摩耶山
- GPS
- 09:52
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,051m
コースタイム
天候 | 晴れ、一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
関川登山口からの登り道では特に気になる事はありませんでした。 倉沢登山口への下り道は多くの人の指摘どおり急下りが長く続く印象でした。 下り道が石ころや砂利で滑り易い事もあり一歩一歩気を付けて下る必要があります。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
腕カバー
靴下
手袋
雨具
帽子
靴
ザック
食料
行動食
非常食
敷シート
計画書
ヘッドランプ
バッテリー
筆記具
ファーストエイドキット
保険証
GPS付スマホ(2台)
スマートウォッチ
タオル
テント
寝袋
ストック
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感想
今回は摩耶山から朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰を縦走する旅を計画しました。
7年前に東北山旅をした時に朝日、飯豊、吾妻は縦走経験済みでした。
その際に青森から福島まで全て歩き通す計画でしたが朝日と飯豊では予定時間どおり歩く事ができず下山後の宿まで移動距離約10kmほどは車で移動しました。
また朝日連峰の直ぐ近くに日本三百名山・摩耶山がある事もその時に知り今回は車を利用せず摩耶山も含めて登山の旅を計画しました。
一日目(8月16日)は実家・青森市から山形新潟県境の鼠ヶ関まで電車で移動後、鼠ヶ関から関川しな織りセンターまで徒歩移動し駐車場片隅でテント野宿しました。
二日目(8月17日)は関川登山口から摩耶山を登った後に倉沢登山口に下りて朝日連峰の泡滝登山口に徒歩移動途中で大量のアブの襲撃に出会いました。
相当長時間アブの襲撃に耐え続けたのですが東大鳥ダム近くの東大鳥川で飲み水を補給した後にアブの纏わり付きに辟易して被っていた帽子を振り回してアブを振り払おうとしました。
その時、帽子のツバに掛けて置いたメガネの存在を完全に失念していました。
帽子を振り回した勢いでメガネもふっ飛んでしまいました。
10分ほど懸命にメガネ探しをしましたがどうしても見つけられませんでした。
それでも未だ登山旅行自体は諦めきれず泡滝登山口に向かいました。
しかしその後も続くアブの纏わり付きと襲撃にホトホト嫌気が差しました。
泡滝登山口の4kmほど手前まで歩きその日は結局道端でテント野宿しました。
野宿しながら今後の旅を冷静に考えた末に矢張りメガネ紛失の影響は大きく登山の安全に支障を来し兼ねない事と今後もアブの纏わり付きが続くと登山に集中できない事も危険要素と判断して登山旅中止を決断しました。
摩耶山の関川登山口からの登り道では特に問題などはありませんでした。
但し3泊4日+その後の予備食などでザック重量は15kg以上になっています。
重いザックを背負っての登り道でしかも朝から気温上昇中のため発汗が止みません。
途中に現れた水場「うがい清水」は活力を頂戴する水でした。
関川登山口から山頂までは約2時間で順調に登りました。
山頂では25分軽食休憩をとりましたが日陰がないため発汗が続きました。
山頂から倉沢登山口への下り道が大変でした。
事前に急下りが続く事は知っていましたが正に事前情報どおりでした。
登山地図で見る以上に急斜面の下りが続く印象です。
また下り道には石ころや砂利が多いため滑らない様慎重にならざるを得ません。
ただしロープ等がありますので慎重に下れば何とか大丈夫という感じです。
私の場合は重いザックが上り道以上に負担に感じました。
下りの場合はバランス崩しや勢いがついた時は重量ザックが負荷を大きくします。
実際にロープ場の通過でバランスを崩しザックが更に身体を揺らして転びました。
一歩間違えると滑落の危険もありヒヤリとしました。
下山時に2回道迷いをしました。
一回目は水月(中道)分岐で間違いました。
分岐に差し掛かる10分ほど前から急に雨が降り出しました。
分岐に差し掛かって「中道」に向かう矢印が現れて戸惑いました。
中道の意味が分からずスマホを取り出して地図を確認しようとしました。
ところがスマホが雨に濡れてタッチ操作が一切機能しない状態でした。
中道への矢印の意味を懸命に考えましたが全く思い当たらず、仕方なく矢印どおり進む事を決断しました。
中道から急下りを10分ほど進み谷筋を横断する様なルートになった時に初めてこの道が倉沢から2つに分岐するルートのもう一方のルートだと気付きました。
このルートは摩耶山に登る上級者向けのルートだと気付きガックリ落胆しました。
幾ら落胆しても戻る以外の選択肢は無く重いザックと足を引きずり引き返しました。
二回目の道迷いは倉沢登山口からの林道道でした。
スマホアプリ「スーパー地形」の地理院地図に従い林道を歩きましたがどうも変です。
本来は二股に分かれて左に進む分岐場所が見当たりません。
林道を二度往復して見落としが無いか探しても道らしい場所は有りません。
結局登山口に引き返して道路標識を探しても見当たらなかったのですが地図には無い道を発見し藁にも縋る思いでその道を辿ると最終的に本来の道に合流しました。
二回目の道間違いは明らかに地理院地図の道の誤表記だと思われます。
私は自転車旅行や登山旅行で水濡れしたスマホのタッチ操作不能を過去に何度も経験しました。
スマホの水濡れ防止方法を何種類か試しましたが決定版は見つかりませんでした。
その後の旅で雨天時にスマホで道確認が是非必要な場面はほぼありませんでした。
今回は久しぶりにスマホ地図に頼り切りで代替手段がない事の危険を感じました。
倉沢登山口後の林道についても「山と高原地図」には正確に記載されています。
色々と反省させられた登山旅になりました。
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