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Yamareco

記録ID: 7320971
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

一ノ沢〜合戦尾根

2024年10月05日(土) ~ 2024年10月06日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
20:38
距離
27.1km
登り
2,968m
下り
2,682m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
2:28
合計
9:48
6:38
15
スタート地点
7:25
7:25
14
7:39
7:39
62
8:41
8:53
29
9:22
9:26
29
9:55
9:55
75
11:10
11:38
57
12:35
13:42
68
14:50
14:51
10
15:01
15:37
5
15:43
15:43
44
16:27
2日目
山行
9:06
休憩
1:43
合計
10:49
16:27
150
6:42
6:42
69
7:52
8:07
23
8:36
8:42
94
10:16
10:17
20
10:36
10:38
34
11:12
11:30
31
12:01
12:13
15
12:29
12:36
28
13:04
13:13
20
13:33
13:39
20
13:59
14:18
11
14:29
14:33
28
天候 2日とも雲海見事に広がる快晴ながらも初日は風強く、風速7-8m程度?2日目明け方も収まらず同程度、次第に収まる。体感気温は10℃前後。夜間5℃程度。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
 一ノ沢登山口は林道崩落により駐車場の利用ができません。タクシーで崩落箇所手前まで行く必要があります。崩落箇所より従来の登山口までは徒歩30分程度かかり、また従来登山口のトイレも使用不可となっています。仮説のタクシー乗降場にトイレが用意されています。上記を計画に加味する必要があります。なお復旧の目処も立っておらず、来シーズンにも影響するのではないかとの話でした。
 穂高駅前、登山者用駐車場にて車中泊。タクシーこ予約段階では込み合っているとのことでしたが、天気予報の不調のせいか当日のの予約は少なかったようです。駐車場も前夜10時では三割ほど、朝5時でも半分ほどだったでしょうか。
 下山は合戦尾根登山口よりバスにて穂高駅前に戻り、車を回収しました。 
コース状況/
危険箇所等
 タクシー仮説乗降場より登山口までは舗装路歩きになります。
 従来登山口より一ノ沢は歩きやすいですが、登山道はほぼ全域に渡って水が溢れています。靴の防水性と前日までの降水量には一考の余地があります。複数回の渡渉があり、しっかりした丸太橋がかけられていますが増水で流されることもあるようです。登山前に確認が必要になりそうです。また一部ですがルートが不明瞭な箇所があります。沢の対岸も注意するといいと思います。
 胸突八丁の登りはなかなか大変です。ことに丸太で組み上げた階段は足の置き場が狭く、重心のコントロールが思うようにできないものが複数あります。傾斜も急なため簡単に疲労がたまります。整備自体はよくされており、道幅の狭い場所はありつつも危険を感じることはありませんでした。
 常念小屋より常念岳はガレ場になります。ペンキマークははっきりしているのでそれを追ってゆくことになります。しかし浮石もあり、結構なサイズのものが動いたりもするので、安定した足場を見極めて歩くことになります。登りごたえがありますが、手を使う必要があるような傾斜はありません。
 常念岳より大天荘まではペンキマークなどがありません。要所に案内板があり大きな道間違いをすることはないかと思いますが、ガレ場で踏み跡が不明瞭なヶ所も一部にはあるので、ルートに関する注意が必要です。
 大天荘から燕山荘までは、蛙岩付近で一部ルートが不明瞭ですが、全体的にルートは明瞭です。
 合戦尾根はよく整備されています。
臨時のタクシー降車場。常念小屋までトイレはかありません。
2024年10月05日 06:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 6:40
臨時のタクシー降車場。常念小屋までトイレはかありません。
崩落箇所。タクシーのドライバーさん曰く、来年までに直るかどうか…
2024年10月05日 06:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 6:47
崩落箇所。タクシーのドライバーさん曰く、来年までに直るかどうか…
登山口ですが登山相談所はおそらく無人。トイレは使えません
2024年10月05日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:14
登山口ですが登山相談所はおそらく無人。トイレは使えません
登山道の様子。こういう歩きやすい道と石ゴロとが混在します
2024年10月05日 07:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:30
登山道の様子。こういう歩きやすい道と石ゴロとが混在します
渡渉。丸太橋はしっかりしています
2024年10月05日 07:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:32
渡渉。丸太橋はしっかりしています
登山道の様子。至るところで水ジャブジャブ。この道に関しては特別なことではなく、常にこうなるようです。深さは足首に至る箇所もあります
2024年10月05日 07:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:42
登山道の様子。至るところで水ジャブジャブ。この道に関しては特別なことではなく、常にこうなるようです。深さは足首に至る箇所もあります
登山道の様子。最初のうちはこういう歩きやすいのが多い
2024年10月05日 07:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:46
登山道の様子。最初のうちはこういう歩きやすいのが多い
渡渉。丸太橋渡渉が何か所かあります
2024年10月05日 07:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:57
渡渉。丸太橋渡渉が何か所かあります
丸太橋渡渉
2024年10月05日 07:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:59
丸太橋渡渉
古池という池のようです。私飛び込む派手な音、と芭蕉も詠みました(嘘)
2024年10月05日 07:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:59
古池という池のようです。私飛び込む派手な音、と芭蕉も詠みました(嘘)
沢床から離れます
2024年10月05日 08:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:02
沢床から離れます
沢床が近くなりました。地形の変化が楽しい
2024年10月05日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:13
沢床が近くなりました。地形の変化が楽しい
水、きれいだな
2024年10月05日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:14
水、きれいだな
一瞬ルートを見失います。写真右側でいいはず、と思いながらも踏み跡が見えないので少し不安。合っていましたが、見えないと不安を感じますね
2024年10月05日 08:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:20
一瞬ルートを見失います。写真右側でいいはず、と思いながらも踏み跡が見えないので少し不安。合っていましたが、見えないと不安を感じますね
不安を感じながら進んでみると正解でした。踏み跡がわかります。一部、ルートを自分で探す必要があります
2024年10月05日 08:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:20
不安を感じながら進んでみると正解でした。踏み跡がわかります。一部、ルートを自分で探す必要があります
ここは左岸、水の流れを主体として左側を進む。写真右奥に印が見えます。
2024年10月05日 08:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:37
ここは左岸、水の流れを主体として左側を進む。写真右奥に印が見えます。
これがその印
2024年10月05日 08:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:37
これがその印
丸太橋渡渉、まだまだあります
2024年10月05日 08:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:40
丸太橋渡渉、まだまだあります
ただ丸太橋まで行くより近くに渡れそうな場所があったので、この辺りから渡ります
2024年10月05日 08:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:41
ただ丸太橋まで行くより近くに渡れそうな場所があったので、この辺りから渡ります
足首までの深さの箇所を渡りました。この道は足首の高い防水靴がいいですね
2024年10月05日 08:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:41
足首までの深さの箇所を渡りました。この道は足首の高い防水靴がいいですね
王滝ベンチ手前の登山道の様子。ここもジャブジャブです
2024年10月05日 08:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 8:56
王滝ベンチ手前の登山道の様子。ここもジャブジャブです
登山道の崩落により迂回するか所があります。写真ピンクテープの辺りより上がりますが、なかなか急です
2024年10月05日 09:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:09
登山道の崩落により迂回するか所があります。写真ピンクテープの辺りより上がりますが、なかなか急です
迂回し終えて振り返りましたが、崩落ヶ所は確認できません
2024年10月05日 09:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:10
迂回し終えて振り返りましたが、崩落ヶ所は確認できません
河原を渡り対岸、右岸に階段があるので目指します
2024年10月05日 09:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:21
河原を渡り対岸、右岸に階段があるので目指します
その階段、ここより尾根道の雰囲気になります。地形図にも尾根の始まりが確認できるヶ所です
2024年10月05日 09:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:22
その階段、ここより尾根道の雰囲気になります。地形図にも尾根の始まりが確認できるヶ所です
その、尾根っぽい雰囲気
2024年10月05日 09:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:33
その、尾根っぽい雰囲気
この辺りより雲が取れてきました
2024年10月05日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:47
この辺りより雲が取れてきました
あれが常念乗越のはずですが…さて。紅葉が始まりつつあるのが2500mあたりでしょうか
2024年10月05日 09:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:54
あれが常念乗越のはずですが…さて。紅葉が始まりつつあるのが2500mあたりでしょうか
この辺りからペンキのマーキングがあるので従います
2024年10月05日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:56
この辺りからペンキのマーキングがあるので従います
丸太橋
2024年10月05日 10:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:01
丸太橋
振り返ると展望が。思わず「わお!」
2024年10月05日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:43
振り返ると展望が。思わず「わお!」
ここから胸突八丁が始まります。階段というより脚立を登るような具合です。この先々、脚立っぽい階段に大苦戦しました
2024年10月05日 10:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:50
ここから胸突八丁が始まります。階段というより脚立を登るような具合です。この先々、脚立っぽい階段に大苦戦しました
ペンキマークを探しながら歩きます。見落とし注意
2024年10月05日 11:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 11:06
ペンキマークを探しながら歩きます。見落とし注意
ここが最終水場。水量はたっぷり、0.5リッターナルゲンが一瞬で満たされます
2024年10月05日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 11:09
ここが最終水場。水量はたっぷり、0.5リッターナルゲンが一瞬で満たされます
水場のベンチで一休み。いやあ、いい日に来られた
2024年10月05日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 11:09
水場のベンチで一休み。いやあ、いい日に来られた
常念岳を見上げます。あれはニセ常念岳で、山頂は奥にあるんだそうな
2024年10月05日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 11:47
常念岳を見上げます。あれはニセ常念岳で、山頂は奥にあるんだそうな
雲海に恵まれています
2024年10月05日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 11:47
雲海に恵まれています
とても疲れて足が止まりがちになりながらも、ついた!穂高に王者の貫禄を感じます
2024年10月05日 12:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 12:35
とても疲れて足が止まりがちになりながらも、ついた!穂高に王者の貫禄を感じます
さあ、常念岳へ
2024年10月05日 13:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 13:42
さあ、常念岳へ
登り始めの登山道の様子
2024年10月05日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 13:54
登り始めの登山道の様子
本当に雲海に恵まれました
2024年10月05日 13:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 13:58
本当に雲海に恵まれました
登山道の様子。この辺は本格的にガレ場です
2024年10月05日 14:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:01
登山道の様子。この辺は本格的にガレ場です
槍に雲がかかり始めました
2024年10月05日 14:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:21
槍に雲がかかり始めました
よしマイテント、まだ飛ばされていないな
2024年10月05日 14:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:22
よしマイテント、まだ飛ばされていないな
下から見て山頂に見えていた、ニセ常念が近づきました
2024年10月05日 14:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:33
下から見て山頂に見えていた、ニセ常念が近づきました
山頂ではない山頂より、常念岳山頂をみる。それ急げやれ急げ
2024年10月05日 14:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:37
山頂ではない山頂より、常念岳山頂をみる。それ急げやれ急げ
見返ると燕と剣が重なって見えますね、などと話していたのですが、あれは黒部別山という山のようです
2024年10月05日 14:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:45
見返ると燕と剣が重なって見えますね、などと話していたのですが、あれは黒部別山という山のようです
門限は3時!急げ!
2024年10月05日 14:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 14:53
門限は3時!急げ!
ま、間に合った!
2024年10月05日 15:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 15:03
ま、間に合った!
雲海!
2024年10月05日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 15:04
雲海!
梓川!
2024年10月05日 15:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 15:06
梓川!
下山となると、登りでは気にならなかったザレっぽさが気にかかります
2024年10月05日 15:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 15:57
下山となると、登りでは気にならなかったザレっぽさが気にかかります
マジックアワーと雲海と
2024年10月05日 17:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 17:37
マジックアワーと雲海と
翌朝、ヘッデンの灯りの中で輝くハイマツ
2024年10月06日 04:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 4:22
翌朝、ヘッデンの灯りの中で輝くハイマツ
常念岳を目指す人たちがなす灯りの列を、横通岳より独り振り返る
2024年10月06日 04:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 4:38
常念岳を目指す人たちがなす灯りの列を、横通岳より独り振り返る
夜が明けてきた
2024年10月06日 05:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:20
夜が明けてきた
横通岳の道はそれなりにガレというかゴーロというか
2024年10月06日 05:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:27
横通岳の道はそれなりにガレというかゴーロというか
振り返れば穂高が雲の中
2024年10月06日 05:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:33
振り返れば穂高が雲の中
雲の海の向こうから太陽が顔を出しました
2024年10月06日 05:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:46
雲の海の向こうから太陽が顔を出しました
雲海に島のように浮かぶのは妙高かな?
2024年10月06日 05:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:46
雲海に島のように浮かぶのは妙高かな?
東天井へ向かう道の様子。そこで登山道が方向を変えることを失念していました。道標の向きを見て地図を確認し、あっ!そうだった!危ない危ない
2024年10月06日 05:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:51
東天井へ向かう道の様子。そこで登山道が方向を変えることを失念していました。道標の向きを見て地図を確認し、あっ!そうだった!危ない危ない
この好天によく出てきてくれました。ハイマツおいしいね!
2024年10月06日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 6:45
この好天によく出てきてくれました。ハイマツおいしいね!
槍がずっと聳えていた一方、
2024年10月06日 06:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 6:48
槍がずっと聳えていた一方、
穂高が雲を巻いています。今日は友人があの向こうにいるはずなんだよな
2024年10月06日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/6 7:14
穂高が雲を巻いています。今日は友人があの向こうにいるはずなんだよな
来た道を振り返る。常念、本当にでかい
2024年10月06日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 7:39
来た道を振り返る。常念、本当にでかい
富士山、見えるもんですね
2024年10月06日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 7:39
富士山、見えるもんですね
やっと大天井が見えてきた。思ったよりかかってしまった
2024年10月06日 07:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 7:47
やっと大天井が見えてきた。思ったよりかかってしまった
剣立山も近くなってきました。浄土山、思ったよりも存在感があります
2024年10月06日 08:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:09
剣立山も近くなってきました。浄土山、思ったよりも存在感があります
燕山荘が見えています。11時に間に合わせなきゃいけないけど、どうにかなりそう
2024年10月06日 08:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:09
燕山荘が見えています。11時に間に合わせなきゃいけないけど、どうにかなりそう
大天井を巻く道は結構なガレ場。登りは大変だろうな
2024年10月06日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:14
大天井を巻く道は結構なガレ場。登りは大変だろうな
なるほど、この稜線をゆくのか
2024年10月06日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:30
なるほど、この稜線をゆくのか
気づけば左手の景色が、裏銀座方面に移り変わっていました。北アはなんてデカいんだろう
2024年10月06日 08:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:41
気づけば左手の景色が、裏銀座方面に移り変わっていました。北アはなんてデカいんだろう
吉作レリーフがこの辺にあるはず…と思っていたら通り過ぎてしまっていました。振り返ってみっけ。なお鎖場は手足とも置き場は十分でした
2024年10月06日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:44
吉作レリーフがこの辺にあるはず…と思っていたら通り過ぎてしまっていました。振り返ってみっけ。なお鎖場は手足とも置き場は十分でした
剣の北方稜線がよく見える
2024年10月06日 08:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:47
剣の北方稜線がよく見える
左が鷲羽岳だよな。また来年かな
2024年10月06日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 8:49
左が鷲羽岳だよな。また来年かな
終バスの時間的に山頂はまた今度かな
2024年10月06日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 11:01
終バスの時間的に山頂はまた今度かな
この賑の中をなんと、雷鳥ちゃんがトコトコ走り回っていました。かわいい
2024年10月06日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 11:20
この賑の中をなんと、雷鳥ちゃんがトコトコ走り回っていました。かわいい
合戦尾根より来た道を振り返る
2024年10月06日 11:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 11:42
合戦尾根より来た道を振り返る
来た道を振り返るその2。カメラのレンズに収まりきらない距離を歩き通せた、と嬉しく思います
2024年10月06日 11:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 11:42
来た道を振り返るその2。カメラのレンズに収まりきらない距離を歩き通せた、と嬉しく思います
無事下山!
2024年10月06日 15:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 15:03
無事下山!
撮影機器:

感想

 ほとんど初めてと言って良い北アルプス山行の記録です。数年前に唐松岳に登ったことがありますが、この山域で長距離を歩くのは初めてです。不安もあり、予想通りのこともあり、現地対応したこともあり、強く記憶に残る山行になりました。

計画面
 計画自体は「いつか行ってみたいリスト」として温めていたものです。都合、天候の条件さえ合えばすぐでも行きたいと思いつつ、しかし中々条件が整わずにきた計画でした。もともと2泊3日で考えていたものでしたが中々機会に恵まれなかったため、一泊で行けないか検討してみたことをきっかけに実現した山行です。計画段階では「無理ではないかもしれないが…」というもの。その時点ではそのまま置き去りとなりましたが、その後いくつかの山行を経てある時、「いまならできる」と決意しました。
 それでも時間的にも体力的にもギリギリではないかとの自問もつきまといましたが、撤退刻限と判断場所を明確にしたことで不安を払拭しました。初日、常念岳山頂で3時が(それでもアウトに片足が入っていますが)刻限。2日目、大天井8:00、燕山荘10:00が刻限。燕に関しては燕山荘11:00になった時点で山頂は諦める。
 結果、なんとなーく守れていないようにはなりましたがともかく、予定通りの時間に下山が間に合いました。

体力面
 不安もありましたが、鳳凰山のテント泊でヤマレコ基準でのコースタイム1.0で歩けたこと、奥秩父のテント泊で10時間行動が余力をもってできたことが後押ししました。実際には、多少の余裕こそ残ったものの、やはり2泊が適当だったように思います。いくつか誤算もありました。
 一つは初日の疲れ。初日の行程は地図上、机上の計算では十分に可能と思っていたものの、実際には一ノ沢胸突八丁の丸太階段にかなりやられました。階段の幅が狭く足を十分に置けなかったものが多かったため、重心をコントロールして力を使わずに登ることができませんでした。テント泊の荷物を筋力だけで上がろうとすると簡単に疲労がきます。
 2つ目は自分の技術不足。4ヶ月前に赤岳に登ったきりまともに登山をしていなかったため、足首が上手に動かせませんでした。特に右足が悪く、足裏のトレーニングの成果が順調な左足との差が大きくでてしまいました。常念小屋手前では何度も足が止まってしまいましたが、本来の動きができていればもう少し余力を残せたように思うのが残念な点です。この点、2日目に気づいて修正できたこと、また、多少なりともサボらずにきた筋トレのおかげでどうにかできたので、ひとまずよしとします。

道具面
 稜線にテントを張るのは2回目です。今回は設営時、撤収時ともに風がありましたが、滞りなく作業ができたことはよかった点に数えておきます。設営に関しても、夜通し風が吹く中でテントに大きな乱れがなかったこと、またフライが暴れる中でも結露が飛び散らない程度に耐風性を確保した、しっかりした設営ができたことも合わせて数えておきます。
 服装面に関して適切に対処できたこともよかったように思います。気温自体は10℃あるかないか程度だったように思いますが、やはり稜線の風は冷たい。億劫がらずにウインドブレーカー、上着、ニット帽などの着脱で対処できたのはよかったことでした。反面、もう日も高くはなかろうと高をくくって日除けを怠ったため、下山後の今になって首筋の日焼けに苦しんでいることが反省点です。
 総じて稜線の気候の厳しさを再確認できましたが、これは今になっての収穫です。吹きさらしってやっぱり怖いんだなあ……

行動面
 道迷いなどについて、登山道上の各目印をしっかり確認しながら行動できたことは今後の自信となりました。以前、岩場のペンキ印をよく確認しないまま進んでしまった教訓を活かせたように思います。
 初めて気づいた点として、稜線の強い日差しのもとではスマホの画面がほとんど見えない、ということがあります。スマホ地図アプリが機能しなくなる原因にこんなことがあるとは思わず驚かされた点です。この点、天候が良好で先行きに迷うリスクが低かったこと、また地形図とコンパスでの対処が可能だったことが幸いでした。
 反面、ルートの読み込みが不十分で、東天井岳のあたりで道の方角が変わることを失念していたのは大きな反省点です。道標に助けられました。

 総じて、北アルプスの登山はやはり簡単ではない、と痛感させられた山行となりました。そのひとつひとつを事前の、或いは現場での判断でこなせたことは自信に繋がりました。同時に今回の条件の良さに対する感謝が溢れます。稜線という場所の恐ろしさと厳しさが、好条件の輪郭となって立ち現れてきたような気分です。今回の山行の一応の成功を思うにつけ、背筋が伸びるような気持ちがします。

 きつかった!むちゃくちゃ楽しかった!

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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