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Yamareco

記録ID: 7261100
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

悪天候の白馬岳・不帰ノ嶮・唐松岳縦走(栂池高原から八方尾根)

2024年09月17日(火) ~ 2024年09月20日(金)
 - 拍手
たーつ その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
17:30
距離
34.5km
登り
2,717m
下り
2,698m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:33
休憩
0:27
合計
2:00
13:34
13:50
0
13:50
6
14:01
14:02
8
14:10
14:11
9
14:20
14:21
20
14:41
14:45
5
14:50
14:52
13
15:05
15:06
10
15:16
8
15:24
15:25
5
2日目
山行
6:58
休憩
1:29
合計
8:27
6:14
45
6:59
7:00
5
7:52
7:54
23
8:17
8:33
38
9:11
9:13
42
9:55
10:02
40
10:42
38
11:20
11:26
11
11:37
12:30
8
12:43
12:45
81
14:06
14
14:20
21
14:41
3日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
6:00
0
6:00
天狗山荘
4日目
山行
4:37
休憩
2:16
合計
6:53
5:44
26
6:10
20
6:30
6:39
29
7:08
7:18
16
7:34
7:43
29
9:16
9:28
11
9:39
10:36
35
11:11
11:15
8
11:23
11:26
17
11:43
11:46
11
11:57
11:59
1
12:00
6
12:06
5
12:11
21
12:32
12:37
0
12:37
クワッドリフト乗り場
天候 1日目:曇り、2日目:曇りのち雷雨(強風)、3日目:雷雨のち雨(強風)、4日目:曇りのち時々晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前泊:道の駅白馬にて車中泊
 入浴:八方の湯(850円)
自家用車:八方スキー場第2駐車場に駐車(無料)
バス:八方バスターミナルから栂池高原(530円)
ロープウェイ・ゴンドラ
 栂池ゴンドラリフト・栂池ロープウェイ(2000円)
 栂池自然園(320円)
 八方ゴンドラリフト・アルペンクワッドリフト・グラートクワッドリフト(1900円)
下山後入浴:八方の湯(850円)
後泊:なし
コース状況/
危険箇所等
9/18大雨のため、白馬鑓温泉から猿倉間で橋流出、土石流複数発生。
9/18、19、20は強風で、特に天狗尾根は遮蔽物がなく、ザックカバーの留め具が外れて暴れたり、歩くのが難しい時があった。
9/18午後から夜間、及び9/19朝は強風に加えて激しい雷雨。雷雨の中を出発したツアー一行もいたが、雷や強風の稜線を歩くのは危険と感じた。
1日目は八方バスターミナルでtate-akiさんと合流し、バスで栂池高原へ。まずはゴンドラリフトで20分登ります。
2024年09月17日 13:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 13:06
1日目は八方バスターミナルでtate-akiさんと合流し、バスで栂池高原へ。まずはゴンドラリフトで20分登ります。
次にロープウェイに乗り換えて栂池平まで登ります。
2024年09月17日 13:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 13:09
次にロープウェイに乗り換えて栂池平まで登ります。
ロープウェイの自然園駅からほど近い栂池ヒュッテが初日の宿です。空いていたので4人部屋の和室に1人で泊まりました。ここにはお風呂もあります。
2024年09月17日 13:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 13:33
ロープウェイの自然園駅からほど近い栂池ヒュッテが初日の宿です。空いていたので4人部屋の和室に1人で泊まりました。ここにはお風呂もあります。
すぐそばに栂池自然園があるので、荷物を置いた後、ハイキングに行きました。栂池ビジターセンターからスタートです。
2024年09月17日 13:52撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 13:52
すぐそばに栂池自然園があるので、荷物を置いた後、ハイキングに行きました。栂池ビジターセンターからスタートです。
まずはミズバショウ湿原です。とはいえ、もう秋なのでミズバショウはお化けみたいに巨大だし、他の背の高い植物に覆われていました。ナナカマドの実も赤く色づいていました。
2024年09月17日 13:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 13:59
まずはミズバショウ湿原です。とはいえ、もう秋なのでミズバショウはお化けみたいに巨大だし、他の背の高い植物に覆われていました。ナナカマドの実も赤く色づいていました。
湿原の縁の方は乾燥化が進み、笹に覆われているところもあります。笹がないところは草原のようです。
2024年09月17日 14:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:08
湿原の縁の方は乾燥化が進み、笹に覆われているところもあります。笹がないところは草原のようです。
トリカブトが咲いていますが、もう種もできていました。
2024年09月17日 14:21撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:21
トリカブトが咲いていますが、もう種もできていました。
樹林帯ではゴゼンタチバナが真っ赤な実を付けていました。
2024年09月17日 14:24撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:24
樹林帯ではゴゼンタチバナが真っ赤な実を付けていました。
銀命水。ここで湧いているわけではなく、どこか上流で湧いた水が流れてきているので、煮沸か濾過した方が良いでしょうね。
2024年09月17日 14:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:26
銀命水。ここで湧いているわけではなく、どこか上流で湧いた水が流れてきているので、煮沸か濾過した方が良いでしょうね。
モウセン池。色々な種類のトンボがいました。
2024年09月17日 14:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:31
モウセン池。色々な種類のトンボがいました。
リンドウはもう枯れているものがほとんどでしたが、一部まだ咲いている花がありました。
2024年09月17日 14:32撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:32
リンドウはもう枯れているものがほとんどでしたが、一部まだ咲いている花がありました。
ゴマナみたいです。
2024年09月17日 14:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:35
ゴマナみたいです。
チングルマの種ももう元気がなく、落ちてしまいそうです。
2024年09月17日 14:38撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:38
チングルマの種ももう元気がなく、落ちてしまいそうです。
一番奥の展望湿原まで来ました。雲の中から白馬岳がかすかに見えていました。
2024年09月17日 14:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:40
一番奥の展望湿原まで来ました。雲の中から白馬岳がかすかに見えていました。
白馬乗鞍岳や小蓮華岳の方向。左側の雲の中に白馬岳が隠れています。
2024年09月17日 14:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:44
白馬乗鞍岳や小蓮華岳の方向。左側の雲の中に白馬岳が隠れています。
展望台を過ぎると雁股池が見えました。写真には写っていませんが、隣には栂池も見えていました。
2024年09月17日 14:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:51
展望台を過ぎると雁股池が見えました。写真には写っていませんが、隣には栂池も見えていました。
オオカメノキの赤い実。もっと熟すと黒っぽくなります。
2024年09月17日 14:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 14:57
オオカメノキの赤い実。もっと熟すと黒っぽくなります。
湿原の木道の縁にクロマメノキがありました。ブルーベリーみたいな形や色ですが、酸っぱいです。
2024年09月17日 15:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 15:02
湿原の木道の縁にクロマメノキがありました。ブルーベリーみたいな形や色ですが、酸っぱいです。
浮島湿原まで戻ってきました。
2024年09月17日 15:04撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 15:04
浮島湿原まで戻ってきました。
ワタスゲ湿原付近にもモウセンゴケが生えていました。結局2時間くらいで自然園を1周できました。
2024年09月17日 15:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 15:19
ワタスゲ湿原付近にもモウセンゴケが生えていました。結局2時間くらいで自然園を1周できました。
9/17は中秋の名月で、栂池ヒュッテの食堂から月がよく見えました。
2024年09月17日 18:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/17 18:02
9/17は中秋の名月で、栂池ヒュッテの食堂から月がよく見えました。
2日目。栂池ヒュッテの前から白馬乗鞍岳や小蓮華岳がよく見えています。
2024年09月18日 05:43撮影 by  FCG01, FCNT
9/18 5:43
2日目。栂池ヒュッテの前から白馬乗鞍岳や小蓮華岳がよく見えています。
出発時に栂池ヒュッテの入口をパチリ。
2024年09月18日 06:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 6:11
出発時に栂池ヒュッテの入口をパチリ。
栂池山荘とビジターセンターの間から登山道に入ります。
2024年09月18日 06:13撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 6:13
栂池山荘とビジターセンターの間から登山道に入ります。
天狗原まで登ってきました。さすがに湿原にはもう花はありませんでした。正面は白馬乗鞍岳。中央上部の岩場を通って行きます。
2024年09月18日 07:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 7:00
天狗原まで登ってきました。さすがに湿原にはもう花はありませんでした。正面は白馬乗鞍岳。中央上部の岩場を通って行きます。
岩場まで来ました。グローブを岩の上に置いたら、風で吹き飛ばされて、片方が岩の下の奥の方に落ちてしまいました。
2024年09月18日 07:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 7:23
岩場まで来ました。グローブを岩の上に置いたら、風で吹き飛ばされて、片方が岩の下の奥の方に落ちてしまいました。
白馬乗鞍岳の山頂です。左奥は船越ノ頭や小蓮華山です。
2024年09月18日 07:52撮影 by  FCG01, FCNT
9/18 7:52
白馬乗鞍岳の山頂です。左奥は船越ノ頭や小蓮華山です。
白馬大池まで来ました。右奥に白馬大池山荘、左奥は船越ノ頭や小蓮華山です。
2024年09月18日 08:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 8:08
白馬大池まで来ました。右奥に白馬大池山荘、左奥は船越ノ頭や小蓮華山です。
白馬大池山荘でトイレを借りました。
2024年09月18日 08:16撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 8:16
白馬大池山荘でトイレを借りました。
白馬大池山荘のテント場。砂利をどけると砂地なので寝心地良さそうです。
2024年09月18日 08:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 8:20
白馬大池山荘のテント場。砂利をどけると砂地なので寝心地良さそうです。
白馬大池から最初にあるピークは船越ノ頭です。
2024年09月18日 09:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:11
白馬大池から最初にあるピークは船越ノ頭です。
小蓮華山に向かって登っていきます。
2024年09月18日 09:13撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:13
小蓮華山に向かって登っていきます。
左下を見ると昨日歩いた栂池自然園が見えました。右端が展望湿原。左奥に栂池山荘やビジターセンターが見えます。
2024年09月18日 09:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:23
左下を見ると昨日歩いた栂池自然園が見えました。右端が展望湿原。左奥に栂池山荘やビジターセンターが見えます。
イワギキョウがまだ咲いていました。
2024年09月18日 09:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:23
イワギキョウがまだ咲いていました。
シラタマノキはサリチル酸の匂いがするので不味いです。
2024年09月18日 09:24撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:24
シラタマノキはサリチル酸の匂いがするので不味いです。
小蓮華山の手前にライチョウがいました。5羽くらいいたようですが、私が近づいた時には2羽しか見えませんでした。この後、
白馬岳頂上宿舎近くの丸山付近で、上まぶたが赤い雄のライチョウを見ました。また、9/20の天狗尾根でもライチョウ1羽を見ました。
2024年09月18日 09:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:48
小蓮華山の手前にライチョウがいました。5羽くらいいたようですが、私が近づいた時には2羽しか見えませんでした。この後、
白馬岳頂上宿舎近くの丸山付近で、上まぶたが赤い雄のライチョウを見ました。また、9/20の天狗尾根でもライチョウ1羽を見ました。
アオノツガザクラが咲いていました。
2024年09月18日 09:55撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:55
アオノツガザクラが咲いていました。
小蓮華山の三等三角点「小蓮華」です。
2024年09月18日 09:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:57
小蓮華山の三等三角点「小蓮華」です。
小蓮華山山頂。少しガスが出てきました。
2024年09月18日 09:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 9:57
小蓮華山山頂。少しガスが出てきました。
小蓮華山山頂には剣が建てられています。
2024年09月18日 10:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/18 10:02
小蓮華山山頂には剣が建てられています。
白馬岳山頂に到着しました。ガスで真っ白で隣の旭岳も見えません。風も強くなってきました。
2024年09月18日 11:24撮影 by  FCG01, FCNT
9/18 11:24
白馬岳山頂に到着しました。ガスで真っ白で隣の旭岳も見えません。風も強くなってきました。
白馬岳の一等三角点「白馬岳」と思われますが、地表に露出して折れてしまっています。元あった場所が崩壊してしまったのでしょうか?
2024年09月18日 11:26撮影 by  FCG01, FCNT
9/18 11:26
白馬岳の一等三角点「白馬岳」と思われますが、地表に露出して折れてしまっています。元あった場所が崩壊してしまったのでしょうか?
白馬山荘で休憩して弁当とコーヒーを飲んだ後、丸山を通過。この辺りでライチョウを見ました。その後、雷が鳴り出し、風も強まり、雨も降り出し、天狗山荘に着いた時には土砂降りでした。
2024年09月18日 12:45撮影 by  FCG01, FCNT
9/18 12:45
白馬山荘で休憩して弁当とコーヒーを飲んだ後、丸山を通過。この辺りでライチョウを見ました。その後、雷が鳴り出し、風も強まり、雨も降り出し、天狗山荘に着いた時には土砂降りでした。
その後も雷雨や強風は止まず、一晩中降り続けました。鑓温泉から猿倉への下山も考えましたが、3日目早朝、橋の流失、土石流複数発生の情報が入ったため、停滞を決めました。4日目雨が上がったため、強風の中、計画通り不帰ノ嶮を通過して唐松山荘から八方尾根を下山することにしました。
2024年09月20日 05:43撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 5:43
その後も雷雨や強風は止まず、一晩中降り続けました。鑓温泉から猿倉への下山も考えましたが、3日目早朝、橋の流失、土石流複数発生の情報が入ったため、停滞を決めました。4日目雨が上がったため、強風の中、計画通り不帰ノ嶮を通過して唐松山荘から八方尾根を下山することにしました。
天狗尾根は雨は降っていませんでしたが、猛烈な風でザックカバーが飛ばされそうになったり、グローブが飛ばされたり、転倒しないためにしゃがんで風に耐えたりと、厳しい状況でした。この中でライチョウを見ました。
2024年09月20日 06:28撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 6:28
天狗尾根は雨は降っていませんでしたが、猛烈な風でザックカバーが飛ばされそうになったり、グローブが飛ばされたり、転倒しないためにしゃがんで風に耐えたりと、厳しい状況でした。この中でライチョウを見ました。
風の強い天狗尾根が終わり、天狗の大下りが始まります。
2024年09月20日 06:31撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 6:31
風の強い天狗尾根が終わり、天狗の大下りが始まります。
山に風が当たるためか、横風ですが、天狗尾根よりは風は弱まりました。ガスで視界が悪い中を下っていきます。
2024年09月20日 06:41撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 6:41
山に風が当たるためか、横風ですが、天狗尾根よりは風は弱まりました。ガスで視界が悪い中を下っていきます。
2/3ほど下るとガスが晴れてきました。雲の下に出たのかな?正面に見える不帰ノ嶮の岩場が凄い迫力で迫ってきます。
2024年09月20日 06:43撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 6:43
2/3ほど下るとガスが晴れてきました。雲の下に出たのかな?正面に見える不帰ノ嶮の岩場が凄い迫力で迫ってきます。
もうすぐ不帰キレットです。不帰ノ嶮の全貌が見えてきました。
2024年09月20日 06:53撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 6:53
もうすぐ不帰キレットです。不帰ノ嶮の全貌が見えてきました。
右に目をやると立山連峰はこちらほど雲がないようです。毛勝山、剱岳、立山等の他、中央奥には槍の穂先も見えています。
2024年09月20日 06:54撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 6:54
右に目をやると立山連峰はこちらほど雲がないようです。毛勝山、剱岳、立山等の他、中央奥には槍の穂先も見えています。
不帰ノ嶮の全貌。手前が不帰キレット。そこから左手前のハイマツに覆われたピークが第一峰、その右が第二峰北峰、その右の丸いピークが第二峰南峰、その右が第三峰。右奥には五竜岳の斜面が見えています。
2024年09月20日 07:05撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:05
不帰ノ嶮の全貌。手前が不帰キレット。そこから左手前のハイマツに覆われたピークが第一峰、その右が第二峰北峰、その右の丸いピークが第二峰南峰、その右が第三峰。右奥には五竜岳の斜面が見えています。
不帰キレットから天狗の大下りを振り返りました。
2024年09月20日 07:09撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:09
不帰キレットから天狗の大下りを振り返りました。
不帰キレットにある小ピークにある標識。「キミは家まで」と書かれているようです。帰らずではなく、家まで帰るんだよということか。
2024年09月20日 07:12撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:12
不帰キレットにある小ピークにある標識。「キミは家まで」と書かれているようです。帰らずではなく、家まで帰るんだよということか。
不帰ノ嶮第一峰から見た天狗の大下り。左側の尾根を降ってきましたが、横にはこんな岩壁があったんですね。
2024年09月20日 07:35撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:35
不帰ノ嶮第一峰から見た天狗の大下り。左側の尾根を降ってきましたが、横にはこんな岩壁があったんですね。
振り返ると、不帰ノ嶮第二峰がそそり立っています。
2024年09月20日 07:36撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:36
振り返ると、不帰ノ嶮第二峰がそそり立っています。
不帰ノ嶮第二峰。手前の尾根を登っていき、最後は左に巻いて、山頂に登ります。
2024年09月20日 07:36撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:36
不帰ノ嶮第二峰。手前の尾根を登っていき、最後は左に巻いて、山頂に登ります。
上から1/3辺りを先に天狗山荘を出発した2人組が登っています。
2024年09月20日 07:46撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:46
上から1/3辺りを先に天狗山荘を出発した2人組が登っています。
先ほど先行の2人組が居た辺りはこんな感じ。右にトラバースした後、上に登ります。
2024年09月20日 07:56撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:56
先ほど先行の2人組が居た辺りはこんな感じ。右にトラバースした後、上に登ります。
その後、左へトラバースしていきます。
2024年09月20日 07:57撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 7:57
その後、左へトラバースしていきます。
水平の空中鉄ばしごもあります。
2024年09月20日 08:00撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:00
水平の空中鉄ばしごもあります。
第二峰の下段を登り切って振り返りました。中央右に第一峰。その向こうは天狗の大下り。
2024年09月20日 08:08撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:08
第二峰の下段を登り切って振り返りました。中央右に第一峰。その向こうは天狗の大下り。
途中の岩棚に道標がありました。現在地は不帰ノ嶮。左は唐松小屋。右は天狗小屋と書いてあるのかな?
2024年09月20日 08:12撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:12
途中の岩棚に道標がありました。現在地は不帰ノ嶮。左は唐松小屋。右は天狗小屋と書いてあるのかな?
先行する2人組に追いつきました。第二峰の途中ですが、風が当たらないので休憩にちょうど良いです。黄色いウェアの人は昨年も三俣山荘で会った自然保護レンジャーの方です。
2024年09月20日 08:12撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:12
先行する2人組に追いつきました。第二峰の途中ですが、風が当たらないので休憩にちょうど良いです。黄色いウェアの人は昨年も三俣山荘で会った自然保護レンジャーの方です。
八方尾根が見えています。左下の尾根上の白いものは八方池です。
2024年09月20日 08:17撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:17
八方尾根が見えています。左下の尾根上の白いものは八方池です。
最後の鎖を登れば第二峰北峰山頂です。
2024年09月20日 08:21撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:21
最後の鎖を登れば第二峰北峰山頂です。
不帰ノ嶮第二峰北峰山頂。核心部を越えました。
2024年09月20日 08:26撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:26
不帰ノ嶮第二峰北峰山頂。核心部を越えました。
山頂にてほっと一息。
2024年09月20日 08:25撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:25
山頂にてほっと一息。
右が第二峰南峰。中央のガスの中が第三峰。その後に唐松岳が隠れています。
2024年09月20日 08:26撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:26
右が第二峰南峰。中央のガスの中が第三峰。その後に唐松岳が隠れています。
第二峰北峰山頂から第一峰と天狗の大下りを振り返りました。
2024年09月20日 08:26撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:26
第二峰北峰山頂から第一峰と天狗の大下りを振り返りました。
毛勝山、剱岳、立山。向こうは良い天気のようですが、風は同様に強いのでしょう。
2024年09月20日 08:26撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:26
毛勝山、剱岳、立山。向こうは良い天気のようですが、風は同様に強いのでしょう。
不帰第二峰南峰山頂は広場のようになっていて休憩にちょうど良いのですが、今日は風が強いので休憩せずに唐松岳に向かいます。
2024年09月20日 08:40撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:40
不帰第二峰南峰山頂は広場のようになっていて休憩にちょうど良いのですが、今日は風が強いので休憩せずに唐松岳に向かいます。
不帰第二峰南峰山頂から振り返った天狗の大下りと第一峰、第二峰北峰。
2024年09月20日 08:41撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:41
不帰第二峰南峰山頂から振り返った天狗の大下りと第一峰、第二峰北峰。
不帰第三峰の右奥に剱岳が見えます。いつか早月尾根を登りたいです。
2024年09月20日 08:41撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 8:41
不帰第三峰の右奥に剱岳が見えます。いつか早月尾根を登りたいです。
第三峰を過ぎると唐松岳への最後の登りが待っています。
2024年09月20日 09:06撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 9:06
第三峰を過ぎると唐松岳への最後の登りが待っています。
唐松岳山頂に到着。あれ?ガスで真っ白に?
2024年09月20日 09:21撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 9:21
唐松岳山頂に到着。あれ?ガスで真っ白に?
唐松岳の二等三角点「唐松谷」です。なぜ「谷」?
2024年09月20日 09:21撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 9:21
唐松岳の二等三角点「唐松谷」です。なぜ「谷」?
突然ガスが吹き飛ばされて、五竜岳が目の前に出現しました!
2024年09月20日 09:24撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 9:24
突然ガスが吹き飛ばされて、五竜岳が目の前に出現しました!
唐松岳頂上山荘に向かいます。
2024年09月20日 09:27撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 9:27
唐松岳頂上山荘に向かいます。
唐松岳頂上山荘に到着。コーヒーを飲みながら天狗山荘の昼弁当を食べました。
2024年09月20日 09:40撮影 by  FCG01, FCNT
9/20 9:40
唐松岳頂上山荘に到着。コーヒーを飲みながら天狗山荘の昼弁当を食べました。
唐松岳頂上山荘から見た唐松岳。左下のトラバース道の脇にテント場が広がっています。
2024年09月20日 10:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 10:30
唐松岳頂上山荘から見た唐松岳。左下のトラバース道の脇にテント場が広がっています。
八方尾根に出ると遠くまでよく見えました。右の山は浅間山に他の山が重なっているもののようです。左は四阿山と根子岳のようです。
2024年09月20日 10:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 10:46
八方尾根に出ると遠くまでよく見えました。右の山は浅間山に他の山が重なっているもののようです。左は四阿山と根子岳のようです。
風下の八方尾根は風も弱く、良い天気です。
2024年09月20日 10:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 10:46
風下の八方尾根は風も弱く、良い天気です。
右後ろを見ると五竜岳が見えました。右後ろに覗いているのは鹿島槍ヶ岳のようです。
2024年09月20日 11:04撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:04
右後ろを見ると五竜岳が見えました。右後ろに覗いているのは鹿島槍ヶ岳のようです。
左後ろには先ほど通った不帰ノ嶮と天狗尾根が見えています。
2024年09月20日 11:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:11
左後ろには先ほど通った不帰ノ嶮と天狗尾根が見えています。
丸山ケルンまで降りてきました。
2024年09月20日 11:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:12
丸山ケルンまで降りてきました。
クロマメノキより大きいのですが、ブルーベリーに似た実がなっています。でもすごく酸っぱいです。
2024年09月20日 11:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:22
クロマメノキより大きいのですが、ブルーベリーに似た実がなっています。でもすごく酸っぱいです。
鹿島槍ヶ岳の双耳峰がよく見えるようになりました。
2024年09月20日 11:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:37
鹿島槍ヶ岳の双耳峰がよく見えるようになりました。
八方池ケルン?
2024年09月20日 11:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:59
八方池ケルン?
八方池越しに白馬三山が見えます。残念ながら山頂は雲の中でした。
2024年09月20日 11:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 11:59
八方池越しに白馬三山が見えます。残念ながら山頂は雲の中でした。
八方ケルンかな?
2024年09月20日 12:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:06
八方ケルンかな?
第2ケルン?一息ケルンって書いてあるみたいです。
2024年09月20日 12:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:10
第2ケルン?一息ケルンって書いてあるみたいです。
カライトソウのようです。
2024年09月20日 12:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:12
カライトソウのようです。
ウメバチソウ。
2024年09月20日 12:25撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:25
ウメバチソウ。
八方池山荘まであと少しです。グラートクワッドリフトに乗ります。
2024年09月20日 12:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:26
八方池山荘まであと少しです。グラートクワッドリフトに乗ります。
あ〜!白馬三山の山頂があと少しで見えそうなのに!
2024年09月20日 12:29撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:29
あ〜!白馬三山の山頂があと少しで見えそうなのに!
マツムシソウ。
2024年09月20日 12:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:31
マツムシソウ。
グラートクワッドリフトから下を見ると、次のアルペンクワッドリフトの乗り場が見えました。
2024年09月20日 12:41撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:41
グラートクワッドリフトから下を見ると、次のアルペンクワッドリフトの乗り場が見えました。
アルペンクワッドリフトからは最後のゴンドラリフトアダムの乗り場が見えました。
2024年09月20日 12:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:51
アルペンクワッドリフトからは最後のゴンドラリフトアダムの乗り場が見えました。
ゴンドラリフトで下界に降りて、しばらく歩くと八方バスターミナル横の第2駐車場に着きました。そこに八方の湯があるので、温泉に入って着替えました。
2024年09月20日 12:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
9/20 12:59
ゴンドラリフトで下界に降りて、しばらく歩くと八方バスターミナル横の第2駐車場に着きました。そこに八方の湯があるので、温泉に入って着替えました。

感想

tate-akiさんと栂池高原から白馬岳から不帰ノ嶮を通って唐松岳から八方尾根へ二泊三日の縦走を計画しました。
てんくらで、9/18、19が登山指数Aであることを確認して行ったのですが、結果として9/18の午後から登山指数Cレベルの雷雨、強風で、9/19は天狗山荘で停滞となりました。不帰ノ嶮を諦めて鑓温泉から猿倉への下山も検討しましたが、9月は猿倉線のバスは土日しかなく、大雨では林道が通行止めになる可能性があってタクシーも入ってこれないことから9/19は行動を断念して停滞を決定しました。その後、9/18夜から9/19朝にかけての大雨で鑓温泉ー猿倉間は橋流失、複数の土石流発生のため、通行できなくなったという情報が入りました。元々大雪渓は通行止めになっていますので、これで猿倉へ下山する方法はなくなりました。9/20の天候により、最初の計画通り不帰ノ嶮を越えて八方尾根を下山するか、スタート地点の栂池高原へ戻るか決めることにしました。
9/20は雨は止みましたが、風はWindyの予報では最大瞬間風速14m/sとのこと。強風下での不帰ノ嶮もリスクがありますが、吹きさらしの稜線を長距離歩いて栂池高原に戻るのもリスクがあります。結局、雨が降っていないので距離の短い不帰ノ嶮ルートを取ることにしました。
風を避ける岩などもない天狗尾根は強風でよろけてしまい、ザックカバーの留め具が外れて暴れてしまい大変な思いをしましたが、ザックカバーをしまい、風にあおられるポールもしまって両手を空け、何とか通過しました。天狗の大下り以降は岩などの起伏があるためか天狗尾根よりは風が弱まったので助かりました。天狗の大下り以降はガスも晴れて展望も良くなり、八方尾根では風もなくなって、気持ちの良い尾根歩きになりました。
下山後の八方の湯で、鑓温泉で停滞していた人たちと話が出来ました。9/19の早朝に鑓温泉小屋から下山しようとした人が土石流発生に遭遇し、鑓温泉小屋に引き返したこと。八方の湯に来ていた鑓温泉小屋の一部の人たちは9/20に沢の水位が下がった後、橋が流された沢を渡渉し、土石流跡を乗り越えて猿倉に下山したこと。他の人たちは強風の稜線へ出て栂池高原方面へ戻ったことなどを伺いました。
大変な思いをした山行でしたが、今後も悪天候時は安全第一で行動したいと思います。

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