猿さんが遊んでいます

5/29 8:26

サクラツツジが残っていました

5/29 8:27

昨年向かった黒味岳は今回はパスして宮之浦岳へ

5/29 8:47

一寸した岩場はロープを助けに

5/29 8:50

奇岩が嬉しい

5/29 9:00

岩近くにはびっしりのシャクナゲ

5/29 9:02

岩とシャクナゲは似合います

5/29 9:06

投石平に到着

5/29 9:06

気持ちの良い休憩ポイントです

5/29 9:07

奇岩の間の空にはお月さん

5/29 9:13

さて上に向かうと投石岩屋を通過

5/29 9:16

黒味岳と投石平

5/29 9:19

岩場をロープサポートで通過

5/29 9:22

シャクナゲ、山並み、海

5/29 9:26

シャクナゲ通り

5/29 9:27

宮之浦岳が見えてきました

5/29 9:29

シャクナゲのトンネル

5/29 9:39

山肌を彩るシャクナゲ

5/29 9:52

宮之浦岳とシャクナゲ

5/29 9:55

安房岳とシャクナゲ

5/29 9:59

気持ちの良い道を進みます

5/29 10:09

お馴染みのモアイ像とトイレブース

5/29 10:10

モアイを別角度から

5/29 10:12

山頂の不安定な岩が面白い翁岳

5/29 10:32

海の向こうに三角形の開聞岳

5/29 10:33

宮之浦岳への上り道

5/29 10:35

山頂が近づいてきました

5/29 10:40

岩とシャクナゲ

5/29 10:47

密度が濃いシャクナゲ

5/29 10:57

九州の最高峰・宮之浦岳に到着

5/29 11:47

5/29 10:49

西側には永田岳

5/29 10:59

岩がゴツゴツの永田岳をアップで

5/29 10:55

東側には愛子岳と海

5/29 10:56

歩いてきたルート

5/29 11:33

山頂周りはシャクナゲだらけ

5/29 11:34

永田岳とシャクナゲ

5/29 11:35

シャクナゲの花束

5/29 11:35

何と凄いのでしょう

5/29 11:43

5/29 11:53

さて帰りましょう

5/29 11:55

帰りもシャクナゲが違った角度から楽しめます

5/29 11:58

眼下には栗生岳の岩の上に登山者／下には休憩中の登山者

5/29 12:03

シャクナゲばかり

5/29 12:11

翁岳とシャクナゲ

5/29 12:12

大きな岩を囲むシャクナゲ

5/29 12:38

シャクナゲ通りを下山します

5/29 13:01

堪らない

5/29 13:04

黒味岳のピークにもハイカーの姿

5/29 13:07

投石平が眼下に

5/29 14:41

花之江河から石塚小屋へと向かいます／丸太の木を慎重に

5/29 14:42

丸太橋を振返ります

5/29 15:30

石塚小屋に到着／誰もいません・・・我々だけで宴会が始まります

5/30 7:36

＜3日目＞
ヒメシャラの美しい木肌を見ながら進みます

5/30 8:23

時折この標識があるだけの道

5/30 8:31

けっこう難儀な道

5/30 8:34

岩の上に木が成長

5/30 8:39

変わった形

5/30 8:43

巨木

5/30 8:45

時折シャクナゲも

5/30 8:55

屋久島らしさ満点の道

5/30 8:57

美しい森

5/30 8:58

可笑しい木

5/30 9:09

これは大木

5/30 9:21

美しい樹々

5/30 9:23

さらに下っていきます

5/30 9:24

大木の間を進みます

5/30 9:42

大木の根っこをくぐります

5/30 9:46

巨樹の道

5/30 10:03

さあー！いよいよ渡渉地点

5/30 10:05

このピンクテープの場所でエイヤと飛び越えて無事渡渉

5/30 10:10

美しいビャクシン沢

5/30 10:16

水の流れと水穴

5/30 10:42

さらに進みます

5/30 11:05

大和杉へ立ち寄ります

5/30 11:07

圧倒的存在感

5/30 11:09

生気みなぎる巨木

5/30 11:10

木肌が素晴らしい

5/30 11:12

上部にも枝や葉が茂っています

5/30 11:13

間近に見れて

5/30 11:14

素晴らしい

5/30 11:26

さらに下ると花之江河歩道尾の標識現る

5/30 12:11

そろそろ終盤です

5/30 13:13

ヤクスギランドの花之江河歩道登山口に下山完了

5/30 14:38

ヤクスギランド内を通って出口にゴール

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

yamatake01

***詳細レポとクリアーな写真は下記ブログでご覧ください＊＊＊
http://yama200.blog110.fc2.com/blog-entry-522.html

シャクナゲは10年に一度の当たり年（現地TV放送でも報道）で凄い咲きっぷり。
この時期のシャクナゲ登山は4回目だが圧倒的に今年が最高。
投石平〜宮之浦岳、宮之浦岳山頂周囲の斜面はシャクナゲがワンサと飾り、緑のササとの素晴らしいコントラストで歓声の上げっぱなし状態。

それにこの週では唯一の快晴で宮之浦岳山頂から永田岳や歩いてきたルートが一望でき展望も最高だった。
海を隔てて開聞岳や霧島連山も眺められたのは今回が初めてで感激でした。

当初プランは白谷雲水峡から宮之浦岳を経て屋久杉ランドまでの縦走だったが、登山口までのアクセスルートが閉鎖で、やむなく淀川登山口からのルートに変更。淀川登山口側もヤクスギランドへの林道が15時前まで閉鎖中でやっと開通後に夕刻淀川小屋までたどり着けた状況。

下山ルートの石塚小屋からヤクスギランドは大変長く道も悪いが、これぞ屋久島の巨樹地帯、ジャクシン沢の絶景、巨大なヤクスギで間近に接近できる大和杉は見応え十分で満足感、達成感は満点のルートだった。