唐松岳
- GPS
- 09:36
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 958m
- 下り
- 959m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:35
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東海道新幹線のぞみ70号で新大阪から名古屋へ、特急しなの3号で松本まで、特急あずさ5号でJR大糸線白馬へ。白馬駅から八方バスターミナルまでアルピコバスで行き、徒歩で八方ゴンドラ駅まで。 ゴンドラとリフト2本を乗り継いで八方池山荘へ行き、前泊。 八方尾根のゴンドラ・リフト料金は往復3,300円で3日間有効です。 <帰路> 翌日、栂池自然園を散策した後、シャトルバスで栂池から白馬駅へ、白馬からあずさ46号で松本へ、しなの20号で名古屋へ、のぞみ79号で新大阪へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
出発点の八方池山荘から第二ケルン手前のトイレの有る所までは稜線道とトラバース道があります。 トラバース道は距離は少し長いが木道部分が多く、良く整備されて歩き易いです。 主稜線の手前、唐松岳頂上山荘の北側のピークを越える部分は高度感のある岩場で滑落注意です。 以前はこのピークは踏まず、急斜面をトラバースして頂上山荘前広場の南側に出ていましたが、今は通行止めの様でした。落石の危険が大きいからだと思います。 また、出発点から扇雪渓付近まで蛇紋岩で滑りやすいので、雨の日は特に要注意です。 |
その他周辺情報 | 八方尾根の麓には日帰り温泉施設が数ヵ所あります。バスターミナルの前、八方の湯が一番便利でしょうか。後泊した「ホテル・ヴァイサーホフ八平」の内湯も温泉でした。アルカリ泉で肌がヌルヌルしました。 |
写真
感想
久しぶりに後立山連峰の唐松岳に登って来ました。
46年ぶり2回目です。八方池山荘に前泊し、下山後は八方に後泊するという贅沢な山旅でした。
東京と大津に住む友人との5人のパーティですが、1名は膝の調子が悪く、八方池までとしましたので、4人で登頂しました。
雲がやや多い天候で出発時は白馬三山には雲がかかっていましたが、徐々に晴れてきて、朝陽を正面から浴びてコントラスの強い三山を眺めることが出来ました。
第二ケルン(標高2006m)まで上がると不帰嶮の迫力ある山容が望まれ、
そして丸山(標高2433m)まで登ると一層迫力を増してきました。
南に目を転じると五竜岳と鹿島槍ヶ岳が望まれました。
主稜線が近くなると漸く唐松岳が端正な姿を現しました。
唐松岳頂上山荘の裏山の高度感のある岩場を越えて主稜線に出ると目の前に剱岳が聳え立っていました。
更に、薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、水晶岳が望まれ、唐松岳の最後の登りで振り返ると槍ヶ岳、穂高岳までもが見え、北アルプスの主要な山の殆どを展望できました。
出発点の八方池山荘と唐松岳の標高差は900m弱ですが、標高が高く、山自体が大きいので、普段登っている標高1000〜1500mの山に比べて相当のアルバイトを強いられると感じました。
好天に恵まれたので日帰りで往復で来ましたが、天候が悪化した場合は引き返す勇気が大切だとも思いました。
今回は登山経験の浅いメンバー1人が山頂まで最後の登りを残すあたりでシャリバテになり、非常食のパンを食べて恢復したものの、下山にかかると太ももが痙攣し始めました。塩飴や水分を大量に摂取して恢復し、無事下山することが出来ました。
その為、コースタイムより大分時間がかかっています。
大変嬉しい出逢いがありました。
唐松岳山頂で八方池山荘で同宿だった山岳フォトグラファーの菊池哲男さんと、モデルとして同行されていた女優の一双麻希さんと一緒に記念撮影をさせて頂き、思い出深い登山となりました。
お二人にヤマレコに掲載する許諾を得たところ、心良く応じて頂きました。
以下は菊池さんの情報です。
八方ゴンドラの終点、うさぎ平テラスに菊池さんの写真が展示されています。迫力ある感動的な写真ですので、一見の価値があります。
又、八方の和田野には「菊池哲男山岳フォトアートギャラリー」があると教えて頂きました。興味がある方はどうぞ観覧ください。
https://azumino-artline.net/museum/kikuchi
ご友人との旧交を温める山行でしょうか?
ちょっといい感じですね。
加えて貴重な出逢いもあったようで、
お二方のことは寡聞にして存じませんでしたが、盛り上がりに花が添えられたようでなによりです。
そういえば、私が唐松に登ったときは、下る途中で白いドレスの花嫁とすれ違いました。
唖然としながらそのまま下ったため、小屋の前から山頂の挙式を見上げるだけでした。
ただ、ドレスの下からしっかり登山靴が覗いていたのはくっきり目に焼き付いています。
バラエティに富んだ本当にいい山行でしたね。
下山後の盛り上がりも(勝手に)想像してしまいました。
羨ましい。
コメントありがとうございます。
久しぶりに本格的な登山が出来ました。一緒に登ったのは勤務していた会社の友人とそのテニス仲間で、毎年1回どこかの山に登って来ました。
年に数回しか登山しないメンバーが多いので、相応に気を使いますが、気の置けない友人との山行は楽しいものです。
ご推察のとおり下山後は夕食を待ちかねて、ホテルの食堂で生🍺です。
食事の際は白馬村の地ビール、信濃ワインを楽しみました。
今回も白いウェディングドレスの女性が唐松岳頂上山荘の前に居るのを遠望しました。山荘で結婚式のイベントをやっているのかも知れませんね。
菊池哲男さんに同行していた女優の一双さんはこの8月に放映された吉田類さんの日本百低山(NHK・BS)石川県の医王山に出演されたそうです。再放送が有ればご覧になってください。
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