表銀座縦走が風雨で、燕山荘から常念岳へ

2015年08月31日(月) ~ 2015年09月03日(木)

• GPS: 80:00
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,187m
• 下り: 2,387m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:40

7:50 中房温泉登山口
8:30 第１ベンチ
10:00 10:10 第３ベンチ
10:40 10:50 富士見ベンチ
11:30 12:00 合戦小屋
13:30 燕山荘

2日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 4:00
• 合計: 8:10

6:10 燕山荘
7:00 蛙岩
7:20 大下りの頭
9:00 小林喜作レリーフ
9:10 槍、常念分岐
9:40 13:30 大天荘
13:50 14:00 大天井岳
14:20 大天荘

3日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:20

8:40 大天荘
12:00 13:00 常念小屋
14:30 14:50 常念岳
16:00 常念小屋

4日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:10

6:40 常念小屋
7:30 最終水場
8:30 笠原沢
9:10 9:20 烏帽子沢
10:30 山ノ神
10:40 一ノ沢登山口
10:50 ゴール地点

天候

8/31、9/1　雨　
9/2、9/3　雨時々晴れの不安定なお天気

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

松本市で前泊
翌日ガイド車にて穂高駐車場へ、タクシーに乗り換え中房登山口へ
下山日　一ノ沢登山口までタクシー依頼。

その他周辺情報

立ち寄り湯　穂高温泉郷　町営しゃくなげ荘
※山岳ガイド　福田浩道さん
http://www.go.tvm.ne.jp/~fhiro216/index.html

写真

8/31 7:49

8/31　中房登山口出発

8/31 9:11

燕山荘　荷揚げ用ケーブル

8/31 9:26

オオカメノキが赤い実を付けています

8/31 9:46

キノコも一杯〜

8/31 9:52

以前、福田ガイドが作った丸太階段だそうです

8/31 10:25

タケシマランの赤い実

8/31 10:50

8/31 11:27

合戦小屋に到着　ここでかき揚げうどんを頂きました

8/31 11:27

カカナマドも赤い実を付けています

8/31 12:01

8/31 12:06

名残のイチヤクソウ

8/31 12:12

オヤマリンドウ

8/31 12:26

合戦尾根の急登を一歩ずつ進んで行く

8/31 12:45

シラビソ

8/31 12:50

ミヤマホツツジ

8/31 12:54

もうすぐ葉っぱも色づいていくでしょう〜

8/31 12:54

ハクサンボウフウ

8/31 13:12

もうすぐ山荘です

8/31 13:14

トリカブト

8/31 13:15

カンチコウゾリナ

8/31 13:16

トリカブト群生

8/31 13:17

オオヒョウタンボクが赤い実を付けています

8/31 13:19

ミヤマハハコ

8/31 13:20

山荘直下のお花畑

8/31 13:20

ミヤマコゴメグサ

8/31 13:22

秋の代表的なお花　ウメバチソウ

8/31 13:25

一瞬だけ山頂が見えましたが、再びガスの中に消えました

8/31 13:26

燕山荘に到着

9/1 6:03

山男さんのお出迎え

9/1 6:12

9/1　槍ヶ岳方面、表銀座コースに向かいますが、お天気次第でコース変更もありとの事です

9/1 6:14

名残のコマクサ

9/1 6:26

ガスガスの中、時々突風を受けながら進みます

9/1 6:41

まもなく蛙岩(げえろいわ)と呼ばれる岩場に到着
形が蛙に似ている所から付けられたそうです

9/1 6:56

岩の間をすり抜け

9/1 6:57

目の前に蛙岩(げえろいわ)が現れました

9/1 7:10

振り向いて蛙岩を見る

9/1 7:16

有明山(別名信濃富士)

9/1 7:18

ミヤマコゴメグサ

9/1 7:21

少しはガスが取れましたが、まだ展望はありません

9/1 7:21

秋のお花　トウヤクリンドウ

9/1 7:23

大下りまで来ました

9/1 7:25

自然の唐松

9/1 7:36

9/1 7:37

ミヤマアキノキリンソウ

9/1 7:38

9/1 8:17

このあたり一面コマクサの群生地でシーズン中はピンク色に染まっているそうです

9/1 8:21

名残のコマクサ　ほとんど終わっていました

9/1 8:57

切通岩

9/1 8:58

鎖場、梯子に注意しながら通過

9/1 9:00

喜作新道を開いた小林喜作さんのレリーフ
猟師だそうです

9/1 9:00

9/1 9:07

明日の予報次第で槍ヶ岳に行かない可能性があるので、ヒュッテ西岳に行かず、大天荘に向かいます。

9/1 9:07

9/1 9:23

若者グループも大天荘に向かいます。皆雨でびしょ濡れです

9/1 9:42

大天荘に到着　皆雨でびしょ濡れになりました。

9/1 13:44

暫く休憩後、雨も上がったので大天井岳に向います
大天井岳山頂　標高2922m

9/1 13:51

トウヤクリンドウは今が盛りです

9/1 13:58

チングルマの花後、滴が付いて綺麗です〜

9/1 14:10

タカネツメグサ

9/1 14:13

9/1 19:36

夕食後、20時からゆったりクラシック音楽を聴きながらコーヒー、ワインタイムを楽しむ

9/2 8:45

9/2　早朝の天気が良くないので9時過ぎにコース変更して支配人のお見送りを受けて常念岳に向う

9/2 8:45

9/2 8:48

振り返って大天荘　とても居心地の良い小屋でした

9/2 9:01

オヤマソバ

9/2 9:04

9/2 9:05

9/2 9:21

ライチョウ一家がお出迎え

9/2 9:36

稜線歩きの醍醐味ですね

9/2 9:39

山小屋跡

9/2 9:40

ガンコウラン

9/2 9:48

9/2 9:48

穂高の稜線が見えてきました

9/2 10:07

9/2 10:17

ホシガラスの食事後

9/2 10:33

北穂高あたりが見えてきました

9/2 10:43

そしてやっと槍の穂先が見えます

9/2 10:49

段々とくっきり見えてきました。
お天気が良かったら今頃は・・・なんてね

9/2 10:54

9/2 11:20

常念小屋と常念岳が目の前に現れます

9/2 11:32

ヘリの荷卸しです

9/2 11:56

9/2 12:00

常念乗越からの槍・穂高

9/2 12:04

常念小屋に到着　
悪天候で泊り客も少なく、この日は静かな小屋でした

9/2 12:59

少し休憩をして空荷で常念岳に登ります

9/2 13:26

あんなに下に小屋が

9/2 14:11

名残のミヤマダイコンソウ

9/2 14:15

八合目あたり

9/2 14:34

常念岳山頂標高2857m

9/2 14:32

穂高の山並み

9/2 14:46

9/2 15:10

ピカッと光っているのが北穂高山荘です

9/3 6:42

9/3　常念小屋を出発

9/3 6:44

乗越はガスガスで常念岳はガスの中

9/3 7:27

9/3 7:28

水場を通過　前日までの雨で水量は多い

9/3 7:40

9/3 7:54

胸突き八丁には去年はなかった階段が出来ていました

9/3 7:58

お花畑

9/3 7:58

若者グループがびしょ濡れになって登ってきます。
頑張ってね〜

9/3 8:26

笠原沢

9/3 8:27

水がどんどん流れてきます

9/3 8:27

何度か丸太橋を通過

9/3 9:06

カラマツソウ

9/3 9:14

エボシ沢

9/3 9:36

キノコもあちこちに

9/3 9:39

大滝通過

9/3 9:41

9/3 9:43

かなり水量は多いが、雪解時より少ないそうです

9/3 9:46

苔も瑞々しい

9/3 10:20

古池

9/3 10:31

山の神に無事下山の御礼をする

9/3 10:40

白いキノコ

9/3 10:44

ツリフネソウ

9/3 10:45

一ノ沢登山口に下山

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

TG-625 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mum

秋雨前線の影響で前泊した松本市は一日中雨だった。
8/31　お天気の回復を祈ってガイドの福田さんの車を待つが、中房登山口まで来るとやはり雨となった。
(登山口と下山口が違うので今回は車回送サービスを受けて途中でタクシーに乗り換え、中房登山口に到着)
雨足がひどくなり、止みそうにない。第一ベンチ、第二ベンチと順調に進み、合戦小屋に到着。ここで温かいかき揚げうどんで昼食をとる。
暖かい食事は元気が出ます。
又、ルート上に沢山の小屋があるので、昼食は小屋で摂れば良いので楽チンです。
北アルプス三大急登と言われる合戦尾根も無事に越して燕山荘に到着。
ガスガスで一瞬だけ山頂が見えたが、再びガスの中に消えていきました・・
皆さん、雨・汗でグチョグチョになり乾燥室で乾かすのに必死!!
夕食までにビールで🍻
夕食はハンバーグでした。この時、まさかその後の小屋で三泊ともハンバーグになるとは思っていなかった(笑)
9/1今朝も雨だった・・・6時過ぎに表銀座コースで槍ヶ岳方面に向かう
容赦なく雨・風で時折体を持って行かれそうになるが踏ん張る
展望はなし。。2年前このルートを歩きたくて燕山荘まで来て、同じように雨・風・雷で引き返したが、その時の事が蘇る
お天気は回復する気配がなく、予定のヒュッテ西岳まで行くと槍ヶ岳に行くしかないので福田さんの判断で大天荘に宿泊する事になりました。
大天荘はとても綺麗な小屋で、トイレも綺麗で掃除の行き届いた小屋でした。お昼のランチはオシャレなインディアンカレーでナン付のキーマカレー。夕食はまたハンバーグでしたが。。(笑)
到着後雨・風が強まり、ここにして良かった〜と思えるお天気でした。
夕食後、20時からランプが灯された談話室でコーヒー・ワインタイムです。夜中、小屋が揺れるくらいの突風で目が覚め、結局翌朝出発が9時頃で、小屋滞在24時間となりました(笑)
9/2　9時過ぎに出発、小雨の中常念小屋目指して出発
途中で雨具の上を脱ぎ、東天井岳、横通岳あたりから穂高の山並みや、槍の穂先も見え、今頃槍の穂先に立ってただろうねぇ〜と言いながら素晴らしい展望を堪能しました。
常念小屋に到着。少し休憩して常念岳に向う。
槍・穂高の山並みがくっきりと見え、大展望です。
9/3　7時前に小屋を出発　一ノ沢ルートで下山です。
途中の笠原沢や大滝あたりの水量も多く、水の勢いがすごかったです。
こうして無事一ノ沢に下山、予定のコースは歩けなかったけど、的確な判断のガイドさんと楽しい同行者にも励まされ、楽しい4日間でした。
いつかきっとリベンジを・・・出来るかなぁ〜・・・(-_-;)