御嶽山 なめたらあかんぜょ
- GPS
- 12:26
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 3:52
- 合計
- 12:26
天候 | 曇 行き 富加あたりで豪雨 帰り 木曽福島あたりで豪雨。岐阜羽島まで断続的に雨(時々強い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りはスキー場まで人を乗せて、そのまま下り。あとは行きのほぼ逆順。その後名古屋に高速移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行場山荘まで急登の木道が濡れていて滑る。女人堂まで斜度は気持ち緩くなるがほぼ同じ。 賽の河原避難小屋から三の池避難小屋は急降下。濡れていると危険。 三の池避難小屋から(女人堂手前の)大岩の間がこのルートの核心。がれ場のトラバース、千鳥桟橋風の木道、渡渉、鎖場。楽しいハイキング道。 女人堂から下は、行きとほぼ変わらず。図らずも行場から下で陽が落ちて暗くなって来た。なんとか足元が見えるうちに駐車場に着けた。 同行者の1人を迎えにヘッドライトを着けて引き返したが、中の湯の先まで降りて来ていた。途中出会ったロープウェイ乗り遅れ組(三人組、二人組、ソロ)の内、二人組とソロを同行者に任せて、娘を帯同させた三人組を待った。結局、中の湯駐車場で1時間待った。 同行者1人はへばって遅くなっただけ。別行動となったロープウェイ組(4名)は、三の池から女人堂の間を決死の思いで通過して、根性で山頂駅にたどり着いたと想像。 二人組とソロは、ソロの方が行場辺りで溝に嵌っていたところを二人組のグループが助けたとのこと。中の湯まで降りれば中の湯の人に助けを乞えると思っていたらしく、今は無いことを伝えても最初は理解できなかった様子。三人組はロープウェイ山頂駅から車道歩きと思っていたようだ。行場から中の湯の間で(一番弱っていた1人か)何回も転けて、一回は笹薮に滑り落ちたとのこと(娘談)。ここでコースタイムの二倍もかかる人がロープウェイ乗り場までの1合分、いかに鋪道といえど1時間では着かないよな。 ロープウェイで往復買って、帰途乗れずに中の湯駐車場迄降りた人向けの案内(電話番号付き)が掲示してあったが、そんな人が暗くなった後に見つけられるような感じでは無かった。またその様な情報は知られていない様で、山荘の人に「車道でロープウェイ駐車場迄徒歩移動」と言われたとか。 |
その他周辺情報 | 行き かがみがはら美人の湯 帰り ロープウェイ駐車場 |
写真
感想
娘と御嶽山に行くことになり、会社の者にも声をかけてみた。同僚5名が来ることになり、内4名はロープウェイを選択。ハイキング自体はほぼ期待通りだったが、色々な反省点あり。
良かった点を先に挙げると、全員ヘルメット着用とヤマレコでルートを共有した点。
「私はガイドでは無い。自分で判断できる人」「レジャー保険推奨」とハードルを少し上げ、事前にルートを示して「コース状況は各自調べる」「周回するかは各自判断。場合によっては一人で来た道を引き返す」としていたのだけれど、判断が甘い人が多かった。60近いぢぢいが計画して同行するものだから安心したのか。山頂に着いた時点で引き返す様勧告すべきだった。娘に話したら「そう言っても、声をかけたお父さんか責任を取らなくてはならなくなる。考えが甘い人が多い。自分で考えて行動する人は少なく、ついてくる人は多い。皆、なめすぎ」と。
ヘッドライトを携行すべきだった。同行者の力量を測れずこの様に時間がかかることを想定していなかった。また、ロープウェイ乗り遅れての人に「乗せましょう」と声をかけてしまったこと。てっきり少なくとも我々のペースで歩くのだと思ったが全然遅く、状況が異なれば共に遭難。歩ける人を同行して車まで乗せる方が良かったと思う。
娘「私達が遭遇しただけで6人も(ロープウェイに乗り遅れた、体力なくふらふらの同行者がいる、地図を持っていないか持っていても見ない、自分の居場所を把握していない、おそらく登山届出してないなどなど)いるのだから、一体何人(が遭難未遂になって)いるのだろう。死人が出ないのが不思議」。ごもっとも。ロープウェイがあるから歩かなくても良いと考えている人がかなりいる様だ。ロープウェイを使ったとしても高々1合分(300メートル)しか違わずその後に1,000メートルの上り下りを足で移動すること、酸素が薄くなることなどに気が付いていない感じ。また帰りのロープウェイに乗り遅れた場合の想像力に欠ける感じ。皆、なめすぎ。
会社のロープウェイ組、コースタイムギリギリのところ、三の池から難所をよく乗り切って歩いたなと感心する一方、次は早い段階でもう少し積極的に(参加、ルール変更等々)勧告しようと思った。やっぱ単独行が楽。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する