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Yamareco

記録ID: 6890428
全員に公開
ハイキング
奥秩父

奥秩父 森林と渓流の馬蹄形 白泰山から股ノ沢林道を歩く 

2024年06月05日(水) ~ 2024年06月06日(木)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
19:24
距離
36.6km
登り
2,874m
下り
2,871m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:01
休憩
0:10
合計
8:11
9:12
4
スタート地点
9:16
9:20
71
10:31
10:31
51
11:22
11:23
99
13:02
13:04
36
13:40
13:43
56
14:39
14:39
50
15:29
15:29
114
2日目
山行
9:57
休憩
1:06
合計
11:03
6:16
6:28
196
9:44
10:09
190
13:19
13:38
102
15:20
15:22
30
15:52
16:00
29
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関所跡のある栃本集落から入山。

バスは、三峰口駅ー川又間が1日4便。 
https://www.city.chichibu.lg.jp/6818.html

自動車は、栃本広場に大駐車場があります。
栃本関所跡からスタート
2024年06月05日 08:28撮影 by  iPhone XR, Apple
6/5 8:28
栃本関所跡からスタート
樹林帯を登る大峰遊歩道で栃本広場まで行きます。
2024年06月05日 09:21撮影 by  iPhone XR, Apple
6/5 9:21
樹林帯を登る大峰遊歩道で栃本広場まで行きます。
栃本広場の大駐車場
2024年06月05日 09:49撮影 by  iPhone XR, Apple
6/5 9:49
栃本広場の大駐車場
白泰山登山口までは舗装道路を2.5kmほど歩きます。

Wow!何かと思ったら建築家が造った休憩所でした。なんでも森林空間を浮遊する感覚を共有するコンセプトだとか。。
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白泰山登山口までは舗装道路を2.5kmほど歩きます。

Wow!何かと思ったら建築家が造った休憩所でした。なんでも森林空間を浮遊する感覚を共有するコンセプトだとか。。
白泰山登山口
大峰から続く尾根との合流ポイント
大峰から続く尾根との合流ポイント
一里観音へ行く途中の伐採地からの展望
秩父御嶽山から雲取山に続く三峰山方向の山並みが見えます。
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一里観音へ行く途中の伐採地からの展望
秩父御嶽山から雲取山に続く三峰山方向の山並みが見えます。
一里観音
今年も会えたギンリョウソウ
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今年も会えたギンリョウソウ
白泰山に続く稜線
「東京大学」が気になりますが、どうやら、このあたりは東京大学の所有地のようです。
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白泰山に続く稜線
「東京大学」が気になりますが、どうやら、このあたりは東京大学の所有地のようです。
天然の寄せ植えみたい
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天然の寄せ植えみたい
りっぱなナラの巨木
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りっぱなナラの巨木
う〜ん、奥秩父らしいな〜
う〜ん、奥秩父らしいな〜
白泰山分岐、、2度と登ることが無い山なので、ピークハントしていきますか〜
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白泰山分岐、、2度と登ることが無い山なので、ピークハントしていきますか〜
やっぱり、展望の無いパッとしないピークでした。(笑)
トレイルには戻らずに、北西方向に尾根を行きます。
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やっぱり、展望の無いパッとしないピークでした。(笑)
トレイルには戻らずに、北西方向に尾根を行きます。
そして、二里観音が鎮座する 白泰山避難小屋 まで下ります。
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そして、二里観音が鎮座する 白泰山避難小屋 まで下ります。
白泰山避難小屋の前にある のぞき岩 からの展望が、本コースで一番の展望でした。
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白泰山避難小屋の前にある のぞき岩 からの展望が、本コースで一番の展望でした。
のぞき岩 からの展望
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のぞき岩 からの展望
目覚めたばかりのギンちゃんファミリー
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目覚めたばかりのギンちゃんファミリー
クワガタソウ 
赤沢山(1819mP)の北側は バイケイソウ の群落でした。
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赤沢山(1819mP)の北側は バイケイソウ の群落でした。
三里観音
人面相みたいなコブ付きの巨木
2024年06月07日 12:22撮影
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6/7 12:22
人面相みたいなコブ付きの巨木
大山(1860mP)の北側に作られた林道の終点にでます
大山(1860mP)の北側に作られた林道の終点にでます
よくぞこんな山深い所まで構築しているものだと感心しますね。
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よくぞこんな山深い所まで構築しているものだと感心しますね。
大山の巻き路は岩壁の基部の急登です。
大山の巻き路は岩壁の基部の急登です。
今夜の宿、四里観音避難小屋(旧十文字小屋)に到着。 
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今夜の宿、四里観音避難小屋(旧十文字小屋)に到着。 
2日目の朝を迎えました。 長い1日が始まります。
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2日目の朝を迎えました。 長い1日が始まります。
四里観音避難小屋の西側はシャクナゲ群生地です。
残念ながら花は終わっていましたが、私のために?数輪の花が咲いていました。
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四里観音避難小屋の西側はシャクナゲ群生地です。
残念ながら花は終わっていましたが、私のために?数輪の花が咲いていました。
苔ワールド
コメツガの新葉が綺麗です。
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コメツガの新葉が綺麗です。
四里観音に着きました。
観音様に導かれてきたので、ここまで来たら五里観音まで行きたいですが、五里観音は十文字峠を越えた長野側にあるので、今回は会えません。
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四里観音に着きました。
観音様に導かれてきたので、ここまで来たら五里観音まで行きたいですが、五里観音は十文字峠を越えた長野側にあるので、今回は会えません。
四里観音の先で、股ノ沢林道に進みます。
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四里観音の先で、股ノ沢林道に進みます。
段々と沢が出てきます。
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段々と沢が出てきます。
小沢のそばに咲く キバナノコマノツメ
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小沢のそばに咲く キバナノコマノツメ
日陰にはまだシャクナゲが咲いていました。
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日陰にはまだシャクナゲが咲いていました。
こんな狭いトレイルが続きます。
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こんな狭いトレイルが続きます。
苔ワールドに咲く ミヤマカタバミ
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苔ワールドに咲く ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ
苔ワールド
苔ワールド けっこう好きです(笑)
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苔ワールド けっこう好きです(笑)
何これ?!
こんな山奥にも人の匂いが感じられるのが奥秩父だね。
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こんな山奥にも人の匂いが感じられるのが奥秩父だね。
股ノ沢林道は、苔とシダと原生林の世界
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股ノ沢林道は、苔とシダと原生林の世界
地図でも水流が顕著な沢を渡渉します。
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地図でも水流が顕著な沢を渡渉します。
あちこちから枝沢が入ってきます。
2024年06月07日 12:29撮影
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6/7 12:29
あちこちから枝沢が入ってきます。
時々、シャクナゲ群落が現れます。
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時々、シャクナゲ群落が現れます。
この岩壁は右側からフィックスロープを使って下降します。
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この岩壁は右側からフィックスロープを使って下降します。
踏み跡が不鮮明なトラバース路がたくさんあります。
踏み跡が不鮮明なトラバース路がたくさんあります。
やっと 真ノ沢吊橋 に降りてきました。
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やっと 真ノ沢吊橋 に降りてきました。
股ノ沢の美しい流れ
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股ノ沢の美しい流れ
程なく 柳小屋 
この小屋はフィッシャーマンがよく利用するようです。
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程なく 柳小屋 
この小屋はフィッシャーマンがよく利用するようです。
柳小屋の前で入川に合流する 松葉沢 
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柳小屋の前で入川に合流する 松葉沢 
山腹の高巻き路となります
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山腹の高巻き路となります
この高巻きが疲れた身体にはつらいです💦
この高巻きが疲れた身体にはつらいです💦
いくつも枝沢を横ぎります。
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いくつも枝沢を横ぎります。
危険マークの沢の渡渉は、ハシゴとクサリで越えます。
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危険マークの沢の渡渉は、ハシゴとクサリで越えます。
やっと 赤沢乗越(第一乗越し)の休憩地まできました。
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やっと 赤沢乗越(第一乗越し)の休憩地まできました。
赤沢乗越(第一乗越し)の休憩地
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赤沢乗越(第一乗越し)の休憩地
入川の右俣(赤沢谷)に付けられた林道との合流点に降りてきました。
入川の右俣(赤沢谷)に付けられた林道との合流点に降りてきました。
石垣も積まれた路
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石垣も積まれた路
ようやく 赤沢吊橋 まできました。
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ようやく 赤沢吊橋 まできました。
二俣の合流点。 中央に立つカツラの巨木が印象的です。
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二俣の合流点。 中央に立つカツラの巨木が印象的です。
赤沢吊橋からは、入川の豪快な流れを見ながら歩きます。
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赤沢吊橋からは、入川の豪快な流れを見ながら歩きます。
軌道が残っています。
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軌道が残っています。
右岸からも左岸からもたくさんの枝沢が流れ込んでいます。
2024年06月07日 12:39撮影
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6/7 12:39
右岸からも左岸からもたくさんの枝沢が流れ込んでいます。
2時間弱、林道を歩いて、ようやく入川です
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2時間弱、林道を歩いて、ようやく入川です
入川の渓流釣りポイントが見えてきました。
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入川の渓流釣りポイントが見えてきました。
夕暮キャンプ場を通り過ぎ 川又 に着きました。長かった〜!
ここからバスが無いので(平日は3便のみ)栃本まで歩いて30分ほどの登りです。💦
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夕暮キャンプ場を通り過ぎ 川又 に着きました。長かった〜!
ここからバスが無いので(平日は3便のみ)栃本まで歩いて30分ほどの登りです。💦

感想

春からクライミングばかり、たまに山歩きしても半日程度の軽いハイキングなので心肺機能が著しく低下している気がします。
夏山に向けて少し長い距離を歩いておきたいな〜と思い、かねてから気になっていた奥秩父の股ノ沢林道に行ってきました。
股ノ沢林道は、地味な秩父山塊の中でも、訪れる人の極めて少ないバリエーションとも言えるトレイルです。
しかし、倒木やザレ場は多いものの、思ったよりも歩かれている様子でピンクテープがベタベタでした。 
四里観音避難小屋を出て、柳避難小屋までに5時間かかり、そこから6時間は長いな〜と感じました。実際、赤沢吊橋までの山道がとても長かった。💦 逆コースの渓流ルートから入山していたら1泊2日では歩けなかったでしょう。 
残念ながらシャクナゲは終わっていましたが、入川の渓流美が素晴らしかったです。 

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訪問者数:234人

コメント

以前から気になっていたこの場所、スーちゃん一人で行ったのね。眺望はあまり無いって聞いてたけど、滝がいいですね。
あの辺りは東大農場の敷地が多いですが、中を通り抜けるのはダメみたいですね。

長く歩けて羨ましい。わたしは靭帯痛めてしまい、短時間の所を歩くのがやっとです。
2024/6/7 20:24
usakorinnさん

いや〜・・・疲れましたよ〜💦
最近はクライミングがメインで、山歩きの回数はめっきり減りました。
でも、やっぱり夏になると高山も歩きたいし。。(笑)
私も膝、腰、肩と故障が多いですが、身体のメンテナンスしながら調整しています。

奥秩父は、2000m級の中級山岳なので、トレーニングには丁度良い感じです。
とにかく、人がいないのが良いです。(笑) 
1人だと、周りの野鳥の声や沢の瀬音や動物の気配にアテンションするから、がっちりと山と対峙しながら歩くのが楽しいです。
みんなで登るのは楽しい(merry)、1人で登るのは愉しい(interesting)ですね。
2024/6/7 21:00
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1
初めまして。
四里観音避難小屋はトイレもあり綺麗な小屋ですね。周辺のシャクナゲは終わりかけだった様ですが新緑と静かな山を楽しめた様で何よりです。最後川又から栃本までの車道歩きが大変だったのではと想像してしまいました

昔は林業が盛んで色々な道があった様ですが今はほとんどが消失してしまっている様です。そんな昔道を探して歩くのも楽しいかもしれません、

最近山田哲哉氏の奥秩父の著書を読み返しておりましたので楽しく拝見させて頂きました。
また静かな奥秩父を歩きたくなりました。
2024/6/8 0:30
josyuさん

はじめまして。 コメントありがとうございます。

奥秩父はアルプスや他の中級山岳に比べても地味ですが、ハイカーが多い山が苦手なので、静かに山と対峙することができました。
また、奥秩父の山深さと、そんな深山でも人の痕跡があり、地元民の生活に密着した存在であることを感じることができました。
2024/6/9 18:36
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1
渋い!沢がきれい!
すてきなトレイルです。近いのに未踏なので
歩きたいコースです…あと釣りがしたい!
いつも魅力あるルート選びとても参考になります(^^)
2024/6/8 9:58
yumi421さん

入川はとても綺麗な沢でした。釣り好きな方には有名な沢みたいですね。 柳避難小屋も登山者よりもフィッシャーマンの方が多く利用されているようです。
ぜひ機会があれば登山でも、釣りでも行ってみてください。
2024/6/9 18:42
はじめまして。6/7-8逆ルートで歩きました♪
わたしは、むしろ川又-栃本分岐のルートを下りに取る方が案外いらして、びっくりしてます…
苔&針葉樹&ギンリョウソウ&入川がひたすら美しかったですよね!
2024/6/10 14:05
harumei_さん

渓流ルートからの馬蹄形、お疲れ様でした。
入山も下山もどちらも とても長いルートですよね。
特に渓流ルートは柳小屋で1泊する人もいる様ですよ。 現に、私が下山時にすれ違ったリタイア組とおぼしき4人パーティも柳小屋に泊まると言っていました。
股ノ沢林道は不明瞭な部分もあり長いですが、野鳥のさえずりや沢風が心地よいルートでしたね。
2024/6/10 21:46
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1
Sue-chanさん
その4人組と6/7柳避難小屋-鎖梯子の間でお会いしました!千丈滝へ行ったと言ってたので真ノ沢ルートを歩かれたみたいでした。
股ノ沢は、2015/11歩いた時に十文字小屋の小屋番宗村さんがピンクテープ増量した旨訊きました。おかげでわたしでもなんとか迷わず歩けました。
ちょっと大変なだけに美森を堪能しがいもありましたよね😊
2024/6/10 22:31
プロフィール画像
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