ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7290949
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

下山がきつかった天狗岳

2024年09月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
coro-chan その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:14
距離
12.3km
登り
963m
下り
963m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
2:39
合計
9:14
距離 12.3km 登り 963m 下り 963m
7:58
1
スタート地点
7:59
8:07
52
8:59
9:10
43
9:53
10:02
30
10:32
10:38
39
11:17
11:35
15
11:50
12:34
0
12:34
12:44
6
12:50
57
13:47
13:51
5
13:56
14:36
61
15:37
15:46
86
17:12
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
唐沢鉱泉に前泊、8時に出発。
コース状況/
危険箇所等
東天狗岳からの下りの登山道は岩場、石場が続き慣れていないと苦労する。
その他周辺情報 登山後は唐沢鉱泉に宿泊。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
天狗岳稜線上に到達
天狗岳稜線上に到達
稜線に到達
第一展望台
第二展望台
西天狗岳山頂前の岩場
西天狗岳山頂前の岩場
西天狗岳山頂手前
西天狗岳山頂手前
西天狗岳山頂
西天狗岳山頂
東天狗山頂
東天狗山頂
コーヒーブレイクをした黒百合ヒュッテ
コーヒーブレイクをした黒百合ヒュッテ
黒百合ヒュッテ
ようやくたどり着いた唐沢鉱泉登山口
ようやくたどり着いた唐沢鉱泉登山口
宿そばの源泉池

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 昼ご飯 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 岩場、石場をスムーズに降りて行くための体幹アップが必要であった。

感想

 今回の登山は天狗岳である。最近の私の行動は出かけるたびに雨に降られ登山が思うようにできなくなっている。今回も天候は不安定であった。どうなるかはわからないがとにかく出かけるしかなかった。
 晴男を豪語するD氏とY氏の二人がおり、雨男の私に勝ったようで朝の天気はくもりであった。このまま雨が降らないことを祈って、宿を8時に出発した。最初は稜線に出るまでの急登を登っていく。急いで行くわけではないので身体を慣らしながらじっくりと登った。気温は20℃までないだろう。何せ登山口が既に標高1,880mである。登りで汗をかなりかくものの、さわやかな空気がすぐに身体を冷やしてくれるのできつさをそれほど感じずに気持ちよく登ることができた。
 約一時間で稜線に出た。まだ視界は開けないが登っていればそのうち眺望はよくなるだろう、としばし休憩の後第一展望台までさらに標高を上げていく。標準時間通りに第一展望台に到着した。が、天候は曇りのままで霧がかかっており遠くの景色は望めなかった。
 さらに登っていく。第二展望台まで上がってきた。ここでもすぐ近くに迫った西天狗岳は見えているものの遠くまでは見渡せない。まあ、雨が降らないだけで充分にましととらえて、真正面にそびえる西天狗岳山頂を目指す。近くにいた登山者からこの先は岩場をよじ登るのでストックはしまった方がよいとアドバイスされる。
 一旦下り鞍部まで降り、ここからが一気の登りである。開けた場所に出るとここから先を見上げると全くの岩場である。岩に書かれた○と⇔をたよりにガンガン登っていた。勾配は急であるが、しっかり両手を使って登っていけば危険な箇所はなく、そのまま登っていくといつの間にか山頂に到達することができた。
 山頂は広々としており、ここで休憩を取る登山者は多い。到達直後は真っ白であったが、霧が明けると正面に東天狗岳がそびえていた。我々はちょととだけ休憩を取りすぐに東天狗岳に向かうことにした。
 一度ザレ場を下り登り返すと15分ほどで東天狗岳に着いた。途中霧が晴れるとと八ヶ岳連峰の近くの山を見ることができた。このあたりは森林限界を超えているので霧が晴れれば眺望は抜群である。ここまでほぼ標準時間通りで順調に登ることができた。
 東天狗岳で昼食を摂ったので30分以上山頂にいた。その間、霧がかかって真っ白になったり、霧が晴れると近くの山々が拝めたりとその繰り返しであった。今日は風がほとんどなく山頂にいても寒さをそれほど感じなくてすむのは大変ラッキーであった。
 時間が押してきたので降りることにする。このまま標準時間で降りていければ何の問題もなく宿に帰ることができたのである。が、現実は非常に厳しかった。下りの登山道は岩場続きで、還暦を越えたメンバーの膝は登りで既にガクガク、岩場の下りをたやすく降りるまでの余力はなかった。おそるおそる尖った岩の上に足をつけ慎重に
降りるしかなかった。中山峠には標準時間の+30分遅れで着いた。予想外の展開であった。
 中山峠から5分で黒百合ヒュッテに着く。本来であればここでコーヒーブレイクなどありえないのだが、メンバーの強い要請に逆らえずコーヒーブレイクを取ることとなってしまった。大切な時間ということで40分もゆっくりくつろいでしまった。まあ、ここから宿までは標準時間で85分だから、宿には16時過ぎには着くだろうと高をくくっていたのだが。
 黒百合ヒュッテを出ると、岩場はなかったが今度は沢沿いの石場だらけの登山道を下りることとなった。これは想定外で、結局石場でもかなりの時間を要することとなった。唐沢鉱泉分岐までの標準時間45分のところが60分かかり、その先は標準時間で40分のところが75分もかかってしまった。最後はヘッドランプの準備も考えるほどの行程となり、少し遅くなれば足元もかなり覚束なくなるような展開となってしまった。17時すぎにようやく宿近くの橋まで降りてくることができ、この先は林道なので、ようやくほっとすることができた。
 今後は下りの行程については自分たちの力量を把握し無理のない計画を立てなければならないと認識した。大切なコーヒーブレイクの時間も配慮して。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:120人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら