笠ヶ岳〜抜戸岳(↑クリヤ谷 ↓笠新道)
- GPS
- 13:44
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,749m
- 下り
- 2,749m
コースタイム
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 13:44
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■クリヤ谷コース ・コロナ禍以降整備が入っておらず、登山道は荒れています(特に笹が伸びて道がわかりにくくなっている)。 ・笹は背の高さで視界を覆いますが、丁寧に足元を探れば踏み跡は探せます。 ・最終水場手前あたりは一見登山道に見える沢がいくつかあるので、引き込まれないよう注意!間違った場合は違和感を感じるはずなので、確実なところまで戻るべきです。 |
写真
感想
昨年7月に滑落・骨折した笠ヶ岳クリヤ谷
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5754411.html
1年2ヶ月を経てふたたび。
百高山2巡目「笠ヶ岳」「抜戸岳」
週末の新穂高登山者用駐車場は停められるかどうかわからず平日としましたが、午前2時到着時にほぼ9割埋まっているのに驚きました。皆さんが登山センター方向へ向かわれるであろう中、ただ一人槍見館へ向かってロードをテクテク。1年前と同様に「未整備」と表示された登山口からスタートします。
前半は一般登山道、ヘッドランプの灯りのもと1年前の記憶を辿りながら進みます(1ヶ所川音に引き寄せられて滝方面にロストしています)。
穴滝上で最初の渡渉、進んでいくと昨年と同じあたりで笹がうるさくなってきました。昨年は朝露でずぶ濡れになった&濡れた草付きでスリップ・滑落した反省からこの時期まで遅らせましたが結局は変わらず、笹の露にずぶ濡れになる結果となりました。
相変わらず笹は高く視界の邪魔ですが、踏み跡は見えています。ところどころでピンクテープやアルミ看板など見ながら進み、昨年滑落したあたりに。
昨年のミスは登山道でない沢に引き込まれてしまったこと。改めてみるとたしかに進める(進みたくなる)ように見えますが、一方で違和感もあります(笹の枯れ方や堅さ=明らかに人が歩いていない)。丁寧に足元を探ると正しい踏み跡は見えます。朝露でずぶ濡れになりながら笹を掻き分け、踏み跡を辿り、昨年は見られなかったクリヤノ頭に乗り上げました。
トラバース気味に進むと「雷鳥岩」ここに立った瞬間に笠ヶ岳が現れました。ハイマツ帯を進み、徐々にその山容に近づいていきます。大きなガレを登り詰めた先が山頂でした。6年ぶりに立った山頂は誰もおらず貸し切りで360度の眺望を堪能します。
ここから笠新道分岐までは気持ちのいい稜線歩き、登ってこられる方々と挨拶しながら楽しく進みます。
百高山のひとつ「抜戸岳」は前回脇を通ったので「登頂1回」となっていましたが、今回はきちんとピークを踏みに寄ります。先ほどよりも更に近くなった槍穂を眺めながらおにぎりを齧り、そして長い長〜い笠新道を下りました。
奥様的には心配で気が気じゃなかったのでは?と想像しますが、そこをやり直さないと前に進めないと言うyoisaさんの気持ちもよく理解できるので、コレはアリです!青空の日に良い笠ヶ岳になりましたね〜。お疲れ様でした(^^)
自分の中で区切りを付けたかっただけの気もしますが、無事に歩けてホっとしています。骨折で一番迷惑をかけたのは奥さんなので、こうして1年後に再び向かえたこと・歩けたことも含めて感謝、ですね。
整備された道ばかり歩いている身としては、「探る」ということ、そして答え合わせをしながら進んでいく密度の濃さがありました。おかげさまで天気も含めて良い日になりました(^^) 笠新道はもう下りたくないですけど(笑)
喉元に引っ掛かった小骨が取れたのでは?
Saruは今後の山行に向け瞑想中です。ペースを落としもう少し山と向き合って行きたいなと思ってはいますが…でも高い山からの景色が好きなのでどうなる事やら。
お互いに行きたい山に行ける迄頑張りましょうね。
大骨を折って一年、小骨を取りに行ってきました(笑)いろんな思いが詰まっている分、リベンジ山行は印象が強いですね。
Nerisaruさんは大きな挑戦がいよいよ到達手前ですね!先日は最難関お疲れさまでした。そこに辿り着くまで、そして辿り着いたあともしばし瞑想の時間もよいのではないでしょうか。
「山と向き合っていきたい」いい言葉ですね 私もそうなりたい&そうありたいと思います。
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