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Yamareco

記録ID: 7306117
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳(日暮沢から右回り周回)

2024年10月01日(火) ~ 2024年10月02日(水)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:57
距離
20.8km
登り
1,975m
下り
1,978m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:28
休憩
0:29
合計
6:57
8:02
37
8:39
8:39
91
10:10
10:11
6
10:16
10:16
38
10:54
10:55
26
11:21
11:24
26
12:23
12:24
16
13:36
13:56
35
14:31
14:36
15
14:51
14:52
9
2日目
山行
5:11
休憩
0:04
合計
5:15
5:56
12
6:08
6:09
55
7:04
7:04
47
7:51
7:52
45
8:37
8:37
35
9:12
9:13
41
9:54
9:57
65
11:02
11:02
0
11:02
ゴール地点
天候 初日は朝からピーカン晴れで非常に暑い。15時から山頂はガス。夜、暴風。二日目朝、ガスで暴風。9時すぎ、ガスが晴れてピーカン晴れ。風残る。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日暮沢小屋前に30台程度はいけます。ロープで区画整理されています。日暮沢まではダートですが走りやすいです。
コース状況/
危険箇所等
行きはドライ。帰りは下の方で一部沼のようになっているところがあった。
その他周辺情報 登山後は大江沢温泉「湯ったり館」。日暮沢から車で20分、大人350円と格安。食事はさらに北へ4kmの「渓声庵」で山菜そば(唯一のメニュー)がおすすめ。1300円で山菜膨大、満足度高し。
日暮沢駐車場。きれいな駐車場です。避難小屋にトイレあり。水場の水も豊富に出ていました。
2024年10月01日 07:57撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 7:57
日暮沢駐車場。きれいな駐車場です。避難小屋にトイレあり。水場の水も豊富に出ていました。
時計回りの場合、最初は林道です。ただ、途中からはどう考えても車は通れなそうな…😅
2024年10月01日 08:17撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 8:17
時計回りの場合、最初は林道です。ただ、途中からはどう考えても車は通れなそうな…😅
渡渉ポイントも数箇所ありました。
2024年10月01日 08:25撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 8:25
渡渉ポイントも数箇所ありました。
急登セクション開始!
2024年10月01日 08:54撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 8:54
急登セクション開始!
珍しい中が全部ウロになったままの大木。
2024年10月01日 09:23撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 9:23
珍しい中が全部ウロになったままの大木。
真っ青な空! しかし、これが後々辛くなることに…
2024年10月01日 10:05撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 10:05
真っ青な空! しかし、これが後々辛くなることに…
古寺コース(左)との分岐点。一服清水があるそうですが、行きませんでした。
2024年10月01日 10:16撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 10:16
古寺コース(左)との分岐点。一服清水があるそうですが、行きませんでした。
下の方は紅葉はまだこの程度。
2024年10月01日 10:27撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 10:27
下の方は紅葉はまだこの程度。
三沢清水。冷たい水がドバドバ大量に出ていました。がぶ飲みしてしまいました。
2024年10月01日 10:52撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 10:52
三沢清水。冷たい水がドバドバ大量に出ていました。がぶ飲みしてしまいました。
段々と稜線が近づいてきた雰囲気。
2024年10月01日 11:10撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 11:10
段々と稜線が近づいてきた雰囲気。
数十キロ先まで完璧に見えました。
2024年10月01日 11:11撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 11:11
数十キロ先まで完璧に見えました。
姿を現した小朝日岳
2024年10月01日 11:20撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 11:20
姿を現した小朝日岳
右側に巻き道がついています。迷った挙句、ピークを踏むことを選択。結構きつかった…
2024年10月01日 11:28撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 11:28
右側に巻き道がついています。迷った挙句、ピークを踏むことを選択。結構きつかった…
ここが巻に道との分岐点。大朝日岳のみを目指している人は素直に巻き道を行きましょう!
2024年10月01日 11:49撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 11:49
ここが巻に道との分岐点。大朝日岳のみを目指している人は素直に巻き道を行きましょう!
小朝日岳頂上。遮るものが何もなく、非常に暑かったです。
2024年10月01日 12:03撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 12:03
小朝日岳頂上。遮るものが何もなく、非常に暑かったです。
小朝日岳から見えた大朝日岳の勇姿!
2024年10月01日 12:04撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 12:04
小朝日岳から見えた大朝日岳の勇姿!
あの稜線を行くのかあ〜 まだまだ先は長い…😅
2024年10月01日 12:27撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 12:27
あの稜線を行くのかあ〜 まだまだ先は長い…😅
快晴の極みで大朝日岳は素晴らしくよく見えました。
2024年10月01日 13:00撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 13:00
快晴の極みで大朝日岳は素晴らしくよく見えました。
途中にあるケルン
2024年10月01日 13:15撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 13:15
途中にあるケルン
待ってました銀玉水!
2024年10月01日 13:36撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 13:36
待ってました銀玉水!
大量にドボドボ流れ出していました。手がかじかむほど冷たく、かつ上手い!
2024年10月01日 13:37撮影 by  iPhone 15, Apple
1
10/1 13:37
大量にドボドボ流れ出していました。手がかじかむほど冷たく、かつ上手い!
後ろを振り返って見えた小朝日岳の姿
2024年10月01日 14:08撮影 by  iPhone 15, Apple
1
10/1 14:08
後ろを振り返って見えた小朝日岳の姿
あとちょっと… このあたりで足が攣る一歩手前でした。
2024年10月01日 14:19撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 14:19
あとちょっと… このあたりで足が攣る一歩手前でした。
大朝日岳避難小屋が見えた時の嬉しさと言ったら…
2024年10月01日 14:24撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 14:24
大朝日岳避難小屋が見えた時の嬉しさと言ったら…
とりあえず到着! 先に避難小屋にチェックインして荷物をデポしてから空身で山頂を目指します。後から後からチェックインしてきたのでこれが正解でした。
2024年10月01日 14:36撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 14:36
とりあえず到着! 先に避難小屋にチェックインして荷物をデポしてから空身で山頂を目指します。後から後からチェックインしてきたのでこれが正解でした。
あんなに晴れていたのにこの頃からガスが…
2024年10月01日 14:40撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 14:40
あんなに晴れていたのにこの頃からガスが…
急速にでてくるガス。頼む、あと10分だけ…!
2024年10月01日 14:49撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 14:49
急速にでてくるガス。頼む、あと10分だけ…!
願いも虚しく、大朝日岳山頂は一面ガスで何も見えず。まあ、そこに至るまでがピーカンだったので、悔いはありません。
2024年10月01日 14:52撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 14:52
願いも虚しく、大朝日岳山頂は一面ガスで何も見えず。まあ、そこに至るまでがピーカンだったので、悔いはありません。
小屋の前の鐘
2024年10月01日 15:03撮影 by  iPhone 15, Apple
10/1 15:03
小屋の前の鐘
小屋の前でぶらぶらしていたら、ガスが晴れて、なんと夕日のブロッケン現象が!! 横にいたお姉さんと二人分のシルエットがはっきり! これには感激しました。
2024年10月01日 17:03撮影 by  iPhone 15, Apple
1
10/1 17:03
小屋の前でぶらぶらしていたら、ガスが晴れて、なんと夕日のブロッケン現象が!! 横にいたお姉さんと二人分のシルエットがはっきり! これには感激しました。
夕日をバックにした小屋。風情があります。
2024年10月01日 17:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/1 17:06
夕日をバックにした小屋。風情があります。
息を呑むような美しい夕焼け。
2024年10月01日 17:41撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/1 17:41
息を呑むような美しい夕焼け。
混雑する小屋内。25人くらいは泊まっていました。
2024年10月01日 17:56撮影 by  iPhone 15, Apple
1
10/1 17:56
混雑する小屋内。25人くらいは泊まっていました。
翌朝。暴風とガス。大の大人の男がよろめくほどの風。ガスだけなのが幸いでした。雨が降っていたら小屋に戻ったかもしれません。それくらい酷い風でした。
2024年10月02日 05:52撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 5:52
翌朝。暴風とガス。大の大人の男がよろめくほどの風。ガスだけなのが幸いでした。雨が降っていたら小屋に戻ったかもしれません。それくらい酷い風でした。
小屋のあたりは紅葉が6割くらい進んでいました。…が、暴風のためゆっくり見る余裕もなく、ひたすら先を急ぐ。
2024年10月02日 06:15撮影 by  iPhone 15, Apple
1
10/2 6:15
小屋のあたりは紅葉が6割くらい進んでいました。…が、暴風のためゆっくり見る余裕もなく、ひたすら先を急ぐ。
ただ通過しただけの西朝日岳。
2024年10月02日 07:04撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 7:04
ただ通過しただけの西朝日岳。
レインウェア完全装備。メガネが曇って大変でした。手がかじかんできたので、グローブも久しぶりに装着。
2024年10月02日 07:51撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 7:51
レインウェア完全装備。メガネが曇って大変でした。手がかじかんできたので、グローブも久しぶりに装着。
竜門小屋への分岐点で小休止。
2024年10月02日 07:56撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 7:56
竜門小屋への分岐点で小休止。
ひたすら風に耐えて歩いていると、おや…?
2024年10月02日 08:18撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 8:18
ひたすら風に耐えて歩いていると、おや…?
ガスが晴れていく…!
2024年10月02日 08:19撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 8:19
ガスが晴れていく…!
どんどん見えるようになりました。
2024年10月02日 08:43撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 8:43
どんどん見えるようになりました。
なんと、こんな晴れ模様!
2024年10月02日 09:05撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 9:05
なんと、こんな晴れ模様!
清太岩岳。日暮沢への下山中、ピークが結構あるため、かなりのアップダウンを強いられます。後半が一気に降ります。
2024年10月02日 09:12撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 9:12
清太岩岳。日暮沢への下山中、ピークが結構あるため、かなりのアップダウンを強いられます。後半が一気に降ります。
ゴロビツ沢の手前にある沼のような登山道。ここの水が水場に落ちていることは間違いなく、水場の水を飲む気が起きませんでした。
2024年10月02日 09:50撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 9:50
ゴロビツ沢の手前にある沼のような登山道。ここの水が水場に落ちていることは間違いなく、水場の水を飲む気が起きませんでした。
水場を過ぎての下山道。気持ちの良い森。
2024年10月02日 11:01撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 11:01
水場を過ぎての下山道。気持ちの良い森。
日暮沢に降りてきました!疲れた…
2024年10月02日 11:02撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 11:02
日暮沢に降りてきました!疲れた…
大井沢温泉「湯ったり館」。露天風呂はありませんが、安くて野澤良い泉質でした。
2024年10月02日 11:34撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/2 11:34
大井沢温泉「湯ったり館」。露天風呂はありませんが、安くて野澤良い泉質でした。
山菜そば。未だかつてこれだけ大量の山菜を一度に食べたことがない、という量。大満足でした。1300円。
2024年10月02日 12:37撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/2 12:37
山菜そば。未だかつてこれだけ大量の山菜を一度に食べたことがない、という量。大満足でした。1300円。
渓声庵の佇まい
2024年10月02日 12:57撮影 by  iPhone 15, Apple
10/2 12:57
渓声庵の佇まい
撮影機器:

感想

台風17号が三陸沖を通過する予報で、直前まで天気予報とにらめっこ。初日は晴れ、二日目はかなりの風、と分かった上でアタックすることにしました。初日は5時~7時までは山形は濃霧。不安になりましたが、それ以降は快晴。

登山を開始するとすぐに、暑さが気になり始めました。秋登山ということで、暖かめの服装をしていたのですが、これが見事に裏目ることになりました。なんと、古寺岳のあたりから、太ももが少し痙攣。小朝日岳のあたりでふくらはぎも痛み始めました。半分くらいのスピードに落として、なんとか小屋に着いで、登山靴を脱ごうと足に力を入れた瞬間、ふくらはぎがこむら返りを起こして激痛が走りました。なんとか抑えましたが、小屋の二階でマッサージをしようとふくらはぎを揉んだ瞬間、反対の足がまたこむら返りで激痛。こんなことは過去に経験がありません。「明日、無事に降りられるだろうか…」と不安になりました。

今にして思えば、熱中症だったと思います。水分も塩分もエネルギーもそれなりに補給していましたが、暑さ対策はしていませんでした。秋登山でこんなことはあるまいと油断していましたが、10月初旬では、薄着で出て寒ければ重ね着する、というスタイルで良いのだと学習しました。

上のハプニングを除けば、初日の景色は最高!でした。大朝日岳のどっしりとした山容と、西朝日岳、竜門山へと続く稜線の美しさは、見ていてため息がでました。思いがけず、ブロッケン現象を初めて見れたことも良い思い出になりました。

ただ、二日目の早朝のガスと暴風は本当にひどかったです。台風が沖合を通過していく時、山はこうなるのだと思い知りました。特に、西朝日岳から竜門山までの間の稜線は遮る草木が何もなく、風が最悪で、何度もよろめきました。

ところがその後はガスが晴れて一転、暑さが戻りました。幸い、風が吹いていたので前日程ではありませんでしたが、汗を大量にかいて降りてきました。秋登山でこれだけ暑いとなると、日本の気候に対する認識を変えないといけないな、と思いました。実際、過去はもつこの時期は紅葉の盛りだったそうですが、今回は6割未満という印象でした。

今回は全くの平日でしたが、北海道から兵庫まで、文字通り全国から登山者が集まり、大朝日岳避難小屋は混雑していて、私も左右40センチのところに人がいました。平日でこれなら土日は一体どれだけの人数になるのか、空恐ろしく思いました。ただ、小屋での交流は和やかで大変楽しかったです。

水場はたくさんあり、豊富に出ているので、水に困ることはない山です。危険箇所もほぼありません。体力さえあれば、必ず登れます。

下山後の大井沢町での温泉と山菜そばが素晴らしいリフレッシュになりました。ぜひ立ち寄ってみてください。

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