奥穂南陵 ジャンダルム 天狗沢

2024年08月16日(金) ~ 2024年08月17日(土)

• GPS: 12:38
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,405m
• 下り: 2,070m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:35
• 休憩: 0:06
• 合計: 0:41

14:47 岳沢小屋
15:07 15:13 南稜取り付き
15:28 岳沢小屋

2日目

• 山行: 8:57
• 休憩: 2:43
• 合計: 11:40

4:30 岳沢小屋
5:07 5:08 南稜取り付き
5:36 5:43 ルンゼ分岐
7:41 7:42 モノリス
7:45 8:05 トリコニーＩ峰
8:13 8:21 トリコニー2峰
9:32 南稜の頭
9:44 9:55 穂高岳
10:13 10:20 馬の背
10:28 10:35 ロバの耳
10:42 11:12 ジャンダルム
12:09 12:21 天狗のコル
13:47 14:30 岳沢小屋
15:13 15:15 見晴台
15:19 15:31 岳沢風穴
15:54 15:56 岳沢湿原・岳沢登山口
16:06 日本山岳会上高地山岳研究所
16:10 河童橋

天候

晴れのち曇り

コース状況／危険箇所等

前日の移動日に下見し、雪渓は崩れつつあるが歩ける状態を確認。
岸壁は染み出しで一部濡れていた。

その他周辺情報

金曜日(平日)で台風の影響からか岳沢小屋の直前予約が取れた。

写真

8/16 14:13

ちょっと予備多めの装備。
沢用のハーケンとハンマーも持参。
1箇所だけ登攀ありなのでロープは50mと30m(写真には入れ忘れ)を分担。

8/16 15:04

雪渓視察。左岸側雪渓は崩落していました。
右岸側も一部ブリッジ状になっています。

8/16 16:08

関東では台風上陸、こちらは安定しており曇りのち晴れといったところ。

8/17 5:01

取りつきあたりの雪渓は崩れ始めていました。

8/17 5:01

中央ルンゼを詰めあげます。

8/17 5:10

8/17 5:17

日の出です。

8/17 6:50

三俣から中央スラブを登る。
緩傾斜スラブを登ると滑ったトラバースがありロープを出す。核心にハーケンあり。
写真は35m登攀ルート2ピッチ目。30mロープにて2ピッチで登る。

8/17 7:16

晴天無風です。

8/17 7:16

8/17 7:44

モノリス

8/17 7:46

コツコツ登っていきました。

8/17 7:49

クラックチムニー内に入り左側から上部に抜けます。
最初クラック奥右にある出口からクライミング可能なフェイスに出てしまう。ハーケンが打ってありビレイするなら奥右から登攀もありか。

8/17 8:05

稜線歩きを続けます。

8/17 8:05

トリコニー頂上部

8/17 8:13

8/17 8:36

良い天気な雲海風景。

8/17 8:57

そそり立つ稜線

8/17 9:27

釣り尾根が間近です。
疲労困憊。。。

8/17 9:32

合流ポイントにある道標

8/17 9:34

奥穂高岳山頂に向けて歩き続けます。

8/17 9:34

8/17 9:37

雷鳥の親子連れ😍

8/19 1:35

動画からスクショ😍

8/17 9:48

初奥穂です！！

8/17 9:56

雲海に聳えるジャンダルム。
中々の難所です。

8/17 10:06

初ウマノセです。
普通に危険だと思います。
ここですれ違いとかないわー

8/17 10:09

8/17 10:09

8/17 10:14

ロバの耳ですかね。
足がビキビキなので、頂上部までいかず途中で巻くルートで良かった。

8/17 10:43

直登ルートでジャンダルム。
クライミングって程ではないのですが、ノービレイで登る場合一箇所だけハーケンにヌンチャクA0すると安心です。

8/17 10:47

後は天狗沢目指して歩き続けます。
乳酸溜まりまくりで足が重い。。。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

arrows We F-51B docomo FCNT

感想

エイジ

バリエーションルートの奥穂南陵へ。
関東には台風7号上陸のなか上高地に移動し、初日に岳沢小屋まで移動。初日は山小屋が空いていたので素泊まり予約。
ただし台風の影響で雨が降りルートが滝になっているようなら1日延泊する覚悟でテント諸々も持参しておりザックがクソ重たい。
初日に雪渓の様子を確認し大丈夫そう。
登山当日は朝少し出遅れましたが後は順調。
ルーファイミスしなければ殆どロープ無しルートの中、三俣から中央ルンゼのスラブ帯から奥壁クライミング35mを選択。達成感あり。
後はトリコニー直登の短いけどいやらしい登りにロープ出しました。
懸垂下降してもいいけど、巻いてクライムダウンな場所が2箇所程あり。
今回は同行者がブッシュ帯ルートの方を一度行った事があり比較的ミス無く登れたが、初南陵の場合はルートミスによるプチ登攀や懸垂下降が発生しますので、行かれる方は注意して下さい。
後は南陵の頭まで延々とのぼり奥穂、ウマノセ、ジャンダルムと一般縦走ルートを経て、天狗沢を下り岳沢小屋へ戻ります。
天狗沢のザレ場下りは最悪な不安定ルートで、疲れた足に堪えました。
結局ロープは30mで問題なく、50mは必要ありませんでした。