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Yamareco

記録ID: 6937986
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

大好きな北岳とキタダケソウ☆2024 池山吊尾根より〜今年もバス開通前の貸切北岳へ♪

2024年06月15日(土) ~ 2024年06月16日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
20:16
距離
39.3km
登り
3,731m
下り
3,741m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:04
休憩
0:35
合計
8:39
5:30
5:31
4
5:35
5:35
6
5:41
5:41
5
5:46
5:46
43
6:29
6:29
76
7:45
7:51
146
10:17
10:18
11
10:29
10:55
56
11:51
11:52
115
13:47
標高2710m付近のビバークポイント
2日目
山行
9:11
休憩
2:26
合計
11:37
7:02
32
標高2710m付近のビバークポイント
7:34
7:41
87
9:08
9:22
24
10:26
10:33
22
10:55
11:13
14
11:27
11:27
8
11:35
11:58
17
12:15
12:25
3
12:28
12:30
45
13:15
13:40
27
14:07
14:07
10
14:17
14:22
18
14:40
14:40
16
14:56
14:56
2
14:58
14:58
2
17:57
17:57
4
18:01
18:01
5
18:06
18:06
5
18:11
18:11
5
18:16
18:16
23
天候  
・1日目(6月15日、入山日)
天候:晴れ
 風:無風〜微風
(夜叉神〜池山吊尾根の標高2710m付近のテント適地まで)

・2日目(6月16日、登頂日)
天候:夜半から早朝まで雨、6時半ごろから曇り、昼過ぎから晴れ
 風:上部稜線上は8時前まで10m/s前後の風、その後は微風となる
 
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・中部横断道/白根ICより一般道を利用し”夜叉神峠登山口駐車場”へ
(4:55着)

<中部横断道/白根ICから夜叉神峠登山口駐車場まで>
・距離:約20km
・所要時間:渋滞無しの直行で37分(Googleマップのナビによる)

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、夜叉神峠登山口駐車場を利用
・駐車料金:無料
・駐車台数:100台ほど
・トイレ、水道、自販機有り(夜間利用も可)
・24h入出庫可
*詳細情報はこちら↓
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2643

*駐車場に隣接している”夜叉神ヒュッテ”の情報はこちら↓
http://yashajin-hutte.com/

■この記録はバス開通前の山行記録ですが、6/21から運行開始予定の
 2024年、南アルプス登山バス・乗合タクシーの時刻表はこちら↓
https://minami-alpskankou.jp/?page_id=6542

■コンビニについて
 中部横断道/白根ICを出た後、一般道のR52〜南アルプス街道
 (県道20号線)の間に数軒あります。
*南アルプス街道に入って暫く進むと無くなりますので、
 早めに見つけたコンビニに立寄ることをお勧めします。
(芦安温泉街のかなり手前からなくなるのでご注意を)
 
コース状況/
危険箇所等
 
【キタダケソウの開花状況について】 2024/06/16 現在

・今年も昨年と同様で雪解けが早く全般的にお花の開花が早いシーズン
 ですが、キタダケソウも既に満開で見頃は過ぎている印象でした。
 自生地の斜面全体に数多く咲いていましたが、フレッシュな個体は
 あまりなく、逆に後追いのハクサンイチゲが見頃の状態でした。
・これは毎年のお話しですが、自生地の中でも北寄りの方が陽当たりが
 よい分開花も早く、逆に南寄りの方は地形的に若干陽当たりが悪く、
 雪解けが遅い分だけ開花も少し遅めとなります。従って南寄りの方が
 毎年遅い時期までキタダケソウが残っているゾーンになります。
 しかし、今年はこの遅咲きゾーンも既に見頃を過ぎている印象で
 咲きたてのフレッシュな個体はほぼ見当たりませんでした。

*今後の気象状況にもよりますが、今年は自身過去9回の中で最も開花が
 進んでいる状況だったので、ある程度は残っていると思いますが、
 バス開通後(6/21)だとかなり厳しい状況だと思います。


【ルート状況など】 2024/06/15-06/16 現在

■夜叉神峠登山口駐車場〜あるき沢橋BSまで
・夜叉神ゲートから鷲ノ住山入口までは林道歩き(約1時間強)
 途中の長いトンネルは要ヘッデンです。
(トンネル内の舗装面に窪みがあるので、足元に注意が必要)
・鷲ノ住山入口〜野呂川吊橋までは、高低差約400mの急下降区間。
 野呂川へ向かって急坂の激下り、結構な急傾斜で足元が滑りやすく
 下りでありながらかなり疲れます。ここを下りきると本行程の
 最下降点である野呂川吊橋に着きます(標高約1100m)
・野呂川吊橋〜あるき沢橋BSまでは再び林道歩きです(約30分)
(この区間もトンネルが数本有り。要ヘッデン)

■あるき沢橋BS〜池山御池小屋まで
*ここからようやく本題の”池山吊尾根ルート”が始まります。
・前半(標高約1500m付近まで)は、最初の取付き約20分の急登を
 除けば全般的に傾斜は緩めで九十九折れの歩きやすい登山道です。
・後半(標高約1500mから上)は急登の連続で、さらに鬱蒼とした
 草木が登山道を覆い狭くしている為、やや歩きづらくなります。
・全般的に破線ルートですので、倒木などはそこかしこにあり、
 一部で登山道を遮っています。しかし、踏み跡やピンクテープは
 それなりについているので、それほど迷うことはない印象。
(一応、破線ルートなのでGPSでのログ採りと現在地の確認は必須)

・池山御池小屋は無人の避難小屋で水場等もありません。
 中は15〜20人くらいは寝れる広さで毛布も多少ありました。
・小屋前の池は今回も水無し状態。大雨の直後などタイミングに
 よっては水がある場合もあります。
*池山御池小屋付近の地図上にある水場は確認していません。
 一応、この小屋から北へ30分(往復1時間)とありましたが、
 全くアテに出来ないので水は自前で2日分、3Lを持参しました。
(事前の調査でも有力な情報は確認できず)

■池山御池小屋〜ボーコン沢の頭まで
・御池小屋から先も樹林帯の急登で幅の狭い登山道が続きます。
 踏み跡はそれなりについていますが、標高2600m付近を過ぎると
 一部藪に覆われて踏み跡が分かりづらい箇所が出てくるので要注意。
・標高2300m付近〜2710m付近までの樹林帯内に数ヶ所の幕営適地
(平場)があります。今回は2710m付近の適地でビバークしました。
・ボーコン沢ノ頭のケルン手前、約100mくらいのところ
(尾根上に出る少し手前)に窪地があり、ここにも3〜4張程度の
 幕営適地があります。(標高約2790m地点のところ)
・残雪についてはその年にもよりますが、例年は標高約2500m付近
 から残雪が出てきます。しかし今年は山頂まで登山道上に雪は一切
 ありませんでした。

■ボーコン沢ノ頭〜北岳山頂まで
・ボーコン沢ノ頭から先は尾根上からの素晴らしい景色を眺めながら
 快適な稜線歩きを楽しめます。(今回はガスで眺望なしでした)
・八本歯の頭から八本歯のコルまでの区間は、岩場の切落ちトラバース
 区間となります。しかし既に雪はなく完全に夏道が出ており、
 常設のお助けロープも出ていたので、慎重に通過すればそれほど
 問題ない印象でした。また、八本歯のコルへの下降点も雪は一切なく
 三点支持で問題なく下降出来ました。
(ここは雪や雨で岩肌が濡れている場合は要注意箇所となります)
・八本歯のコル〜トラバ道分岐〜山頂までの区間は、高低差約300mの
 岩稜帯の急登区間となります。例年、トラバ道分岐の少し下にある
 大岩のガラ場区間の雪稜も今年は無し。夏道として普通に歩けます。
・例年、山頂直下の西面で登山道を遮っている急斜面の雪稜も今年は
 全て消えて夏道を普通に歩くことができそのまま山頂に至りました。

■北岳山頂〜小太郎尾根〜草すべり〜広河原まで
・山頂から肩の小屋までの区間は、東側に少し残雪がありましたが、
 登山道への影響は全くなく全線夏道で歩けました。
・肩の小屋から小太郎山分岐点までの稜線上も雪は一切なく、
 全線夏道が出ておりこの区間も無問題で歩けました。
*小太郎山分岐点の直下(下降点)の雪稜も残雪が多い年は危険個所
 となりますが、今年はこの雪稜も僅かで進行には殆ど影響なく
 滑り止めなしで通過できました。
・白根御池小屋から広河原までの区間も残雪は一切ありません。
・白根御池小屋を出て少し進んだところの登山道上に崩落箇所が
 ありましたが、きちんと修復されており問題なく通過できました。
*白根御池分岐〜大樺沢二俣までの大樺沢ルートの下部区間は
 今シーズンも通行止(立入禁止)の措置がされていました。

・広河原〜夜叉神峠登山口駐車場までの「県営林道南アルプス線」も
 通行に支障が出るような損壊や崩落等はなく、問題なく歩いて
 帰ることが出来ました。
(6/21から予定されている登山バスの運行も問題ないと思います)
 
その他周辺情報  
<下山後の入浴はこちらの施設を利用しました>
■源泉かけ流しの湯 ”湯めみの丘”
http://yumemionsen.pepper.jp/indexpc.html

*利用料:500円(税込)
*ロッカーも鍵付きで無料
・浴槽は内湯が泉温の異なった4つの浴槽、露天は1槽。
(内湯にはジェットバスも有り)
・アルカリ性の源泉かけ流しの湯。
・各浴槽ともそれなりの広さがあるのでゆったり浸かれる。
・露天風呂からは周辺の山々が見渡せるので、日中は湯に浸かりながら
 景色を楽しめる。(今回は夜だったので街の夜景だった)
・主なアメニティーはリンスインシャンプー、ボディーソープ、
 ドライヤーが常備されている。
・浴場、洗い場ともに広々として開放感があり好印象。
・シャワーは制限なしのタイプで水量もそれなりにあるので使い易い。
・洗い場(シャワー)は隣との間隔がこれまで利用した温浴施設の中で
 一番広いと感じた。この点も非常に好印象。
*個人的な印象としては、源泉かけ流しなども含めて500円の利用料で
 この内容ならまた利用したいと思える日帰り温浴施設です。
 
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。今回も”ミニチーズすた丼”にしました
豚肉にニンニクが効いて安定の美味しさ。ここに来ると毎回コレになってます…
2024年06月14日 21:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
6/14 21:45
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。今回も”ミニチーズすた丼”にしました
豚肉にニンニクが効いて安定の美味しさ。ここに来ると毎回コレになってます…
おはようございます!今年もバス開通前の貸切北岳へ
ここ夜叉神から北岳登山伝統の池山吊尾根ルートを経て北岳山頂を目指します
昨年から再開したこの山旅。今年もやる気満々!オール歩で臨みます
2024年06月15日 04:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 4:54
おはようございます!今年もバス開通前の貸切北岳へ
ここ夜叉神から北岳登山伝統の池山吊尾根ルートを経て北岳山頂を目指します
昨年から再開したこの山旅。今年もやる気満々!オール歩で臨みます
今回のお荷物:ザック15.1kg(水3L)+ウエストバックで総重量は約16kg(昨年比で-3kg減)。最近はマジメに軽量化を考えてます
池山吊尾根ルートは実質水無しルートなので2日分の水と食料、衣食住、山で必要な物は全てここから担いでいきます
それでは準備万端、気合いを入れてスタートです!
2024年06月15日 05:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 5:06
今回のお荷物:ザック15.1kg(水3L)+ウエストバックで総重量は約16kg(昨年比で-3kg減)。最近はマジメに軽量化を考えてます
池山吊尾根ルートは実質水無しルートなので2日分の水と食料、衣食住、山で必要な物は全てここから担いでいきます
それでは準備万端、気合いを入れてスタートです!
まずは林道「県営林道南アルプス線」を約1時間ほど進みます
夜叉神ゲートから5分ほどで最初のトンネル”夜叉神トンネル”が出現
本行程で最初にして最長のトンネル。これだけで通過に15分ほど
(トンネル内電灯無し、床面凸凹なので要ヘッデン)
2024年06月15日 05:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 5:17
まずは林道「県営林道南アルプス線」を約1時間ほど進みます
夜叉神ゲートから5分ほどで最初のトンネル”夜叉神トンネル”が出現
本行程で最初にして最長のトンネル。これだけで通過に15分ほど
(トンネル内電灯無し、床面凸凹なので要ヘッデン)
道中にある”御野立所”(おのだちしょ)より
左の間ノ岳から右の北岳を結ぶ日本一のスカイライン
ある程度は予想していたけれど、やっぱり今年も雪が少ないですね
2024年06月15日 05:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 5:43
道中にある”御野立所”(おのだちしょ)より
左の間ノ岳から右の北岳を結ぶ日本一のスカイライン
ある程度は予想していたけれど、やっぱり今年も雪が少ないですね
間ノ岳を拡大。昨年のこの時期よりは多少残雪が多い印象
でもこの時期に何度も通って見ていると「やっぱり少ないなぁ…」と思う
2024年06月15日 05:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 5:44
間ノ岳を拡大。昨年のこの時期よりは多少残雪が多い印象
でもこの時期に何度も通って見ていると「やっぱり少ないなぁ…」と思う
夜叉神の駐車場から林道を歩くこと1時間強で鷲ノ住山の入口に到着
ここで左に入り、野呂川まで高低差約400mを一気に急下降します
2024年06月15日 06:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 6:16
夜叉神の駐車場から林道を歩くこと1時間強で鷲ノ住山の入口に到着
ここで左に入り、野呂川まで高低差約400mを一気に急下降します
林道から入山して約10分、鷲ノ住山の山頂付近に到着
これといって特に何にも無い。この辺も南アらしいところかな…
(でも、南アのこういう地味めな雰囲気が好きなんです♪)
2024年06月15日 06:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 6:27
林道から入山して約10分、鷲ノ住山の山頂付近に到着
これといって特に何にも無い。この辺も南アらしいところかな…
(でも、南アのこういう地味めな雰囲気が好きなんです♪)
鷲ノ住山の中腹より。あの画面下に見える野呂川まで高低差約400mを激下り!ここの傾斜は下りでも結構キツイですよ
2024年06月15日 06:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 6:47
鷲ノ住山の中腹より。あの画面下に見える野呂川まで高低差約400mを激下り!ここの傾斜は下りでも結構キツイですよ
鷲ノ住山の激下りを終えて野呂川吊橋に到着。ここが本行程の最下降点(標高約1100m)ここから北岳(3193m)まで高低差約2090mを登り返す
2024年06月15日 07:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 7:09
鷲ノ住山の激下りを終えて野呂川吊橋に到着。ここが本行程の最下降点(標高約1100m)ここから北岳(3193m)まで高低差約2090mを登り返す
吊橋上より、野呂川発電所のエメラルドグリーン♪
いつもながらの美しさ。透明度も以前と変わってないね
2024年06月15日 07:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 7:10
吊橋上より、野呂川発電所のエメラルドグリーン♪
いつもながらの美しさ。透明度も以前と変わってないね
野呂川吊橋を渡り、もう一つの林道「県道南アルプス公園線(県道37号線)」へ登り返す。崖のような急斜面を数十m這い上がる区間。お助けロープとマーカーあり
2024年06月15日 07:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 7:15
野呂川吊橋を渡り、もう一つの林道「県道南アルプス公園線(県道37号線)」へ登り返す。崖のような急斜面を数十m這い上がる区間。お助けロープとマーカーあり
急斜面を這い上がって画面の左奥から出てきました
(目印は右のトンネル”野呂川隧道”の広河原側です)
2024年06月15日 07:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 7:19
急斜面を這い上がって画面の左奥から出てきました
(目印は右のトンネル”野呂川隧道”の広河原側です)
県道南アルプス公園線を歩いて”あるき沢橋BS”へ向かう途中に水場があります
2024年06月15日 07:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 7:41
県道南アルプス公園線を歩いて”あるき沢橋BS”へ向かう途中に水場があります
林道に合流し30分ほど歩いて”あるき沢橋BS”に到着
ここが池山吊尾根の登山口。ここから本題の破線ルートが始まります
(夜叉神からここまで約2時間40分ほどかかっています)
2024年06月15日 07:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 7:46
林道に合流し30分ほど歩いて”あるき沢橋BS”に到着
ここが池山吊尾根の登山口。ここから本題の破線ルートが始まります
(夜叉神からここまで約2時間40分ほどかかっています)
最初の取り付きこそ激急登ですが、そこを過ぎれ1500m付近までは比較的緩やかな九十九折れの区間となります(その後また激急登となる)
グリーンシャワーを浴びながら、ひとり静かな山歩きを楽しみました♪
2024年06月15日 08:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
6/15 8:48
最初の取り付きこそ激急登ですが、そこを過ぎれ1500m付近までは比較的緩やかな九十九折れの区間となります(その後また激急登となる)
グリーンシャワーを浴びながら、ひとり静かな山歩きを楽しみました♪
標高1700m付近にて。この先1900m付近までは道幅も狭くなり激急登が続きます(踏み跡は明瞭です)
2024年06月15日 08:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 8:55
標高1700m付近にて。この先1900m付近までは道幅も狭くなり激急登が続きます(踏み跡は明瞭です)
ここは標高2000m付近の倒木ゾーン。以前は潜ったり、大きく跨いだりして難儀しましたが、今は手が入っており、歩きやすいように各部が切断されています
2024年06月15日 10:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 10:03
ここは標高2000m付近の倒木ゾーン。以前は潜ったり、大きく跨いだりして難儀しましたが、今は手が入っており、歩きやすいように各部が切断されています
そしてここが”池山”の山頂。このルート11回目にして初めてこの三角点を発見!(なんで今まで気付かなかったんだろう…?笑)
2024年06月15日 10:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 10:18
そしてここが”池山”の山頂。このルート11回目にして初めてこの三角点を発見!(なんで今まで気付かなかったんだろう…?笑)
池山吊尾根の登山口から黙々と登ること約2時間40分、池山御池に到着
2019年に一度だけここで水溜まりを見ましたが、それ以外は今回も含めて水無しです
2024年06月15日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 10:27
池山吊尾根の登山口から黙々と登ること約2時間40分、池山御池に到着
2019年に一度だけここで水溜まりを見ましたが、それ以外は今回も含めて水無しです
夜叉神の駐車場から約5時間20分、ようやく池山御池小屋に到着
昨年はここまで約6時間かかったので約40分ほど速い。この時点で感覚的なキツさも含めて昨年よりもまともに歩けていることを実感する
2024年06月15日 10:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 10:30
夜叉神の駐車場から約5時間20分、ようやく池山御池小屋に到着
昨年はここまで約6時間かかったので約40分ほど速い。この時点で感覚的なキツさも含めて昨年よりもまともに歩けていることを実感する
中はこんな感じ。広々として板間に20人くらいは横になれます
例年通りここで横になってひと休みしました
(ここは無人の避難小屋。水や食料の補給は出来ないのでご注意を)
2024年06月15日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 10:33
中はこんな感じ。広々として板間に20人くらいは横になれます
例年通りここで横になってひと休みしました
(ここは無人の避難小屋。水や食料の補給は出来ないのでご注意を)
池山御池小屋を出て城峰の少し手前(標高2300m付近)に達するとイワカガミの群生地があります
昨年と同様で今年も見頃は過ぎて終盤の印象でした
2024年06月15日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 11:47
池山御池小屋を出て城峰の少し手前(標高2300m付近)に達するとイワカガミの群生地があります
昨年と同様で今年も見頃は過ぎて終盤の印象でした
この時期に毎年のように見てきましたが、ちょうど満開の年もあれば、逆に開花が遅くてまだ蕾で残念だった年もある
それを確認することもこのルートに通う楽しみのひとつだったんです
2024年06月15日 11:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 11:48
この時期に毎年のように見てきましたが、ちょうど満開の年もあれば、逆に開花が遅くてまだ蕾で残念だった年もある
それを確認することもこのルートに通う楽しみのひとつだったんです
こんなに元気な個体もあり、今年も楽しませていただきました
また来年も来ます!ありがとうございました☆
2024年06月15日 11:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 11:54
こんなに元気な個体もあり、今年も楽しませていただきました
また来年も来ます!ありがとうございました☆
ここが”城峰”になります。特に何もなくこの小標識がポツンとあるだけ…
(いつも思うけど、南ア地味過ぎ…でもそこがまたイイと思う♪)
2024年06月15日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 11:56
ここが”城峰”になります。特に何もなくこの小標識がポツンとあるだけ…
(いつも思うけど、南ア地味過ぎ…でもそこがまたイイと思う♪)
城峰から約25分ほどで標高2450m付近の幕営適地に到着
左手前の平場と右の窪地で合わせて2張幕営可能です
昨年は体力不足によりここで幕営しましたが、今回はまだまだ余裕があるので先へ進みます
2024年06月15日 12:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 12:19
城峰から約25分ほどで標高2450m付近の幕営適地に到着
左手前の平場と右の窪地で合わせて2張幕営可能です
昨年は体力不足によりここで幕営しましたが、今回はまだまだ余裕があるので先へ進みます
標高2500m〜2600m付近の倒木は明らかに増えていました
一部ですがデカザックでは通過がキツイ場面もあったのでご注意を
2024年06月15日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:10
標高2500m〜2600m付近の倒木は明らかに増えていました
一部ですがデカザックでは通過がキツイ場面もあったのでご注意を
ここは標高2650m付近の幕営適地(上り登山道から少し左に入った場所)
この他にも2590m付近など、樹林帯内に数ヶ所の幕営適地があります
2024年06月15日 13:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:21
ここは標高2650m付近の幕営適地(上り登山道から少し左に入った場所)
この他にも2590m付近など、樹林帯内に数ヶ所の幕営適地があります
夜叉神から黙々と歩き続けること約8時間15分、ようやく本日初の展望が
まずは間ノ岳と農鳥岳がお出迎えです♪
2024年06月15日 13:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:26
夜叉神から黙々と歩き続けること約8時間15分、ようやく本日初の展望が
まずは間ノ岳と農鳥岳がお出迎えです♪
間ノ岳をアップで。この迫力満点のデッカイ山容が私好み♪
2024年06月15日 13:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:26
間ノ岳をアップで。この迫力満点のデッカイ山容が私好み♪
富士山もちょこっとだけ見えました
2024年06月15日 13:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:27
富士山もちょこっとだけ見えました
鳳凰方面は青空が広がっていました。鳳凰も好きなお山だし久々に行きたいところ
2024年06月15日 13:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:35
鳳凰方面は青空が広がっていました。鳳凰も好きなお山だし久々に行きたいところ
そしてここが標高2710m付近の幕営適地(ここは2015年に幕営した場所)
今回は時間と体力にまだ余裕があり、このまま5年ぶりのボーコンで幕営と思いましたが、今晩の風雨予報が心配になり稜線上は避けてここで幕営することにしました
2024年06月15日 13:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 13:49
そしてここが標高2710m付近の幕営適地(ここは2015年に幕営した場所)
今回は時間と体力にまだ余裕があり、このまま5年ぶりのボーコンで幕営と思いましたが、今晩の風雨予報が心配になり稜線上は避けてここで幕営することにしました
我が家を設営して今夜の寝床を確保しひと安心。これでゆっくりできる♪
ここまで約8時間40分、登り累積標高約1700m。以前に近いペースでテン泊装備をここまで担ぎ上げられた。かつての体力が戻ってきたようで非常に嬉しかった
2024年06月15日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/15 14:33
我が家を設営して今夜の寝床を確保しひと安心。これでゆっくりできる♪
ここまで約8時間40分、登り累積標高約1700m。以前に近いペースでテン泊装備をここまで担ぎ上げられた。かつての体力が戻ってきたようで非常に嬉しかった
そして翌朝。夜半からの雨も日中はやむとの予報で4時半出発を2時間半遅らせる
待った甲斐があって雨のテント撤収という最悪の状況は避けられました
2024年06月16日 06:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 6:38
そして翌朝。夜半からの雨も日中はやむとの予報で4時半出発を2時間半遅らせる
待った甲斐があって雨のテント撤収という最悪の状況は避けられました
午前7時。ビショ濡れで重くなったテントを撤収して出発です!
(それにしても、カミナドームのレインフライは水分を吸い過ぎだと思う。もうちょっと水を弾いて欲しい…)
2024年06月16日 07:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 7:01
午前7時。ビショ濡れで重くなったテントを撤収して出発です!
(それにしても、カミナドームのレインフライは水分を吸い過ぎだと思う。もうちょっと水を弾いて欲しい…)
2710mのテント適地から40分ほどで”ボーコン沢ノ頭”に到着
以前使っていたテント適地(ケルン前の特等席)も健在でした
この時間も稜線上は結構な風なので、昨夜の風雨を考えると今回はここに張らなくて正解だったと思う
2024年06月16日 07:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 7:37
2710mのテント適地から40分ほどで”ボーコン沢ノ頭”に到着
以前使っていたテント適地(ケルン前の特等席)も健在でした
この時間も稜線上は結構な風なので、昨夜の風雨を考えると今回はここに張らなくて正解だったと思う
こちらがこれから行く池山吊尾根の稜線道。ここを辿って北岳へ
ここからはお楽しみの絶景稜線歩きでしたが、今回は真っ白で何にも見えず…
2024年06月16日 07:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 7:38
こちらがこれから行く池山吊尾根の稜線道。ここを辿って北岳へ
ここからはお楽しみの絶景稜線歩きでしたが、今回は真っ白で何にも見えず…
ちなみに晴れていればこんな感じで北岳がドーン!(昨年の6/19撮影)
ボーコンから望む北岳は最高にカッコいい!
2023年06月19日 04:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/19 4:59
ちなみに晴れていればこんな感じで北岳がドーン!(昨年の6/19撮影)
ボーコンから望む北岳は最高にカッコいい!
一応、鳳凰方面は見えました。取りあえず雨は予報通り止んできたのでこのまま進んで行きます
2024年06月16日 07:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 7:38
一応、鳳凰方面は見えました。取りあえず雨は予報通り止んできたのでこのまま進んで行きます
左端に”八本歯の頭”見えてきた。ガスガスとはいえ歩き慣れた馴染みの稜線
景色はなくても北岳と池山吊尾根ルートはやっぱりいいなぁと思ってしまう
2024年06月16日 08:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 8:15
左端に”八本歯の頭”見えてきた。ガスガスとはいえ歩き慣れた馴染みの稜線
景色はなくても北岳と池山吊尾根ルートはやっぱりいいなぁと思ってしまう
そして”八本歯の頭”の斜面では予想通り”キバナシャクナゲ”が満開でした
今回は昨夜の雨のお陰でいつも以上に綺麗に見えました
2024年06月16日 08:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 8:31
そして”八本歯の頭”の斜面では予想通り”キバナシャクナゲ”が満開でした
今回は昨夜の雨のお陰でいつも以上に綺麗に見えました
この山旅はキタダケソウだけではなく、城峰のイワカガミやこのキバナシャクナゲなど、いつものお花達に逢うことも楽しみのひとつなんです
2024年06月16日 08:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 8:38
この山旅はキタダケソウだけではなく、城峰のイワカガミやこのキバナシャクナゲなど、いつものお花達に逢うことも楽しみのひとつなんです
このお花は私がこのルートに通うようになって初めて迎えてくれた思い出のお花
今年もこうして逢うことができて本当に嬉しかった。また来年もきます
2024年06月16日 08:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 8:39
このお花は私がこのルートに通うようになって初めて迎えてくれた思い出のお花
今年もこうして逢うことができて本当に嬉しかった。また来年もきます
キバナシャクナゲの斜面を登りきって”八本歯の頭”に到達
青空も広がり始めて間ノ岳も少しずつ見えるようになってきた
2024年06月16日 08:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 8:46
キバナシャクナゲの斜面を登りきって”八本歯の頭”に到達
青空も広がり始めて間ノ岳も少しずつ見えるようになってきた
今辿ってきた稜線を振り返る。雨は止んでもハイマツ漕ぎの際にビショ濡れになるので、レインウエアはまだ脱げません
2024年06月16日 08:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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今辿ってきた稜線を振り返る。雨は止んでもハイマツ漕ぎの際にビショ濡れになるので、レインウエアはまだ脱げません
いつもの場所からこの先のルートを確認します(今回は半分しか見えず…)
八本歯の頭から八本歯のコルへ下降し山頂まで高低差約300mの登り返し
ここから八本歯のコルまでは痩せ尾根切れ落ちのトラバース区間なので要注意
2024年06月16日 08:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 8:50
いつもの場所からこの先のルートを確認します(今回は半分しか見えず…)
八本歯の頭から八本歯のコルへ下降し山頂まで高低差約300mの登り返し
ここから八本歯のコルまでは痩せ尾根切れ落ちのトラバース区間なので要注意
八本歯のコルまで痩せ尾根の危険区間になりますが、既に雪は無し。岩などを掴みながら慎重に進みます
2024年06月16日 09:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 9:01
八本歯のコルまで痩せ尾根の危険区間になりますが、既に雪は無し。岩などを掴みながら慎重に進みます
ここが八本歯のコルへの岩壁登降箇所。ここも雪は無く、後下りで慎重に下降すれば問題ありませんでした
手前にあるリングボルトも健在でしたが、少しガタついていたので利用する場合はご注意を
2024年06月16日 09:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 9:03
ここが八本歯のコルへの岩壁登降箇所。ここも雪は無く、後下りで慎重に下降すれば問題ありませんでした
手前にあるリングボルトも健在でしたが、少しガタついていたので利用する場合はご注意を
八本歯のコルに到着。ここから山頂まで高低差約300m弱の登り返し
ここから先は一般実線ルート。藪漕ぎもないのでレインを脱ぎました
2024年06月16日 09:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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八本歯のコルに到着。ここから山頂まで高低差約300m弱の登り返し
ここから先は一般実線ルート。藪漕ぎもないのでレインを脱ぎました
トラバ道分岐直下のガラ場斜面。ここは全面残雪に覆われている年もありますが、今年は昨年と同様で全くの雪無し。普通に夏道として歩ける状態でした
2024年06月16日 09:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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トラバ道分岐直下のガラ場斜面。ここは全面残雪に覆われている年もありますが、今年は昨年と同様で全くの雪無し。普通に夏道として歩ける状態でした
荷物を置いてキタダケソウ散策へ。まずはイチゲちゃんがお出迎え♪
今年は既にハクサンイチゲが満開。ということは、キタダケソウは見頃過ぎだね
2024年06月16日 09:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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荷物を置いてキタダケソウ散策へ。まずはイチゲちゃんがお出迎え♪
今年は既にハクサンイチゲが満開。ということは、キタダケソウは見頃過ぎだね
そして今年も”キタダケソウ”、元気に咲いていました!
予想通り今年は開花が早いので、例年のバス開通後と同じような見頃過ぎの状態でした
2024年06月16日 09:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そして今年も”キタダケソウ”、元気に咲いていました!
予想通り今年は開花が早いので、例年のバス開通後と同じような見頃過ぎの状態でした
昨夜の雨に濡れて透ける花弁がイイ感じです
2024年06月16日 09:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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昨夜の雨に濡れて透ける花弁がイイ感じです
キタダケソウは、毎年6月初旬〜6月下旬のこの時期限定
北岳のこの付近のみ、世界でここだけにしか咲かないお花(固有種)です
2024年06月16日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 9:57
キタダケソウは、毎年6月初旬〜6月下旬のこの時期限定
北岳のこの付近のみ、世界でここだけにしか咲かないお花(固有種)です
こちらはイチゲちゃんと仲良く共演。右がキタダケソウで左がハクサンイチゲ
毎回思うんですけど、華やかさや話題性ではキタダケソウかもしれませんが、よく見るとイチゲちゃんだって十分可愛いですよね
2024年06月16日 09:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらはイチゲちゃんと仲良く共演。右がキタダケソウで左がハクサンイチゲ
毎回思うんですけど、華やかさや話題性ではキタダケソウかもしれませんが、よく見るとイチゲちゃんだって十分可愛いですよね
正直、今年も以前のバス開通前ほどのフレッシュさは感じられませんでした
今後も温暖化が進み、来年以降も今年のような状況が普通になる気がします
2024年06月16日 10:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 10:00
正直、今年も以前のバス開通前ほどのフレッシュさは感じられませんでした
今後も温暖化が進み、来年以降も今年のような状況が普通になる気がします
ここまで歩いてきて、今年も逢うことができて本当に嬉しかった
来年もまた来ます。ありがとう☆
2024年06月16日 10:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 10:02
ここまで歩いてきて、今年も逢うことができて本当に嬉しかった
来年もまた来ます。ありがとう☆
キタダケソウの散策を終えて吊尾根分岐点へ。ここで主稜線に合流します
主稜線の向こう側に見えるはずの中アや山頂方面はご覧の通り何も見えず…
2024年06月16日 10:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 10:26
キタダケソウの散策を終えて吊尾根分岐点へ。ここで主稜線に合流します
主稜線の向こう側に見えるはずの中アや山頂方面はご覧の通り何も見えず…
”オヤマノエンドウ”も全般的には見頃過ぎでしたが、この辺はまだ元気な株がありました
2024年06月16日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 10:33
”オヤマノエンドウ”も全般的には見頃過ぎでしたが、この辺はまだ元気な株がありました
昨年同様、今年も山頂直下の西側斜面に残雪(雪稜)はありませんでした
全線夏道が出ており問題なく歩けます(残雪が多い年は要注意箇所)
2024年06月16日 10:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 10:38
昨年同様、今年も山頂直下の西側斜面に残雪(雪稜)はありませんでした
全線夏道が出ており問題なく歩けます(残雪が多い年は要注意箇所)
そしてバス開通前の北岳山頂に到着。いつもの北岳最高所の岩上より山頂全体をパチリっ!
2024年06月16日 10:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そしてバス開通前の北岳山頂に到着。いつもの北岳最高所の岩上より山頂全体をパチリっ!
バス開通前だからもちろん山頂独り占め♪
…なんですけど、真っ白で景色は一切なし。。。
これといって撮るものもないので山梨百の山頂標を…
2024年06月16日 10:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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バス開通前だからもちろん山頂独り占め♪
…なんですけど、真っ白で景色は一切なし。。。
これといって撮るものもないので山梨百の山頂標を…
こんな状況なので完全にセルフのつもりでしたが、まさかの後続者が2人も…
北岳山荘勤務の女性に撮っていただきました。ありがとうございました☆
バス開通前の登頂は9回目、通算では31回目の登頂になります(*^^)v
2024年06月16日 10:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こんな状況なので完全にセルフのつもりでしたが、まさかの後続者が2人も…
北岳山荘勤務の女性に撮っていただきました。ありがとうございました☆
バス開通前の登頂は9回目、通算では31回目の登頂になります(*^^)v
景色はないけど北岳山荘の女性とヤマッパーのお兄さんの3人で歓談♪
南ア北部山域の話題で盛り上がり、とても楽しいひと時を過ごせました
ありがとうございました。また北岳山荘でお会いできたらご挨拶させて下さい
2024年06月16日 11:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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景色はないけど北岳山荘の女性とヤマッパーのお兄さんの3人で歓談♪
南ア北部山域の話題で盛り上がり、とても楽しいひと時を過ごせました
ありがとうございました。また北岳山荘でお会いできたらご挨拶させて下さい
肩ノ小屋まで軽量化のことなどを話しながら楽しく下って行きました
うしろのヤマッパーのお兄さんは戸台〜両俣小屋〜三峰岳〜農鳥小屋経由でここまで来たとのこと。この後、小太郎山〜広河原〜アサヨ峰〜北沢峠〜戸台で戻るらしい。この時期にこの行程って凄いですよね…
2024年06月16日 11:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 11:35
肩ノ小屋まで軽量化のことなどを話しながら楽しく下って行きました
うしろのヤマッパーのお兄さんは戸台〜両俣小屋〜三峰岳〜農鳥小屋経由でここまで来たとのこと。この後、小太郎山〜広河原〜アサヨ峰〜北沢峠〜戸台で戻るらしい。この時期にこの行程って凄いですよね…
肩ノ小屋では嬉しいサプライズが!なんと先代のおやっさんと再会!!
昨年、4年ぶりにこの山行を復活させた時は既に引退されて不在でした
今は息子さんが継いでいますが、今年は体調が良く7月中はいるとのこと
さらに5年ぶりの再会なのに私のことを覚えてくれてた!もう超感動です
めちゃくちゃ嬉しかった〜(^^♪
2024年06月16日 11:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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肩ノ小屋では嬉しいサプライズが!なんと先代のおやっさんと再会!!
昨年、4年ぶりにこの山行を復活させた時は既に引退されて不在でした
今は息子さんが継いでいますが、今年は体調が良く7月中はいるとのこと
さらに5年ぶりの再会なのに私のことを覚えてくれてた!もう超感動です
めちゃくちゃ嬉しかった〜(^^♪
ちなみにこちらは2017年6月12日の肩ノ小屋(まだ山小屋改装前です)
近年は温暖化による少雪で6月半ばには雪が消えますが、過去には同じ時期でもこれだけの残雪がありました(この時は左の雪上を歩いてここへ下りてきた)
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ちなみにこちらは2017年6月12日の肩ノ小屋(まだ山小屋改装前です)
近年は温暖化による少雪で6月半ばには雪が消えますが、過去には同じ時期でもこれだけの残雪がありました(この時は左の雪上を歩いてここへ下りてきた)
小屋でおやっさんと歓談後、快適な小太郎尾根を下っていきます
手前から小太郎山〜アサヨ峰〜一番後ろのシャイな貴公子さまは雲隠れ
ようやく青空も広がり景色も最高。やっぱり小太郎尾根は素晴らしい♪
2024年06月16日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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小屋でおやっさんと歓談後、快適な小太郎尾根を下っていきます
手前から小太郎山〜アサヨ峰〜一番後ろのシャイな貴公子さまは雲隠れ
ようやく青空も広がり景色も最高。やっぱり小太郎尾根は素晴らしい♪
右の摩利支天は辛うじて見えますが、甲斐駒はホントにガス率が高いと思う
2024年06月16日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 12:04
右の摩利支天は辛うじて見えますが、甲斐駒はホントにガス率が高いと思う
ちょっと頭だけ見えないけど、優美な女王さまはいつも温かく迎えてくれる
2024年06月16日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 12:05
ちょっと頭だけ見えないけど、優美な女王さまはいつも温かく迎えてくれる
快適な稜線を下って小太郎尾根分岐に到着
この絶景もこれで見納め。何度も見た景色だけど今回もやっぱり素晴らしかった
2024年06月16日 12:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 12:17
快適な稜線を下って小太郎尾根分岐に到着
この絶景もこれで見納め。何度も見た景色だけど今回もやっぱり素晴らしかった
鳳凰三山もこれで見納め。ご無沙汰しているので今シーズンは再訪したいところ
2024年06月16日 12:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 12:17
鳳凰三山もこれで見納め。ご無沙汰しているので今シーズンは再訪したいところ
山頂方面もガスが取れてきました。今回は景色が見えず残念だったけれど、今年もこの時期に踏むことができてよかったと思う
ありがとう、私の大好きな北岳。また来ます!
2024年06月16日 12:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 12:17
山頂方面もガスが取れてきました。今回は景色が見えず残念だったけれど、今年もこの時期に踏むことができてよかったと思う
ありがとう、私の大好きな北岳。また来ます!
最後は今朝歩いてきた池山吊尾根越しの富士山
今シーズンもまたお世話になりますね
2024年06月16日 12:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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最後は今朝歩いてきた池山吊尾根越しの富士山
今シーズンもまたお世話になりますね
これは”ニリンソウ”もしくは”シロカネソウ”?
草すべりの道中にたくさん咲いていました
2024年06月16日 12:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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これは”ニリンソウ”もしくは”シロカネソウ”?
草すべりの道中にたくさん咲いていました
草すべりルートをズンズン下って行くと”白根御池”が見えてきました
鳳凰側はガスなしで最高の景色が楽しめそうですね
2024年06月16日 13:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 13:04
草すべりルートをズンズン下って行くと”白根御池”が見えてきました
鳳凰側はガスなしで最高の景色が楽しめそうですね
小太郎尾根分岐から草すべりを1時間ほど下り”白根御池”に到着
ここも一度はテン泊したい居心地の良い場所ですね
2024年06月16日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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小太郎尾根分岐から草すべりを1時間ほど下り”白根御池”に到着
ここも一度はテン泊したい居心地の良い場所ですね
御池の隣には”白根御池小屋”。ここで先ほどの北岳山荘の女性と再会
歓談しながら、いつもの美味しい水を戴いてひと休みしました♪
2024年06月16日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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御池の隣には”白根御池小屋”。ここで先ほどの北岳山荘の女性と再会
歓談しながら、いつもの美味しい水を戴いてひと休みしました♪
白根御池小屋から少し下ったところの崩れ沢で登山道の整備をされていました
道を整備している方々がいるお蔭で私のような一般ハイカーが難なく歩くことができます。本当に感謝しかありません
こうして開山の準備も進んでいます。いよいよ北岳のシーズンが始まりますね♪
2024年06月16日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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白根御池小屋から少し下ったところの崩れ沢で登山道の整備をされていました
道を整備している方々がいるお蔭で私のような一般ハイカーが難なく歩くことができます。本当に感謝しかありません
こうして開山の準備も進んでいます。いよいよ北岳のシーズンが始まりますね♪
白根御池小屋から約1時間20分、旧広河原山荘に到着
まだ解体されずに残っていました。これで登山道は終了です
2024年06月16日 14:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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白根御池小屋から約1時間20分、旧広河原山荘に到着
まだ解体されずに残っていました。これで登山道は終了です
広河原橋を渡ったいつものビューポイントより望む北岳
今年も池山吊尾根からバス開通前の静かな北岳をぐるっと回れて楽しかったです。無事に歩けたことに感謝☆
2024年06月16日 15:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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広河原橋を渡ったいつものビューポイントより望む北岳
今年も池山吊尾根からバス開通前の静かな北岳をぐるっと回れて楽しかったです。無事に歩けたことに感謝☆
最後にアップで。山頂のガスも取れてよく見えています
今日の朝、あの稜線上を歩いていたのかと思うと非常に感慨深いものが…
ありがとう、バス開通前の貸切北岳。また来年もきます!
2024年06月16日 15:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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最後にアップで。山頂のガスも取れてよく見えています
今日の朝、あの稜線上を歩いていたのかと思うと非常に感慨深いものが…
ありがとう、バス開通前の貸切北岳。また来年もきます!
あの先に見えるのが広河原インフォメーションセンター
ここから夜叉神の駐車場まで約15km、当然バスはないので左の林道「県営林道南アルプス線」を歩いて帰ります
2024年06月16日 15:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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あの先に見えるのが広河原インフォメーションセンター
ここから夜叉神の駐車場まで約15km、当然バスはないので左の林道「県営林道南アルプス線」を歩いて帰ります
帰る前に広河原山荘に立ち寄ってみました
あの建物の裏手にある給水所は使えたので、少し給水させていただきました
2024年06月16日 15:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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帰る前に広河原山荘に立ち寄ってみました
あの建物の裏手にある給水所は使えたので、少し給水させていただきました
林道の道中、鳳凰側にはいくつもの沢があります。こちらは”白井沢”(しれい沢)
2024年06月16日 15:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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林道の道中、鳳凰側にはいくつもの沢があります。こちらは”白井沢”(しれい沢)
こちらが”深沢下降点”。あの先に見える”深沢”のバス停が目印
左のところから入るみたいです。この下にも踏み跡が見えました
昔はここから野呂川へ下降し、そのまま野呂川から池山吊尾根の下端に取り付いたようです(こりゃ大変そうだな…)
2024年06月16日 16:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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こちらが”深沢下降点”。あの先に見える”深沢”のバス停が目印
左のところから入るみたいです。この下にも踏み跡が見えました
昔はここから野呂川へ下降し、そのまま野呂川から池山吊尾根の下端に取り付いたようです(こりゃ大変そうだな…)
ここが鷲ノ住山の入口。昨日の早朝、ここを右に入って野呂川へ急降下し、池山吊尾根を経て山頂へ。グルっと一周して戻ってきました
2024年06月16日 17:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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ここが鷲ノ住山の入口。昨日の早朝、ここを右に入って野呂川へ急降下し、池山吊尾根を経て山頂へ。グルっと一周して戻ってきました
そして広河原から歩くこと約3時間半、夜叉神の駐車場に無事帰還
昨年は体力の低下で約4時間10分もかかっていたが、今回はコロナ禍前の元気だったころとほぼ同じタイムで歩けた
体力の回復と軽量化でまだまだかつてのペースで歩けることを実感できて非常に嬉しかった
2024年06月16日 18:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そして広河原から歩くこと約3時間半、夜叉神の駐車場に無事帰還
昨年は体力の低下で約4時間10分もかかっていたが、今回はコロナ禍前の元気だったころとほぼ同じタイムで歩けた
体力の回復と軽量化でまだまだかつてのペースで歩けることを実感できて非常に嬉しかった
最後はいつものプリやんで〆。今年もバス開通前の静かな北岳をじっくり楽しめて本当によかった♪
また来年も、その先もずっと続けていこうと思います☆
2024年06月16日 18:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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最後はいつものプリやんで〆。今年もバス開通前の静かな北岳をじっくり楽しめて本当によかった♪
また来年も、その先もずっと続けていこうと思います☆
”湯めみの丘”で入浴を済ませて、中央道の談合坂SAで食事にしました
こちらは”甲州味噌かつ丼 Ver2”。あの上に乗っている”からしマヨネーズ”がかなりウマい♪
まぁ超ハイカロリーだけど、今回はしっかり歩いたのでOKかなと…(^^)/
2024年06月16日 22:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/16 22:28
”湯めみの丘”で入浴を済ませて、中央道の談合坂SAで食事にしました
こちらは”甲州味噌かつ丼 Ver2”。あの上に乗っている”からしマヨネーズ”がかなりウマい♪
まぁ超ハイカロリーだけど、今回はしっかり歩いたのでOKかなと…(^^)/

感想

 
今年もバス開通前の静かな北岳へ。
北岳登山伝統の池山吊尾根クラシックルートから、私の大本命である北岳をひとり静かに歩いてきました。

この山行は今回で9回目、コロナ禍の影響で2020年から2022年までの3年間は途切れていましたが、その前の2013年から2019年まで7年連続で続けてきた数ある私の年次山行の中でも最も楽しみに、そして大切にしている山旅です。

バス運行前の北岳へ夜叉神からオール歩で臨む今回の山行ですが、昨年4年ぶりに再開したものの、コロナ禍のブランクによる体力低下の影響で以前のようなペースで歩くことができずクタクタ状態。この上ないほどのキツイ山行となってしまいました。
しかし今回は長大な池山吊尾根ルートの登りも含めて以前とほぼ同じようなペースで歩くことができ、正直、嬉しさと同時に少し驚いているところもあります。
最近の山行でかつての体力とペースが少しずつ戻っている感じはあったのですが、今回の山行は衣食住含めて全て下から担ぎ上げることになり、全て自分持ちの完全なる自己責任での登山になります。
行程が厳しい上に重荷でもあるので、このキツさを知っている者としてそう甘くはないと思っていました。

しかし実際にやってみると、かつてのペースに近い状態で歩けたことで自信にもなりましたが、この要因として考えられるのは、まず第一に5月の奥穂テン泊山行など適度な頻度で山に通えていること。
さらに最近体重が2〜3kg絞れたこと(しかしこの副作用でジムでの最大挙上重量はかなり落ちてしまった。要するに瞬発系から持久力系の山向きの体になってきたこと)。
そしてやはり大きかったと思うのは−3kgの軽量化でしょう。たかだか3kgとはいっても、行程が長く厳しくなるとその差は大きく出てきます。
これは実際にやってみるとよく分かるもので、最近は本気で軽量化を考えているところです。
先月の皇海山や今回の北岳山頂から暫くご一緒したお二人もそうでしたが、山で出会った方と山談義する中で軽量化のお話しを聞くと、もの凄く聞き入ってしまい、またその話の中で自身の加齢による体力低下も軽量化によってある程度は補えることが分かり、そこに希望が持てることで非常にやる気が湧いてくるものです。
要するに「まだやり方次第で厳しめの山行やテント泊山行も楽しめる」。
そんな明るい気持ちにもなれましたし、自信も取り戻せたような気もします。
今後はさらに軽量化を進めていき、今の軽量化の常識ではテン泊装備でも「水と食料を除けば5kg以下が目標」とのことなので、その辺を目指していきたいところです。(しかしその為には、軽量装備に一式丸々買い替える必要がありますが…(^^;)

それと、今回は肩ノ小屋で5年ぶりにおやっさん(先代のご主人)に再会できました。
昨年、バス開通前のこの時期としては4年ぶりに肩ノ小屋を訪れた際に、後を継がれた息子さんから「もう歳なので引退しました」とお聞きしていたので、ご本人を見た時は正直ビックリでした。
しかし、5年ぶりにお会いするとナントナント、私のことを覚えていてくれました。多くの登山者が訪れる人気の山小屋の小屋番さんがまさかのですよ。
これはやはり毎年バスのないこの時期にここまで来る”好きモノのおっさん”の印象で記憶に残っていたところでしょうか。
まぁ、何れにしても私としては超感動でメチャクチャ嬉しかったです。
そして何より今年はおやっさんの体調が良いから上がって来られたとのことで、それが一番良いことだったと思います。
これからもまだまだ続けてほしいですし、私はもちろん来年も行きますからまた元気なお姿でお会い出来ればと思います。

そんなことで今年もバス開通前の静かな北岳を心ゆくまで楽しめました。
さらにかつてのペースで歩いて体力を取り戻した実感が得られ、数少ない登山者と会話を楽しみながら、肩ノ小屋ではおやっさんと感動の再会も果たせて、今回は自分にとって最高の山旅だったと思いました。
キタダケソウを始め、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウ、さらに城峰ではイワカガミ、八本歯の頭ではキバナシャクナゲなど、いつものお花達に逢えたこと、みんな変わらぬ姿で元気に咲いていたことも嬉しかったです。バスに頼らず夜叉神からここまで歩いてきた価値を実感できる、そんな瞬間でもありました。

オール歩で行く北岳は厳しさもありますが、その分感動も大きく、改めて素晴らしい山旅であると感じました。
来年もその先も変わらぬ想いでこのルートに通い続けていきたいと思います。
やっぱり素晴らしかった北岳!感動をありがとう☆
 

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コメント

lifter175さん おはようございます

あの山という事前告知に気持ちは沸き立っておりました
苦行と蒼天の北岳に花を愛でに行かれるのだと思いながら🥰

北岳は白い花がよく似合いますね!

そして素晴らしいことが沢山
山小屋の先輩に力を貰え自らの思考と力も発揮出来るなんて✨
2024/6/19 7:43
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1
まあさん、こんばんは。
コメントありがとうございます

今年も静かな北岳を満喫したくてこの時期にいってきましたが、例年とはひと味違った喜びがあり、独り歩きも良いけどやっぱり出会いも良いものだなと思った次第です。

温暖化の影響か、白いお花も最盛期は過ぎていましたが、それ以外のいつもの面々も含めて楽しめました。人との出会いもそうですが、やはり開山前のこの時期に歩いて行く価値がありますね。
今週末にはバスも開通しますので、ぜひぜひ北岳へ。
肩ノ小屋もオシャレになったので小屋泊でもお勧めですshine
2024/6/19 22:45
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1
lifter175さん

本日もご安全に!
やはりキタダケソウは、なんど見てもス・テ・キやんですね☺️

夜叉神峠から入山されるのも凄いですが、9回目というのも凄いですね。
なかなかマネできないので、このようなレコはじっくりと拝見してしまいます(@_@;)ベンキョウニナル
ありがとうございました。
2024/6/19 7:44
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2
てんじんやまさん、こんばんは。
コメントいただきありがとうございます。

今年のキタダケソウは既に萎れた個体も多めで、正直終盤の印象もありましたが、それでもオール歩で皆さんが来る前に見に行くと、また違った意味で良く見えてしまいます。
それと、そもそもこの山自体が大好きなので、わざわざバスのない時期に登りに行くのですが、逆にそんな山に出会えたことが、ハイカーとしての幸せなんだと思っています。今回はご訪問いただきありがとうございました。
2024/6/19 22:59
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