白峰三山
- GPS
- 12:27
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,658m
- 下り
- 3,473m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:26
天候 | 9/7 快晴 11時頃からガスが上がるも稜線より西は晴れ 9/8 快晴のちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
身延-下部温泉 \1,200 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆広河原-北岳 そこそこ整備されている 但し、登山道が狭く、渋滞が起きがち ◆北岳-北岳山荘 ザレ場多め、段差高め 転倒注意 ◆北岳山荘-間ノ岳 グッと登り、ダラダラの繰り返し ピークが遠い ◆間ノ岳-農鳥小屋 標高差400mの下り おおよそ下りきってからの小屋までの長さと最後にしれっと登りがある ◆農鳥小屋-西農鳥岳 テン場から見ると凄い登りに見えるが、250m登れば終わる ◆西農鳥岳-農鳥岳 農鳥岳の方が低いからゆるゆる下るんでしょ?からの鬼アップダウン 水晶岳とか鹿島槍ヶ岳とかの気分で行ったらアカン ◆農鳥岳-大門沢分岐 ゆるゆるのんびり歩ける至福の稜線 ◆大門沢分岐-大門沢小屋 標高差1,200mを下り2時間ちょっとで下ります??? 何を言ってるか分からないと思うが、CTではそうなので……(激下り) ◆大門沢小屋-奈良田 後はゆるゆる降りるだけだ〜と思わないことが、心を保つ方法です ちっちゃい登りかなりある |
その他周辺情報 | ◆農鳥小屋 水場:アリ 例年のところに設置してあります(熊が近くで出たようで注意喚起されました) また、天水 \200/l(煮沸推奨だが、そのままも可とのこと) 飲み物:アリ ジュース等(缶のみ、購入者持帰り) 食料:パン系が少し トイレ:アレ ◆大門沢小屋 水場:アリ ランチ:10:00-うどんとか トイレ:農鳥と変わらんです |
写真
感想
◆計画
仕事で頭がショートしそうなので、肉体もショートさせに山に行こうと決心。
ノリで白峰三山に決め、予約が取れず発狂し、オヤジの霊圧が消えた農鳥小屋までにテン泊しにいくことに。
◆1日目
草すべりに達する頃には、初めて履いてきたアルトラのローカットシューズのお陰で、ふくらはぎとアキレス腱が限界まで張り、戦意喪失。
肺も足も壊れかけのRadioになりながら、肩の小屋に着くと北岳にガスがモクモクと。
もう帰ってやる(´;ω;`)と記念に登っていくと、西風の影響で50%は晴れ続けてやがる。
ほなら歩いたりますよ。足がちぎれてもな!重装備の登山者と並走しなんとか辿り着いた。
間ノ岳(×見当違い。ガスで見えてきたのは手前の中白根山)も見えとるし、割と近そうやな。まだ歩けるやろの精神で山行を続行。
北岳山荘で、カレーを頂き登り始めると息が上がり足が進まない……
胃に血液が集中しているのではと想像し、小休憩。
中白根山の奥に見えるトンガリが間ノ岳(×2個手前の名もなきピーク)か〜頑張ろうと気張る。
中白根山のピークに着いた。その先にもピークが3つある。3つ?私には何が起きているのか理解できなかった。
心がオレタ……
そして重要なことがある。このルートにはエスケープがない。
前門の農鳥、後門の北岳。帰るにはパ、パラグライダー?
そうして私はに灼けるような日差しの中、ハウルの動く城に出てくる魔女のよう滝汗を流しながらに登ることになるのであった。
これでもかと現れた偽ピークを登りきり、間ノ岳に着いた。
よもや感動よりも安堵である。
そこからは記憶がないが、農鳥小屋を挟んだ西農鳥岳がまるで大キレットのようであった。
◆2日目
3:30に他人のアラームが鳴るが、その前に覚醒していた。
結露でビッチャビチャのフライを引っ剥がし、手ぬぐいで拭く。手がつべたい……
出発の最後の準備をしていると、小屋の中から「満天の星空よ、朝から雨なんて嘘じゃない」
予報では朝は晴れて昼から崩れるのは前々から分かっていたような?
テン場では半分以上が撤収しているので、まぁそういうことよね。
白峰三山最後の峰にワシワシ登り始めると快調カイチョー絶好調。
昨日は寝不足だったのか?スルスル標高が上がる。
地平線が橙色に変わってきた。やはり、山のこの時間が美しい。
西農鳥岳に着いてもまだ日の出まで時間はありそうなので、農鳥岳に向かう。
かなりのアップダウンがあり、中々大変。
太陽が顔を出す前になんとか農鳥岳に到着。
南には赤石がはるか遠く、北には歩いてきた道が伸びている。
コロナにならなければ繋げて歩けていたのだろうかと反芻するも実力が足りないなと再認識。
ご飯を貪りながら、日が出るまでゆっくり楽しみ、下山を開始。
大門沢小屋までの激下り、そこから下もだらだら下りながらアップダウンがちょいちょいあり、みんなが長い長いと口を揃えるのも頷ける。
後半2時間はバス間に合うためにエネルギーを振り絞りましたとさ。
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